闇の獣人 女神の加護で強く生き抜きます(18禁)

feriameres

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第30話 闇の獣人、恋人2人にマジックアイテムをプレゼントしてダンジョンに潜る

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 俺はレヴィンとヴェルゼの物欲しそうな視線を受けて、闇の中に意識を集中して、良さそうなものがないか確認してみているが、良さそうなものが沢山ありすぎるので、どれを選んだらいいのか迷っている。

 まず消耗品は駄目だ。使い切りの使い捨てだから、いざという時に使えないとレヴィン達が最悪の場合、死ぬ。

 何しろこの世界ではモンスターが人里離れた所に平然と生息している物騒な世界だ。奴隷も存在し、権力者は暗殺者を雇い、どんなに金と権力があっても平穏無事に一生を過ごせる保証なんてどこにもないのだから。

 そんな時に一番恐ろしいのが病気や怪我だな。生活魔法のマジックアイテムもあるが、いずれも値段は高い。それにヴェルゼもレヴィンも高位の貴族だから、生半可なマジックアイテムなんてすでに持っているか、知っているだろう。

 それじゃプレゼントの意味がないよな。そうなると希少価値のあるアイテムになる。

 やっぱり毒・麻痺・石化・狂乱といった状態異常を防ぐアイテムだな。それも装備品が望ましい。護符とかもいいんだろうけど、取り上げられたり、盗まれたりしたらおしまいだからな。

 そういう意味では常に身に着けていられる装備品だと盗難による紛失の可能性が低くなる。

 かといって竜王のマントはなぁ…。あれは確かに状態異常は防げるが、空を飛べるという機能はハイスペック過ぎて、かえって盗まれる可能性が高くなるので却下だ。

 竜王の牙も絶対にダメだな。あれは魔法が使えない人間でも回復魔法や攻撃魔法が使えてしまうので、これまたあの剣の持ち主を殺してでも奪い取ろうとするアホが出かねないのでこれまた却下。

 それに持ち主を守る装備品となると、胸につけるタイプの鎧もあるが、あれは予備を入れるとあと一つしかないのでこれも却下。

 もちろん二人共貴族だから武器なんてあまり喜ばれないだろう。特にレヴィンは棒や杖を使うタイプだが、そんな杖とかないだろうしなー。

 ヴェルゼは侯爵夫人だから武器なんてもってのほかだし。二人共貴族だから防御用のマジックアイテムで、装備品となると宝飾品が望ましいだろうな。

 確か能力強化系のアクセサリーがあったはず…って多すぎだな、こりゃ。

 腕力強化に敏捷力強化に耐毒性のペンダント。微妙だなこりゃ。というかこの程度のアイテムならレヴィン達ももっているかもな。

 次のアクセサリは…ジャンプ力強化の腕輪か。でも王城内でこんなの装備しても意味ないしなー。

 味覚強化のマジックアイテム。美食家になるかコックになるかしない限り、あまり意味ないな。味オンチの人間に持たせると少しは改善するかもしれないが…。

 そういえば俺って能力強化のアクセサリーってぜんぜん装備していないんだよな。今更だが俺ってモンスター倒す度にアビリティを吸収していったから、能力も少しずつ強化されたみたいで必要ないんだよな。

 でもこの二人なら必要だし…やっぱり状態異常無効化のアクセサリ…あった。

 でも、毒や麻痺といったそれぞれの種類ごとに分かれているものなら沢山あったが、全ての状態異常の無効化となるとほとんどないなあ。

 それでもネックレスと腕輪が見つかった。これならこの二人でも大丈夫だろう。

 念の為、これらのアイテムを鑑定アビリティの竜王の叡智で調べてみる。すると――

 確かに状態異常は無効化されるが、あまりに強い毒や病気だと無効化しきれずに壊れてしまう可能性があると出やがった。

 要するに何度も毒攻撃受けると壊れるってことか。一回きりの使い捨てに比べたらまだマシだが、他にもっといいのがないので、二人には事前に説明してから、渡すことにした。

 「まあ…素敵なネックレスですわ。壊れてしまうかもしれなくても、状態異常無効化の魔法がかけられているなんて…本当にありがとうございます、ラフィアス様」

 「この腕輪が状態異常の無効化のマジックアイテムかね。だが何度も毒や麻痺の攻撃を受けたり、罠にかかったりすると壊れてしまうのでは、十分に気をつけないといけないな」

 ヴェルゼはさっそくネックレスを身に着けている。首にかけられたネックレスは薄い緑色の直径1.5センチほどの丸い半透明の宝石を繋げたものだった。

 どうもヴェルゼの着ている黒いドレスには、その、似合わないような感じがするのだが、ヴェルゼ自身が喜んでいるので、水を差すようなことを言うのは止めておこう。

 そしてレヴィンも腕輪を右腕にはめて、手首を右や左に回転させて腕輪の具合を確かめている。

 腕輪自体は金をふんだんに使っており、真ん中にはサファイアをはめ込んでいる。サファイア自体もでかいのでこれを売れば最低でも金貨300枚はするだろうな。いやマジックアイテムだから、最低でも価格は倍の金貨600枚はするだろう。

 「それじゃ、あとはこれをまたレヴィンから女王様に献上しておいてくれ。前に渡したものより小粒だけど、数はその分多いから。俺はダンジョンとか行き来したり、東の山脈に行ったりするので貴族達を直接的にも間接的にも手出ししないように厳命してほしいって事を伝えてほしい。とりあえず3個あればいいかな?」

 そう言いながら俺は闇の中の空間から直径10センチほどのダイヤモンド3個を出して、こういう時の為に買い溜めしておいた上等のポーチを三つ出してそこに一個ずつ入れてからテーブルの上に置き、闇魔法で黒い大きな手を作り出して彼の目の前に置いた。

 彼はポーチの中を確認してから、ため息をつくと――

 「これだけの大粒。確かに以前献上した二つの宝石に比べれば小さいが、これでも女王を喜ばせるのには十分だよ。これなら貴族達も泣き落としとか誰かを人質にして君を取り込んだり、従わせようとするなんて姑息な方法をとることもできないだろうね」

 「そうだろうな。で、後はヴェルゼに仕事だ。俺が東の山脈にいる七大実力者と呼ばれている怪物達の中の一頭を眷属にして従わせているってことをレヴィンと一緒に女王陛下に報告しておいてほしい。あとはレヴィンは紳士や各派閥の貴族達に。ヴェルゼは貴婦人達や使用人達に俺が魔銀鋼の獅子を眷属にしているってことを広めておいてほしいんだ。そうすれば彼女達も俺の影の中にSS級の怪物がいるって事を知れば、俺に誘いをかけることも少なくなるだろうからな」

 「そちらは任せておきたまえ。で、局長。あなたはどうするのかね?」とレヴィン。

 「私はラフィアスの様子見と彼の思惑の確認がしたかっただけだ。それはすでに済んだから調査局へ戻ることにするよ。いいものも貰ったことだしな。…ああ、安心したまえ、ラフィアス。君が強大な力を持つ眷属を影の中に飼っているって事は局員達にも話しておくよ。これで君をやっかむ連中がいたとしても、君に害を加えることは、まずないだろうね」

 そう言いながら彼女は颯爽とした足取りで部屋から出て行った。

 「それじゃ俺はダンジョンに行ってくるわ。二人共、宝石の献上とレオンフレイムの話の件、任せたからな」

 二人が同時に頷くのを確認すると、俺は地下100階へと転移した。

 
 
 地下100階から、101階へと続く階段を下りていく。影の中にいるレオンフレイムには俺の命令があるか、よほどの非常事態以外は影の中で待機しているように厳しく命じてある。それでもこいつの事だから勝手に影から出てくる可能性があるのだが、まあ、何もしないよりかはマシだということだ。

 そして地下101階。そこはでっかいゴーレム達の階だった。え? ゴーレムなら地下40階にもいただろって?
 
 それは一般的なゴーレムだ。つまり2~3メートル。でかくても5メートルくらいの大きさのゴーレムで、木を素材に活かしたと一目でわかるウッドゴーレムや土を素材にしたソイル・ゴーレムとかだな。

 だが地下101階に出るゴーレムは強さが違った。強さと言ってもいろいろあるが、全体的な強さだ。

 とにかくでかい。全長5メートルはあろうかという巨体に、俺が視界に入るや否や、ズシンズシンと地響きを立てて走ってくる。

 地下40階にいたのはよほど近くに寄らない限り、または攻撃しない限りは向こうから攻撃してくることはなかった。例え下の階に行ったとしても種類やゴーレムの数が増えた程度で、それほど驚異はなかった。動きも緩慢だったし、歩いてくるのが精いっぱいだったようだしな。

 だけどこの地下101階層のゴーレムは種類こそウッドとソイルだが、でかさといい、速さといい、その攻撃力といい、まるで比べ物にならなかった。

 おまけにこいつらゴーレムって即死魔法が効かないんだよな。そもそもこいつら生物じゃないし。

 仕方ないので、このダンジョンで見つけた宝箱の中に入っていた柄だけの剣を使ってみることにした。

 これは敵の体を傷つけずにエネルギーのみを斬ることができる武器だ。だからアンデッドのレイスやスペクターといった霊体のみの敵でない限り、無傷で倒すことができる。もっとも威力を強くすればするほど魔力を消耗するんだけどな。
 
 こいつの長所は、イメージ次第では剣ではなく鞭のように刀身を伸ばすことができるということだ。

 また使用してみてわかったのだが、魔力を大量に消耗する代わりに、短刀くらいの刃を連射のアビリティをアクティブに変更して撃ち出せば、連射できることもわかった。

 もちろんその分だけ魔力がどんどん消費するので長時間は連射はできないんだけどな。

 俺は鞭状に伸ばした刀身でゴーレム達を斬ったり、魔力の刃を連射したりして倒していった。
 
 倒した後に宝箱がいくつか出てきたので早速開けてみる。いつも必ず入手できるとは限らないし、他に敵もいないので思いきって開けてみることにした。

 すると木と土のゴーレムらしく、妙な植物の種と上質の土が入ったでかい袋が入っていた。

 鑑定してみると、種の方はノーブル・アップルの種と出た。何じゃこれは? 高貴なリンゴの種?

 意味が分からんのでもう一度重ねて鑑定してみた。すると――

「一般的なリンゴとは違い、環境汚染やあらゆる植物がかかる病気に抵抗がある。さらに温度変化にも強く、どれほど周囲の温度が変化しても一定の数の果実を四季を問わずに実らせる。

 あまり水をやり過ぎると、大量の果実を実らせてしまい、その匂いを嗅ぎつけたゴブリンやコボルド、オークなどが近寄ってきて危険なので、必ず街の中心部か城の中で育てられている。栄養価は一般のリンゴよりも1.5倍ほど高いので薬効成分も高いが上記のモンスターを引き寄せる効果もあるので管理が大変である。よって田舎ではよほどの優れた護衛が揃っているか、城砦規模の堅固な建築物があり、さらに強力な結界がないと植え付けられない」
 
 と、出た。

 何だこれは。そういえば王城内でも中庭で見かけたような…。しかし育て方によっては物騒な騒動を引き起こす原因にもなるのか。厄介だな。

 そして次に土の入った袋を竜王の叡智のアビリティで鑑定してみる。

 すると「大地の精霊獣の糞」と出た。え…? 目をこすってもう一度鑑定してみる。だが表示された文章は同じだった。

 な、なんだそりゃ…う○こ? そりゃ獣の糞を肥料にしたりするけどさぁ…。

 俺は獣人だから感覚が鋭いので匂いにも敏感だ。だがそういう匂いは全くしなかったのでまさかう○こだとは思わなかった。

 それで鑑定をさらに重ねてみると「大地の精霊獣がこの世界にいた時の排泄物。これを砂漠に撒けば緑溢れる大地に戻すことができる。ただし少量ではすぐに砂漠に戻ってしまうので、一定の量が必要」

 と、出た。

 おお、さすがは地下101階層のモンスターから出た宝箱の中身だな。これさえ大量に揃えれば砂漠にも緑が戻るのか。下手な黄金の山よりも価値があるな…もっとも、う○こだけど。

 しかし精霊じゃなくて精霊獣か。確か小さい頃に座学で習った時は、精霊の他に精霊獣がいて、いろんな強さの精霊獣がいるって習ったな。そして強さに関わらず精霊界から召喚しないといけないとも習った。

 ということは…過去に誰か優れた召喚魔術師がいて、精霊獣を召喚したってことか。

 しかしさすがに精霊獣のう○こだな。全然臭くないし。これを揃えれば世界中の砂漠や荒地を緑豊かな大地に変えることができるってことか。俺達の世界じゃ西のゴルドニーア大陸で砂漠化が進んでいるって習ったから、難民対策にはいいかも。ある程度数が揃ったら、これも女王陛下に献上しよう。…もっともモノがモノだけに不敬罪で牢屋行きにならないように、事前にレヴィンに説明しておかないといけないけどな。

 さて、この階層はこの二種類だけか。なら下の階にはやっぱゴーレム系か。やたらと強くて動きも素早い上にでかくて耐久力も高めときている。それでも俺にとっては雑魚だけど、油断すると死ぬかもしれない。

 久しぶりに訪れるこの緊張感。とりあえず俺は闇の力を吸収して、魔力を完全回復させると102階層へと続く階段を下りていった。

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 というわけでこの話の後編からダンジョン回です。見た事もない強敵や摩訶不思議な建物や宝物。
 ダンジョンの醍醐味といったらこういったものです。特に最近のファンタジーではダンジョンの中でも太陽や月が出て、朝になったり夜になったり、雨が降ったりと不思議そのものです。
 どこまで書けるのかわかりませんが、そういったいろんな不思議要素というか、内容を書いていこうと思います。
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