121 / 150
第3章 新たな覚醒
17話 アーティファクト級のアイテム
しおりを挟む
ショウ達は、どんどんダンジョンの奥深く進むと、ショウが世界地図で隠し部屋に気づく。
「イチョウ、この壁の向こうに部屋があるみたいだが、隠し扉はないか?」
「えっ!?」
ショウの言葉に、イチョウはあり得ないほど動揺する。イチョウは自分に発見できない隠し扉や罠があるなんて信じたくなかったのだ。
「おじちゃん……あたしに発見できない隠し扉が……」
「しかしな……俺の世界地図には、この壁の向こうに小部屋があるよな」
「まさか!」
イチョウは、ショウの言葉を受けて壁を調べてみると、確かに隠し扉があるみたいだった。
「嘘でしょ……た、確かに隠し扉がある」
「だろ?罠とかあるか?」
「おじちゃん焦らないで……今調べるから」
イチョウは、分かりにくい隠し扉を調べると罠があり、それを解除し、隠し扉がゆっくり開く。そして、部屋の中には金銀財宝があり、多数のマジックアイテムがあった。
「「「「「「「す、すごい!」」」」」」」
アユミ達は、小部屋にある宝の山に目を輝かせる。部屋の中に入ったショウはその金貨の量に度肝を抜かれたのだった。
「こいつはすごいな……余裕でブリガンダイン王国の国家予算はあるんじゃないのか?」
「さすがにそこまではないんじゃないのですか?」
「そっか。やっぱり大袈裟すぎたか……」
ショウの言った国家予算はいくら何でも大げさすぎたのでアリサは呆れた様子で口を挟む。
「しかし、人類が初めて足を踏み入れた未開の深層ですね……こんな宝があるなんて信じられません」
「だな……普通の冒険者なら引退して後の人生悠々自適に生活するだろうな」
そう言いながら、ショウは神眼でマジックアイテムを鑑定していく。
「これは!?」
「ご主人様、何かありましたか?」
「アリサ。これを見てみな」
「これは?マジックバッグですか?」
「ああ!これはお前が持ってな」
「奴隷のあたしがこんな高価な物は……」
「いやいや、お前はパーティーの要で重要な回復要員だ。そのバッグに大量のポーションを入れて持ち運べるようにしてもらいたい」
「な、なるほど……そういう事なら、このバッグはあたしが持たせていただきます」
そう言って手にしたアリサは、貴族でもそうそう手に入れられないマジックバッグを、ショウから預かるのだった。
●マジックバッグ(アーティファクト級)
アイテムが10tまで入るバッグ。時間経過は7分の1となり、バッグの中の24時間は外の168時間となる。取り出す時に頭の中でイメージすればそのアイテムを迷う事なく取り出せる。バッグを持ち、魔力を流せば中のアイテムが一覧表示される。また、生き物は入らない。
このマジックバッグは1週間経っても1日しか経たず、10tまでならいくらでも入るバッグである。ちなみにショウの時空間倉庫は、中にレベル個数分のアイテムボックスがあり、1個のアイテムボックスに知力個数のアイテムが入り、同じ物なら魔力個数分のストックができる上に、時間停止・巻き戻し・早送りできるチート仕様である。
「こんなバッグ緊張しますね……」
「まぁ、そのうち慣れるだろ。それよりこいつを収納しな」
ショウはアリサに大量のポーションを時空間倉庫から取り出し手渡した。
「こんなにもいっぱい……取り出す時迷わないかしら」
「大丈夫だ。取り出す時は頭の中でイメージすれば取り出せるぞ」
「これは便利ですね!」
「その金属プレートに魔力を流せば中のアイテムも表示されるぞ」
アリサはショウの言うとおりにすると、頭の中でバッグ内のアイテムが手に取るようにわかる。
すると、ヒナタがショウを大声で呼んだ。
「父ちゃん!こっちに来て!これ何?」
「ヒナタどうした?いきなりアイテムに触れたりするなよ」
「そんな事しないよ」
小部屋の奥には台座があり、そこには一つの指輪が宙に浮きふわふわ漂う。そして、ショウがヒナタのそばにアリサと一緒にやって来た。
「これ価値のある指輪?」
ショウが、ヒナタの指差した指輪を神眼で鑑定すると、ショウとアリサは大声で感動するのだった。その大声にアユミ達が駆け寄ってきた。
しかし、スミエとヨシノは小部屋の出入り口で警備をこなす。また、システィナもその場に残り2人のサポートを買って出る。部屋に入る時、ショウは3人に魔物が入ってこないように指示を出していたからだ。
真面目な2人にシスティナの精霊魔法なら、7階層の魔物でも十分対応できると思っての事である。
「イチョウ、この壁の向こうに部屋があるみたいだが、隠し扉はないか?」
「えっ!?」
ショウの言葉に、イチョウはあり得ないほど動揺する。イチョウは自分に発見できない隠し扉や罠があるなんて信じたくなかったのだ。
「おじちゃん……あたしに発見できない隠し扉が……」
「しかしな……俺の世界地図には、この壁の向こうに小部屋があるよな」
「まさか!」
イチョウは、ショウの言葉を受けて壁を調べてみると、確かに隠し扉があるみたいだった。
「嘘でしょ……た、確かに隠し扉がある」
「だろ?罠とかあるか?」
「おじちゃん焦らないで……今調べるから」
イチョウは、分かりにくい隠し扉を調べると罠があり、それを解除し、隠し扉がゆっくり開く。そして、部屋の中には金銀財宝があり、多数のマジックアイテムがあった。
「「「「「「「す、すごい!」」」」」」」
アユミ達は、小部屋にある宝の山に目を輝かせる。部屋の中に入ったショウはその金貨の量に度肝を抜かれたのだった。
「こいつはすごいな……余裕でブリガンダイン王国の国家予算はあるんじゃないのか?」
「さすがにそこまではないんじゃないのですか?」
「そっか。やっぱり大袈裟すぎたか……」
ショウの言った国家予算はいくら何でも大げさすぎたのでアリサは呆れた様子で口を挟む。
「しかし、人類が初めて足を踏み入れた未開の深層ですね……こんな宝があるなんて信じられません」
「だな……普通の冒険者なら引退して後の人生悠々自適に生活するだろうな」
そう言いながら、ショウは神眼でマジックアイテムを鑑定していく。
「これは!?」
「ご主人様、何かありましたか?」
「アリサ。これを見てみな」
「これは?マジックバッグですか?」
「ああ!これはお前が持ってな」
「奴隷のあたしがこんな高価な物は……」
「いやいや、お前はパーティーの要で重要な回復要員だ。そのバッグに大量のポーションを入れて持ち運べるようにしてもらいたい」
「な、なるほど……そういう事なら、このバッグはあたしが持たせていただきます」
そう言って手にしたアリサは、貴族でもそうそう手に入れられないマジックバッグを、ショウから預かるのだった。
●マジックバッグ(アーティファクト級)
アイテムが10tまで入るバッグ。時間経過は7分の1となり、バッグの中の24時間は外の168時間となる。取り出す時に頭の中でイメージすればそのアイテムを迷う事なく取り出せる。バッグを持ち、魔力を流せば中のアイテムが一覧表示される。また、生き物は入らない。
このマジックバッグは1週間経っても1日しか経たず、10tまでならいくらでも入るバッグである。ちなみにショウの時空間倉庫は、中にレベル個数分のアイテムボックスがあり、1個のアイテムボックスに知力個数のアイテムが入り、同じ物なら魔力個数分のストックができる上に、時間停止・巻き戻し・早送りできるチート仕様である。
「こんなバッグ緊張しますね……」
「まぁ、そのうち慣れるだろ。それよりこいつを収納しな」
ショウはアリサに大量のポーションを時空間倉庫から取り出し手渡した。
「こんなにもいっぱい……取り出す時迷わないかしら」
「大丈夫だ。取り出す時は頭の中でイメージすれば取り出せるぞ」
「これは便利ですね!」
「その金属プレートに魔力を流せば中のアイテムも表示されるぞ」
アリサはショウの言うとおりにすると、頭の中でバッグ内のアイテムが手に取るようにわかる。
すると、ヒナタがショウを大声で呼んだ。
「父ちゃん!こっちに来て!これ何?」
「ヒナタどうした?いきなりアイテムに触れたりするなよ」
「そんな事しないよ」
小部屋の奥には台座があり、そこには一つの指輪が宙に浮きふわふわ漂う。そして、ショウがヒナタのそばにアリサと一緒にやって来た。
「これ価値のある指輪?」
ショウが、ヒナタの指差した指輪を神眼で鑑定すると、ショウとアリサは大声で感動するのだった。その大声にアユミ達が駆け寄ってきた。
しかし、スミエとヨシノは小部屋の出入り口で警備をこなす。また、システィナもその場に残り2人のサポートを買って出る。部屋に入る時、ショウは3人に魔物が入ってこないように指示を出していたからだ。
真面目な2人にシスティナの精霊魔法なら、7階層の魔物でも十分対応できると思っての事である。
21
あなたにおすすめの小説
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
『追放された底辺付与術師、実は【全自動化】のチートスキル持ちでした〜ブラックギルドを追い出されたので、辺境で商会を立ち上げたら勝手に世界規
NagiKurou
ファンタジー
「お前のような、一日中デスクに座って何もしない無能はクビだ!」
国内最大のギルド『栄光の剣』で、底辺の付与術師として働いていたアルスは、ある日突然、強欲なギルドマスターから追放を言い渡される。
しかし、彼らは知らなかった。ギルドの武器の自動修復、物流の最適化、資金管理に至るまで、すべてアルスの固有スキル【全自動化(ワークフロー構築)】によって完璧にシステム化され、回っていたことを。
「俺がいなくなったら、あの自動化システム、全部止まるけど……まあいいか」
管理権限を解除し、辺境へと旅立ったアルス。彼は自身のスキルを使って、圧倒的な耐久力を誇る銀色の四輪型重装ゴーレムを作り出し、気ままな行商を始める。
一度構築すれば無限に富を生み出す「全自動」のチートスキルで、アルスの商会は瞬く間に世界規模へとスケールしていく!
一方、すべてを失ったギルドは、生産ラインが崩壊し、絶望のどん底へと突き落とされていくのだった……。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
元勇者は魔力無限の闇属性使い ~世界の中心に理想郷を作り上げて無双します~
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
魔王を倒した(和解)した元勇者・ユメは、平和になった異世界を満喫していた。しかしある日、風の帝王に呼び出されるといきなり『追放』を言い渡された。絶望したユメは、魔法使い、聖女、超初心者の仲間と共に、理想郷を作ることを決意。
帝国に負けない【防衛値】を極めることにした。
信頼できる仲間と共に守備を固めていれば、どんなモンスターに襲われてもビクともしないほどに国は盤石となった。
そうしてある日、今度は魔神が復活。各地で暴れまわり、その魔の手は帝国にも襲い掛かった。すると、帝王から帝国防衛に戻れと言われた。だが、もう遅い。
すでに理想郷を築き上げたユメは、自分の国を守ることだけに全力を尽くしていく。
辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた
平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。
それから幾千年。
現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。
そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。
ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。
だが彼自身はまだ知らない。
自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。
竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。
これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
クラスで異世界召喚する前にスキルの検証に30年貰ってもいいですか?
ばふぉりん
ファンタジー
中学三年のある朝、突然教室が光だし、光が収まるとそこには女神様が!
「貴方達は異世界へと勇者召喚されましたが、そのままでは忍びないのでなんとか召喚に割り込みをかけあちらの世界にあった身体へ変換させると共にスキルを与えます。更に何か願いを叶えてあげましょう。これも召喚を止められなかった詫びとします」
「それでは女神様、どんなスキルかわからないまま行くのは不安なので検証期間を30年頂いてもよろしいですか?」
これはスキルを使いこなせないまま召喚された者と、使いこなし過ぎた者の異世界物語である。
<前作ラストで書いた(本当に描きたかったこと)をやってみようと思ったセルフスピンオフです!うまく行くかどうかはホント不安でしかありませんが、表現方法とか教えて頂けると幸いです>
注)本作品は横書きで書いており、顔文字も所々で顔を出してきますので、横読み?推奨です。
(読者様から縦書きだと顔文字が!という指摘を頂きましたので、注意書をと。ただ、表現たとして顔文字を出しているで、顔を出してた時には一通り読み終わった後で横書きで見て頂けると嬉しいです)
最強すぎて無職になりましたが、隣国の姫が勝手に嫁入りしてきました
eringi
ファンタジー
平凡なサラリーマン・佐藤亮は、満員電車で謎の光に包まれ異世界へ転移する。神様から「世界最強の力」を授かったはずが、本人はただの無職ニートとしか思っていない。冒険者ギルドで雑用を請け負う日々。そんな亮の周囲に、冷徹な騎士姫、天才魔導士、元盗賊の少女、竜人族の戦士など個性豊かな美少女たちが自然と集まってくる。一方、彼を「ただの運のいい凡人」と侮る貴族や悪徳商人たちは次々と痛快なざまぁ展開に。亮は「俺なんて大したことないのに」と呟きながら、気づけば国を揺るがす陰謀を解決し、世界を救うことに――。無自覚最強主人公による、爽快ハーレムファンタジー開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる