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第2章 新たな商売
18話 精神的に疲れた
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「ここが6階層か・・・」
ショウは永遠に広がりをみせるフィールドエリア6階層の景色に背伸びをする。
「「ご主人様。あたし達レベルが上がりました!」」
「そうかそうか!システィナ、アリサよく頑張ったな」
「「はい!」」
その時、いきなり姿をみせて襲ってきた魔物は【フォースダークマンティス】だった。
「こいつがギルドで新種と騒がれていたカマキリか」
襲ってきたマンティスにアユミがすぐさま対応し、フォースダークマンティスの鎌を弾き返す。その瞬間にカオリが背後に回り込み、フォースダークマンティスの羽根を斬り飛ばした。
「カオリ!昆虫系の魔物はしぶといから首を斬り飛ばしてトドメは確実にしろよ」
「はい!」
その瞬間、カオリの二刀流の斬撃がフォースダークマンティスの首を斬り飛ばした。
「カオリよくやった!」
その時、アユミ、カオリ、ヨシノのレベルが1レベル上昇し51レベルとなる。
「「「やった!レベルが上がった」」」
「3人共よく頑張った」
3人はレベルが上がって飛び跳ねて喜び、まわりもそれを祝福する。そして、ショウはイチョウに話し掛ける。
「イチョウ、このカマキリ解体はできそうか?」
「う~ん・・・初めてだからわからないけど大丈夫だと思うよ・・・」
「そうか。じゃあ地上に戻ったら解体をよろしく頼むな」
「わかった・・・」
ショウはフォースダークマンティスの死体を時空間倉庫に収納してしまう。
この世界では、ダンジョンで死んだとしても死体は残り消滅する事はない。最初、ショウは日本の小説の知識で「ダンジョンで死んでも死体は消滅しないのか?」とか「死んだら素材だけ残すんじゃないんだな?」と口にした事があった。
その時にショウはシスティナやアリサに「それはどこ情報なんですか?」と散々笑われたのはいい思い出である。
ちなみに、ダンジョンの事はまったくと言って解明はされていない。ダンジョンで死んでも死体を教会本部に行き、聖女に頼めばとんでもなく高いお布施を支払えば蘇生出来るという噂だ。噂というのは誰も利用した事がないからである。それは当たり前で何か月いや年単位で掛けて、アルジール聖神教国に仲間の遺体を持ち込み、その上馬鹿高いお布施を支払う事は到底無理であるからだ。死亡すれば蘇生される可能性があるのは、国の権力者ぐらいのものだろう。
「おじちゃんはダンジョンで狩った魔物を全部持ち帰れるから凄い・・・」
「どうしたんだ?いきなり。解体するの疲れるか?」
「そんな事はない!ただ感心しただけ・・・」
「そうか。でも解体は大変なのは解るから一日1体以上はしなくてもいいからな。イチョウのおかげでいつも助かっているよ。ありがとな」
「エヘヘ。なんか嬉しい」
イチョウがショウに頭を撫でられるのを見て、アユミ達は羨ましそうにジト目で見ているのだった。
「主様あれを・・・」
「何かあったか?」
スミエの指した先には冒険者が装備していたと思われるボコボコにへこんだ装備品やギルドカードが散乱していた。
「これは・・・」
「あのAランク冒険者の物ですか?」
「そうだな・・・ここで殺されて全滅したみたいだな。死体がないのは魔物に食べられたのかもな」
その場所にはAランク冒険者の装備品や冒険者の骨が残っていただけだ。ショウはAランク冒険者の装備品やギルドカードを時空間倉庫に収納してしまう。ギルドカードはこうして見つけることがあれば、冒険者ギルドに提出する決まりになっていて、見つけた装備品は見つけた人間の物にしていい暗黙のルールとなっている。
「骨だけはここに埋めてやろう」
ショウは地面の土を時空間倉庫に収納し穴を掘り、その中に冒険者達の骨を埋め埋葬した。
「Aランク冒険者が全滅したみたいだから、みんな気を引き締めていけよ」
「「「「「「「「はい!」」」」」」」」
その時、ショウの世界地図に魔物の表示がされる。
「魔物がきたぞ」
Aランク冒険者達の全滅を見たせいかみんなの緊張が高まる。この場所は木々が広がる森の中であり、草木がガサガサと擦り合わされると緊張が走る。
「なんだ?風でも巻いたのか?・・・って、みんな気をつけろ!」
ショウは全員に大声で叫ぶ。その声にアユミ達に緊張が走り剣を構えた瞬間、アユミが吹き飛んだのだ。
「きゃああああああああ!」
アユミは何が起こったのか解らず叫ぶしかなく、そのまま森の樹に打ち付けられた。
「くっ・・・いったい何が!?」
アユミは無事だったが、打撲でフラフラしながらも立ち上がり、何もない風景を睨みつけた。
「アユミ大丈夫?」
すぐさま、アリサがアユミに近づきポーションを手渡すと、アユミはポーションを飲み干し回復したのだった。
「アリサありがと。だけどすぐに離れて!何か恐ろしいものがいる・・・」
「だけど・・・」
「いいから離れて!」
アユミの怒号にアリサはアユミの言うとおりに、元の位置に戻りイチョウとカホに守ってもらう。その時、ショウが叫ぶ。
「ヨシノ!右を薙ぎ払え!」
ヨシノは自分の右側を目視するが何もないが、その瞬間今度はヨシノが吹き飛んだのだ。
「クハッ!」
そして、ヨシノもまた打撲はするもののフラフラしながら立ち上がり槍を構える。そして、すぐさまアリサはヨシノにポーションを渡し元の位置に戻った。
「いったい何が起こったの・・・」
「2人共大丈夫か?」
「「は、はい!」」
「ショウのプロテクションリングのおかげで打撲程度で済んだよ」
アユミ達は、何かから攻撃を受けた事はわかるが、その攻撃はプロテクションリングのおかげでダメージのほとんどをはね返していた。
「気をつけろ!襲って来ているのはミラーシーンという魔物だ!姿を消す能力を持っているぞ」
「そんなぁ!姿が見えない魔物をどうやって倒せというんだよ」
「アユミ!泣き言を言うな」
●ミラーシーン
二足歩行の羊の魔物。特徴は大きな棍棒を持ち集団で活動し、その腕力で一斉に殴りかかってくる。また、頭には大きな角を持ち突進攻撃をしかけてくる。そして、一番の特徴は額にある光輝く宝石のような石があり、この石に魔力を込めると自身の羊毛が光を屈折させ透明状態になることが可能。
「ヨシノ!又、右側に気をつけろ」
「右側?」
ヨシノはショウの言葉に自分の右側を向くが何もなく。槍を振り回す。しかし、次の瞬間ヨシノは痛烈な衝撃をその身に受けて吹き飛んだのだ。
「ぐはっ!い、息が・・・」
ヨシノは馬車に轢かれたかと思うほどの衝撃を受けて、森の木々に打ち付けられ肺の中にある空気が全て吐き出し息が出来なくなった。
その光景を見てアリサは、すぐさまヨシノの側に駆け寄りポーションを手渡す。
「アリサありがとございます・・・」
「うん」
アリサは頷くとすぐに所定の位置に戻る。
「これはマズイな・・・」
「おじちゃんどうするの?」
「みんなすぐに俺を中心に周りを固めて外側を向き武器を構えてくれ」
「「「「「「はい!」」」」」」
ショウの指示にアユミ達はショウを中心に周りを固める。そして、外側を向きミラーシーンの攻撃を迎える。
「いいか。俺の指示に従って攻撃をしてくれ。魔物は全部で15匹」
「「「「「「「そんなにたくさんいるの!?」」」」」」」
「アユミ!前方にスラッシュを放て!」
「はい!」
『メェエエエエエエエエ!』
アユミが自分の前方にスラッシュを撃ち込むと、透明状態のミラーシーンに命中し、ミラーシーンの声だけが周りにこだまする。
「アスカ、前方にスラッシュ!」
「はい!」
『メェエエエエエエエエ!』
ズバッと音がしたと同時にミラーシーンが絶叫して動かなくなる。さすがホムンクルスの中で一番レベルが高いアスカの一撃である。アスカの攻撃力はショウのストレングスリングのおかげであり得ないほど上昇しおり、ミラーシーンを絶命させたのだった。
「ヨシノ、あの血液の付いた羊毛がミラーシーンだ」
「わかりました!」
「薙ぎ払え。3体同時にくるぞ」
「はい!」
アユミが放ったスラッシュで、ミラーシーンは傷つき羊毛は自身の出血で羊毛が汚れ、一部透明状態にならなくなっていた。
「姿が見えるならこっちに分があるわ。薙ぎ払い!」
『『『メェエエエエエエエエ!』』』
血液の付いた羊毛はミラーシーンの位置を明らかにした。それを見たシスティナとアリサはなんか不思議な光景で唖然とするしかなかった。
「くらえ!マルチプルアロー」
スミエはミラーシーンの位置がわからなくて、自身の前方に範囲攻撃を繰り出す。その攻撃は前方45度の扇型の範囲にいる全ての敵にダメージを与えるものである。
『『『『『メェエエエエエエエエ!』』』』』
範囲攻撃で5体のミラーシーンにダメージを与える。カオリは宙に浮く刺さった矢を目印にダブルスラッシュを放つ。
ダブルスラッシュが命中しミラーシーンは絶命する。
次々に襲い来るミラーシーンだが、ショウの世界地図のおかげで位置が丸わかりで、ミラーシーンの必勝パターンが通じず、ミラーシーンは全滅したのだった。
「みんなよくやった。ミラーシーンは全滅したみたいだ」
ショウの言葉で、安堵したアユミ達はその場にへたり込むのだった。
「「「「「「「やっと終わったか・・・」」」」」」」
「そうだな・・・多分、あのAランク冒険者達はミラーシーンに殺されたんだろうな」
「どうしてミラーシーンってわかるの?」
「装備品がボコボコになってただろ?多分、無防備のところを突進攻撃をされたんだと思う」
「「「「「「な、なるほど・・・」」」」」」
「とにかく倒せてよかったよ」
見えない敵と戦う精神力の消耗は半端ではなく、ショウもまたその場に体育座りをした。
ショウは永遠に広がりをみせるフィールドエリア6階層の景色に背伸びをする。
「「ご主人様。あたし達レベルが上がりました!」」
「そうかそうか!システィナ、アリサよく頑張ったな」
「「はい!」」
その時、いきなり姿をみせて襲ってきた魔物は【フォースダークマンティス】だった。
「こいつがギルドで新種と騒がれていたカマキリか」
襲ってきたマンティスにアユミがすぐさま対応し、フォースダークマンティスの鎌を弾き返す。その瞬間にカオリが背後に回り込み、フォースダークマンティスの羽根を斬り飛ばした。
「カオリ!昆虫系の魔物はしぶといから首を斬り飛ばしてトドメは確実にしろよ」
「はい!」
その瞬間、カオリの二刀流の斬撃がフォースダークマンティスの首を斬り飛ばした。
「カオリよくやった!」
その時、アユミ、カオリ、ヨシノのレベルが1レベル上昇し51レベルとなる。
「「「やった!レベルが上がった」」」
「3人共よく頑張った」
3人はレベルが上がって飛び跳ねて喜び、まわりもそれを祝福する。そして、ショウはイチョウに話し掛ける。
「イチョウ、このカマキリ解体はできそうか?」
「う~ん・・・初めてだからわからないけど大丈夫だと思うよ・・・」
「そうか。じゃあ地上に戻ったら解体をよろしく頼むな」
「わかった・・・」
ショウはフォースダークマンティスの死体を時空間倉庫に収納してしまう。
この世界では、ダンジョンで死んだとしても死体は残り消滅する事はない。最初、ショウは日本の小説の知識で「ダンジョンで死んでも死体は消滅しないのか?」とか「死んだら素材だけ残すんじゃないんだな?」と口にした事があった。
その時にショウはシスティナやアリサに「それはどこ情報なんですか?」と散々笑われたのはいい思い出である。
ちなみに、ダンジョンの事はまったくと言って解明はされていない。ダンジョンで死んでも死体を教会本部に行き、聖女に頼めばとんでもなく高いお布施を支払えば蘇生出来るという噂だ。噂というのは誰も利用した事がないからである。それは当たり前で何か月いや年単位で掛けて、アルジール聖神教国に仲間の遺体を持ち込み、その上馬鹿高いお布施を支払う事は到底無理であるからだ。死亡すれば蘇生される可能性があるのは、国の権力者ぐらいのものだろう。
「おじちゃんはダンジョンで狩った魔物を全部持ち帰れるから凄い・・・」
「どうしたんだ?いきなり。解体するの疲れるか?」
「そんな事はない!ただ感心しただけ・・・」
「そうか。でも解体は大変なのは解るから一日1体以上はしなくてもいいからな。イチョウのおかげでいつも助かっているよ。ありがとな」
「エヘヘ。なんか嬉しい」
イチョウがショウに頭を撫でられるのを見て、アユミ達は羨ましそうにジト目で見ているのだった。
「主様あれを・・・」
「何かあったか?」
スミエの指した先には冒険者が装備していたと思われるボコボコにへこんだ装備品やギルドカードが散乱していた。
「これは・・・」
「あのAランク冒険者の物ですか?」
「そうだな・・・ここで殺されて全滅したみたいだな。死体がないのは魔物に食べられたのかもな」
その場所にはAランク冒険者の装備品や冒険者の骨が残っていただけだ。ショウはAランク冒険者の装備品やギルドカードを時空間倉庫に収納してしまう。ギルドカードはこうして見つけることがあれば、冒険者ギルドに提出する決まりになっていて、見つけた装備品は見つけた人間の物にしていい暗黙のルールとなっている。
「骨だけはここに埋めてやろう」
ショウは地面の土を時空間倉庫に収納し穴を掘り、その中に冒険者達の骨を埋め埋葬した。
「Aランク冒険者が全滅したみたいだから、みんな気を引き締めていけよ」
「「「「「「「「はい!」」」」」」」」
その時、ショウの世界地図に魔物の表示がされる。
「魔物がきたぞ」
Aランク冒険者達の全滅を見たせいかみんなの緊張が高まる。この場所は木々が広がる森の中であり、草木がガサガサと擦り合わされると緊張が走る。
「なんだ?風でも巻いたのか?・・・って、みんな気をつけろ!」
ショウは全員に大声で叫ぶ。その声にアユミ達に緊張が走り剣を構えた瞬間、アユミが吹き飛んだのだ。
「きゃああああああああ!」
アユミは何が起こったのか解らず叫ぶしかなく、そのまま森の樹に打ち付けられた。
「くっ・・・いったい何が!?」
アユミは無事だったが、打撲でフラフラしながらも立ち上がり、何もない風景を睨みつけた。
「アユミ大丈夫?」
すぐさま、アリサがアユミに近づきポーションを手渡すと、アユミはポーションを飲み干し回復したのだった。
「アリサありがと。だけどすぐに離れて!何か恐ろしいものがいる・・・」
「だけど・・・」
「いいから離れて!」
アユミの怒号にアリサはアユミの言うとおりに、元の位置に戻りイチョウとカホに守ってもらう。その時、ショウが叫ぶ。
「ヨシノ!右を薙ぎ払え!」
ヨシノは自分の右側を目視するが何もないが、その瞬間今度はヨシノが吹き飛んだのだ。
「クハッ!」
そして、ヨシノもまた打撲はするもののフラフラしながら立ち上がり槍を構える。そして、すぐさまアリサはヨシノにポーションを渡し元の位置に戻った。
「いったい何が起こったの・・・」
「2人共大丈夫か?」
「「は、はい!」」
「ショウのプロテクションリングのおかげで打撲程度で済んだよ」
アユミ達は、何かから攻撃を受けた事はわかるが、その攻撃はプロテクションリングのおかげでダメージのほとんどをはね返していた。
「気をつけろ!襲って来ているのはミラーシーンという魔物だ!姿を消す能力を持っているぞ」
「そんなぁ!姿が見えない魔物をどうやって倒せというんだよ」
「アユミ!泣き言を言うな」
●ミラーシーン
二足歩行の羊の魔物。特徴は大きな棍棒を持ち集団で活動し、その腕力で一斉に殴りかかってくる。また、頭には大きな角を持ち突進攻撃をしかけてくる。そして、一番の特徴は額にある光輝く宝石のような石があり、この石に魔力を込めると自身の羊毛が光を屈折させ透明状態になることが可能。
「ヨシノ!又、右側に気をつけろ」
「右側?」
ヨシノはショウの言葉に自分の右側を向くが何もなく。槍を振り回す。しかし、次の瞬間ヨシノは痛烈な衝撃をその身に受けて吹き飛んだのだ。
「ぐはっ!い、息が・・・」
ヨシノは馬車に轢かれたかと思うほどの衝撃を受けて、森の木々に打ち付けられ肺の中にある空気が全て吐き出し息が出来なくなった。
その光景を見てアリサは、すぐさまヨシノの側に駆け寄りポーションを手渡す。
「アリサありがとございます・・・」
「うん」
アリサは頷くとすぐに所定の位置に戻る。
「これはマズイな・・・」
「おじちゃんどうするの?」
「みんなすぐに俺を中心に周りを固めて外側を向き武器を構えてくれ」
「「「「「「はい!」」」」」」
ショウの指示にアユミ達はショウを中心に周りを固める。そして、外側を向きミラーシーンの攻撃を迎える。
「いいか。俺の指示に従って攻撃をしてくれ。魔物は全部で15匹」
「「「「「「「そんなにたくさんいるの!?」」」」」」」
「アユミ!前方にスラッシュを放て!」
「はい!」
『メェエエエエエエエエ!』
アユミが自分の前方にスラッシュを撃ち込むと、透明状態のミラーシーンに命中し、ミラーシーンの声だけが周りにこだまする。
「アスカ、前方にスラッシュ!」
「はい!」
『メェエエエエエエエエ!』
ズバッと音がしたと同時にミラーシーンが絶叫して動かなくなる。さすがホムンクルスの中で一番レベルが高いアスカの一撃である。アスカの攻撃力はショウのストレングスリングのおかげであり得ないほど上昇しおり、ミラーシーンを絶命させたのだった。
「ヨシノ、あの血液の付いた羊毛がミラーシーンだ」
「わかりました!」
「薙ぎ払え。3体同時にくるぞ」
「はい!」
アユミが放ったスラッシュで、ミラーシーンは傷つき羊毛は自身の出血で羊毛が汚れ、一部透明状態にならなくなっていた。
「姿が見えるならこっちに分があるわ。薙ぎ払い!」
『『『メェエエエエエエエエ!』』』
血液の付いた羊毛はミラーシーンの位置を明らかにした。それを見たシスティナとアリサはなんか不思議な光景で唖然とするしかなかった。
「くらえ!マルチプルアロー」
スミエはミラーシーンの位置がわからなくて、自身の前方に範囲攻撃を繰り出す。その攻撃は前方45度の扇型の範囲にいる全ての敵にダメージを与えるものである。
『『『『『メェエエエエエエエエ!』』』』』
範囲攻撃で5体のミラーシーンにダメージを与える。カオリは宙に浮く刺さった矢を目印にダブルスラッシュを放つ。
ダブルスラッシュが命中しミラーシーンは絶命する。
次々に襲い来るミラーシーンだが、ショウの世界地図のおかげで位置が丸わかりで、ミラーシーンの必勝パターンが通じず、ミラーシーンは全滅したのだった。
「みんなよくやった。ミラーシーンは全滅したみたいだ」
ショウの言葉で、安堵したアユミ達はその場にへたり込むのだった。
「「「「「「「やっと終わったか・・・」」」」」」」
「そうだな・・・多分、あのAランク冒険者達はミラーシーンに殺されたんだろうな」
「どうしてミラーシーンってわかるの?」
「装備品がボコボコになってただろ?多分、無防備のところを突進攻撃をされたんだと思う」
「「「「「「な、なるほど・・・」」」」」」
「とにかく倒せてよかったよ」
見えない敵と戦う精神力の消耗は半端ではなく、ショウもまたその場に体育座りをした。
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