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第5章 最強への道
5話 魔王ディクト
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マルク達は、王都を出発して北に向かう。大陸の中心は森が広がりその森には沼があり、その沼の主がブラックドラゴンだ。
「ねぇ、マルク?本当にその沼にブラックドラゴンがいるの?」
「うん、いるね。僕のサーチには反応しているよ」
クレアがマルクに、本当にいるのか尋ねた。ブラックドラゴンが王都からこんなに離れていない場所にいるのか疑問だったからだ。
「じゃあ、あの噂は本当だったんだ?」
「あの噂って?」
「冒険者ギルドがあの森に偵察隊を送っているらしいって?ドラゴンを見た報告があったんだけど、確認がとれていなかったんだって」
「そうなんだ?」
「だけど、沼の水質が毒を帯びてきたらしくて本格的に偵察隊を派遣したんだって」
「冒険者ギルドもえらく呑気に構えていたものだね。ブラックドラゴンが本当にいるのにね」
「マルク、それは仕方ないよ」
「システィナはどうしてそう思うんだ?」
「そりゃそうだよ!つい最近伝説級のデミリッチが西に出現したばかりじゃない。そして又すぐに今度は北にブラックドラゴンが出現するなんて思わないよ」
「確かに・・・・・・」
「そうなると、マルクが前に言った事はあながち間違ってないのかもな・・・・・・」
「ちょっとカノン!縁起でもない事言わないでよね!」
「何でだ?こうも災害級の魔物の出現すれば、やっぱり世の中がおかしくなってきていると思うのが当たり前じゃないか?」
「って事は、やっぱあたし達は早急にレベルを上げた方がいいって事だね!」
カノンの話を聞いていたオウカが自分の手を拳で打ってパシパシ音を起てた。
「魔王か・・・・・・」
「ちょっとマルク!そんな小声でつぶやかないでよ!」
マルクの予想は当たっていた。王都から離れた地リーランの町に異変があった。
時は数ヶ月前にさかのぼる。
「きゃっ!地震?」
「今のは大きかったな!」
「本当に。こんな大きいのは経験がないのう」
「誰か!手をかしてくれ!」
「どうした?誰か怪我をしたのか?」
「ゴール爺が家具の下敷きになったんだ!」
町の人間は、怪我をした人間を救出し病院に運び入れた。そして、この地には余震とは思えない大きな地震が頻繁に起きるようになっていた。
マルクも故郷がこんなことになっているとは思いもしていなかった。
そして、ここは今はもう寂れたダンジョンの10階層では、頭蓋骨を3つ持った一人の男が水晶の前に立っていた。
「お前が俺を蘇らせたのか?」
水晶は男の言葉に反応するように輝いた。
「そうか・・・・・・ダンジョンオーブが復活するものとは思いもしなかった」
ダンジョンオーブの前にいるのは、元雷神のリーダーだったディクトである。ディクトの肉体は元に戻っていた。しかし、ディクトの顔色は生気のない感じだった。
そして、ディクトはダンジョンオーブの台座の部分のプレートに手を置いた。
「こ、これは!」
『ダンジョンマスター!ディクトを登録しました』
「俺がダンジョンマスターだと?」
『マスター、貴方にはダンジョンマスターとなっていただき、人間達を間引いてもらいます』
「なんで俺が!」
『マスターには、負の感情を感知しました。人間を憎む心を利用して復活させました』
「そんな事を勝手に!」
『マスターは復讐には興味はないのですか?』
「・・・・・・」
『ないのならしょうがありませんね。又、マスターになる者を待つしかありませんね』
「待て!ダンジョンマスターを断った俺はどうなる?」
『登録を解除すれば、貴方には用がありません空ね。ダンジョンの養分なるしかありません』
「わかった!ダンジョンマスターとなる!」
『それは良かったです』
「ダンジョンマスターは何をすればいいんだ?」
『ダンジョンオーブのプレートに触れて下さい』
ディクトはダンジョンオーブのプレートに手を置いた。すると、ポイントがあるのがわかった。
『マスター。そのポイントを使ってダンジョンやマスター自身を強化していただきます。宝物や魔物を作り出し、ダンジョン内に設置してもらいます』
「このポイントは、1000ポイントだけなのか?」
『このポイントは人間やダンジョン外の魔物を殺せばレベル×10ポイント入手できます。又ダンジョン内に一時間毎レベル÷10ポイント入手できます』
「なるほどな!だったら俺はダンジョンを利用して魔王となろう!」
『マスター!よくぞ決断してくれました。ちなみにその頭蓋骨もポイントで復讐できますよ』
「そうか!こいつらは俺の仲間だからな」
『なるべく早く復活させて下さいね』
「どうしてだ?」
『今は私の魔力で保護していますが、魔力が切れるとダンジョンに吸収されてしまいますよ』
「はっ?」
『まぁ、ダンジョンの床に置かなければ大丈夫ですけどね』
「わかった。ダンジョンポイントを早急に貯めよう」
『その意気です。マスター期待していますよ』
「わはははは!俺は新たな力を手に入れた!マルクよ。今に覚えていろ!必ず復讐してやる」
ディクトは、ダンジョンマスターとなり人間界を恐怖に陥れる事になる。
「ねぇ、マルク?本当にその沼にブラックドラゴンがいるの?」
「うん、いるね。僕のサーチには反応しているよ」
クレアがマルクに、本当にいるのか尋ねた。ブラックドラゴンが王都からこんなに離れていない場所にいるのか疑問だったからだ。
「じゃあ、あの噂は本当だったんだ?」
「あの噂って?」
「冒険者ギルドがあの森に偵察隊を送っているらしいって?ドラゴンを見た報告があったんだけど、確認がとれていなかったんだって」
「そうなんだ?」
「だけど、沼の水質が毒を帯びてきたらしくて本格的に偵察隊を派遣したんだって」
「冒険者ギルドもえらく呑気に構えていたものだね。ブラックドラゴンが本当にいるのにね」
「マルク、それは仕方ないよ」
「システィナはどうしてそう思うんだ?」
「そりゃそうだよ!つい最近伝説級のデミリッチが西に出現したばかりじゃない。そして又すぐに今度は北にブラックドラゴンが出現するなんて思わないよ」
「確かに・・・・・・」
「そうなると、マルクが前に言った事はあながち間違ってないのかもな・・・・・・」
「ちょっとカノン!縁起でもない事言わないでよね!」
「何でだ?こうも災害級の魔物の出現すれば、やっぱり世の中がおかしくなってきていると思うのが当たり前じゃないか?」
「って事は、やっぱあたし達は早急にレベルを上げた方がいいって事だね!」
カノンの話を聞いていたオウカが自分の手を拳で打ってパシパシ音を起てた。
「魔王か・・・・・・」
「ちょっとマルク!そんな小声でつぶやかないでよ!」
マルクの予想は当たっていた。王都から離れた地リーランの町に異変があった。
時は数ヶ月前にさかのぼる。
「きゃっ!地震?」
「今のは大きかったな!」
「本当に。こんな大きいのは経験がないのう」
「誰か!手をかしてくれ!」
「どうした?誰か怪我をしたのか?」
「ゴール爺が家具の下敷きになったんだ!」
町の人間は、怪我をした人間を救出し病院に運び入れた。そして、この地には余震とは思えない大きな地震が頻繁に起きるようになっていた。
マルクも故郷がこんなことになっているとは思いもしていなかった。
そして、ここは今はもう寂れたダンジョンの10階層では、頭蓋骨を3つ持った一人の男が水晶の前に立っていた。
「お前が俺を蘇らせたのか?」
水晶は男の言葉に反応するように輝いた。
「そうか・・・・・・ダンジョンオーブが復活するものとは思いもしなかった」
ダンジョンオーブの前にいるのは、元雷神のリーダーだったディクトである。ディクトの肉体は元に戻っていた。しかし、ディクトの顔色は生気のない感じだった。
そして、ディクトはダンジョンオーブの台座の部分のプレートに手を置いた。
「こ、これは!」
『ダンジョンマスター!ディクトを登録しました』
「俺がダンジョンマスターだと?」
『マスター、貴方にはダンジョンマスターとなっていただき、人間達を間引いてもらいます』
「なんで俺が!」
『マスターには、負の感情を感知しました。人間を憎む心を利用して復活させました』
「そんな事を勝手に!」
『マスターは復讐には興味はないのですか?』
「・・・・・・」
『ないのならしょうがありませんね。又、マスターになる者を待つしかありませんね』
「待て!ダンジョンマスターを断った俺はどうなる?」
『登録を解除すれば、貴方には用がありません空ね。ダンジョンの養分なるしかありません』
「わかった!ダンジョンマスターとなる!」
『それは良かったです』
「ダンジョンマスターは何をすればいいんだ?」
『ダンジョンオーブのプレートに触れて下さい』
ディクトはダンジョンオーブのプレートに手を置いた。すると、ポイントがあるのがわかった。
『マスター。そのポイントを使ってダンジョンやマスター自身を強化していただきます。宝物や魔物を作り出し、ダンジョン内に設置してもらいます』
「このポイントは、1000ポイントだけなのか?」
『このポイントは人間やダンジョン外の魔物を殺せばレベル×10ポイント入手できます。又ダンジョン内に一時間毎レベル÷10ポイント入手できます』
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「そうか!こいつらは俺の仲間だからな」
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「はっ?」
『まぁ、ダンジョンの床に置かなければ大丈夫ですけどね』
「わかった。ダンジョンポイントを早急に貯めよう」
『その意気です。マスター期待していますよ』
「わはははは!俺は新たな力を手に入れた!マルクよ。今に覚えていろ!必ず復讐してやる」
ディクトは、ダンジョンマスターとなり人間界を恐怖に陥れる事になる。
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