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第3章 新たな覚醒
20話 海賊王ハワード
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ショウ達はどんどん7階層を攻略していき、ボス部屋の前に来ていた。
「ショウ、当然ボスを攻略するんだよね?」
「ここで引き返すつもりはない!」
「そうこなくちゃ!」
「ただし、このボスは推定レベルは80に近い。アユミ、油断は絶対にするなよ」
「わかってるわよ。みんなも気合入れていくわよ!」
「「「「「「「「「おお~~~!」」」」」」」」」
アユミ達は気合入れて、7階層のボス部屋の扉を蹴破る。中に入ったアユミ達の前には海賊の姿の人影があった。しかし、その姿は人間ではなく骸骨でアンデッドモンスターみたいだ。
「ショウ!あれはいったいなんだ?」
「あれは【海賊王ハワード】というみたいだ。ネーム持ちみたいだな」
『我に殺されし者!よくぞ参った。己の力を我に示すがよい!』
「アンデッドが何を生意気な!」
海賊王ハワードの言葉にアスカが言い返し、そのまま海賊王ハワードに突進する。
「食らいやがれ。ブレードラッシュ!」
アスカは一瞬で、海賊王ハワードとの距離を詰め、薙ぎ払うように大剣を滑らせた。しかし、海賊王ハワードの背中には宙に浮かぶ10本のサーベルがあり、その10本のサーベルがガードをしたのだった。
「何っ!?」
『クカカカカ!そのような力技の剣技など、我には通じぬ!』
そして、その10本のサーベルは海賊王ハワードを守るようにそれぞれが自由に動き回る。
「ぐっ!」
その10本の内1本がアスカに反撃し、アスカは後方に吹き飛ばされた。
「アスカ!」
ショウはとっさにアスカの名前をよび心配するが杞憂に終わった。吹き飛ばされたアスカは身体をひねり、壁への激突を防いだ。
「何だあのサーベルは……」
『ほう!身のこなしは大したものだな!褒めてつかわす』
「何が褒めてつかわすだ!がい骨野郎!」
アスカは、海賊王ハワードの一撃を受けたがダメージはないようだ。これも、あの小部屋で手に入れたミスリル製のブレストプレートのおかげだろうとショウは思った。そして、次の瞬間スミエが叫んだ
「マルチプルアロー!」
スミエは海賊王ハワードにマルチプルアローを放つ。マルチプルアローは前方45度の角度で攻撃する範囲攻撃である。大量の矢が放たれ海賊王ハワードは滅多打ちにされるはずだった。
しかし、海賊王ハワードの背中に浮く10本のサーベルの柄の部分が合わさり、傘の骨組みのような形になり、海賊王ハワードの前に立ちはだかる。そして、高速回転をしてスミエの矢を全て叩き落としたのだった。
「嘘でしょ……」
『クカカカカ!なかなか面白い技だが、我には通じぬ』
あの量の矢が全て叩き落とされた事に、スミエは驚愕して言葉を失った。海賊王ハワードを見た、システィナはショウに疑問をぶつける。
「ご主人様、あのサーベルはいったい何なの?」
「あのサーベルというより、海賊王ハワードの能力だな……」
「アンデッドモンスターがどんな能力を?」
「アイツの能力は超能力だ!」
「超能力?」
「ああ。あのサーベルは海賊王ハワードの能力で動き回っているんだよ」
「そんな事が可能なの?」
「普通の人間はむりだな。アイツがアンデッドモンスターだから可能なんだよ」
普通の人間が仮に超能力を持ったとしても、あのサーベルを同時に操れるのはせいぜい3本までであろう。多重思考能力があればまだマシだが、10本ものサーベルを同時に操れるのは異常な事である。これはどう考えても、海賊王ハワードがアンデッドだからとしか思えなかった。
「アイツ一人で10人と同じ戦闘力ということなのですか?」
「そういう事だな」
「そんなのにどうやって倒せるというのですか?」
「あたしに任せて!」
システィナが焦ってショウに泣きついていると、ヒナタが意気揚々に発言をする。
「あたしに任せてって何かいい案があるの?」
「ユメミ!アイツを眠らせて!」
『メェ~!』
ユメミは海賊王ハワードにスリープブレスを吐き出した。それを見たショウは呆気に取られた。
「ヒナタ、ユメミのブレスを止めさせろ」
「父ちゃんなんで?」
「ブレスは無駄だ。視界がなくなりこっちが不利になるだけだ」
『クカカカカ!しょうもない技よ!』
「な、なんで?」
「アンデッドにスリープは効かないからだよ」
「えぇ~!そうなの?」
「ああ。だから早くブレスをとめさせるんだ」
ヒナタはユメミにブレスを止めさせ、ショウに謝るのだった。
「ヒナタ、この事をちゃんと経験として覚えるんだ。間違いは誰でもある。間違った後が大事なんだからな」
「父ちゃんわかった……」
「アユミ、お前は海賊王ハワードの攻撃を引きつけるんだ!みんなは個々で攻撃するんじゃなく、一斉に叩くんだ!」
「はい!」
ショウの言葉に、アユミは挑発を繰り出す。海賊王ハワードはアユミに向き直り突進する。
「ひぃ~!これはキツイよ……」
アユミは海賊王ハワードに挑発を掛けた事で、海賊王ハワードの攻撃と10振のサーベルを受け止める事になる。しかし、泣き言を言いながらもアユミは、小部屋で入手したミスリル製のブレストプレートと盾により、海賊王ハワードの攻撃を全て受け止める事が出来ていた。
「食らえ!大絶斬!」
「パワーブラスター!」
「牙突!」
「スクリューアロー!」
「トリプルバスター!」
「モータルブロウ!」
『グハッ!』
海賊王ハワードは、アスカ達全員からの連続攻撃に膝をつけた。その結果にシスティナ・アリサ・ヒナタがハイタッチをする。
「「「やったぁ!」」」
しかし、海賊王ハワードは髑髏をカチカチ鳴らしながら笑う。
『クカカカカ!我に膝をつかせるとは褒めてつかわすが、このままでは我が少し不利になるな』
海賊王ハワードは笑いながら両手を振り上げる。すると、ボス部屋の四隅に魔法陣が発生し、その魔法陣から海賊姿のアンデッドが出現したのだった。
「「「あんなに大量のアンデッドが……」」」
魔法陣から出現するアンデッドは40体になる。つまり一つの魔法陣から10体のアンデッドが出現した事になる。
「ショウ!どうしたら……」
アユミが泣き出しそうに不安な顔になっている。
「アユミしっかりしろ!お前は海賊王ハワードに挑発し続けろ!アスカ達もハワードに連続攻撃をするんだ!」
『クカカカカカカカ!お前達の大将は残酷だなぁ!我の下僕達はどうするつもりだ?お前の下僕共は我の下僕に喰われるぞ?』
「心配するな!お前は自分の心配してろ」
そして、ショウはヒナタにチュータとユメミを厩舎に収容して、システィナにはアリサとヒナタと共に茨の蔓でドーム状の結界を張るように命じた。
「みんな、周りのアンデッドは気にするな!俺が全部引き受ける。お前達は海賊王ハワードにかかれ!」
ショウは、システィナ達が茨のドームに包まれると同時に号令をかけたのだった。
「ショウ、当然ボスを攻略するんだよね?」
「ここで引き返すつもりはない!」
「そうこなくちゃ!」
「ただし、このボスは推定レベルは80に近い。アユミ、油断は絶対にするなよ」
「わかってるわよ。みんなも気合入れていくわよ!」
「「「「「「「「「おお~~~!」」」」」」」」」
アユミ達は気合入れて、7階層のボス部屋の扉を蹴破る。中に入ったアユミ達の前には海賊の姿の人影があった。しかし、その姿は人間ではなく骸骨でアンデッドモンスターみたいだ。
「ショウ!あれはいったいなんだ?」
「あれは【海賊王ハワード】というみたいだ。ネーム持ちみたいだな」
『我に殺されし者!よくぞ参った。己の力を我に示すがよい!』
「アンデッドが何を生意気な!」
海賊王ハワードの言葉にアスカが言い返し、そのまま海賊王ハワードに突進する。
「食らいやがれ。ブレードラッシュ!」
アスカは一瞬で、海賊王ハワードとの距離を詰め、薙ぎ払うように大剣を滑らせた。しかし、海賊王ハワードの背中には宙に浮かぶ10本のサーベルがあり、その10本のサーベルがガードをしたのだった。
「何っ!?」
『クカカカカ!そのような力技の剣技など、我には通じぬ!』
そして、その10本のサーベルは海賊王ハワードを守るようにそれぞれが自由に動き回る。
「ぐっ!」
その10本の内1本がアスカに反撃し、アスカは後方に吹き飛ばされた。
「アスカ!」
ショウはとっさにアスカの名前をよび心配するが杞憂に終わった。吹き飛ばされたアスカは身体をひねり、壁への激突を防いだ。
「何だあのサーベルは……」
『ほう!身のこなしは大したものだな!褒めてつかわす』
「何が褒めてつかわすだ!がい骨野郎!」
アスカは、海賊王ハワードの一撃を受けたがダメージはないようだ。これも、あの小部屋で手に入れたミスリル製のブレストプレートのおかげだろうとショウは思った。そして、次の瞬間スミエが叫んだ
「マルチプルアロー!」
スミエは海賊王ハワードにマルチプルアローを放つ。マルチプルアローは前方45度の角度で攻撃する範囲攻撃である。大量の矢が放たれ海賊王ハワードは滅多打ちにされるはずだった。
しかし、海賊王ハワードの背中に浮く10本のサーベルの柄の部分が合わさり、傘の骨組みのような形になり、海賊王ハワードの前に立ちはだかる。そして、高速回転をしてスミエの矢を全て叩き落としたのだった。
「嘘でしょ……」
『クカカカカ!なかなか面白い技だが、我には通じぬ』
あの量の矢が全て叩き落とされた事に、スミエは驚愕して言葉を失った。海賊王ハワードを見た、システィナはショウに疑問をぶつける。
「ご主人様、あのサーベルはいったい何なの?」
「あのサーベルというより、海賊王ハワードの能力だな……」
「アンデッドモンスターがどんな能力を?」
「アイツの能力は超能力だ!」
「超能力?」
「ああ。あのサーベルは海賊王ハワードの能力で動き回っているんだよ」
「そんな事が可能なの?」
「普通の人間はむりだな。アイツがアンデッドモンスターだから可能なんだよ」
普通の人間が仮に超能力を持ったとしても、あのサーベルを同時に操れるのはせいぜい3本までであろう。多重思考能力があればまだマシだが、10本ものサーベルを同時に操れるのは異常な事である。これはどう考えても、海賊王ハワードがアンデッドだからとしか思えなかった。
「アイツ一人で10人と同じ戦闘力ということなのですか?」
「そういう事だな」
「そんなのにどうやって倒せるというのですか?」
「あたしに任せて!」
システィナが焦ってショウに泣きついていると、ヒナタが意気揚々に発言をする。
「あたしに任せてって何かいい案があるの?」
「ユメミ!アイツを眠らせて!」
『メェ~!』
ユメミは海賊王ハワードにスリープブレスを吐き出した。それを見たショウは呆気に取られた。
「ヒナタ、ユメミのブレスを止めさせろ」
「父ちゃんなんで?」
「ブレスは無駄だ。視界がなくなりこっちが不利になるだけだ」
『クカカカカ!しょうもない技よ!』
「な、なんで?」
「アンデッドにスリープは効かないからだよ」
「えぇ~!そうなの?」
「ああ。だから早くブレスをとめさせるんだ」
ヒナタはユメミにブレスを止めさせ、ショウに謝るのだった。
「ヒナタ、この事をちゃんと経験として覚えるんだ。間違いは誰でもある。間違った後が大事なんだからな」
「父ちゃんわかった……」
「アユミ、お前は海賊王ハワードの攻撃を引きつけるんだ!みんなは個々で攻撃するんじゃなく、一斉に叩くんだ!」
「はい!」
ショウの言葉に、アユミは挑発を繰り出す。海賊王ハワードはアユミに向き直り突進する。
「ひぃ~!これはキツイよ……」
アユミは海賊王ハワードに挑発を掛けた事で、海賊王ハワードの攻撃と10振のサーベルを受け止める事になる。しかし、泣き言を言いながらもアユミは、小部屋で入手したミスリル製のブレストプレートと盾により、海賊王ハワードの攻撃を全て受け止める事が出来ていた。
「食らえ!大絶斬!」
「パワーブラスター!」
「牙突!」
「スクリューアロー!」
「トリプルバスター!」
「モータルブロウ!」
『グハッ!』
海賊王ハワードは、アスカ達全員からの連続攻撃に膝をつけた。その結果にシスティナ・アリサ・ヒナタがハイタッチをする。
「「「やったぁ!」」」
しかし、海賊王ハワードは髑髏をカチカチ鳴らしながら笑う。
『クカカカカ!我に膝をつかせるとは褒めてつかわすが、このままでは我が少し不利になるな』
海賊王ハワードは笑いながら両手を振り上げる。すると、ボス部屋の四隅に魔法陣が発生し、その魔法陣から海賊姿のアンデッドが出現したのだった。
「「「あんなに大量のアンデッドが……」」」
魔法陣から出現するアンデッドは40体になる。つまり一つの魔法陣から10体のアンデッドが出現した事になる。
「ショウ!どうしたら……」
アユミが泣き出しそうに不安な顔になっている。
「アユミしっかりしろ!お前は海賊王ハワードに挑発し続けろ!アスカ達もハワードに連続攻撃をするんだ!」
『クカカカカカカカ!お前達の大将は残酷だなぁ!我の下僕達はどうするつもりだ?お前の下僕共は我の下僕に喰われるぞ?』
「心配するな!お前は自分の心配してろ」
そして、ショウはヒナタにチュータとユメミを厩舎に収容して、システィナにはアリサとヒナタと共に茨の蔓でドーム状の結界を張るように命じた。
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