225 / 347
第6章 研磨という職
24話 新たなテイム生物
しおりを挟む
ヒロトシが、王都の商人ギルドに顔を出した事で受付嬢は驚いた。
「えーっと……ひょっとしてサンライトのオーナーのヒロトシ様でしょうか?」
「俺のこと知ってんの?ここへは初めて来たんだけど」
「はい、存じております。私はここで受付嬢をしているジュリアと申します。どうぞよろしくお願いいたします。それで今日はどのようなご用件で?」
「そんなかしこまらなくてもいいよ。なんかこっちまで緊張してくるよ」
「いえ。仕事ですので。それに、ヒロトシさんは王都でも指折りの商人であられます。ギルドはヒロトシさんの商才に感服しています」
ジュリアという女性は真面目な女性だった。
「そ、そうか。ありがとうな」
「いえ。こちらこそ、いつもお世話になっております。それでご用件の方は?」
「そうそう。土地を買いたいんだ街はずれで構わないよ。広大な土地がほしい」
「どのような目的でしょうか?」
「工場を建てたいんだよ」
「今のこの王都にですか?」
受付嬢は目を見開いて驚いていた。今、商人ギルドには余っている土地がいっぱいあった。これは、不況のあまり工場や店が潰れて、借金のかたに引取った土地である。
今ある工場もいつ潰れても分からない状況で、商人ギルドとしてもなんとかしたいと思っていた。
「そうだね。今のこの王都だから必要な事だ」
「それはやめておいた方がいいのでは?王都では産物が取れなくなっております。何の工場を立てるのか分かりませんが、得策ではないかと思います」
「今工場が潰れていっているんだろ?失業者はとんでもない数にふくれ上がっているはずだ」
「そうです……生活がまままらなくなって、スラム街に人が流れているほどです」
「つまりだ。いままで工場のお抱えだった採掘師や裁縫師が職に就けていないって事だろ?それにこれからの季節寒くなって来る。毛布等の需要が高まってくると……」
「ですが……ここ王都では産物が無くなってきているのです」
「それは大丈夫だよ。俺が何とかしてみせるから」
「本当に大丈夫ですか?生産ギルドでも生産者が職に就けていない状況なのですよ?」
ヒロトシの計画は人員の確保であり、王都の人間を食べられるようにする事だった。
「町はずれの土地じゃなくとも、今は土地が売れ残っています。こちらなんかはどうでしょうか?」
「本当に工場が潰れてしまっているんだな……」
「そうですね……裁縫工場のなかには機械類も残っていますので、それも一緒についていますよ」
「ほんとうか?それはありがたい!」
「じゃあ、この4区画すべて買い取らさせてもらおう!」
「はぁあ?4区画ってどれだけの従業員を雇うつもりですか?」
「今、王都の経済は最悪だと言ってもいいだろ?」
「そりゃそうですよ!今まで産出できた物が出来なくなっているのですからね。産物の奪い合いで裁縫なら綿花をどれだけ確保できるか勝負の分かれ目です」
「そんな事やっているから失業者があふれるんだ」
「そんな事を言っても。昔からやってきた事じゃないですか?」
「まあ、見てな。俺が裁縫で経済を活性化させてやるよ」
「そんなうまくいくものですかね?お手並み拝見させていただきます」
ヒロトシは、裁縫工場を4区画買い取ってしまい、王都での話題を攫ってしまっていた。これには、悪徳商人と貴族達がほくそ笑んだ。裁縫工場を開くということは綿花が必要になるからだ。在庫で取ってあった綿花が売れると思っていた。
ヒロトシは、棟梁達に工場の修繕と1区画分の土地の工場の解体を命じた。
「旦那!この1区画分を解体しちまうのか?」
「ああ!機織り機や糸巻き機は全て他の区画の工場に運んでくれ」
「じゃあ、ここの区画は何に使うんだ?」
「ここには工場で働く人間の寮と厩舎を作ってくれ」
「寮って事は、ここで働くのは奴隷じゃないのか?それに厩舎ってどういうことだ?」
「裁縫工場には従業員として家を失った王都の人間を雇う事にする。そして、厩舎にはある魔物を飼う事にするからよろしく頼むぞ?」
「綿花を保存する倉庫はいいのか?」
「この工場で、悪徳商人とそのバックについている貴族を一掃するから綿花は使わないよ」
「さすが旦那だ……そのあたりも容赦しねえんだな……」
「当たり前だ!王族が頼りにならないんじゃ、こっちで頑張るしかあるまい」
「なるほどなあ……でも、旦那あんま無理はすんなよ。旦那の身体の方が大事なんだからな」
「棟梁。ありがとな。だが、ここは俺には手のかからない所になるから大丈夫だよ」
「ならいいんだけどな」
そういって、ヒロトシは棟梁に任せてしまった。そして、ヒロトシは王都の外にミランダを連れて出たのだった。
「ご主人様……こんなとこにきて何をするつもりですか?」
「ある魔物をテイムしようと思ってな」
「なんの魔物ですか?」
「今回裁縫で使うのは綿花じゃないんだよ。魔物の羊毛を使うつもりなんだ」
「ひょっとして、スリーピングシープですか?」
「よくわかったな」
スリーピングシープは名前からして大人しそうに聞こえるが、とんでもなく気性の激しい羊の魔物である。いつも草原で寝ているのだが、この睡眠を邪魔されるのが嫌らしく、寝起きがとんでもなく悪い魔物なのだ。
そして、その大きな角で突進され、その衝撃はAランク冒険者でも簡単に避ける事が出来なくて、致命傷を与えられる。スリーピングシープに出会ったら、まずその場からゆっくり物音をたてずに立ち去る事を推奨されるほど危険な魔物なのだ。
そして、このスリーピングシープの綿毛は高級素材で、苦労の末に討伐してやっと手に入れることが出来るのだ。
この綿毛で、スリーピングシープは安眠できていると思われていて、実際にこの綿毛で作られた布団はフカフカで安眠できる作用があるのだ。
「まさか、スリーピングシープをテイムするなんて考えもつきませんでした。あの魔物は綿毛もすぐに生え変わりますし生産には向いていますね」
「だろ?綿花なんか取れなくともうちは大丈夫だよ」
「ご主人様……その笑顔悪いですよ……」
「クックックック……これでまた悪徳商人が排除できると思ったらな愉快でしょうがないよ」
「でも、工場が開いたら、綿花を売り込みに来そうですね」
「それを断るのがいいんじゃないか」
「ご主人様はどSですね……」
「まあ、あいつ等は王都に巣食う癌のようなものだからな。容赦するつもりはないよ」
その言葉にミランダは、苦笑いを浮かべたのだった。
「あっ、ご主人様……あそこにスリーピングシープがいます」
「ホントだ!それにしてもでかい羊だな……水牛以上ある……」
「あの身体で突進してきて、そのスピードは目にもとまらないぐらい速いですからね」
「ミランダはここで待っていてくれ」
「大丈夫ですか?」
「ああ、俺にはフェンリルの加護があるからな」
ヒロトシはそう言って、スリーピングシープに近づいた。すると、その足音にスリーピングシープは目を覚まし気が立っていたが、ヒロトシの姿を見た瞬間身体が硬直して動かなくなってしまった。
「いい子だな。そのまま俺の仲間にならないか?」
するとあっさりテイムは成功し、あれほど気性の荒いスリーピングシープは、飼いならされた猫の様に、ヒロトシにすり寄っていた。
「ご主人様凄いです!」
「任せろ!お前は厩舎に入っていてくれな?」
ヒロトシは、テイマーが使える厩舎のスキルで、スリーピングシープを中に誘導した。スリーピングシープも大人しく中に入り、その日は日が暮れるまでテイムし続けたのだった。
「お疲れさまでした!」
「お疲れ。護衛ありがとな」
「いえ、護衛と言っても一緒についていっただけでしたね……」
「いや、ミランダがいたから安心してテイムが出来たんだぞ?」
「そうなんですか?」
「テイム中は無防備になるからな。他から攻撃されても反撃が出来なくなっているから、護衛は必要なんだよ」
「そうだったんですね」
「そういうことだ。お前がいたから今日は10頭もテイムできたんだよ。本当にありがとな」
「勿体ない言葉ありがとうございます」
王都に帰ると、工場の敷地には棟梁達が解体を頑張っていた。
「旦那!お帰り!首尾はどうだった?」
「ああ!上々の出来だな」
そう言って、厩舎からぞろぞろと、スリーピングシープが10頭出てきて、棟梁達は目を丸くして驚くのだった。
「えーっと……ひょっとしてサンライトのオーナーのヒロトシ様でしょうか?」
「俺のこと知ってんの?ここへは初めて来たんだけど」
「はい、存じております。私はここで受付嬢をしているジュリアと申します。どうぞよろしくお願いいたします。それで今日はどのようなご用件で?」
「そんなかしこまらなくてもいいよ。なんかこっちまで緊張してくるよ」
「いえ。仕事ですので。それに、ヒロトシさんは王都でも指折りの商人であられます。ギルドはヒロトシさんの商才に感服しています」
ジュリアという女性は真面目な女性だった。
「そ、そうか。ありがとうな」
「いえ。こちらこそ、いつもお世話になっております。それでご用件の方は?」
「そうそう。土地を買いたいんだ街はずれで構わないよ。広大な土地がほしい」
「どのような目的でしょうか?」
「工場を建てたいんだよ」
「今のこの王都にですか?」
受付嬢は目を見開いて驚いていた。今、商人ギルドには余っている土地がいっぱいあった。これは、不況のあまり工場や店が潰れて、借金のかたに引取った土地である。
今ある工場もいつ潰れても分からない状況で、商人ギルドとしてもなんとかしたいと思っていた。
「そうだね。今のこの王都だから必要な事だ」
「それはやめておいた方がいいのでは?王都では産物が取れなくなっております。何の工場を立てるのか分かりませんが、得策ではないかと思います」
「今工場が潰れていっているんだろ?失業者はとんでもない数にふくれ上がっているはずだ」
「そうです……生活がまままらなくなって、スラム街に人が流れているほどです」
「つまりだ。いままで工場のお抱えだった採掘師や裁縫師が職に就けていないって事だろ?それにこれからの季節寒くなって来る。毛布等の需要が高まってくると……」
「ですが……ここ王都では産物が無くなってきているのです」
「それは大丈夫だよ。俺が何とかしてみせるから」
「本当に大丈夫ですか?生産ギルドでも生産者が職に就けていない状況なのですよ?」
ヒロトシの計画は人員の確保であり、王都の人間を食べられるようにする事だった。
「町はずれの土地じゃなくとも、今は土地が売れ残っています。こちらなんかはどうでしょうか?」
「本当に工場が潰れてしまっているんだな……」
「そうですね……裁縫工場のなかには機械類も残っていますので、それも一緒についていますよ」
「ほんとうか?それはありがたい!」
「じゃあ、この4区画すべて買い取らさせてもらおう!」
「はぁあ?4区画ってどれだけの従業員を雇うつもりですか?」
「今、王都の経済は最悪だと言ってもいいだろ?」
「そりゃそうですよ!今まで産出できた物が出来なくなっているのですからね。産物の奪い合いで裁縫なら綿花をどれだけ確保できるか勝負の分かれ目です」
「そんな事やっているから失業者があふれるんだ」
「そんな事を言っても。昔からやってきた事じゃないですか?」
「まあ、見てな。俺が裁縫で経済を活性化させてやるよ」
「そんなうまくいくものですかね?お手並み拝見させていただきます」
ヒロトシは、裁縫工場を4区画買い取ってしまい、王都での話題を攫ってしまっていた。これには、悪徳商人と貴族達がほくそ笑んだ。裁縫工場を開くということは綿花が必要になるからだ。在庫で取ってあった綿花が売れると思っていた。
ヒロトシは、棟梁達に工場の修繕と1区画分の土地の工場の解体を命じた。
「旦那!この1区画分を解体しちまうのか?」
「ああ!機織り機や糸巻き機は全て他の区画の工場に運んでくれ」
「じゃあ、ここの区画は何に使うんだ?」
「ここには工場で働く人間の寮と厩舎を作ってくれ」
「寮って事は、ここで働くのは奴隷じゃないのか?それに厩舎ってどういうことだ?」
「裁縫工場には従業員として家を失った王都の人間を雇う事にする。そして、厩舎にはある魔物を飼う事にするからよろしく頼むぞ?」
「綿花を保存する倉庫はいいのか?」
「この工場で、悪徳商人とそのバックについている貴族を一掃するから綿花は使わないよ」
「さすが旦那だ……そのあたりも容赦しねえんだな……」
「当たり前だ!王族が頼りにならないんじゃ、こっちで頑張るしかあるまい」
「なるほどなあ……でも、旦那あんま無理はすんなよ。旦那の身体の方が大事なんだからな」
「棟梁。ありがとな。だが、ここは俺には手のかからない所になるから大丈夫だよ」
「ならいいんだけどな」
そういって、ヒロトシは棟梁に任せてしまった。そして、ヒロトシは王都の外にミランダを連れて出たのだった。
「ご主人様……こんなとこにきて何をするつもりですか?」
「ある魔物をテイムしようと思ってな」
「なんの魔物ですか?」
「今回裁縫で使うのは綿花じゃないんだよ。魔物の羊毛を使うつもりなんだ」
「ひょっとして、スリーピングシープですか?」
「よくわかったな」
スリーピングシープは名前からして大人しそうに聞こえるが、とんでもなく気性の激しい羊の魔物である。いつも草原で寝ているのだが、この睡眠を邪魔されるのが嫌らしく、寝起きがとんでもなく悪い魔物なのだ。
そして、その大きな角で突進され、その衝撃はAランク冒険者でも簡単に避ける事が出来なくて、致命傷を与えられる。スリーピングシープに出会ったら、まずその場からゆっくり物音をたてずに立ち去る事を推奨されるほど危険な魔物なのだ。
そして、このスリーピングシープの綿毛は高級素材で、苦労の末に討伐してやっと手に入れることが出来るのだ。
この綿毛で、スリーピングシープは安眠できていると思われていて、実際にこの綿毛で作られた布団はフカフカで安眠できる作用があるのだ。
「まさか、スリーピングシープをテイムするなんて考えもつきませんでした。あの魔物は綿毛もすぐに生え変わりますし生産には向いていますね」
「だろ?綿花なんか取れなくともうちは大丈夫だよ」
「ご主人様……その笑顔悪いですよ……」
「クックックック……これでまた悪徳商人が排除できると思ったらな愉快でしょうがないよ」
「でも、工場が開いたら、綿花を売り込みに来そうですね」
「それを断るのがいいんじゃないか」
「ご主人様はどSですね……」
「まあ、あいつ等は王都に巣食う癌のようなものだからな。容赦するつもりはないよ」
その言葉にミランダは、苦笑いを浮かべたのだった。
「あっ、ご主人様……あそこにスリーピングシープがいます」
「ホントだ!それにしてもでかい羊だな……水牛以上ある……」
「あの身体で突進してきて、そのスピードは目にもとまらないぐらい速いですからね」
「ミランダはここで待っていてくれ」
「大丈夫ですか?」
「ああ、俺にはフェンリルの加護があるからな」
ヒロトシはそう言って、スリーピングシープに近づいた。すると、その足音にスリーピングシープは目を覚まし気が立っていたが、ヒロトシの姿を見た瞬間身体が硬直して動かなくなってしまった。
「いい子だな。そのまま俺の仲間にならないか?」
するとあっさりテイムは成功し、あれほど気性の荒いスリーピングシープは、飼いならされた猫の様に、ヒロトシにすり寄っていた。
「ご主人様凄いです!」
「任せろ!お前は厩舎に入っていてくれな?」
ヒロトシは、テイマーが使える厩舎のスキルで、スリーピングシープを中に誘導した。スリーピングシープも大人しく中に入り、その日は日が暮れるまでテイムし続けたのだった。
「お疲れさまでした!」
「お疲れ。護衛ありがとな」
「いえ、護衛と言っても一緒についていっただけでしたね……」
「いや、ミランダがいたから安心してテイムが出来たんだぞ?」
「そうなんですか?」
「テイム中は無防備になるからな。他から攻撃されても反撃が出来なくなっているから、護衛は必要なんだよ」
「そうだったんですね」
「そういうことだ。お前がいたから今日は10頭もテイムできたんだよ。本当にありがとな」
「勿体ない言葉ありがとうございます」
王都に帰ると、工場の敷地には棟梁達が解体を頑張っていた。
「旦那!お帰り!首尾はどうだった?」
「ああ!上々の出来だな」
そう言って、厩舎からぞろぞろと、スリーピングシープが10頭出てきて、棟梁達は目を丸くして驚くのだった。
12
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる