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第3章 新たな覚醒
19話 ショウの新しい戦い方
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思わぬ収穫があり、ショウ達はホクホクな顔で小部屋を出ると、そこにはまた、サハギンが20匹も湧いていた。サハギンを見たショウは、いきなりサハギンの中心に飛び込む。それを見たアユミ達は、声が出なくなるほど驚くのだった。
「ショウ!?」
「アユミ、大丈夫だ!みんなはそのまま待機しておいてくれ!」
「だ、大丈夫なのか?」
アスカはショウを心配そうに見守る。ショウは今まで進んで前衛に躍り出た事等なかったからだ。それは当たり前だった。魔法使いが前衛に躍り出るなど自殺行為だからだ。
しかし、アユミ達の心配は杞憂に終わる。ショウのレベルは70となり体術の流水の如くを使い、回避率80%という驚異的な回避率を実現した。
●流水の如く
体術を持つ人物が70レベルになると派生するアクティブスキル。回避率を80%上昇させ、敵からの攻撃を回避する。
「なんだよあの体術は……旦那様は化け物か!」
アスカ達は言葉を失い、ショウの戦い方を呆然と見ていた。
まさかこの俺がこんな戦い方が出来るようになるなんて思わなかったな。
ショウは、サハギンの槍をことごとく回避する。そして、頭の中で念じた魔法を撃ち出す。スペイスタムジャベリンがサハギンを貫く。そして、サハギンの槍が時折、ショウの身体をかすめる。
ショウは、その痛みに顔を歪めるが、すぐさまポーションを飲み回復する。そして、ショウは自分にヘイストを掛けると、素早い動きでサハギンの槍はショウを捕らえることが出来なくなってしまう。
「どうした?こっちだ!スペイスタムジャベリン!」
そして、ショウはサハギンの攻撃を回避しながら、連射されるスペイスタムジャベリンで、サハギンを貫きあっという間に全滅させてしまった。
「旦那様ずげぇ!」
「まさか、ショウがこんな戦い方をするなんて……」
アユミとアスカは息を飲み込む。
「どうだ?俺の新しい戦い方は?」
「主、凄いです!」
「おじちゃん凄い!」
普段、駆け寄る事はないカオリがカホと一緒になって駆け寄ってきた。
「これで俺も積極的に参戦できそうだな」
「主それはちょっと待ってください」
「なんでだよ……」
「当然です!こういった戦い方は確かに凄いとは思いますが、戦いは将棋の駒である私達の役目!主は我々の将であります。将王が動き回るなんて聞いた事がありません」
「だが、俺も戦えるんだぞ?」
「いいえ!主は今まで通り、私達の後ろで王将として指揮をとって下さい!」
カオリは真剣な顔つきでショウを説得する。その気迫は、いずれ自分達がもっと強くなると宣言しているようだ。ショウは周りを見るとアユミ達全員が、カオリと同じ意見だというようにショウを見つめていた。
「わ、わかったよ。戦闘関係はお前達に任せた」
ショウがそういうとカオリ達全員がワッと喜ぶのだった。
「ただし。お前達が危ないと思ったら参戦させてもらうからな!」
「そうならないように頑張ります」
カオリの言葉を聞いたショウは、フッと笑みを漏らすのだった。そして、ショウ達はダンジョンの奥に進む。
そして、ショウの無詠唱のおかげで、ダンジョン探索は更に進む。無詠唱になってヘイストが全員に同時に近い時間でかかるようになった。また、多数の魔物にスローのデバフが掛かって、ショウが心配する事はまず起こらないのである。
「あたしは暇になったけどね……」
アリサはせっかくマジックバッグを預かり、ポーションを大量に持ち歩けるようになったが、パーティーの戦闘力が上がり、何もする事がなくなったのである。
「そういうな。怪我がなくなったのはいい事だろ」
「それはそうですけど……」
アリサは横目でヒナタを見る。
「アリサお姉ちゃん何?」
「ヒナタでさえ役に立てているというのに……」
「ヒナタお姉ちゃん!」
「こらこら!喧嘩はするな」
「だって……アリサお姉ちゃんが」
「今のはアリサが悪いぞ。ヒナタでさえってなんだ?」
「ご、ごめんなさい……悪気はなく幼いヒナタも役に立てているというのにあたしは……」
「そんな事はないぞ。アリサは戦闘スキルがないんだからな。ダンジョンについてこれているだけでも凄い事なんだ。それにレベルを上げてもらうのがアリサの目的なんだからな」
「だけど、やっぱりあたしもみんなと同じように役に立ちたいです」
「何を言ってんだよ。アリサは十分俺達の役に立っているじゃないか」
「ですが!みんな強くなって回復なんて……」
「いやいや、適材適所があるだろ。アリサの仕事は家事じゃないか。いつも、洗濯掃除食事の用意をしてくれてるじゃないか。ポーション回復は本業じゃないよ」
「そ、それは……だって!」
「いいか?アリサの目的は襲い来る暗殺者から逃れるようにレベルを上げてもらっているんだ。戦闘スキルがないアリサはここについてこれているだけでも十分なんだぞ」
ショウの言葉にアリサは少し考えて、コクリとうなずき納得したようだった。そして、アリサはヒナタにも謝罪して仲直りをしたのだった。
ちなみに、アリサがヒナタに嫉妬したのも無理はないのかもしれない。ここ数日で大量の魔石を取り込んだスリーピングシープのユメミも進化を遂げていたからだ。
スリーピングシープ(亜種)はグレードスリーピングシープ(亜種)となり、身体が一回り大きくなっていたのだ。身体が一回り大きくなったユメミの突進攻撃はえげつない攻撃で、軽自動車ぐらいの大きさがあるユメミの突進攻撃を止めるのは至難の技である。
そして、軍隊長ネズミのチュータはまだ進化はしていないが、小部屋で見つけたミスリル製のショートソードと防具一式を もらっていたのだ。これによりチュータの戦闘能力が上がり、魔物をザッパザッパと斬っていくのだった。軍隊長ネズミが70レベルある魔物を討伐する姿は圧巻と言ってもいいだろう。
「ヒナタ……あなた本当にこのパーティーで一番強くなるのかもね」
「ふふ~ん!チュータもユメミも強いからね!アリサお姉ちゃんもあたし達が守ってあげるからね」
「お願いしちゃいます」
アリサはヒナタをハグしていちゃつくのだった。それを見たショウはホッと安堵し胸を撫で下ろした。
「ショウ!?」
「アユミ、大丈夫だ!みんなはそのまま待機しておいてくれ!」
「だ、大丈夫なのか?」
アスカはショウを心配そうに見守る。ショウは今まで進んで前衛に躍り出た事等なかったからだ。それは当たり前だった。魔法使いが前衛に躍り出るなど自殺行為だからだ。
しかし、アユミ達の心配は杞憂に終わる。ショウのレベルは70となり体術の流水の如くを使い、回避率80%という驚異的な回避率を実現した。
●流水の如く
体術を持つ人物が70レベルになると派生するアクティブスキル。回避率を80%上昇させ、敵からの攻撃を回避する。
「なんだよあの体術は……旦那様は化け物か!」
アスカ達は言葉を失い、ショウの戦い方を呆然と見ていた。
まさかこの俺がこんな戦い方が出来るようになるなんて思わなかったな。
ショウは、サハギンの槍をことごとく回避する。そして、頭の中で念じた魔法を撃ち出す。スペイスタムジャベリンがサハギンを貫く。そして、サハギンの槍が時折、ショウの身体をかすめる。
ショウは、その痛みに顔を歪めるが、すぐさまポーションを飲み回復する。そして、ショウは自分にヘイストを掛けると、素早い動きでサハギンの槍はショウを捕らえることが出来なくなってしまう。
「どうした?こっちだ!スペイスタムジャベリン!」
そして、ショウはサハギンの攻撃を回避しながら、連射されるスペイスタムジャベリンで、サハギンを貫きあっという間に全滅させてしまった。
「旦那様ずげぇ!」
「まさか、ショウがこんな戦い方をするなんて……」
アユミとアスカは息を飲み込む。
「どうだ?俺の新しい戦い方は?」
「主、凄いです!」
「おじちゃん凄い!」
普段、駆け寄る事はないカオリがカホと一緒になって駆け寄ってきた。
「これで俺も積極的に参戦できそうだな」
「主それはちょっと待ってください」
「なんでだよ……」
「当然です!こういった戦い方は確かに凄いとは思いますが、戦いは将棋の駒である私達の役目!主は我々の将であります。将王が動き回るなんて聞いた事がありません」
「だが、俺も戦えるんだぞ?」
「いいえ!主は今まで通り、私達の後ろで王将として指揮をとって下さい!」
カオリは真剣な顔つきでショウを説得する。その気迫は、いずれ自分達がもっと強くなると宣言しているようだ。ショウは周りを見るとアユミ達全員が、カオリと同じ意見だというようにショウを見つめていた。
「わ、わかったよ。戦闘関係はお前達に任せた」
ショウがそういうとカオリ達全員がワッと喜ぶのだった。
「ただし。お前達が危ないと思ったら参戦させてもらうからな!」
「そうならないように頑張ります」
カオリの言葉を聞いたショウは、フッと笑みを漏らすのだった。そして、ショウ達はダンジョンの奥に進む。
そして、ショウの無詠唱のおかげで、ダンジョン探索は更に進む。無詠唱になってヘイストが全員に同時に近い時間でかかるようになった。また、多数の魔物にスローのデバフが掛かって、ショウが心配する事はまず起こらないのである。
「あたしは暇になったけどね……」
アリサはせっかくマジックバッグを預かり、ポーションを大量に持ち歩けるようになったが、パーティーの戦闘力が上がり、何もする事がなくなったのである。
「そういうな。怪我がなくなったのはいい事だろ」
「それはそうですけど……」
アリサは横目でヒナタを見る。
「アリサお姉ちゃん何?」
「ヒナタでさえ役に立てているというのに……」
「ヒナタお姉ちゃん!」
「こらこら!喧嘩はするな」
「だって……アリサお姉ちゃんが」
「今のはアリサが悪いぞ。ヒナタでさえってなんだ?」
「ご、ごめんなさい……悪気はなく幼いヒナタも役に立てているというのにあたしは……」
「そんな事はないぞ。アリサは戦闘スキルがないんだからな。ダンジョンについてこれているだけでも凄い事なんだ。それにレベルを上げてもらうのがアリサの目的なんだからな」
「だけど、やっぱりあたしもみんなと同じように役に立ちたいです」
「何を言ってんだよ。アリサは十分俺達の役に立っているじゃないか」
「ですが!みんな強くなって回復なんて……」
「いやいや、適材適所があるだろ。アリサの仕事は家事じゃないか。いつも、洗濯掃除食事の用意をしてくれてるじゃないか。ポーション回復は本業じゃないよ」
「そ、それは……だって!」
「いいか?アリサの目的は襲い来る暗殺者から逃れるようにレベルを上げてもらっているんだ。戦闘スキルがないアリサはここについてこれているだけでも十分なんだぞ」
ショウの言葉にアリサは少し考えて、コクリとうなずき納得したようだった。そして、アリサはヒナタにも謝罪して仲直りをしたのだった。
ちなみに、アリサがヒナタに嫉妬したのも無理はないのかもしれない。ここ数日で大量の魔石を取り込んだスリーピングシープのユメミも進化を遂げていたからだ。
スリーピングシープ(亜種)はグレードスリーピングシープ(亜種)となり、身体が一回り大きくなっていたのだ。身体が一回り大きくなったユメミの突進攻撃はえげつない攻撃で、軽自動車ぐらいの大きさがあるユメミの突進攻撃を止めるのは至難の技である。
そして、軍隊長ネズミのチュータはまだ進化はしていないが、小部屋で見つけたミスリル製のショートソードと防具一式を もらっていたのだ。これによりチュータの戦闘能力が上がり、魔物をザッパザッパと斬っていくのだった。軍隊長ネズミが70レベルある魔物を討伐する姿は圧巻と言ってもいいだろう。
「ヒナタ……あなた本当にこのパーティーで一番強くなるのかもね」
「ふふ~ん!チュータもユメミも強いからね!アリサお姉ちゃんもあたし達が守ってあげるからね」
「お願いしちゃいます」
アリサはヒナタをハグしていちゃつくのだった。それを見たショウはホッと安堵し胸を撫で下ろした。
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