北極物語(仮)

うえに

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2話

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家に入るとぽゅとぺゃが怪物を奥の部屋へ運んだ。
魔法使いが私に話しかける。
君には色々説明しないといけないね。
私はここが何処かも自分が誰なのかも知らないと言うと彼は事細かにこの世界のことを語った。
どうやらここはフランスの田舎町らしい。知っている地名が出てきた。先程襲ってきた怪物は元は人間で森の悪いものの瘴気にあてられていたらしい。
そしてなんと、私がそのわるいものを退治しないといけないらしい。
嫌ですと言う前に彼は言った。この怪物は私には近づこうともしなかったのに襲ってきたということは狙いは君だ。君が問題を解決しなければ。と。
そして彼はぺゃを呼び、お供として連れて行けと言う。半ば追い出される形で出発した。森は数キロ先に広がっている。 
森に入る前にぺゃが私に言った。
この森には死霊魔術をつかう危険な人物がいると。
その瞬間、視界が暗くなり見知らぬ空間へ出た。どうやら転移か何かの魔法で森の奥へと引きずり込まれたらしい。まずい、ぺゃとはぐれてしまった。
そう思った時にはもう遅い。目の前には明らかに邪悪なオーラを纏った僧侶が立っていた。



ぺゃは転送された場所で一瞬気絶していた。 
だが強烈な蹴りで現実へ戻される。
目の前には青肌の大きな単眼を持った大男が立っていた。





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