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1章
リリー帝国軍を豚さんにする
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私リリー、今帝国軍の司令官の後ろに居るの。
帝国軍の船(大きめの帆船)は当初まともに戦っていたそうですが、王国軍が強いと分かると戦闘を回避して陸に上がる事に変えた様です。こっちも帆船なのでスピードは同じくらいです。
そのせいでダラダラと戦争が続いています。往生際が悪いですよ!
と言うわけでサッサと終わらせるためにリーダーの船に転移魔法で忍び込みました。
今回はちゃんと両親と両陛下に相談しましたよ。
説得するのに苦労しましたが
王国軍最強の近衛隊長に圧勝する事で許可がおりました。
船に侵入した私ですが、ギフト隠密は思いの外凄い性能だと分かりました。
目の前を通り過ぎても気が付いてませんよ!
流石に相手に触れたり声を出したらバレそうですね。
そして今帝国軍の司令官の背後から声をかけたのです。
「な、なにも・・・子供?!何故こんな所に!まさか海の魔物セイレーンか?!」
違います。
司令官は20代くらいの青年で濁ったプラチナ色の髪と、同じく濁った金色の目をしています。皇帝の息子ですね。
「いや・・・その髪と目の色!我ら皇族の者?!そ、そうか!あの盗人の娘だな?どうやってここまで来たか知らないが好都合だ。貴様には人質になってグボァッ!」
煩いので腹パンで黙らせました。
ついでに豚輪を着けときましょう。帝国産の豚さんだよ♡
グラムいくらかな?
「ぶひっ!?」
司令官室にはコイツしか居ませんね。
司令官とは名ばかりのお飾りなのでしょう。
実際は他の人が指揮をとって、手柄だけコイツの物とか考えてそうですね!憶測ですが。
「さて豚さんと船内のお散歩に行きましょうね!
お友達増やしてあげるからね!」
「ブ、ブヒィ~!!」
私がニッコリして豚さんを励ますと泣いて喜んでいます!
リードを付けて四つん這いの司令官がブヒブヒ言いながら散歩させられる光景を見た帝国軍の皆さんは皆一様に唖然とした後「き、貴様ぁ!」と向かってくるので腹パン&豚輪のテンプレコンボで対処していきます。
途中豚輪が足りなくなったので現地の素材で作成します。革と金属さえあれば首輪作れるので材料は武具から分解錬成しましたから沢山あります。
この船の全員を豚さんにしたので、次のお船に行きます!
全部で50隻ありますね。
面倒ですがお仕事なので養豚頑張ります!
あ、お気に入りの司令官豚は他のお船にも連れていきますね!全員に見てもらいましょうねぇ!(ニッコリ)
全員豚さんになった船は次々と王国軍に鹵獲されて行きます。
(鹵獲とは兵器などを捕獲する事です)
全ての船を掌握した後は、楽しい楽しい尋問タイムです!
皆さんハキハキと情報を教えてくれます。
何故ならば「また豚さんになりたくなかったら洗いざらい吐いてくださいね(ニッコリ)」と言えば面白いほど簡単にペラペラ喋り出します。
聞き出した情報の内、私が気になった物は「新しい皇帝を決める為、皇族同士で争っている」「司令官は玉璽を手に入れたら即皇帝だから探しに来た」というものです。
なるほど、帝国は今荒れているみたいですね!
帝国は神国と違って民までステータス至上主義で、少しでも自身よりステータス低いと嬉々として苛めるそうです。
なので神国みたいに立て直しは必要ありませんね。滅んで下さい♪
帝国軍の船(大きめの帆船)は当初まともに戦っていたそうですが、王国軍が強いと分かると戦闘を回避して陸に上がる事に変えた様です。こっちも帆船なのでスピードは同じくらいです。
そのせいでダラダラと戦争が続いています。往生際が悪いですよ!
と言うわけでサッサと終わらせるためにリーダーの船に転移魔法で忍び込みました。
今回はちゃんと両親と両陛下に相談しましたよ。
説得するのに苦労しましたが
王国軍最強の近衛隊長に圧勝する事で許可がおりました。
船に侵入した私ですが、ギフト隠密は思いの外凄い性能だと分かりました。
目の前を通り過ぎても気が付いてませんよ!
流石に相手に触れたり声を出したらバレそうですね。
そして今帝国軍の司令官の背後から声をかけたのです。
「な、なにも・・・子供?!何故こんな所に!まさか海の魔物セイレーンか?!」
違います。
司令官は20代くらいの青年で濁ったプラチナ色の髪と、同じく濁った金色の目をしています。皇帝の息子ですね。
「いや・・・その髪と目の色!我ら皇族の者?!そ、そうか!あの盗人の娘だな?どうやってここまで来たか知らないが好都合だ。貴様には人質になってグボァッ!」
煩いので腹パンで黙らせました。
ついでに豚輪を着けときましょう。帝国産の豚さんだよ♡
グラムいくらかな?
「ぶひっ!?」
司令官室にはコイツしか居ませんね。
司令官とは名ばかりのお飾りなのでしょう。
実際は他の人が指揮をとって、手柄だけコイツの物とか考えてそうですね!憶測ですが。
「さて豚さんと船内のお散歩に行きましょうね!
お友達増やしてあげるからね!」
「ブ、ブヒィ~!!」
私がニッコリして豚さんを励ますと泣いて喜んでいます!
リードを付けて四つん這いの司令官がブヒブヒ言いながら散歩させられる光景を見た帝国軍の皆さんは皆一様に唖然とした後「き、貴様ぁ!」と向かってくるので腹パン&豚輪のテンプレコンボで対処していきます。
途中豚輪が足りなくなったので現地の素材で作成します。革と金属さえあれば首輪作れるので材料は武具から分解錬成しましたから沢山あります。
この船の全員を豚さんにしたので、次のお船に行きます!
全部で50隻ありますね。
面倒ですがお仕事なので養豚頑張ります!
あ、お気に入りの司令官豚は他のお船にも連れていきますね!全員に見てもらいましょうねぇ!(ニッコリ)
全員豚さんになった船は次々と王国軍に鹵獲されて行きます。
(鹵獲とは兵器などを捕獲する事です)
全ての船を掌握した後は、楽しい楽しい尋問タイムです!
皆さんハキハキと情報を教えてくれます。
何故ならば「また豚さんになりたくなかったら洗いざらい吐いてくださいね(ニッコリ)」と言えば面白いほど簡単にペラペラ喋り出します。
聞き出した情報の内、私が気になった物は「新しい皇帝を決める為、皇族同士で争っている」「司令官は玉璽を手に入れたら即皇帝だから探しに来た」というものです。
なるほど、帝国は今荒れているみたいですね!
帝国は神国と違って民までステータス至上主義で、少しでも自身よりステータス低いと嬉々として苛めるそうです。
なので神国みたいに立て直しは必要ありませんね。滅んで下さい♪
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