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第75話 闇の獣人、とりあえず手駒を増やす為の方法を模索する(その2)
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あれから俺は3000本の精液ポーションを消費して、時空の大精霊を新たに一体召喚して、永久雇用させた。
姿は針のような姿をした、2メートルほどの大きさの精霊だ。これでも性別は女性で、もともとは日時計だったらしい。
それが時刻を知らせるありがたい存在であるとして、古代人から崇拝されていたんだそうだ。
その信仰が精霊になる原動力となり、神々からも認められて時間と空間を司る大精霊にまで昇格したということだった。
名前は特にないのでサンティラという名前にしてみたら、すごく喜ばれた。
普通、こういう風に召喚された精霊とかってバトルして召喚主が勝たないと従わないというのがセオリーなんだけれど、あらかじめ目玉の怪物、じゃない精霊のセレソロンから話を聞いており、召喚されたと同時に自分がどれだけの恐怖を味わったのかを時空魔法で疑似体験させたらしい。
そんな訳で最初は怯えていながらも、俺に服従して精液ポーション100万本消費して永久雇用という形になりました。
それでも俺の実力を示さないと舐められると思ったので、俺が倒したキングドラゴンやリビングホイール。そして覇王竜達の死体を出して見せたら、ひっくり返ってしまった。
そしてサンティラもセレソロイン同様に、俺に絶対にして永遠の忠誠を誓ってくれた。
後、二体ほど時空関係の大精霊が欲しいので、いいのはいないか? とサンティラとセレソロインに聞いたら、一旦精霊界に戻って、事情を説明してくると二人が許可を求めてきたので、了承したら次の瞬間には二体ともその姿が消えた。
そして5分ほど経って、二人が戻ってきた。そしてリアフィーラとエレンソルという大精霊が下僕になってもいいとのこと。
何でもリアフィーラは砂時計の姿をした精霊で、時間操作が大精霊の中でもっとも得意で最高の技術者らしい。
つまり時間を進めたり、止めたりできるプロフェッショナルなんだとか。あと時間を戻すこともできるが、食べたものとかを再合成しないといけないので、壊れたものを修復するのは得意だが消化してしまったものを、戻すことは至難の業だという。
だから毒を飲んでしまったり、毒蛇に噛まれて毒液を注入された場合はその事態そのものを「なかったこと」に変えてしまうのだという。
何だか時空の大精霊というより、ほとんど運命を司る神様みたいだな、そいつ。
ただ時間の流れを操るだけじゃなくて空間も操れるからこそ、できるんだろうな。
とにかく俺は召喚してみたら、全長3メートルはあろうかというでかい砂時計だった。
…誰だよ。こんな馬鹿でかい砂時計なんぞ作ったのは。
こいつもセレソロインから疑似体験したのか、俺が複数のドランギルの遺体を見せたら、砂時計の体を震わせて俺の下僕になることを誓ってくれた。もちろん精液ポーション100万本使って「眷属永久雇用(精液必須)」をちゃんと使って、下僕にしましたとも。
とにかく、やたらと砂時計の中の上半分の砂を巻き上げたりしているのが印象的だった。こいつは特に俺に、絶対にして永遠の忠誠を誓います! と断言してくれた。
もともとは小さな砂時計だったのだが、制作者の魔術師が永久化の魔法で、よほど強力な攻撃魔法の一撃を食らわない限りは壊れないようにしてくれたとのこと。
だから自我が宿り、数百年という若さでありながら大精霊になれたという。特にこの砂時計は自分を作ってくれたイリロシャンという魔術師を特に敬っているようだった。
「すごく賢くて優しい魔術師だったんだな、その人」って俺がリアフィーラじゃなくて、制作者を褒めてやると、砂時計全体を光らせてポンポンと上下にジャンプするほど興奮して喜んでいた。
「そうでしょう? 何といっても私の製作者なんですからね。そういう意味ではラフィアス様もイリロシャン様と似ている所があります。だからなんでしょうかね。私が絶対にして永遠の忠誠を誓いたいと思ったのは」
…いや、それもあるだろうが、あんたが俺に忠誠を誓うのは仲間のヘリアーナやセレソロインが俺の下僕になったから、自分だけフリーだと恰好がつかないんで俺に永久雇用されたいんじゃないのか?
それからエレンソルを召喚してみたら、現れたのは鐘をもった人間だった。何でも鐘突き堂の鐘が長い年月を経て
精霊になったということだった。恰好は茶色の髪に青い目の少年。どこにでもいる普通の容貌で、白を基調とした神官のようなローブを着ているのが特徴的だった。
ああ、確かに時刻を鐘を鳴らして知らせることってあるよな。お昼の時とか夕方になったときとか。
それで鐘の方が本体で、人間の方は分身ということ。性別はなくて性的快楽不要で感じないそうだ。そして飲食不要。睡眠不要。排泄不要の便利なキャラだった。
やはり時間を操ることに長けており、特に危険感知に優れているそうだ。鐘は時を知らせるから、何かやばいことを選択したら、それはまずいと忠告してくれるばかりでなく、俺だけじゃなくて俺の親しい人にも近未来を予知して知らせて危険を回避させるということも、何度もしてきたようだった。
試しに海神王の槍をこいつの影の中から出してみたが、予知していたのか、あっさりと下からの不意討ちを回避した。
なかなかやるな。ならこれならどうかな?
俺は闇の中の空間から全長100メートルの「海神王の槍」を出してエレンソルに向けた。
するとあいつはひれ伏して全面降伏した。
「やけにあっさりと降参したな。もしかして降参した振りをしているだけで本当は隙を見て攻撃するんじゃ…」
「そんなことしませんよ! なんなんですかその槍は! そんな莫大なエネルギーをぶつけられたら防御するにせよ、回避するにせよ膨大な魔力が必要になります! しかも召喚された以上は精霊界に帰れたとしても次に召喚された瞬間に攻撃されたら結果は同じです。
だったらもう降参するしかないじゃないですか! 降伏します! 不意討ちなんて私、エレンソルの名にかけてしませんから! あなたの奴隷になりますからその槍は使わないでください! その槍が使われたりしたら…下手するとここら辺りの時空が一時的とはいえ、滅茶苦茶になる可能性が高いんですから、絶対に止めてください!」
「じゃあ「眷属永久雇用(精液必須)」を使って俺の下僕になってもらうが、いいんだな?」
「いいも悪いもありませんよ。この場で滅ぼされるかもしれない一撃を食らうよりかは、あなた様の下僕になった方が100万倍マシです!」
「それじゃ俺の眷属になってもらおうか。…ああ、あと時空の乱れや損壊については気にしなくていいぞ? 俺は時空の修復ができるアビリティ「超・修復」が使える。それも30レベルでな。
だからあの槍を軽々しく使うつもりはないが、万一使って時空が滅茶苦茶になっても、俺が責任もって修復するから心配はしなくていいからな」
そう言ったら半信半疑という表情だったが、どうにか頷いてくれた。
それでも「あの伝説のアビリティをレベル30で」とか、「この御方と戦うなんて自殺行為だな」とかブツブツ言っている。
それもそうか。レベル30の山をも吹き飛ばす「海神王の槍」だもんな。魔力を込めて当たり所が良ければ、山脈ごと吹き飛ばすことも可能な物騒極まりない槍だからな。本当に邪神とその眷属以外には使えないよな、これ。
というわけでこいつにも俺の精液ポーション100万本消費して「眷属永久雇用(精液必須)」で俺の永遠にして絶対の忠誠を誓ってもらった。
あとは時空関係の天使とか魔獣とかだろうか。
何で時空関係なのかって? そりゃ便利だからですよ。火や水だとそれに対応した邪神とか魔精霊とかにやられちゃうんだけど、時空関係となるとよほど強大な邪神でない限りはやられはしない。
それに俺が何を恐れているのかというと、精液ポーション作るのに時間を止めているんだけど、邪神の中では時間停止空間の中でも動ける奴が多い。
そんな連中は俺が時間を止めている間にも関係なく襲い掛かってくるだろう。
俺が精液ポーション作るのにダンジョンを選んでいるのも、一重にここなら戦場になっても周囲への被害が少ないからだ。
もちろん俺だって負けるつもりはないんだが…。俺が留守にしている間にダンジョンごと破壊されたりしないように、留守番とコア・ブランチの警護を兼ねた存在が必要になる。
それが時空関係の大精霊達だ。もちろん精霊は上位の存在だと時間停止空間の中でも自由に動けるようだが、俺からみればよほどの大群で束になってかかってこない限りは上級精霊では大したことがない。
それは召喚魔法(精液必須)で召喚した上級精霊達から感じたことだった。上級精霊は数が多いが俺から見ればそれほど大した実力はもっていない。
質より量という言葉があるが、今は質の方が大切だ。一応、俺の分身達には俺が留守の間に敵襲を受けたら反撃するように命じてあるが、それだとやり過ぎる可能性があるんだよな。
特に時空の大精霊セレソロインを召喚・永遠雇用した後で俺の分身200体の寿命伸ばしてもらったのはいいんだが、この分身達、全魔力を使ってはじめて俺の分身ができるせいか、全員が闇魔法や各種魔法が使えるので、万一、邪神が攻めてきた場合、手加減しないで過剰な方法で滅ぼす可能性が高い。
そうなったらダンジョンごと破壊されてしまう。俺が時空の大精霊を雇うのは、邪神の襲来もそうだが、過剰な方法でダンジョンを破壊しないように分身達を監視する存在が必要だからという意味もある。
あと、時空関係の精霊達も一見すると非常に強いようだが、弱点もある。
それはエレンソル以外は人型じゃないということだ。これは接近戦に持ち込まれたら、エレンソル以外は対処できなくなるということを意味する。
そこで時空関係の優れた能力をもつ魔獣とか魔精霊とか魔物の出番というわけだ。
魔精霊や邪精霊はまともな精霊じゃなくて、己の欲望のままに自由に振る舞う。そして自分より強い者に従うという傾向が強い。
どちらも似たような役割だが、邪精霊が自分の欲望の為なら何でもするが基本、一人(または一体)で行動するのを好むのに対して、魔精霊はお気に入りの魔族とつるむ傾向が強いという違いがある。
悪魔の大半がプライドが高くて自分より弱い者には尊大な態度をとって、気に入らない者には例え相手が強くても従わない事が多いのに対し、魔精霊や邪精霊は自分より強い存在には盲目的に近いレベルで従うという特徴がある。
だがいくら魔精霊や邪精霊が強くても、誓約の鎖で縛り付けても、まともな時空の大精霊であるセレソロイン達は納得しないだろう。
最悪の場合、互いに殺し合いをしてしまう可能性もある。
だから魔精霊や邪精霊を眷属にするのは時期尚早だ。
そんなわけで時空関係の魔獣なら彼等も仲間として認められる存在がいるという。
魔精霊や邪精霊は人間や獣人でいえば犯罪者にあたるらしい。
だから彼等、大精霊からは裏切者に近い扱いであるといえるので、そんな連中を仲間にするのは良くない。
だが…フェランさんや馬鹿親父を見ればわかる通り、世界は一つじゃないのだ。
よってこの世界に封じられている邪神が異世界の邪神と顔見知りであってもおかしくない。
だとするとこちらも強くて俺に強い忠誠心をもつ部下が必要になる。
でないと例えその時は勝利できても、数で攻められたら時間の問題でこちらが次第に追い詰められて負ける。
戦う以上は勝たなければならない。それをセレソロイン達に説明したら、あっさりと信じてくれた。
もともと、どうして俺の側に分身とはいえ、二級創造神と一級創造神が側にいるのか不思議でならなかったが、俺の生い立ちや俺の両親のことを説明して納得してくれた。
おかげで彼等は俺に有効なアドバイスもしてくれた。仲間や下僕にするのなら魔獣や魔物も部下にするべきだと。
実はこの世界のあちこちには、魔物のボスともいえる存在が根城にしている箇所が数十か所もあるという。
だがこれらの魔物の背後には魔王や邪神がいるため、うかつに退治すると魔王の眷属や邪神の部下が出てきて調査するので、下手をすると邪神達との全面戦争になりかねない。
また大精霊達によると、邪神達の頭領である邪神王が女王神メランティアに封じられた時にこの世界に強大な呪詛をかけたのだという。
それは非常に強力な制限系の魔法だったらしい。血液であれ、骨であれ、肉であれ、そういった素材を使っても邪神達の呪詛やその他の汚染を浄化する効果がでるのは5%から10%まで。
またこの世界の神々では呪詛を浄化する場合、消費する力…それが神力であれ魔力であれ、汚染された箇所にもよるが、少なくとも消費する力の10倍は必要になるものだというのだ。
それに邪神王が呪詛をかけた時に神力であれ、魔力であれ浄化する際に消費する力は10倍になるというものだった。
それは…神々の浄化の力が10%に落ち込むことを意味する。100%にするには膨大な力が必要になる。
よって神々の力は邪神達との戦いでただえさえ消耗していたのに、このままでは人類が滅んでしまうので、力の大半を浄化に注ぎ込み、女王神でさえも眠りにつかざるを得なかったというのだ。
だがここでイレギュラーが誕生した。分身とはいえ、異世界からの創造神。それも一級の実力者の血を引く者。
さらに異世界の神の血を引く者か、精液なら呪いの範疇外であるということを意味する。
つまり俺じゃないか…。しかも母親は人間に転生していたとはいえ、闇の女神様ときてる。
精液とは血液や唾液を凌ぐ、生命エネルギーの結晶ともいえる存在だ。
それは生きとし生けるものがもつ、共通した特徴だ。
昔、その事に気づいた初代の覇王竜は己の寿命が縮むのを覚悟で、汚染のひどい箇所や魔族との戦いで傷ついた者達を癒していった。
…なるほど。だから精液ポーションとか、やたらと精液に関するアビリティが多いのか。
恐らく邪神王の呪いは呪いによる汚染の浄化の他に、神力や魔力を使ったアビリティ全てに及んでいるのかもしれない。
あれから何千年も経っているのだ。神力や魔力を使ったアビリティに多少の障害が起きていてもおかしくない。
それで俺が選ばれたのだ。奇しくも俺に沢山のアビリティを与えてくれたのは、俺が赤子の時に王都・ジェルロンドの孤児院に預けてくれたという、あの元・天使のカワウソだった。
何故、神々が人間や地上の存在を使って、魔王退治をさせるのかわかった。
それは単なる暇つぶしとか、地上の存在に対する試練であったのかもしれない。
だがこの世界では違うのだ。神々はただでさえ疲弊しており、邪神や魔族に対する抵抗戦力がほとんどなかったのだ。
また精霊や魔族を統率するにふさわしい力を持つ者が長らく出なかったので、個々の存在の力は強くても、まとまりに欠ける為に魔族との戦いでは、邪神達との戦い同様に、痛み分けで終わったというのだ。
そのためにも、魔物や魔獣を懐柔するなり脅すなりして、下僕にしてしまえば魔族を倒したとしても、同じ「魔」の波動を放っているために、その地点の魔族のボスを倒してもすぐには気づかれない、ということだった。
やはり魔族も肉体をもっている者が大半で、寿命も数百年から数千年。長くても数万年は生きられる者が多いので、強い力を持つ者に従って暴れて見たいという欲求が常にあるそうだ。…それって戦闘狂じゃないか。
そんな訳で、彼等魔族も屈服させて従わせれば内部情報も手に入るし、各地のボスを倒してもその屈服させた魔族を代わりに置いておけばバレにくい。…うん正論だけどさ。やっぱり抵抗感があるな。
確かに魔族を屈服させればこちらの損害は出ないし、最悪出たとしても少ない方だろう。それでもなんだかなー。
とりあえず俺は、かつては女王神メランティアのペットとして側に侍っていた神獣…いや、今では魔獣となったやつを呼び出すことにした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
後書きです。複数の人物が登場したので簡単に紹介を。
サンティラ。2メートルほどの針のような姿をした、時空の大精霊の一体。性別は女性で名前はなかったので、ラフィアスがサンティラと命名。もともとは日時計だった。
リアフィーラ。全長3メートルはあろうかという砂時計の姿をした時空の大精霊の一体。時間操作がもっとも得意で、かつてはイリロシャンという優れた魔術師によって作られたマジックアイテムだった。彼のことを未だに強く慕っている。
エレンソル。恰好は茶色の髪に青い目の少年。どこにでもいる普通の容貌で、白を基調とした神官のようなローブを着ているのが特徴的の時空の大精霊の一体。
本体は鐘であり、性別はなくて飲食不要、排泄不要の便利キャラ。ラフィアスが出した直径100メートルサイズのレベル30の「海神王の槍」を見て全面降伏する。
以上、前回の目玉の時空の大精霊をセレソロインに続いて新たに3名追加されました。
その上、新たに魔獣まで追加される予定です。精霊といえば人型だと思ったら大間違いだったという内容です。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
姿は針のような姿をした、2メートルほどの大きさの精霊だ。これでも性別は女性で、もともとは日時計だったらしい。
それが時刻を知らせるありがたい存在であるとして、古代人から崇拝されていたんだそうだ。
その信仰が精霊になる原動力となり、神々からも認められて時間と空間を司る大精霊にまで昇格したということだった。
名前は特にないのでサンティラという名前にしてみたら、すごく喜ばれた。
普通、こういう風に召喚された精霊とかってバトルして召喚主が勝たないと従わないというのがセオリーなんだけれど、あらかじめ目玉の怪物、じゃない精霊のセレソロンから話を聞いており、召喚されたと同時に自分がどれだけの恐怖を味わったのかを時空魔法で疑似体験させたらしい。
そんな訳で最初は怯えていながらも、俺に服従して精液ポーション100万本消費して永久雇用という形になりました。
それでも俺の実力を示さないと舐められると思ったので、俺が倒したキングドラゴンやリビングホイール。そして覇王竜達の死体を出して見せたら、ひっくり返ってしまった。
そしてサンティラもセレソロイン同様に、俺に絶対にして永遠の忠誠を誓ってくれた。
後、二体ほど時空関係の大精霊が欲しいので、いいのはいないか? とサンティラとセレソロインに聞いたら、一旦精霊界に戻って、事情を説明してくると二人が許可を求めてきたので、了承したら次の瞬間には二体ともその姿が消えた。
そして5分ほど経って、二人が戻ってきた。そしてリアフィーラとエレンソルという大精霊が下僕になってもいいとのこと。
何でもリアフィーラは砂時計の姿をした精霊で、時間操作が大精霊の中でもっとも得意で最高の技術者らしい。
つまり時間を進めたり、止めたりできるプロフェッショナルなんだとか。あと時間を戻すこともできるが、食べたものとかを再合成しないといけないので、壊れたものを修復するのは得意だが消化してしまったものを、戻すことは至難の業だという。
だから毒を飲んでしまったり、毒蛇に噛まれて毒液を注入された場合はその事態そのものを「なかったこと」に変えてしまうのだという。
何だか時空の大精霊というより、ほとんど運命を司る神様みたいだな、そいつ。
ただ時間の流れを操るだけじゃなくて空間も操れるからこそ、できるんだろうな。
とにかく俺は召喚してみたら、全長3メートルはあろうかというでかい砂時計だった。
…誰だよ。こんな馬鹿でかい砂時計なんぞ作ったのは。
こいつもセレソロインから疑似体験したのか、俺が複数のドランギルの遺体を見せたら、砂時計の体を震わせて俺の下僕になることを誓ってくれた。もちろん精液ポーション100万本使って「眷属永久雇用(精液必須)」をちゃんと使って、下僕にしましたとも。
とにかく、やたらと砂時計の中の上半分の砂を巻き上げたりしているのが印象的だった。こいつは特に俺に、絶対にして永遠の忠誠を誓います! と断言してくれた。
もともとは小さな砂時計だったのだが、制作者の魔術師が永久化の魔法で、よほど強力な攻撃魔法の一撃を食らわない限りは壊れないようにしてくれたとのこと。
だから自我が宿り、数百年という若さでありながら大精霊になれたという。特にこの砂時計は自分を作ってくれたイリロシャンという魔術師を特に敬っているようだった。
「すごく賢くて優しい魔術師だったんだな、その人」って俺がリアフィーラじゃなくて、制作者を褒めてやると、砂時計全体を光らせてポンポンと上下にジャンプするほど興奮して喜んでいた。
「そうでしょう? 何といっても私の製作者なんですからね。そういう意味ではラフィアス様もイリロシャン様と似ている所があります。だからなんでしょうかね。私が絶対にして永遠の忠誠を誓いたいと思ったのは」
…いや、それもあるだろうが、あんたが俺に忠誠を誓うのは仲間のヘリアーナやセレソロインが俺の下僕になったから、自分だけフリーだと恰好がつかないんで俺に永久雇用されたいんじゃないのか?
それからエレンソルを召喚してみたら、現れたのは鐘をもった人間だった。何でも鐘突き堂の鐘が長い年月を経て
精霊になったということだった。恰好は茶色の髪に青い目の少年。どこにでもいる普通の容貌で、白を基調とした神官のようなローブを着ているのが特徴的だった。
ああ、確かに時刻を鐘を鳴らして知らせることってあるよな。お昼の時とか夕方になったときとか。
それで鐘の方が本体で、人間の方は分身ということ。性別はなくて性的快楽不要で感じないそうだ。そして飲食不要。睡眠不要。排泄不要の便利なキャラだった。
やはり時間を操ることに長けており、特に危険感知に優れているそうだ。鐘は時を知らせるから、何かやばいことを選択したら、それはまずいと忠告してくれるばかりでなく、俺だけじゃなくて俺の親しい人にも近未来を予知して知らせて危険を回避させるということも、何度もしてきたようだった。
試しに海神王の槍をこいつの影の中から出してみたが、予知していたのか、あっさりと下からの不意討ちを回避した。
なかなかやるな。ならこれならどうかな?
俺は闇の中の空間から全長100メートルの「海神王の槍」を出してエレンソルに向けた。
するとあいつはひれ伏して全面降伏した。
「やけにあっさりと降参したな。もしかして降参した振りをしているだけで本当は隙を見て攻撃するんじゃ…」
「そんなことしませんよ! なんなんですかその槍は! そんな莫大なエネルギーをぶつけられたら防御するにせよ、回避するにせよ膨大な魔力が必要になります! しかも召喚された以上は精霊界に帰れたとしても次に召喚された瞬間に攻撃されたら結果は同じです。
だったらもう降参するしかないじゃないですか! 降伏します! 不意討ちなんて私、エレンソルの名にかけてしませんから! あなたの奴隷になりますからその槍は使わないでください! その槍が使われたりしたら…下手するとここら辺りの時空が一時的とはいえ、滅茶苦茶になる可能性が高いんですから、絶対に止めてください!」
「じゃあ「眷属永久雇用(精液必須)」を使って俺の下僕になってもらうが、いいんだな?」
「いいも悪いもありませんよ。この場で滅ぼされるかもしれない一撃を食らうよりかは、あなた様の下僕になった方が100万倍マシです!」
「それじゃ俺の眷属になってもらおうか。…ああ、あと時空の乱れや損壊については気にしなくていいぞ? 俺は時空の修復ができるアビリティ「超・修復」が使える。それも30レベルでな。
だからあの槍を軽々しく使うつもりはないが、万一使って時空が滅茶苦茶になっても、俺が責任もって修復するから心配はしなくていいからな」
そう言ったら半信半疑という表情だったが、どうにか頷いてくれた。
それでも「あの伝説のアビリティをレベル30で」とか、「この御方と戦うなんて自殺行為だな」とかブツブツ言っている。
それもそうか。レベル30の山をも吹き飛ばす「海神王の槍」だもんな。魔力を込めて当たり所が良ければ、山脈ごと吹き飛ばすことも可能な物騒極まりない槍だからな。本当に邪神とその眷属以外には使えないよな、これ。
というわけでこいつにも俺の精液ポーション100万本消費して「眷属永久雇用(精液必須)」で俺の永遠にして絶対の忠誠を誓ってもらった。
あとは時空関係の天使とか魔獣とかだろうか。
何で時空関係なのかって? そりゃ便利だからですよ。火や水だとそれに対応した邪神とか魔精霊とかにやられちゃうんだけど、時空関係となるとよほど強大な邪神でない限りはやられはしない。
それに俺が何を恐れているのかというと、精液ポーション作るのに時間を止めているんだけど、邪神の中では時間停止空間の中でも動ける奴が多い。
そんな連中は俺が時間を止めている間にも関係なく襲い掛かってくるだろう。
俺が精液ポーション作るのにダンジョンを選んでいるのも、一重にここなら戦場になっても周囲への被害が少ないからだ。
もちろん俺だって負けるつもりはないんだが…。俺が留守にしている間にダンジョンごと破壊されたりしないように、留守番とコア・ブランチの警護を兼ねた存在が必要になる。
それが時空関係の大精霊達だ。もちろん精霊は上位の存在だと時間停止空間の中でも自由に動けるようだが、俺からみればよほどの大群で束になってかかってこない限りは上級精霊では大したことがない。
それは召喚魔法(精液必須)で召喚した上級精霊達から感じたことだった。上級精霊は数が多いが俺から見ればそれほど大した実力はもっていない。
質より量という言葉があるが、今は質の方が大切だ。一応、俺の分身達には俺が留守の間に敵襲を受けたら反撃するように命じてあるが、それだとやり過ぎる可能性があるんだよな。
特に時空の大精霊セレソロインを召喚・永遠雇用した後で俺の分身200体の寿命伸ばしてもらったのはいいんだが、この分身達、全魔力を使ってはじめて俺の分身ができるせいか、全員が闇魔法や各種魔法が使えるので、万一、邪神が攻めてきた場合、手加減しないで過剰な方法で滅ぼす可能性が高い。
そうなったらダンジョンごと破壊されてしまう。俺が時空の大精霊を雇うのは、邪神の襲来もそうだが、過剰な方法でダンジョンを破壊しないように分身達を監視する存在が必要だからという意味もある。
あと、時空関係の精霊達も一見すると非常に強いようだが、弱点もある。
それはエレンソル以外は人型じゃないということだ。これは接近戦に持ち込まれたら、エレンソル以外は対処できなくなるということを意味する。
そこで時空関係の優れた能力をもつ魔獣とか魔精霊とか魔物の出番というわけだ。
魔精霊や邪精霊はまともな精霊じゃなくて、己の欲望のままに自由に振る舞う。そして自分より強い者に従うという傾向が強い。
どちらも似たような役割だが、邪精霊が自分の欲望の為なら何でもするが基本、一人(または一体)で行動するのを好むのに対して、魔精霊はお気に入りの魔族とつるむ傾向が強いという違いがある。
悪魔の大半がプライドが高くて自分より弱い者には尊大な態度をとって、気に入らない者には例え相手が強くても従わない事が多いのに対し、魔精霊や邪精霊は自分より強い存在には盲目的に近いレベルで従うという特徴がある。
だがいくら魔精霊や邪精霊が強くても、誓約の鎖で縛り付けても、まともな時空の大精霊であるセレソロイン達は納得しないだろう。
最悪の場合、互いに殺し合いをしてしまう可能性もある。
だから魔精霊や邪精霊を眷属にするのは時期尚早だ。
そんなわけで時空関係の魔獣なら彼等も仲間として認められる存在がいるという。
魔精霊や邪精霊は人間や獣人でいえば犯罪者にあたるらしい。
だから彼等、大精霊からは裏切者に近い扱いであるといえるので、そんな連中を仲間にするのは良くない。
だが…フェランさんや馬鹿親父を見ればわかる通り、世界は一つじゃないのだ。
よってこの世界に封じられている邪神が異世界の邪神と顔見知りであってもおかしくない。
だとするとこちらも強くて俺に強い忠誠心をもつ部下が必要になる。
でないと例えその時は勝利できても、数で攻められたら時間の問題でこちらが次第に追い詰められて負ける。
戦う以上は勝たなければならない。それをセレソロイン達に説明したら、あっさりと信じてくれた。
もともと、どうして俺の側に分身とはいえ、二級創造神と一級創造神が側にいるのか不思議でならなかったが、俺の生い立ちや俺の両親のことを説明して納得してくれた。
おかげで彼等は俺に有効なアドバイスもしてくれた。仲間や下僕にするのなら魔獣や魔物も部下にするべきだと。
実はこの世界のあちこちには、魔物のボスともいえる存在が根城にしている箇所が数十か所もあるという。
だがこれらの魔物の背後には魔王や邪神がいるため、うかつに退治すると魔王の眷属や邪神の部下が出てきて調査するので、下手をすると邪神達との全面戦争になりかねない。
また大精霊達によると、邪神達の頭領である邪神王が女王神メランティアに封じられた時にこの世界に強大な呪詛をかけたのだという。
それは非常に強力な制限系の魔法だったらしい。血液であれ、骨であれ、肉であれ、そういった素材を使っても邪神達の呪詛やその他の汚染を浄化する効果がでるのは5%から10%まで。
またこの世界の神々では呪詛を浄化する場合、消費する力…それが神力であれ魔力であれ、汚染された箇所にもよるが、少なくとも消費する力の10倍は必要になるものだというのだ。
それに邪神王が呪詛をかけた時に神力であれ、魔力であれ浄化する際に消費する力は10倍になるというものだった。
それは…神々の浄化の力が10%に落ち込むことを意味する。100%にするには膨大な力が必要になる。
よって神々の力は邪神達との戦いでただえさえ消耗していたのに、このままでは人類が滅んでしまうので、力の大半を浄化に注ぎ込み、女王神でさえも眠りにつかざるを得なかったというのだ。
だがここでイレギュラーが誕生した。分身とはいえ、異世界からの創造神。それも一級の実力者の血を引く者。
さらに異世界の神の血を引く者か、精液なら呪いの範疇外であるということを意味する。
つまり俺じゃないか…。しかも母親は人間に転生していたとはいえ、闇の女神様ときてる。
精液とは血液や唾液を凌ぐ、生命エネルギーの結晶ともいえる存在だ。
それは生きとし生けるものがもつ、共通した特徴だ。
昔、その事に気づいた初代の覇王竜は己の寿命が縮むのを覚悟で、汚染のひどい箇所や魔族との戦いで傷ついた者達を癒していった。
…なるほど。だから精液ポーションとか、やたらと精液に関するアビリティが多いのか。
恐らく邪神王の呪いは呪いによる汚染の浄化の他に、神力や魔力を使ったアビリティ全てに及んでいるのかもしれない。
あれから何千年も経っているのだ。神力や魔力を使ったアビリティに多少の障害が起きていてもおかしくない。
それで俺が選ばれたのだ。奇しくも俺に沢山のアビリティを与えてくれたのは、俺が赤子の時に王都・ジェルロンドの孤児院に預けてくれたという、あの元・天使のカワウソだった。
何故、神々が人間や地上の存在を使って、魔王退治をさせるのかわかった。
それは単なる暇つぶしとか、地上の存在に対する試練であったのかもしれない。
だがこの世界では違うのだ。神々はただでさえ疲弊しており、邪神や魔族に対する抵抗戦力がほとんどなかったのだ。
また精霊や魔族を統率するにふさわしい力を持つ者が長らく出なかったので、個々の存在の力は強くても、まとまりに欠ける為に魔族との戦いでは、邪神達との戦い同様に、痛み分けで終わったというのだ。
そのためにも、魔物や魔獣を懐柔するなり脅すなりして、下僕にしてしまえば魔族を倒したとしても、同じ「魔」の波動を放っているために、その地点の魔族のボスを倒してもすぐには気づかれない、ということだった。
やはり魔族も肉体をもっている者が大半で、寿命も数百年から数千年。長くても数万年は生きられる者が多いので、強い力を持つ者に従って暴れて見たいという欲求が常にあるそうだ。…それって戦闘狂じゃないか。
そんな訳で、彼等魔族も屈服させて従わせれば内部情報も手に入るし、各地のボスを倒してもその屈服させた魔族を代わりに置いておけばバレにくい。…うん正論だけどさ。やっぱり抵抗感があるな。
確かに魔族を屈服させればこちらの損害は出ないし、最悪出たとしても少ない方だろう。それでもなんだかなー。
とりあえず俺は、かつては女王神メランティアのペットとして側に侍っていた神獣…いや、今では魔獣となったやつを呼び出すことにした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
後書きです。複数の人物が登場したので簡単に紹介を。
サンティラ。2メートルほどの針のような姿をした、時空の大精霊の一体。性別は女性で名前はなかったので、ラフィアスがサンティラと命名。もともとは日時計だった。
リアフィーラ。全長3メートルはあろうかという砂時計の姿をした時空の大精霊の一体。時間操作がもっとも得意で、かつてはイリロシャンという優れた魔術師によって作られたマジックアイテムだった。彼のことを未だに強く慕っている。
エレンソル。恰好は茶色の髪に青い目の少年。どこにでもいる普通の容貌で、白を基調とした神官のようなローブを着ているのが特徴的の時空の大精霊の一体。
本体は鐘であり、性別はなくて飲食不要、排泄不要の便利キャラ。ラフィアスが出した直径100メートルサイズのレベル30の「海神王の槍」を見て全面降伏する。
以上、前回の目玉の時空の大精霊をセレソロインに続いて新たに3名追加されました。
その上、新たに魔獣まで追加される予定です。精霊といえば人型だと思ったら大間違いだったという内容です。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
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