146 / 150
第3章 新たな覚醒
42話 水場に伝説級の
しおりを挟む
ショウは、晩ご飯を食べながら全員に、明日の予定を話していた。
「明日は、システィナは俺と一緒に行動してくれ」
「わかりました」
『わかっておるぞ』
システィナとオアネドは静かに頷いた。オアネドには鉱石の場所を教えてもらい、そこを重点に土砂を時空間倉庫に収納するつもりである。また、その間アユミ達には周りを巡回し、システィナ達の護衛を指示する。
「わかってるって!この階層の魔物は任せてくれ!」
アスカは、この階層に来たときとは違い、ずいぶんと慣れて自信がついたようだ。アスカの推定レベルはどちらかといえば、8階層の奥から9階層になるが魔物の基本ステータスにはアスカ一人だけでは対処しきれなくて、最初キラーハウンドと戦っていた時はかなり動揺していたのだ。
「そして、ヒナタとアリサはなるべく俺から離れるなよ。レベルが上がってきたとはいえ、この階層の魔物は脅威になるからな」
「「はい!」」
こうして、注意事項を確認し合って次の日を迎え、ショウはハウスの外に出ると、ハウスの周りには魔物の死体がなかったのだった。
「どういう事だ?昨日は魔物が来なかったのか?」
「おじちゃん……これって?」
朝の早いイチョウもその違和感に気づいたようだ。いつも、ハウスの結界に阻まれ死体がいっぱい転がっているはずの魔物の死体が一体もなかったのだ。
「この場所はセーフティエリアなのか?」
「違うと思う……」
「だよな?セーフティエリアなら、回復の泉があると思うし……」
「お、おじちゃん……あれ!」
「なっ!?あ、あれが原因か!」
イチョウが、指差した先にはある魔物?がいた。その姿を見たショウは、イチョウにすぐヒナタ達を呼んできてくれと頼む。イチョウも昨日の会議でこれからの事を話し合っていたので、ショウの言いたいことを汲み取り、急いでハウスの中に入るのだった。
「父ちゃん!」
「ヒナタ、静かにしないと逃げられるぞ」
ショウの言葉に、ヒナタは自分の口を手で押さえながら、水場を見るとそこには立派な白馬が身を休めている姿があった。
「まさか、こんな所に聖獣がいるとは思わなかった」
「父ちゃん……あの白馬は一体なに?」
「あれはユニコーンだ。俺の知識ではヒナタなら安全に近づいても大丈夫なはずだが……」
「はずなの?」
いつの間にかショウの周りには、アユミ達もハウスから出てきて水場の方を見ていた。
「あれを捕まえるんだな?あたしに任せろ!」
「アスカは性格的に心配だな……カオリ、ヨシノ、スミエでヒナタをガードしてやってくれ」
「なんでだよう……」
ショウの指示にアスカは頬を膨らませ抗議するが、ショウの考えは覆る事はなかった。
「アスカは猪突猛進なところがあるからな。それに、アスカのレベルは高すぎてユニコーンを警戒させちまうかもしれないんだ」
「あたしのレベルが高い?」
「そうだな。アスカはユニコーンを力技で捕らえようと思ったろ?」
「う、うん……」
「聖獣であるユニコーンに敵意むき出しで捕らえようとするのは間違っているからな」
「わ、わかったよ……」
「ただ、アスカは不測の事態に対処出来るように準備しておいてくれ」
「わ、わかった」
ショウがそう言うとアスカは納得したようだった。そして、ヒナタはショウがついてこないと言うと不安そうに眉をひそめた。
「なんで父ちゃんはついてきてくれないの?」
「俺が知っているユニコーンは男は近づけないからだ。ユニコーンは乙女しか近づけないとされているんだ。だが、不測の事態がないとは限らないからな。万が一の時の為に、アスカ達が護衛するから安心しろ」
「わ、わかった……」
そう言うとヒナタは、カオリ達とユニコーンに向かうのだった。水場はもちろんだが、周囲には魔物の気配は一切なく、ショウの世界地図にも魔物の気配はなかった。つまり、この異常な状況はどう考えてもユニコーンの存在によるとしか考えられなかった。
「うわぁ……綺麗なお馬さんだ」
遠くからはわからなかったが、ユニコーンに近づくと
その毛並みは真っ白であり、頭に生えた角は虹色に輝いていて神秘的に映っていた。ヒナタ達が近づこうとすると、ユニコーンは目を覚まし頭をこちらに向けた。
ヒナタ達の後方から見ていたショウは驚きを隠せず小さく声を上げた。
「ユニコーンって瞳は真っ赤なのか?」
「旦那様は知らなかったのか?」
「だって初めて見るからな」
「知っているって言ってたじゃないか……」
「空想上の世界でな」
「それは知らないって言うんだよ」
「しっ!大きな声を出すんじゃない。少し俺達は下がるぞ」
そう言って、ショウはアスカを抑え後退すると、ユニコーンはもたげた首を下ろす。それを見たショウは、やはり男の自分は近づけないと悟って、アスカに後の事を頼んだ。
ショウが近づこうとしないのがわかったユニコーンは安心したのか、水場で腰を下ろしてリラックスしていた。しかも、ヒナタ達が近づくも気にしていないようで、そのままの状態だった。
ヒナタ達は、ショウから絶対敵意を出すなと言われていたこともありゆっくり近づく。
「綺麗なお馬さん」
ヒナタ達は、ユニコーンの目と鼻の先まで近づいていたが、ユニコーンは気にしていない感じだ。しかし、ヒナタが近づくと鼻先をヒナタに近づける。鼻先をヒナタにつけ、ヒナタを見定めるようにしていた。
「お馬さん。可愛い!」
ヒナタに悪意が完全にないとわかると、ユニコーンの瞳の色は真っ赤から綺麗なブルーに変わったのがわかったショウは、ヒナタ達からさらに離れる。
「アスカ。もう大丈夫みたいだが、お前もヒナタ達に近づいていいぞ」
「わ、わかった」
アスカが近づくと、ヒナタはユニコーンの鼻先を撫でながら話し始める。
「ねぇ。お馬さん、あたし達と一緒に来てくれない」
『あたしがなぜ?』
「「「「しゃべった!?」」」」
まさか、ユニコーンがしゃべるとは思わず、全員がびっくりする。
『あたしは聖獣よ。人間の言葉ぐらいわかるわよ』
「そうなんだ。あたしお馬さんと一緒に暮らしたい!」
『あたしは馬じゃないわ。ユニコーンよ』
「ごめんなさい……ユニコーン。あたし貴女と一緒に暮らしたい。駄目?」
『ここから出ていくメリットは何?あたしはここにいてもデメリットは感じてはないわ』
「そうなの?一人で寂しくないの?」
「そうですね。一緒に暮らせばこうして話せるし、ご主人様はご飯もいっぱいくれるわよ」
「時には、こうしてダンジョンに潜って冒険もできるよ」
「そうですね。私達は毎日楽しいですわ」
『ご主人様はあの男の事?』
「そうですね。主様はお優しい方ですので毎日楽しいですわ」
『まあ、嘘は言ってないみたいですね』
「そうだよ!父ちゃんはあたしにいっぱいご飯もくれるし、服も買ってくれるから安心できるんだよ」
『で、どうするつもりなの?あたしが人間界に行くと大騒ぎになるわよ。だから、もうこの話は終わりにした方がいいわ。諦めなさい』
そういうとユニコーンは、水場に身を伏せて目を閉じてしまった。
「明日は、システィナは俺と一緒に行動してくれ」
「わかりました」
『わかっておるぞ』
システィナとオアネドは静かに頷いた。オアネドには鉱石の場所を教えてもらい、そこを重点に土砂を時空間倉庫に収納するつもりである。また、その間アユミ達には周りを巡回し、システィナ達の護衛を指示する。
「わかってるって!この階層の魔物は任せてくれ!」
アスカは、この階層に来たときとは違い、ずいぶんと慣れて自信がついたようだ。アスカの推定レベルはどちらかといえば、8階層の奥から9階層になるが魔物の基本ステータスにはアスカ一人だけでは対処しきれなくて、最初キラーハウンドと戦っていた時はかなり動揺していたのだ。
「そして、ヒナタとアリサはなるべく俺から離れるなよ。レベルが上がってきたとはいえ、この階層の魔物は脅威になるからな」
「「はい!」」
こうして、注意事項を確認し合って次の日を迎え、ショウはハウスの外に出ると、ハウスの周りには魔物の死体がなかったのだった。
「どういう事だ?昨日は魔物が来なかったのか?」
「おじちゃん……これって?」
朝の早いイチョウもその違和感に気づいたようだ。いつも、ハウスの結界に阻まれ死体がいっぱい転がっているはずの魔物の死体が一体もなかったのだ。
「この場所はセーフティエリアなのか?」
「違うと思う……」
「だよな?セーフティエリアなら、回復の泉があると思うし……」
「お、おじちゃん……あれ!」
「なっ!?あ、あれが原因か!」
イチョウが、指差した先にはある魔物?がいた。その姿を見たショウは、イチョウにすぐヒナタ達を呼んできてくれと頼む。イチョウも昨日の会議でこれからの事を話し合っていたので、ショウの言いたいことを汲み取り、急いでハウスの中に入るのだった。
「父ちゃん!」
「ヒナタ、静かにしないと逃げられるぞ」
ショウの言葉に、ヒナタは自分の口を手で押さえながら、水場を見るとそこには立派な白馬が身を休めている姿があった。
「まさか、こんな所に聖獣がいるとは思わなかった」
「父ちゃん……あの白馬は一体なに?」
「あれはユニコーンだ。俺の知識ではヒナタなら安全に近づいても大丈夫なはずだが……」
「はずなの?」
いつの間にかショウの周りには、アユミ達もハウスから出てきて水場の方を見ていた。
「あれを捕まえるんだな?あたしに任せろ!」
「アスカは性格的に心配だな……カオリ、ヨシノ、スミエでヒナタをガードしてやってくれ」
「なんでだよう……」
ショウの指示にアスカは頬を膨らませ抗議するが、ショウの考えは覆る事はなかった。
「アスカは猪突猛進なところがあるからな。それに、アスカのレベルは高すぎてユニコーンを警戒させちまうかもしれないんだ」
「あたしのレベルが高い?」
「そうだな。アスカはユニコーンを力技で捕らえようと思ったろ?」
「う、うん……」
「聖獣であるユニコーンに敵意むき出しで捕らえようとするのは間違っているからな」
「わ、わかったよ……」
「ただ、アスカは不測の事態に対処出来るように準備しておいてくれ」
「わ、わかった」
ショウがそう言うとアスカは納得したようだった。そして、ヒナタはショウがついてこないと言うと不安そうに眉をひそめた。
「なんで父ちゃんはついてきてくれないの?」
「俺が知っているユニコーンは男は近づけないからだ。ユニコーンは乙女しか近づけないとされているんだ。だが、不測の事態がないとは限らないからな。万が一の時の為に、アスカ達が護衛するから安心しろ」
「わ、わかった……」
そう言うとヒナタは、カオリ達とユニコーンに向かうのだった。水場はもちろんだが、周囲には魔物の気配は一切なく、ショウの世界地図にも魔物の気配はなかった。つまり、この異常な状況はどう考えてもユニコーンの存在によるとしか考えられなかった。
「うわぁ……綺麗なお馬さんだ」
遠くからはわからなかったが、ユニコーンに近づくと
その毛並みは真っ白であり、頭に生えた角は虹色に輝いていて神秘的に映っていた。ヒナタ達が近づこうとすると、ユニコーンは目を覚まし頭をこちらに向けた。
ヒナタ達の後方から見ていたショウは驚きを隠せず小さく声を上げた。
「ユニコーンって瞳は真っ赤なのか?」
「旦那様は知らなかったのか?」
「だって初めて見るからな」
「知っているって言ってたじゃないか……」
「空想上の世界でな」
「それは知らないって言うんだよ」
「しっ!大きな声を出すんじゃない。少し俺達は下がるぞ」
そう言って、ショウはアスカを抑え後退すると、ユニコーンはもたげた首を下ろす。それを見たショウは、やはり男の自分は近づけないと悟って、アスカに後の事を頼んだ。
ショウが近づこうとしないのがわかったユニコーンは安心したのか、水場で腰を下ろしてリラックスしていた。しかも、ヒナタ達が近づくも気にしていないようで、そのままの状態だった。
ヒナタ達は、ショウから絶対敵意を出すなと言われていたこともありゆっくり近づく。
「綺麗なお馬さん」
ヒナタ達は、ユニコーンの目と鼻の先まで近づいていたが、ユニコーンは気にしていない感じだ。しかし、ヒナタが近づくと鼻先をヒナタに近づける。鼻先をヒナタにつけ、ヒナタを見定めるようにしていた。
「お馬さん。可愛い!」
ヒナタに悪意が完全にないとわかると、ユニコーンの瞳の色は真っ赤から綺麗なブルーに変わったのがわかったショウは、ヒナタ達からさらに離れる。
「アスカ。もう大丈夫みたいだが、お前もヒナタ達に近づいていいぞ」
「わ、わかった」
アスカが近づくと、ヒナタはユニコーンの鼻先を撫でながら話し始める。
「ねぇ。お馬さん、あたし達と一緒に来てくれない」
『あたしがなぜ?』
「「「「しゃべった!?」」」」
まさか、ユニコーンがしゃべるとは思わず、全員がびっくりする。
『あたしは聖獣よ。人間の言葉ぐらいわかるわよ』
「そうなんだ。あたしお馬さんと一緒に暮らしたい!」
『あたしは馬じゃないわ。ユニコーンよ』
「ごめんなさい……ユニコーン。あたし貴女と一緒に暮らしたい。駄目?」
『ここから出ていくメリットは何?あたしはここにいてもデメリットは感じてはないわ』
「そうなの?一人で寂しくないの?」
「そうですね。一緒に暮らせばこうして話せるし、ご主人様はご飯もいっぱいくれるわよ」
「時には、こうしてダンジョンに潜って冒険もできるよ」
「そうですね。私達は毎日楽しいですわ」
『ご主人様はあの男の事?』
「そうですね。主様はお優しい方ですので毎日楽しいですわ」
『まあ、嘘は言ってないみたいですね』
「そうだよ!父ちゃんはあたしにいっぱいご飯もくれるし、服も買ってくれるから安心できるんだよ」
『で、どうするつもりなの?あたしが人間界に行くと大騒ぎになるわよ。だから、もうこの話は終わりにした方がいいわ。諦めなさい』
そういうとユニコーンは、水場に身を伏せて目を閉じてしまった。
11
あなたにおすすめの小説
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
元勇者は魔力無限の闇属性使い ~世界の中心に理想郷を作り上げて無双します~
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
魔王を倒した(和解)した元勇者・ユメは、平和になった異世界を満喫していた。しかしある日、風の帝王に呼び出されるといきなり『追放』を言い渡された。絶望したユメは、魔法使い、聖女、超初心者の仲間と共に、理想郷を作ることを決意。
帝国に負けない【防衛値】を極めることにした。
信頼できる仲間と共に守備を固めていれば、どんなモンスターに襲われてもビクともしないほどに国は盤石となった。
そうしてある日、今度は魔神が復活。各地で暴れまわり、その魔の手は帝国にも襲い掛かった。すると、帝王から帝国防衛に戻れと言われた。だが、もう遅い。
すでに理想郷を築き上げたユメは、自分の国を守ることだけに全力を尽くしていく。
借金5億で異世界転移、よりによって金本位制の世界だった
夜明け一葉
ファンタジー
32歳の個人トレーダー・佐藤慧は、5年間の雪辱を賭けたトレードで5億円の借金を抱え、意識を失った。目覚めると、そこは剣と魔法が存在する見知らぬ世界だった。常識が通じない異世界で、金貨を見るだけで嘔吐する「金アレルギー」を抱えながら、若き冒険者リナと出会い、生き延びる術を探し始める。諦めることだけができなかった男が、新たな世界で再び立ち上がる異世界サバイバル譚。
『追放された底辺付与術師、実は【全自動化】のチートスキル持ちでした〜ブラックギルドを追い出されたので、辺境で商会を立ち上げたら勝手に世界規
NagiKurou
ファンタジー
「お前のような、一日中デスクに座って何もしない無能はクビだ!」
国内最大のギルド『栄光の剣』で、底辺の付与術師として働いていたアルスは、ある日突然、強欲なギルドマスターから追放を言い渡される。
しかし、彼らは知らなかった。ギルドの武器の自動修復、物流の最適化、資金管理に至るまで、すべてアルスの固有スキル【全自動化(ワークフロー構築)】によって完璧にシステム化され、回っていたことを。
「俺がいなくなったら、あの自動化システム、全部止まるけど……まあいいか」
管理権限を解除し、辺境へと旅立ったアルス。彼は自身のスキルを使って、圧倒的な耐久力を誇る銀色の四輪型重装ゴーレムを作り出し、気ままな行商を始める。
一度構築すれば無限に富を生み出す「全自動」のチートスキルで、アルスの商会は瞬く間に世界規模へとスケールしていく!
一方、すべてを失ったギルドは、生産ラインが崩壊し、絶望のどん底へと突き落とされていくのだった……。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた
平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。
それから幾千年。
現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。
そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。
ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。
だが彼自身はまだ知らない。
自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。
竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。
これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
クラスで異世界召喚する前にスキルの検証に30年貰ってもいいですか?
ばふぉりん
ファンタジー
中学三年のある朝、突然教室が光だし、光が収まるとそこには女神様が!
「貴方達は異世界へと勇者召喚されましたが、そのままでは忍びないのでなんとか召喚に割り込みをかけあちらの世界にあった身体へ変換させると共にスキルを与えます。更に何か願いを叶えてあげましょう。これも召喚を止められなかった詫びとします」
「それでは女神様、どんなスキルかわからないまま行くのは不安なので検証期間を30年頂いてもよろしいですか?」
これはスキルを使いこなせないまま召喚された者と、使いこなし過ぎた者の異世界物語である。
<前作ラストで書いた(本当に描きたかったこと)をやってみようと思ったセルフスピンオフです!うまく行くかどうかはホント不安でしかありませんが、表現方法とか教えて頂けると幸いです>
注)本作品は横書きで書いており、顔文字も所々で顔を出してきますので、横読み?推奨です。
(読者様から縦書きだと顔文字が!という指摘を頂きましたので、注意書をと。ただ、表現たとして顔文字を出しているで、顔を出してた時には一通り読み終わった後で横書きで見て頂けると嬉しいです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる