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第2章 手帳
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ふたりとも戸惑っています。仕方ないです。見ず知らずの女の子に、いきなり宮川町にひとりで来てくれって言われたら動揺しますよね。
「怪しいお店ではありません。ゑびす神社まででしたら、おふたりで来て下さって構いませんから」
「私は、良いわ」
女性の方が頷きました。
「祐美の事、色々聞かせて」
「はい。もちろん」
「あの子、交友関係が狭かったから、母親なのに知らない事ばかりなの。今は遠くに行ってしまって……」
「それは良かったです。あと、私以外にもうひとり来るかもしれません」
「分かったわ」
ぎこちない会話を終えて、私達は一五時にあかり堂で会う約束を交わしました。夫婦が去っていく後ろ姿は、どこか寂しそうに見えました。でも私と会うのは楽しみにしてくれているみたいです。
「怪しいお店ではありません。ゑびす神社まででしたら、おふたりで来て下さって構いませんから」
「私は、良いわ」
女性の方が頷きました。
「祐美の事、色々聞かせて」
「はい。もちろん」
「あの子、交友関係が狭かったから、母親なのに知らない事ばかりなの。今は遠くに行ってしまって……」
「それは良かったです。あと、私以外にもうひとり来るかもしれません」
「分かったわ」
ぎこちない会話を終えて、私達は一五時にあかり堂で会う約束を交わしました。夫婦が去っていく後ろ姿は、どこか寂しそうに見えました。でも私と会うのは楽しみにしてくれているみたいです。
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