342 / 621
第9章 Freedom国の発展!
7話 ケンジの悩み②
しおりを挟む
ケンジは、色んな事を考えなければいけなかったのだ。その為、考えが追いつかずごちゃごちゃになっていた。
「ハアァ……いったいどうしたらいいんだよ……」
「主殿、何かあったのか?」
「いや……」
シェムは、ケンジが珍しくため息をついていたので、心配になり話しかけてきた。
「いや……っていう顔じゃないのう。頼りないかもしれんが、話したら楽になるかもしれんぞい!」
ケンジは、シェムに言われ相談することにした。シェムは、ケンジの愚痴にも近い相談を何も言わず、ケンジのたまっていたものを吐き出させるのだった。
「と言う訳で、人材が足りなさすぎるんだよ……」
「ふむふむ……今まで聴いておったが、何を悩むことがあるのじゃ?」
「えっ?」
「主殿は、今まで一人で頑張りすぎてたんじゃよ!だから、今この時点で頭打ちをしてしまったんじゃな……」
「それが、分かっているからこうして……」
「しかしじゃ!ワシが思うに、それこそが……何でも一人でこなしてしまうのもまた、主殿の強みなんじゃよ!」
「シェム……いったい何を言っているんだ?」
シェムは、ケンジにとりあえず、イチカタイプのゴーレムを作る事に集中するようにアドバイスをおくったのだ。そして、当面の課題である人に頼る事、指示を出せるようになる事は、徐々に慣れていくしかない事をアドバイスしたのだった。
「主殿は、やる事がいっぱいになり、内政という未知のものにアタフタしているだけなんじゃ!主殿はまだ二十歳じゃ!焦る気持ちはよくわかる。だからこそ、今はムシュダルク殿に任せておいて、主殿は一つ一つ問題を片づけていけばいいんじゃよ」
「だが、そんな悠長な事を言っていては……」
「主殿……貴方は日頃、ワシらになんて言っておるのじゃ?」
「何って、なんだよ?」
「仕事のやり過ぎはいけないと言っておるじゃろう。ワシらは奴隷じゃ!なのに、主殿は平日の夕方5時以降には、仕事を強制的に終わらせ、週に一回絶対に完全休暇さえ与えてくれるのじゃ!」
「……」
「だったら、主殿もそれをやってくれなければ、奴隷であるワシらの立場がないじゃろ?確かに、主殿は国王じゃ!やらなきゃいけない事もいっぱいあるじゃろう。だけど、それで身体を潰しちゃ、言っている事とやっている事が矛盾しているじゃろ?」
「だが、そんな事を言っていては……いつまでたっても、上に立つ立場に慣れないだろ?」
「主殿、良い事を教えてやろう!」
「なんだよ?」
「なにも、上の立場は自分が頑張れば、分かるというもんではないぞよ。上の立場の人間は、周りの人間が作るとも言われておるんじゃ!」
「はぁ?」
「主殿の、今までの行動や付き合い方では、まだわからないのは無理もない事なんじゃよ。これから、主殿は本当の意味で、上に立つお方じゃよ」
「どういう事か、さっぱりわからん……シェムどういう事だよ?」
「これも、いつも主殿が言っておるのじゃが……」
シェムは、ニヤリと笑うのだった。
「……なんだよ」
「出し惜しみは知っている者の?」
「特権だ……」
「そういう事じゃよ!今は、主殿はやれる事を一つづつ片づけるのじゃ!」
「ち、ちくしょおおおおお!」
ケンジには、シェムの言っている事がよくわからなかったのだ。今までなら、出し惜しみは知っている者の特権といって、イニシアティブを取ってきてたのに、今回はシェムにそれをやられてしまったのである。
シェムの言った事は、今までケンジは仲間と言って、奴隷として扱ってこなかった為、人の扱いに慣れていない事を言っていたのだ。
だが、ここにきて、上の立場として動き始めたケンジは、何をやっていいのかよく分からなくなっていたのだ。
今までなら、何でも一人できるケンジは、人に頼むという事をあまりせず、人に任せれるという事が分からず、何でもしょい込んでしまい今の状況なのだ。
だが、これからはそんな事をしていては本当に身体を潰してしまうので、本当に自分にしかできない事、意外は人に任せなければいけないのだ。
そして、シェムの言った、周りの人が上の人間を作るという言葉の意味は、最初誰でも、上の立場になると周りの人間が、自分より年配の人間がペコペコと頭を下げはじめたり、自分の権力にすり寄ってくる人間が出てきて、その状況に当人は何が起こっているかわからない為、アタフタするのである。
だが、その状況に人は慣れてきて、自分の役目が分かってくるのである。周りに寄ってくる人間を見る目が養われるのである。これは二十歳そこそこ養われる物ではなく、自分の周りに色んな人間が寄って来る事よって、成形されるのだ。
シェムが言った事は、将来ケンジがなるであろう姿であり、今言葉で言ってなれるわけではないのだ。その為、シェムはケンジに今できる事を、確実に終わらせるように、アドバイスを送ったのである。
そして、1週間後マイ達が焦りながら、国へと帰ってきたのだ!
「ケンちゃんごめん!助けて‼」
「いったいどうしたんだ?」
マイは無事であったが、ギルとマードック、プリムの手足がどす黒く変化していて、熱が出ていたらしく肩で息をして、気を失っている状態だったのだ。
そして、マードックは片手が腐り落ちていたのである。システィナ、セイラ、オリヴィアは心配そうな顔をして、大広間にマードック達を運び込んだのだった。
ケンジは急いで※①【パーフェクトヒール】を唱えたのだが、マードックの腕は復活せず、回復すらしてない様子だったのだ。
「これはいったい⁉」
「ご主人様!わたしも、回復魔法を唱えたのですが、効果がなかったんです」
オリヴィアは何がどうなっているのか分からなくて焦っていて、このままでは、自分の弟の命が亡くなってしまう事になるのである。
そしてセイラもまた、回復魔法の前に、※②【クリアランス】を唱え、状態異常を治したはずなのに、治らなかったと説明したのである。
「主様!私クリアランスを、唱えたのですが効果がなくて……」
ケンジはそれを聞き、ギル達に鑑定をしたのであるすると、3人とも毒状態にあったのだ。
「オイオイ……毒状態なのに、何でクリアランスで治らないんだ?」
ポイズンには、強さがあり最強と言われているのは、デットリーポイズンという毒なのだ。これは、アラクネである魔物のツバキも使える毒で、最強最悪の毒である。だが、この最強の毒でもセイラの神聖魔法のクリアランスなら治るはずなのだ。それが、治らない毒が存在する事なるのである。
ケンジはすぐさま、魔法で何とかなる物ではないと思い、エリクサーを3人に振りかけたのだ。
すると、3人の身体は元に戻り、マードックの腕は元通りになったのである。
「ふぅ……何とかなったようだな」
治った事を見て、マイ達はドッと疲れてその場に座り込んでしまったのである。ケンジは、何があったのかマイ達に、説明を求めたのだった。
「いったいなにがあったんだ?」
「そ、それが……スライムにやられたの……」
「まさか、スライムと侮ってやられたのか?」
「うん……」
「あれほど、油断だけはするなと言ったじゃないか?」
「でも……スライムが、あんな攻撃するとは思わないじゃない!スライムじゃない、他の魔物ならまだ理解できるけど!」
「そのスライムも、上位種や亜種かもしれないだろ!」
「ご、ごめんなさい……」
「まあ、不幸中の幸いと言っていいのか、死亡者が出なかっただけ良かったか……でも、マイにもエリクサーは持たせていただろ?なぜ使わなかったんだ?」
「あっ……」
「お前、まさかとは思うが……忘れていたんじゃないんだろうな!」
「だってぇ~~~~~!エリクサーなんて普段使わないからさ!」
「だってじゃねえよ!それでギル達が死んだらどうするつもりだ!油断とか以前の問題だ!それに、オリヴィア達もみんなエリクサーの事忘れてたのか?」
「「「申し訳ございません!」」」
「ったく!お前達は、レベルだけ上がって経験が全然足りてないじゃないか!」
「だって、ケンちゃん!今まで、ケンちゃんがいなかった事がなくて、何かあった時は必ず、ケンちゃんが何とかしてくれてたじゃない!」
ケンジはそのマイのセリフを聞き、ここでもまたケンジが何でも一人でやってしまっていた事が露呈してしまったのである。
いままで、みんなで採掘やダンジョン攻略をしてきたが、やっぱりケンジのチート能力が当たり前になっていて、ケンジありきの冒険になっていたのだ。
これには、ケンジも何も言えなくなり、黙ってしまったのだ。もし仮に王国が、この国を取りに戦争を仕掛けてきた場合、Freedom国は敗戦国になるのは目に見えるのである。
ギル達の戦闘能力は、王国騎士団に匹敵すると言っていたが、ギリギリの戦いになった場合、個人の経験値が少なすぎて押されるのは目に見えていたのだった。
ケンジは、その意見に呆れてしまいただ黙って、マイを見つめたのだった。
「な、何よ……」
「もう、分かったよ……お前達は強いが圧倒的に経験値が足りない……俺も、その事をよく考えるから今はゆっくり休め……お疲れさん!」
「「「ご主人様!」」」
「ケンちゃん!」
マイと、システィナ、オリヴィア、セイラの4人は、ケンジは真剣な顔をして、強制的に話題を終えた事に焦ったのだった。4人はケンジに見捨てられるんじゃないかと、その日はドキドキしていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てきた魔法一覧
※①【パーフェクトヒール】
聖属性魔法 8階位
消費MP 56
詠唱速度 90秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間 一瞬
効果対象 一人
効果範囲 なし
必要秘薬 紫水晶・高麗人参・黒大蒜、各5個
備考欄
聖属性魔法の回復魔法としては最高峰の魔法。この上には回復魔法は
存在しない。この魔法を使うと命さえ無事ならば部位欠損さえも元通りに
してしまう。この上位になると蘇生魔法になるがそれらの魔法は禁忌になる。
大魔道士職業レベル150以上魔法スキル120.00で使える。
※②【クリアランス】
神聖魔法 5階位
消費MP 25
詠唱速度 1.5秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間 一瞬
効果対象 ひとり
効果範囲 なし
必要秘薬 なし
備考欄
状態異常の仲間を治療する魔法。この魔法は毒とかパラライズ、沈黙等
殆どの状態を治す事ができて便利である。
唯一、治せないのは呪いだけであり、MP消費が高いのが欠点だろう。
クレリック、プリースト職業レベル60信仰心スキル50.00で使用可能。
「ハアァ……いったいどうしたらいいんだよ……」
「主殿、何かあったのか?」
「いや……」
シェムは、ケンジが珍しくため息をついていたので、心配になり話しかけてきた。
「いや……っていう顔じゃないのう。頼りないかもしれんが、話したら楽になるかもしれんぞい!」
ケンジは、シェムに言われ相談することにした。シェムは、ケンジの愚痴にも近い相談を何も言わず、ケンジのたまっていたものを吐き出させるのだった。
「と言う訳で、人材が足りなさすぎるんだよ……」
「ふむふむ……今まで聴いておったが、何を悩むことがあるのじゃ?」
「えっ?」
「主殿は、今まで一人で頑張りすぎてたんじゃよ!だから、今この時点で頭打ちをしてしまったんじゃな……」
「それが、分かっているからこうして……」
「しかしじゃ!ワシが思うに、それこそが……何でも一人でこなしてしまうのもまた、主殿の強みなんじゃよ!」
「シェム……いったい何を言っているんだ?」
シェムは、ケンジにとりあえず、イチカタイプのゴーレムを作る事に集中するようにアドバイスをおくったのだ。そして、当面の課題である人に頼る事、指示を出せるようになる事は、徐々に慣れていくしかない事をアドバイスしたのだった。
「主殿は、やる事がいっぱいになり、内政という未知のものにアタフタしているだけなんじゃ!主殿はまだ二十歳じゃ!焦る気持ちはよくわかる。だからこそ、今はムシュダルク殿に任せておいて、主殿は一つ一つ問題を片づけていけばいいんじゃよ」
「だが、そんな悠長な事を言っていては……」
「主殿……貴方は日頃、ワシらになんて言っておるのじゃ?」
「何って、なんだよ?」
「仕事のやり過ぎはいけないと言っておるじゃろう。ワシらは奴隷じゃ!なのに、主殿は平日の夕方5時以降には、仕事を強制的に終わらせ、週に一回絶対に完全休暇さえ与えてくれるのじゃ!」
「……」
「だったら、主殿もそれをやってくれなければ、奴隷であるワシらの立場がないじゃろ?確かに、主殿は国王じゃ!やらなきゃいけない事もいっぱいあるじゃろう。だけど、それで身体を潰しちゃ、言っている事とやっている事が矛盾しているじゃろ?」
「だが、そんな事を言っていては……いつまでたっても、上に立つ立場に慣れないだろ?」
「主殿、良い事を教えてやろう!」
「なんだよ?」
「なにも、上の立場は自分が頑張れば、分かるというもんではないぞよ。上の立場の人間は、周りの人間が作るとも言われておるんじゃ!」
「はぁ?」
「主殿の、今までの行動や付き合い方では、まだわからないのは無理もない事なんじゃよ。これから、主殿は本当の意味で、上に立つお方じゃよ」
「どういう事か、さっぱりわからん……シェムどういう事だよ?」
「これも、いつも主殿が言っておるのじゃが……」
シェムは、ニヤリと笑うのだった。
「……なんだよ」
「出し惜しみは知っている者の?」
「特権だ……」
「そういう事じゃよ!今は、主殿はやれる事を一つづつ片づけるのじゃ!」
「ち、ちくしょおおおおお!」
ケンジには、シェムの言っている事がよくわからなかったのだ。今までなら、出し惜しみは知っている者の特権といって、イニシアティブを取ってきてたのに、今回はシェムにそれをやられてしまったのである。
シェムの言った事は、今までケンジは仲間と言って、奴隷として扱ってこなかった為、人の扱いに慣れていない事を言っていたのだ。
だが、ここにきて、上の立場として動き始めたケンジは、何をやっていいのかよく分からなくなっていたのだ。
今までなら、何でも一人できるケンジは、人に頼むという事をあまりせず、人に任せれるという事が分からず、何でもしょい込んでしまい今の状況なのだ。
だが、これからはそんな事をしていては本当に身体を潰してしまうので、本当に自分にしかできない事、意外は人に任せなければいけないのだ。
そして、シェムの言った、周りの人が上の人間を作るという言葉の意味は、最初誰でも、上の立場になると周りの人間が、自分より年配の人間がペコペコと頭を下げはじめたり、自分の権力にすり寄ってくる人間が出てきて、その状況に当人は何が起こっているかわからない為、アタフタするのである。
だが、その状況に人は慣れてきて、自分の役目が分かってくるのである。周りに寄ってくる人間を見る目が養われるのである。これは二十歳そこそこ養われる物ではなく、自分の周りに色んな人間が寄って来る事よって、成形されるのだ。
シェムが言った事は、将来ケンジがなるであろう姿であり、今言葉で言ってなれるわけではないのだ。その為、シェムはケンジに今できる事を、確実に終わらせるように、アドバイスを送ったのである。
そして、1週間後マイ達が焦りながら、国へと帰ってきたのだ!
「ケンちゃんごめん!助けて‼」
「いったいどうしたんだ?」
マイは無事であったが、ギルとマードック、プリムの手足がどす黒く変化していて、熱が出ていたらしく肩で息をして、気を失っている状態だったのだ。
そして、マードックは片手が腐り落ちていたのである。システィナ、セイラ、オリヴィアは心配そうな顔をして、大広間にマードック達を運び込んだのだった。
ケンジは急いで※①【パーフェクトヒール】を唱えたのだが、マードックの腕は復活せず、回復すらしてない様子だったのだ。
「これはいったい⁉」
「ご主人様!わたしも、回復魔法を唱えたのですが、効果がなかったんです」
オリヴィアは何がどうなっているのか分からなくて焦っていて、このままでは、自分の弟の命が亡くなってしまう事になるのである。
そしてセイラもまた、回復魔法の前に、※②【クリアランス】を唱え、状態異常を治したはずなのに、治らなかったと説明したのである。
「主様!私クリアランスを、唱えたのですが効果がなくて……」
ケンジはそれを聞き、ギル達に鑑定をしたのであるすると、3人とも毒状態にあったのだ。
「オイオイ……毒状態なのに、何でクリアランスで治らないんだ?」
ポイズンには、強さがあり最強と言われているのは、デットリーポイズンという毒なのだ。これは、アラクネである魔物のツバキも使える毒で、最強最悪の毒である。だが、この最強の毒でもセイラの神聖魔法のクリアランスなら治るはずなのだ。それが、治らない毒が存在する事なるのである。
ケンジはすぐさま、魔法で何とかなる物ではないと思い、エリクサーを3人に振りかけたのだ。
すると、3人の身体は元に戻り、マードックの腕は元通りになったのである。
「ふぅ……何とかなったようだな」
治った事を見て、マイ達はドッと疲れてその場に座り込んでしまったのである。ケンジは、何があったのかマイ達に、説明を求めたのだった。
「いったいなにがあったんだ?」
「そ、それが……スライムにやられたの……」
「まさか、スライムと侮ってやられたのか?」
「うん……」
「あれほど、油断だけはするなと言ったじゃないか?」
「でも……スライムが、あんな攻撃するとは思わないじゃない!スライムじゃない、他の魔物ならまだ理解できるけど!」
「そのスライムも、上位種や亜種かもしれないだろ!」
「ご、ごめんなさい……」
「まあ、不幸中の幸いと言っていいのか、死亡者が出なかっただけ良かったか……でも、マイにもエリクサーは持たせていただろ?なぜ使わなかったんだ?」
「あっ……」
「お前、まさかとは思うが……忘れていたんじゃないんだろうな!」
「だってぇ~~~~~!エリクサーなんて普段使わないからさ!」
「だってじゃねえよ!それでギル達が死んだらどうするつもりだ!油断とか以前の問題だ!それに、オリヴィア達もみんなエリクサーの事忘れてたのか?」
「「「申し訳ございません!」」」
「ったく!お前達は、レベルだけ上がって経験が全然足りてないじゃないか!」
「だって、ケンちゃん!今まで、ケンちゃんがいなかった事がなくて、何かあった時は必ず、ケンちゃんが何とかしてくれてたじゃない!」
ケンジはそのマイのセリフを聞き、ここでもまたケンジが何でも一人でやってしまっていた事が露呈してしまったのである。
いままで、みんなで採掘やダンジョン攻略をしてきたが、やっぱりケンジのチート能力が当たり前になっていて、ケンジありきの冒険になっていたのだ。
これには、ケンジも何も言えなくなり、黙ってしまったのだ。もし仮に王国が、この国を取りに戦争を仕掛けてきた場合、Freedom国は敗戦国になるのは目に見えるのである。
ギル達の戦闘能力は、王国騎士団に匹敵すると言っていたが、ギリギリの戦いになった場合、個人の経験値が少なすぎて押されるのは目に見えていたのだった。
ケンジは、その意見に呆れてしまいただ黙って、マイを見つめたのだった。
「な、何よ……」
「もう、分かったよ……お前達は強いが圧倒的に経験値が足りない……俺も、その事をよく考えるから今はゆっくり休め……お疲れさん!」
「「「ご主人様!」」」
「ケンちゃん!」
マイと、システィナ、オリヴィア、セイラの4人は、ケンジは真剣な顔をして、強制的に話題を終えた事に焦ったのだった。4人はケンジに見捨てられるんじゃないかと、その日はドキドキしていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てきた魔法一覧
※①【パーフェクトヒール】
聖属性魔法 8階位
消費MP 56
詠唱速度 90秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間 一瞬
効果対象 一人
効果範囲 なし
必要秘薬 紫水晶・高麗人参・黒大蒜、各5個
備考欄
聖属性魔法の回復魔法としては最高峰の魔法。この上には回復魔法は
存在しない。この魔法を使うと命さえ無事ならば部位欠損さえも元通りに
してしまう。この上位になると蘇生魔法になるがそれらの魔法は禁忌になる。
大魔道士職業レベル150以上魔法スキル120.00で使える。
※②【クリアランス】
神聖魔法 5階位
消費MP 25
詠唱速度 1.5秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間 一瞬
効果対象 ひとり
効果範囲 なし
必要秘薬 なし
備考欄
状態異常の仲間を治療する魔法。この魔法は毒とかパラライズ、沈黙等
殆どの状態を治す事ができて便利である。
唯一、治せないのは呪いだけであり、MP消費が高いのが欠点だろう。
クレリック、プリースト職業レベル60信仰心スキル50.00で使用可能。
21
あなたにおすすめの小説
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる