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イノセンシア国立学園高等部
遭遇 -side C-
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明日は僕が初めて学校に登校する日だ。
「お兄様、聞いてる?」
ビビアナが僕の耳を引っ張った。
「いたたた、やめて、暴力反対」
この頃、妹は僕の扱いが雑だな。今に始まったことじゃないか。
「私が言ったこと、復唱して」
「ええと……女子とは話をするな」
「あとは?」
「必要最低限の会話に留め、笑顔を見せるな」
「うん。それで?」
大きな青い瞳で僕をじっと見る。
「特にピンクの髪の子には近づくな」
「正解!絶対守ってね?」
「分かった。でも、どうして……」
「お兄様は単純で押しに弱いから、変な女にひっかかるに決まっているでしょう?婚約者がいながら浮気したなんてことになったら、エレナが悲しむもの」
それはその通りだけど、エレナが悲しむかな?悲しいっていうよりは、虚仮にされて怒りそうな気がするな。
「その、ピンクの髪の子って誰なんだい?」
「知らなくていいの。お兄様は」
何だか軽くのけ者にされた気がする。いい気分じゃないな。
「ビビアナ、本当のことを言って。その子と何かあったの?仲違いでもしているの?」
「していないわ。会ったこともないもの」
「だったら、どうして……」
キッ、と少しつり目の妹は僕を睨んだ。
「お兄様がヒロ……コホン。その子を好きになるからよ!」
何だって?
エレナが言っていた話と同じじゃないか。いや、ここでエレナの話をしたら、約束を破ることになる。相手がビビアナでも打ち明けられない。
「僕はエレナが好きだから、浮気なんてしないよ」
「どうかしら?シナリオの強制力……運命の力は大きいのよ?流されやすい意志の弱いお兄様には、運命に逆らう気概がないでしょ?」
気概と言われても……。
「ピンクの髪を見たらすぐに逃げるの。待ち伏せされたら回り道してね!」
ビビアナの忠告はその後一時間続いた。
◆◆◆
編入当日、僕は早速窮地に立たされていた。
「馴れ馴れしく触らないでもらえるかな?」
セレドニオ王太子殿下は、優しく、かつ強硬な態度を崩さず、威厳を持って言った。自分の腕に絡みつく一年生を青い瞳が見下ろしている。
「ごめんなさい……私、ついふらついてしまって」
殿下の腕にしっかり抱きつく一年生――ピンク色の髪が眩しい見知らぬ令嬢――は、どう見てもふらついたようには見えなかった。物陰からダッシュで殿下の傍まできたようだけど。
「ああ、クラウディオ、いいところに」
うわあ。
僕を見ないでください。お願いだから!
編入にあたっての一番の懸念は、この殿下との関係構築だというのに。
その上、ビビアナにあれだけ釘を刺されたにも関わらず、例の『ピンクの髪の子』と会ってしまった。もうダメだ。僕はなんて運が悪いんだ……。
「殿下……ええと……」
うまい言葉が出て来ない。フィリベールが知ったら、幼児からやり直して来いと言われそうだ。
「クラウディオですって?私ってラッキー!」
ピンクの髪の令嬢は、瞳をきらきらさせて僕と殿下を交互に見つめた。何だろう、圧力がすごくて……気圧されそうだ。
「私は彼と話があるから、失礼するよ」
氷のような微笑を浮かべ、殿下は令嬢を振り払った。
「殿下!私、メラニアと申します!またお会いしましょう!」
「……」
にっこり笑う令嬢を完全に無視して、殿下は靴音を響かせて僕の傍まで来ると、二の腕を掴んで強引に歩き出した。痛い、痛いよ。
「あ、あのっ」
「黙って。……私について来て」
◆◆◆
殿下が僕を引きずって来たのは、重厚な造りのドアが印象的な生徒会室だった。調度品も全て王家御用達の店で揃えた逸品ばかりで、そこだけが王宮と言ってもいい。
「……はあ」
掴んでいた腕を放し、殿下は椅子にどっかりと腰を下ろした。
「たまったものではないね」
「あの令嬢とお知り合いですか」
「まさか。今朝から纏わりつかれて迷惑しているんだよ。友達を作りたいと言う割には、同級生には目もくれず、私の教室に来ているのだからね」
「下級生なのですね」
編入したての僕は、まだクラスメイトの顔を覚えていない。同じクラスにはピンクの髪の子はいなかったから、隣のクラスかと思っていた。
「一年生、今日入学したばかりの伯爵令嬢だそうだ。正しくは伯爵の孫娘だね。母親が伯爵令嬢、父親は駆け落ちした使用人で、数か月前に祖父が引き取ったと聞いたよ」
「はあ……」
道理で、殿下に対する態度が無礼だと思った。少し前まで庶民だったのなら仕方がない。
「ビビアナが言っていた通りだった。ピンクの髪の令嬢は危険だと、再三私に言っていたんだ。まるで予言のように」
腕で目元を隠し、殿下はぐったりしている。寛いだ姿を見せているということは、僕を信頼しているのだろうか。
「僕も言われました」
「君もか。彼女とビビアナは何かあったのかな。喧嘩でもしたの?」
「いえ。そうではないみたいです。僕がその令嬢を好きになるとエレナが可哀想だからと」
「……それで、君はあの令嬢をどう思ったんだい?」
殿下に問いかけられて、言葉を頭の中で反芻する。
あの子をどう思ったかって?そんなの、決まっているじゃないか。
「いい印象は持ちませんでした。殿下に失礼な態度を取っていましたから」
「彼女は君にも興味があるようだったね。玉の輿を狙っているのかもしれない。生まれや育ちで人を判断したくはないが、貧しい生活をしていたのなら、金や権力に目がくらむこともあるだろう。お互い気をつけないといけないね」
「そうですね……」
僕がしみじみ感想を述べようと口を開いた時、生徒会室のドアが荒々しく開かれた。
「聞いてくださいよ、殿下!」
髪を振り乱して入って来たのは、殿下の腹心・ルカだった。
「俺、見ず知らずの一年生に喧嘩を売られたんですよ?……あれ、クラウディオ?」
「お邪魔してます」
「ま、いいや。その一年、何て言ったと思います?」
「君が怒るなんて珍しいね。余程失礼なことを言ったんだろう?」
「『私が必ずあなたをビビアナの悪の支配から助け出して見せますわ!』って、廊下の向こう端から叫んだんですよ?何ですかね?悪って?ビビアナが悪って、どこをどう見たらそんなことが言えるんです?あんなに純粋でめちゃくちゃ可愛いのに!」
ルカは一気にまくし立てて、はっと気づいて口を手で押さえた。顔が真っ赤になっている。
「……っ、と、とにかく。あの女には用心しないといけないと思います。名前……なんか叫んでたけど忘れたな……」
「……メラニア?」
「そうそう!それです!失礼な奴ですよ、ったく!」
殿下は椅子の背凭れから身体を離し、脚を開いて前のめりに座り直した。
「どうも、あの令嬢は危険だね。ビビアナに対して敵意をむき出しにしているようだ。常識を超えた行動をするようだし、何をしてきてもおかしくない。私は婚約者として、ビビアナを守りたい。協力してくれるね、ルカ、……クラウディオ」
「はい!勿論です」
「は、はい……」
僕も巻き込まれるとは思っていなかった。兄だから、妹を守るのは当然だよね。
いつもは守られてばかりだけどさ。
「同じクラスだから、授業中はルカがビビアナについていてくれ。休み時間は私も極力行動を共にしよう。公爵邸にいる時は、クラウディオが守り役だよ。いいね?」
僕達は無言で頷いた。
◆◆◆
放課後、家に帰るためにビビアナをクラスへ迎えに行く途中、廊下の角で不自然な動きをしている女子生徒を見かけた。入学したての一年生も多く、校舎で迷子になっているのかもしれない。僕も把握しきれていないけれど、教室がどこかはだいたい分かる。教えてあげようかと思って足を止めた。
……いけない。
女子生徒に親切にするなと、ビビアナに言われたばかりだった。
令嬢達はどこでどう繋がっているか分かったものではないから、変なところで親切心を出したのが災いして、例のピンク髪のメラニアと繋がりができてしまいかねない。
でも、廊下の隅で向こうを窺っている女子生徒は、真新しい制服を着ているし、背格好からしても多分一年生だろう。メラニアは数か月前に伯爵家に引き取られたから、同い年の令嬢達と触れ合う機会はそうそうなかったはずだ。
よし……。
「あの、そこの君、迷子?」
令嬢はビクンと肩を震わせ、ゆっくりとこちらを振り返った。
小柄な彼女が俯いていると、顔は全く見えない。茶色の長い前髪に隠れ、眼鏡の縁が微かに見える。
「一年生の教室は……」
「へ、平気です!」
声が裏返った。……あれ?
聞き覚えのある声だな、と僕が思う間もなく、彼女は僕の制服の襟元を掴んで引き寄せた。
「!?」
「シッ……静かにして」
眼鏡のレンズ越しに、緑と金色の瞳がこちらを見つめていた。
「お兄様、聞いてる?」
ビビアナが僕の耳を引っ張った。
「いたたた、やめて、暴力反対」
この頃、妹は僕の扱いが雑だな。今に始まったことじゃないか。
「私が言ったこと、復唱して」
「ええと……女子とは話をするな」
「あとは?」
「必要最低限の会話に留め、笑顔を見せるな」
「うん。それで?」
大きな青い瞳で僕をじっと見る。
「特にピンクの髪の子には近づくな」
「正解!絶対守ってね?」
「分かった。でも、どうして……」
「お兄様は単純で押しに弱いから、変な女にひっかかるに決まっているでしょう?婚約者がいながら浮気したなんてことになったら、エレナが悲しむもの」
それはその通りだけど、エレナが悲しむかな?悲しいっていうよりは、虚仮にされて怒りそうな気がするな。
「その、ピンクの髪の子って誰なんだい?」
「知らなくていいの。お兄様は」
何だか軽くのけ者にされた気がする。いい気分じゃないな。
「ビビアナ、本当のことを言って。その子と何かあったの?仲違いでもしているの?」
「していないわ。会ったこともないもの」
「だったら、どうして……」
キッ、と少しつり目の妹は僕を睨んだ。
「お兄様がヒロ……コホン。その子を好きになるからよ!」
何だって?
エレナが言っていた話と同じじゃないか。いや、ここでエレナの話をしたら、約束を破ることになる。相手がビビアナでも打ち明けられない。
「僕はエレナが好きだから、浮気なんてしないよ」
「どうかしら?シナリオの強制力……運命の力は大きいのよ?流されやすい意志の弱いお兄様には、運命に逆らう気概がないでしょ?」
気概と言われても……。
「ピンクの髪を見たらすぐに逃げるの。待ち伏せされたら回り道してね!」
ビビアナの忠告はその後一時間続いた。
◆◆◆
編入当日、僕は早速窮地に立たされていた。
「馴れ馴れしく触らないでもらえるかな?」
セレドニオ王太子殿下は、優しく、かつ強硬な態度を崩さず、威厳を持って言った。自分の腕に絡みつく一年生を青い瞳が見下ろしている。
「ごめんなさい……私、ついふらついてしまって」
殿下の腕にしっかり抱きつく一年生――ピンク色の髪が眩しい見知らぬ令嬢――は、どう見てもふらついたようには見えなかった。物陰からダッシュで殿下の傍まできたようだけど。
「ああ、クラウディオ、いいところに」
うわあ。
僕を見ないでください。お願いだから!
編入にあたっての一番の懸念は、この殿下との関係構築だというのに。
その上、ビビアナにあれだけ釘を刺されたにも関わらず、例の『ピンクの髪の子』と会ってしまった。もうダメだ。僕はなんて運が悪いんだ……。
「殿下……ええと……」
うまい言葉が出て来ない。フィリベールが知ったら、幼児からやり直して来いと言われそうだ。
「クラウディオですって?私ってラッキー!」
ピンクの髪の令嬢は、瞳をきらきらさせて僕と殿下を交互に見つめた。何だろう、圧力がすごくて……気圧されそうだ。
「私は彼と話があるから、失礼するよ」
氷のような微笑を浮かべ、殿下は令嬢を振り払った。
「殿下!私、メラニアと申します!またお会いしましょう!」
「……」
にっこり笑う令嬢を完全に無視して、殿下は靴音を響かせて僕の傍まで来ると、二の腕を掴んで強引に歩き出した。痛い、痛いよ。
「あ、あのっ」
「黙って。……私について来て」
◆◆◆
殿下が僕を引きずって来たのは、重厚な造りのドアが印象的な生徒会室だった。調度品も全て王家御用達の店で揃えた逸品ばかりで、そこだけが王宮と言ってもいい。
「……はあ」
掴んでいた腕を放し、殿下は椅子にどっかりと腰を下ろした。
「たまったものではないね」
「あの令嬢とお知り合いですか」
「まさか。今朝から纏わりつかれて迷惑しているんだよ。友達を作りたいと言う割には、同級生には目もくれず、私の教室に来ているのだからね」
「下級生なのですね」
編入したての僕は、まだクラスメイトの顔を覚えていない。同じクラスにはピンクの髪の子はいなかったから、隣のクラスかと思っていた。
「一年生、今日入学したばかりの伯爵令嬢だそうだ。正しくは伯爵の孫娘だね。母親が伯爵令嬢、父親は駆け落ちした使用人で、数か月前に祖父が引き取ったと聞いたよ」
「はあ……」
道理で、殿下に対する態度が無礼だと思った。少し前まで庶民だったのなら仕方がない。
「ビビアナが言っていた通りだった。ピンクの髪の令嬢は危険だと、再三私に言っていたんだ。まるで予言のように」
腕で目元を隠し、殿下はぐったりしている。寛いだ姿を見せているということは、僕を信頼しているのだろうか。
「僕も言われました」
「君もか。彼女とビビアナは何かあったのかな。喧嘩でもしたの?」
「いえ。そうではないみたいです。僕がその令嬢を好きになるとエレナが可哀想だからと」
「……それで、君はあの令嬢をどう思ったんだい?」
殿下に問いかけられて、言葉を頭の中で反芻する。
あの子をどう思ったかって?そんなの、決まっているじゃないか。
「いい印象は持ちませんでした。殿下に失礼な態度を取っていましたから」
「彼女は君にも興味があるようだったね。玉の輿を狙っているのかもしれない。生まれや育ちで人を判断したくはないが、貧しい生活をしていたのなら、金や権力に目がくらむこともあるだろう。お互い気をつけないといけないね」
「そうですね……」
僕がしみじみ感想を述べようと口を開いた時、生徒会室のドアが荒々しく開かれた。
「聞いてくださいよ、殿下!」
髪を振り乱して入って来たのは、殿下の腹心・ルカだった。
「俺、見ず知らずの一年生に喧嘩を売られたんですよ?……あれ、クラウディオ?」
「お邪魔してます」
「ま、いいや。その一年、何て言ったと思います?」
「君が怒るなんて珍しいね。余程失礼なことを言ったんだろう?」
「『私が必ずあなたをビビアナの悪の支配から助け出して見せますわ!』って、廊下の向こう端から叫んだんですよ?何ですかね?悪って?ビビアナが悪って、どこをどう見たらそんなことが言えるんです?あんなに純粋でめちゃくちゃ可愛いのに!」
ルカは一気にまくし立てて、はっと気づいて口を手で押さえた。顔が真っ赤になっている。
「……っ、と、とにかく。あの女には用心しないといけないと思います。名前……なんか叫んでたけど忘れたな……」
「……メラニア?」
「そうそう!それです!失礼な奴ですよ、ったく!」
殿下は椅子の背凭れから身体を離し、脚を開いて前のめりに座り直した。
「どうも、あの令嬢は危険だね。ビビアナに対して敵意をむき出しにしているようだ。常識を超えた行動をするようだし、何をしてきてもおかしくない。私は婚約者として、ビビアナを守りたい。協力してくれるね、ルカ、……クラウディオ」
「はい!勿論です」
「は、はい……」
僕も巻き込まれるとは思っていなかった。兄だから、妹を守るのは当然だよね。
いつもは守られてばかりだけどさ。
「同じクラスだから、授業中はルカがビビアナについていてくれ。休み時間は私も極力行動を共にしよう。公爵邸にいる時は、クラウディオが守り役だよ。いいね?」
僕達は無言で頷いた。
◆◆◆
放課後、家に帰るためにビビアナをクラスへ迎えに行く途中、廊下の角で不自然な動きをしている女子生徒を見かけた。入学したての一年生も多く、校舎で迷子になっているのかもしれない。僕も把握しきれていないけれど、教室がどこかはだいたい分かる。教えてあげようかと思って足を止めた。
……いけない。
女子生徒に親切にするなと、ビビアナに言われたばかりだった。
令嬢達はどこでどう繋がっているか分かったものではないから、変なところで親切心を出したのが災いして、例のピンク髪のメラニアと繋がりができてしまいかねない。
でも、廊下の隅で向こうを窺っている女子生徒は、真新しい制服を着ているし、背格好からしても多分一年生だろう。メラニアは数か月前に伯爵家に引き取られたから、同い年の令嬢達と触れ合う機会はそうそうなかったはずだ。
よし……。
「あの、そこの君、迷子?」
令嬢はビクンと肩を震わせ、ゆっくりとこちらを振り返った。
小柄な彼女が俯いていると、顔は全く見えない。茶色の長い前髪に隠れ、眼鏡の縁が微かに見える。
「一年生の教室は……」
「へ、平気です!」
声が裏返った。……あれ?
聞き覚えのある声だな、と僕が思う間もなく、彼女は僕の制服の襟元を掴んで引き寄せた。
「!?」
「シッ……静かにして」
眼鏡のレンズ越しに、緑と金色の瞳がこちらを見つめていた。
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