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1章 異世界トラバース
1章ー23 幼女は依頼を達成する
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僕たちが馬車の後方で盗賊を拘束し終わった時、反対側でもちょうど決着がついていた。
そちらに走り出そうとするエレナ。
「エレナ、ダメ。って、聞こえてないか。ポチ!!」
興味を持ったものに集中しすぎて周りが見えない、子どもならよくあることだけど・・・。エレナを止めるべく僕はポチへ声をかけた。
「いややぁー」
ポチがエレナの服を咥えて足止めをする。僕も慌ててエレナの元へ駆ける。
「ダメだよ、エレナ。エレナこっちにいて。向こうは危ないから」
「あぶな~い?」
おっ、どうやら興味がいったん別に移ったようだ。このまま、
「そう、向こうは危ないからエレナはここでポチといて。向こうから人がこないかしっかりと見てて」
「まかしぇて!」
右手に拳を作りそれを天に掲げ、そう大きな声で言う。どうやら、これはエレナの”まかせて”、のポーズらしい。そしてどうやらうまく別の方向へ興味を向けれたようだ。
「うん、まかせた。ポチもね」
もちろんポチに頼んだのはエレナの護衛だ。
「みなさん、大丈夫ですか?」
僕は盗賊との戦闘を終えた赤い羽のリーダに声をかける。
「ええ、軽い傷は負ってますが問題ありません。それで、そちらは?」
「こちらも全員無事です。軽い傷を負ってますが」
「薬とかはありますか? よろしければ――」
「盗賊相手には必要ないでしょう?」
「えっ?」
「すみません、言葉が足らずに。襲ってきた盗賊は全員生きたまま捉えていますよ」
「そ、そうだったんですね」
馬車の後方にとらわれた盗賊たちを見たリーダーの顔色があまりよくない。まぁ、どう見ても彼らの戦っていた盗賊よりも豪華な武装をしたやつがそこにいるのだ。僕の力も自ずと推測できてしまうので、彼らの今日までの態度を考えると無理もないか。
そう、僕はBランクと言ってあるのに、彼等は僕をなめてたいたか、信じてないような雰囲気を感じていたのだ。
「えっと、どうします? 王都まで連れ行けば犯罪奴隷として売れますけど」
「そうなんですね、そうしたらそうします。あと1日くらい食べず飲まずでも死なないでしょう。情報感謝します」
「い、い、いえ。とんでもありません」
今までになかった表情がリーダから読み取れる。目立ちすぎるのも、なめられるすぎるのもどちらもよくないのでバランスをとっておく。
「僕は戦闘は得意なのですが、それ以外ができませんからね。冒険者ランクBとはいえ経験は皆さんのがあると思いますので、素直に助かります」
この言葉で彼の表情がもとへと戻る。
こうして、また僕たちは王都へと馬車を進めなおす。その後ろにはすたすたと歩くポチ。その後ろにはバインドされた盗賊たちがドナドナされている・・・・・・。
さて、残り1日頑張っていきましょうか。
その後の王都への道中は特に何事もなく平和に過ぎていった。そして王都に入る時には身分のチェックがあったが護衛依頼中だったのでついでにやってくれたみたいだ。僕はギルドカードをただ渡すだけで王都へ入ることができてしまった。この時さらについでに盗賊たちの身柄も兵士に渡し、代わりにお金をいくらか手に入れることができた。どうやら、犯罪奴隷として王都が買い取るという仕組みらしい。
自分たちだけで来ていたらもっとめんどくさかったのかな?
そして門をくぐると護衛の仕事は終りだ。証明書をもって王都補ギルドへと向かう。むろん、何度も来たことのあるメンバーの方々にお勧めの宿屋、食事処を聞いておいた。
「エレナ、さっそくギルドへ行こうか。依頼達成だ!」
「たしぇーい」
因みにだが、あの盗賊騒ぎのあと赤い羽のメンバーとは打ち解けてお互い頑張ろうということになった。彼らも王都の迷宮に用事があると言っていたのでもしかしたらまた会うかもしれない。
「すみません、依頼の達成の報告をしたいんですけど」
「はい、こちらへどうぞ」
ギルドに着いた僕達を迎えてくれた受付のお姉さんはできるOL風だった。ファースのギルドのレーラさんは明るくてかわいらしかったが、こちらはクールビューティーといった感じだ。
「受付を務めますノーラです。以後よろしくお願いいたします。さっそくですが、達成の報告というこでしたね。証明書かなにかお持ちでしょうか?」
僕は事前に受け取った証明書をノーラさんに渡す。ついでに報酬はギルドカードに入れておいて欲しいとあらかじめ伝えておく。
「はい、確かに。それでは既定の報酬をギルドカードの方へ入金しておきます。本日は以上ですか?」
僕はそっとエレナに視線を向ける。
「エレナもぉ、なの」
手をピーンと伸ばして、カウンターの下からお姉さんを見上げながらアピールする。
「お嬢さんも? ですか?」
「これ~」
エレナは僕と同じようにギルドカードを取り出して渡す。もちろん、背が足りないので、僕が両脇を抱えてカウンターの上まで顔を出せるようにしている。
さらに僕に抱きかかえられたままの不安定な状態でエレナはお気に入りのポシェットから預かった荷物を出す。
「これも~」
「はい、えっと。荷物の運搬のお仕事ですね。それにしても指名依頼なんてこれまた、なんといっていいか」
「あまり突っ込まないでくれると助かります」
受付のお姉さんの乾いた笑いに思わず苦笑いで応える、僕。
「はい。それではエレナさんには銀貨3枚が支払われます」
「たっしぇーい。まりゅいのたくさん! おにきゅー」
依頼を達成できたこととお肉を変えるお金が手に入ってうれしいのだろう。
「失くさないようにちゃんとポシェットにしまっておくんだよ!」
「は~い」
「それでは、本日はありがとうございました」
「あいがとぉ~」
律儀にお礼を言い返すエレナ。よし、いい子に育ってるぞ!!
なんて思っていい気持ちに浸っていたのになぁ・・・・・・。
**ポチの独り言**
今回は多数の人間を率いて歩いた。
なぜかしっくりときた。
自分が魔王種だから?
今度、自分の眷属達をたくさん呼んでみようか?
そしたらわかるかもしれない。
・・・。
いや、
それはダメだ。
ただでさえ美味しいものはお嬢の口へと行ってしまうのに。
これよりも数が増えては私がもらえる確率が・・・・・・。
眷属達よ、しばらくはゆっくりとしておってくれ。
そちらに走り出そうとするエレナ。
「エレナ、ダメ。って、聞こえてないか。ポチ!!」
興味を持ったものに集中しすぎて周りが見えない、子どもならよくあることだけど・・・。エレナを止めるべく僕はポチへ声をかけた。
「いややぁー」
ポチがエレナの服を咥えて足止めをする。僕も慌ててエレナの元へ駆ける。
「ダメだよ、エレナ。エレナこっちにいて。向こうは危ないから」
「あぶな~い?」
おっ、どうやら興味がいったん別に移ったようだ。このまま、
「そう、向こうは危ないからエレナはここでポチといて。向こうから人がこないかしっかりと見てて」
「まかしぇて!」
右手に拳を作りそれを天に掲げ、そう大きな声で言う。どうやら、これはエレナの”まかせて”、のポーズらしい。そしてどうやらうまく別の方向へ興味を向けれたようだ。
「うん、まかせた。ポチもね」
もちろんポチに頼んだのはエレナの護衛だ。
「みなさん、大丈夫ですか?」
僕は盗賊との戦闘を終えた赤い羽のリーダに声をかける。
「ええ、軽い傷は負ってますが問題ありません。それで、そちらは?」
「こちらも全員無事です。軽い傷を負ってますが」
「薬とかはありますか? よろしければ――」
「盗賊相手には必要ないでしょう?」
「えっ?」
「すみません、言葉が足らずに。襲ってきた盗賊は全員生きたまま捉えていますよ」
「そ、そうだったんですね」
馬車の後方にとらわれた盗賊たちを見たリーダーの顔色があまりよくない。まぁ、どう見ても彼らの戦っていた盗賊よりも豪華な武装をしたやつがそこにいるのだ。僕の力も自ずと推測できてしまうので、彼らの今日までの態度を考えると無理もないか。
そう、僕はBランクと言ってあるのに、彼等は僕をなめてたいたか、信じてないような雰囲気を感じていたのだ。
「えっと、どうします? 王都まで連れ行けば犯罪奴隷として売れますけど」
「そうなんですね、そうしたらそうします。あと1日くらい食べず飲まずでも死なないでしょう。情報感謝します」
「い、い、いえ。とんでもありません」
今までになかった表情がリーダから読み取れる。目立ちすぎるのも、なめられるすぎるのもどちらもよくないのでバランスをとっておく。
「僕は戦闘は得意なのですが、それ以外ができませんからね。冒険者ランクBとはいえ経験は皆さんのがあると思いますので、素直に助かります」
この言葉で彼の表情がもとへと戻る。
こうして、また僕たちは王都へと馬車を進めなおす。その後ろにはすたすたと歩くポチ。その後ろにはバインドされた盗賊たちがドナドナされている・・・・・・。
さて、残り1日頑張っていきましょうか。
その後の王都への道中は特に何事もなく平和に過ぎていった。そして王都に入る時には身分のチェックがあったが護衛依頼中だったのでついでにやってくれたみたいだ。僕はギルドカードをただ渡すだけで王都へ入ることができてしまった。この時さらについでに盗賊たちの身柄も兵士に渡し、代わりにお金をいくらか手に入れることができた。どうやら、犯罪奴隷として王都が買い取るという仕組みらしい。
自分たちだけで来ていたらもっとめんどくさかったのかな?
そして門をくぐると護衛の仕事は終りだ。証明書をもって王都補ギルドへと向かう。むろん、何度も来たことのあるメンバーの方々にお勧めの宿屋、食事処を聞いておいた。
「エレナ、さっそくギルドへ行こうか。依頼達成だ!」
「たしぇーい」
因みにだが、あの盗賊騒ぎのあと赤い羽のメンバーとは打ち解けてお互い頑張ろうということになった。彼らも王都の迷宮に用事があると言っていたのでもしかしたらまた会うかもしれない。
「すみません、依頼の達成の報告をしたいんですけど」
「はい、こちらへどうぞ」
ギルドに着いた僕達を迎えてくれた受付のお姉さんはできるOL風だった。ファースのギルドのレーラさんは明るくてかわいらしかったが、こちらはクールビューティーといった感じだ。
「受付を務めますノーラです。以後よろしくお願いいたします。さっそくですが、達成の報告というこでしたね。証明書かなにかお持ちでしょうか?」
僕は事前に受け取った証明書をノーラさんに渡す。ついでに報酬はギルドカードに入れておいて欲しいとあらかじめ伝えておく。
「はい、確かに。それでは既定の報酬をギルドカードの方へ入金しておきます。本日は以上ですか?」
僕はそっとエレナに視線を向ける。
「エレナもぉ、なの」
手をピーンと伸ばして、カウンターの下からお姉さんを見上げながらアピールする。
「お嬢さんも? ですか?」
「これ~」
エレナは僕と同じようにギルドカードを取り出して渡す。もちろん、背が足りないので、僕が両脇を抱えてカウンターの上まで顔を出せるようにしている。
さらに僕に抱きかかえられたままの不安定な状態でエレナはお気に入りのポシェットから預かった荷物を出す。
「これも~」
「はい、えっと。荷物の運搬のお仕事ですね。それにしても指名依頼なんてこれまた、なんといっていいか」
「あまり突っ込まないでくれると助かります」
受付のお姉さんの乾いた笑いに思わず苦笑いで応える、僕。
「はい。それではエレナさんには銀貨3枚が支払われます」
「たっしぇーい。まりゅいのたくさん! おにきゅー」
依頼を達成できたこととお肉を変えるお金が手に入ってうれしいのだろう。
「失くさないようにちゃんとポシェットにしまっておくんだよ!」
「は~い」
「それでは、本日はありがとうございました」
「あいがとぉ~」
律儀にお礼を言い返すエレナ。よし、いい子に育ってるぞ!!
なんて思っていい気持ちに浸っていたのになぁ・・・・・・。
**ポチの独り言**
今回は多数の人間を率いて歩いた。
なぜかしっくりときた。
自分が魔王種だから?
今度、自分の眷属達をたくさん呼んでみようか?
そしたらわかるかもしれない。
・・・。
いや、
それはダメだ。
ただでさえ美味しいものはお嬢の口へと行ってしまうのに。
これよりも数が増えては私がもらえる確率が・・・・・・。
眷属達よ、しばらくはゆっくりとしておってくれ。
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