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読み進めていくうちに

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サシャ以外に男で聖女の力が顕現しなかった事。自分が男だと分かれば自分以外にも被害が及ぶことが分かった。自分が今いる教会は、聖女の力を存分に発揮させる為の機関であり、男でありながら聖女の力を持つ自分を守る機関である事が分かった。身の回りの世話をしてくれる人が聖女にはついている。

歴代の聖女の中で全ての力が突出している者を、大聖女と呼ぶんだそうで、サシャが大聖女であると分かった。日記を読んでいると控えめにノックが三回鳴り、従者が来たのが分かった。ガチャリと扉が開いた。
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