3 / 4
父
しおりを挟む
父は、優しい人だと思う。
母が、晩ご飯の支度をするのを忘れても
仕方ないな、食べに行こうか。
と言うだけ、休みの日なんかは、家事の手伝いをしたり母のショッピングに付き合ったり、文句も言わずによく付き合っていられるな。と呆れるほどだ。
僕は、父がどんな仕事をしているかは、
あまり知らない。興味がないといえば確かにそうだが、父もあまり自分のことを話さない。
父は結構頭のいい大学を卒業しているが
自慢話などは、今までただの一度も聞いたことがない。そう言うことには、興味がないのかまたは、ただ疎いだけなのか。
不思議な人だと思う。
父は、よく構ってくれる。
キャッチボールをしたり、サッカーをしたり、何かのスポーツ観戦に連れて行ってくれたりする。だけど、父自身スポーツに興味がある訳ではなく、ただ単に僕のためなのだ。運動神経が悪い訳ではないむしろ、足は速いし、サッカーのドリブルだって驚くほど速い、友達も驚くほどだった。やっぱり、不思議な人だ。
今改めて考えてみると、英語も話せる、
運動神経も抜群、性格も最高。
なんで、母と結婚したのかがすごく不思議だと思う。
一度聞いた事があった。
どうして母さんと結婚したのか
と。すると父は言っていた。
一目惚れだったよ。
と。どこに惚れたんだ?
ちょっと抜けてて、天然なところがあったり、間抜けだなと思うこともある。
スタイルが特別いい訳でもなければ、
多分顔も一般人並みだ。
全く不思議だよ。
母が、晩ご飯の支度をするのを忘れても
仕方ないな、食べに行こうか。
と言うだけ、休みの日なんかは、家事の手伝いをしたり母のショッピングに付き合ったり、文句も言わずによく付き合っていられるな。と呆れるほどだ。
僕は、父がどんな仕事をしているかは、
あまり知らない。興味がないといえば確かにそうだが、父もあまり自分のことを話さない。
父は結構頭のいい大学を卒業しているが
自慢話などは、今までただの一度も聞いたことがない。そう言うことには、興味がないのかまたは、ただ疎いだけなのか。
不思議な人だと思う。
父は、よく構ってくれる。
キャッチボールをしたり、サッカーをしたり、何かのスポーツ観戦に連れて行ってくれたりする。だけど、父自身スポーツに興味がある訳ではなく、ただ単に僕のためなのだ。運動神経が悪い訳ではないむしろ、足は速いし、サッカーのドリブルだって驚くほど速い、友達も驚くほどだった。やっぱり、不思議な人だ。
今改めて考えてみると、英語も話せる、
運動神経も抜群、性格も最高。
なんで、母と結婚したのかがすごく不思議だと思う。
一度聞いた事があった。
どうして母さんと結婚したのか
と。すると父は言っていた。
一目惚れだったよ。
と。どこに惚れたんだ?
ちょっと抜けてて、天然なところがあったり、間抜けだなと思うこともある。
スタイルが特別いい訳でもなければ、
多分顔も一般人並みだ。
全く不思議だよ。
0
あなたにおすすめの小説
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
笑わない妻を娶りました
mios
恋愛
伯爵家嫡男であるスタン・タイロンは、伯爵家を継ぐ際に妻を娶ることにした。
同じ伯爵位で、友人であるオリバー・クレンズの従姉妹で笑わないことから氷の女神とも呼ばれているミスティア・ドゥーラ嬢。
彼女は美しく、スタンは一目惚れをし、トントン拍子に婚約・結婚することになったのだが。
なにを言っている。『恥ずかしい』のだろう?
月白ヤトヒコ
恋愛
近頃、娘を見る義息の目がやけに反抗的だとは思っていた。
思春期の男子で、血の繋がらない姉に対する反発や反抗かとも考えていたが……複数の子息達と一緒にとある令嬢に侍っている、との報告を受けた。
その侍っている令息達、の中には娘の婚約者もいるようで――――頭が痛い。
義息と話し合いをせねばと思っていた矢先のことだった。
娘から相談を受けた。例の令嬢に侍る婚約者達に公衆の面前で罵られた、と。よくよく話を聞くと、もう駄目だと思った。
全く、あの婚約者(馬鹿)は一体なにを考えているのだ?
娘と彼との婚約は、彼が傍系王族であるが故に結ばれた……王命で成った婚約。そうでなければ、誰が一人娘を他家へ嫁がせたいと思うものか。
無論、一人娘なのでと断った。すると、傍系とは言え、王族の血を絶やさぬため、我が国の貴族なれば協力せよ、と。半ば強引に、娘を嫁に出すことを約束させられた。
娘の婚約者の家は傍系王族のクセに、ここ数十年段々と斜陽気味のようで……それなりに蓄えのある我が家が、彼の家を立て直せ、と暗に命令されたというワケだ。
なので、娘と彼との婚約は、我が家としては全く歓迎していないのだが――――
どうやら彼の方は、そのことを全く理解していないようだな。
破談にするのに、好都合ではあるが。
そしてわたしは、養子として引き取った義息を呼び出すことにした。
設定はふわっと。
【だって、『恥ずかしい』のでしょう?】の続きっぽい話。一応、あっちを読んでなくても大丈夫なはず。
わたしのことがお嫌いなら、離縁してください~冷遇された妻は、過小評価されている~
絹乃
恋愛
伯爵夫人のフロレンシアは、夫からもメイドからも使用人以下の扱いを受けていた。どんなに離婚してほしいと夫に訴えても、認めてもらえない。夫は自分の愛人を屋敷に迎え、生まれてくる子供の世話すらもフロレンシアに押しつけようと画策する。地味で目立たないフロレンシアに、どんな価値があるか夫もメイドも知らずに。彼女を正しく理解しているのは騎士団の副団長エミリオと、王女のモニカだけだった。※番外編が別にあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる