幼女ショップ!

れぷ

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おっさん異世界へ行く

幼女謎の男と出会う

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 エナドリ、じゃなくてスタミナジュースを飲みながら走っていると、道っぽい所に出た。地平線に見えたけど案外遠くはなかったみたいだ。しかし、どちらに行けば良いんだろう?看板も無いし。

 馬車はどこに向かってたかな。・・・左だった気がする。たぶん。

 スタミナジュースも飲みきって、無尽蔵モードも切れたので、のんびりと道を歩く事にした。見通しの良い道なので魔物が来たら直ぐにわかるからね。歩きながらインベントリに入れたハイエナの死骸×3を見てみる。システムウインドウをタプタプ触っていたら解体して魔石を取り出す事に成功した。それ以外の部位は要らないので売却した。捨て値と言っていい値段で売れた。まぁ捨てるつもりで売ったもんね。

・魔石(ハイエナ)
 魔道具を動かすための電池みたいな存在。他には武具にエンチャントしたり、魔法の触媒にも使われる。魔物が魔石を食べるとレベルアップする事があり、たまに魔物同士で抗争を起こしている。

 ほほう、魔石にはそんな効果があるのか。魔物が食べるとレベルアップか。魔物をテイムして魔石食べさせまくれば最強の魔物使いになれるかもね!



 日も傾きかけてきた頃、道のそばにテントを立てて、焚き火をしている人を発見した。ちょうどこちらに背を向けているから俺には気がついていないようだ。良い人そうなら今日は泊めてくれるかもしれない。声を掛けてみよう。

「あの、すみませんが・・・」

「んん?日本語?・・・君日本人なの?」

 俺の声に反応し振り向いたのは18歳くらいの青年?で、黒髪黒目の日本人顔のイケメンだった。男らしいというよりは中性的で、かっこいい女性にも見える。声も低すぎず高すぎず中性的だ。どっちだ?おっと、それよりも会話会話!

「あ、はい。日本人です。という事はあなたも日本人ですよね?ここって日本じゃないですよね?」

「あぁ、日本じゃないよ!ここは異世界、ラニアータって世界で、今いる土地はメロードって国の領土だ。端っこだけどね。」

ラニアータ・・・メロード。最後にやっていたゲームの中の地名ではないな。そもそもあのゲームの舞台は森と山と平原が主で、それ以外の場所はシステムの壁で進入不可だったからな。

「じゃあ、今度はこちらからの質問ね。君はどこの国から召喚されたの?メロードなら私が知らないはず無いから違う国だよね?」

「え?召喚?気がついたら荒野のど真ん中に居たんですけど?」

「そうなの?私とは違う方法でこちらに来たって事かな?・・・じゃあ、神様には会った?私は神様から【勇者】の力ともう一つおまけで願いを叶えてもらったんだけど。」

「神様には会ってませんね。ゲームしてたら画面が光って、気がついたら荒野です。」

「ふーん。ゲーム好き幼女か・・・良いね。」

 一瞬彼(彼女?)の目が怪しく光ったような・・・この人信用して良いのかな?でも他に頼れそうな人居ないしなぁ。

「大丈夫、大丈夫。私が君の面倒を見てあげるよ!なんのチートも貰って無くても私が守るからヘーキヘーキ!・・・ジュルリ」

 今舌なめずりした!絶対した!やっぱヤバい人だよ!!


「おね、おにいさん?目が怖いよ?!」

「ぐふふ・・・私、元お姉さん、現お兄さんだよ~。神様のお願いで○○○生やして貰ったんだ♪」

 マジかよ。俺とは逆に女から男になったタイプか。それも自分の意志で。で、でも今俺幼女だし!9歳だし!流石に手を出そうとは思わないだろう。・・・たぶん。
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