コンビニ日記

がぶ

文字の大きさ
1 / 10

研修1日目~4日目

しおりを挟む
研修1日目 曇

生理が始まったのか始まってないのか、あやふやな状態で研修1日目。

予想していたけどイキナリの自己紹介。
人前に久しぶりに立ったので目の前真っ白。
アパパーな状態になりつつも無事終了。

「特技は寝起きが凄く良いことです」って言ったら、面接のときと同じくオーナーと店長が笑ってくれた。嬉しい。

模範店の動画を皆で視聴。
知ってたようで知らなかった気配りやサービスを知ってフムフムと思いながらもプレッシャーに感じる。

レジ研修。これが一番大変だった。
レジの前に立つと頭が真っ白になる。マニュアルの言葉を覚えるのも大変そうだ。

12時から16時までみっちり内容の濃い研修で重圧がかかり、家に帰って「あんなの出来ない!」と号泣した。



研修2日目 晴れ

ちょっと昨日のことを引きずり暗い気持ちで行く。
でも店に着いたら気持ちを入れ替える。

今日は朝の9時から商品出し。私が一番乗り。
研修生指導の田崎さんにどうしたら良いか訊いて棚の拭き掃除をする。
後からぞろぞろ人が来て皆でガタガタと拭き掃除。
品出しで岩井さんと組んで、田崎さんに訊きながら商品を探して出す。なんだか宝探しゲームみたい…。
私は岩井さんに敬語だったが岩井さんはほとんどタメ口だった。しかし私が大学の先輩だったことを知ると敬語が少し混じるようになった。
いや、別にいいんだけど…。

午後は清掃の動画を視聴。
なんだか仕事の大半は掃除じゃないのかなと思った。
実践!
まずはトイレ掃除。ああ楽しい。私を掃除だけのバイトに雇ってほしいくらい!てか絶対トイレ掃除はしたいなあ。
私はトイペの三角折りをやらされた。

次に行く前にコピー機の説明。まあ自分もたまに使うから何となくわかる。

外掃除。
外掃除は店の周囲30m以内もホウキで掃く。それはお隣さんがお得意様になるかららしい。
岩井さん「店の30m以内って全部駐車場じゃん…」
うん、確かに。しかもお隣、川と空き地だしね。
私はサッシ拭きをする。

次は店内の床掃除。道具が多い!
私は最初のホコリ取りをする。
床を磨きあげるマシンがやっかいそうだった。
道具のこと覚えて一先ず終了。

そしてレジ研修。
返品返金、バーコードの数字打ち込み、両替、保留、現金収納習う。
思わず「10050円から…」と言ってしまい田崎さんから「からはダメだよー」と指摘される。

基本用語を唱和して終了。
とりあえず岩井さんとの交流は深まる。
斎藤さんは年下なのに気が強くてなんだか苦手。
塚原くんはやる気無さげなのにちゃんと来るなあ。



研修3日目 晴れ

今日も朝の9時から品出し。
でも今日の品出しはお菓子類で凄く楽しかった!でもお腹が凄く空いた。
人数いても結構時間かかった。

今日の研修は挨拶から。
そのあと3班に別れて掃除へ。
私は岩井さんと相田さんと塚原くんと組んでトイレ掃除。楽しい。

商品の品質や鮮度、温度調整の動画視聴して温度計がどこにあるか見て回り、接客6ステップを唱和して終了。
17時まで残れる人はたったの5人で、レジの復習やクレジットカードの払い方等を習う。

やっと笑顔で帰れるようになってきた。
とりあえずオーナーと店長のために頑張ろうと思う。



研修4日目 晴れ

皆との交流も少しずつ出来るようになって早くもアットホームな感じになる。
挨拶訓練のあと、なんと今日はユニフォームの試着!おお…なんというか感慨深いなあ。
一応Mは入ったけど動きにくいからLに決定。
斎藤さんは小さいからSを頼んでいた。
今日、木村さんがやって来た。この人はもしや面接のときに私の前にいた人では?小沢さんと仲良さそうにしてた。

今日のレジ研修は領収書や、クオカード、ハイウェイカードの販売、収納代行をやった。
もう、こんがらがっちゃうよ~。
でも休憩のときにオーナーが「完璧にしようとしないで、失敗しても僕らがフォローしますから」って言ってくれて凄く安心した。

防犯についての動画を視聴。
なんだか胡散臭い内容だったけど妙に納得できる内容だった。
それからモチベーションを高める動画を視聴。
これはちょっとまだ私には荷が重すぎる…でもオーナーや店長のことを思うとな~。

挨拶訓練して、またレジの復習して終わり。
段々疲れが溜まってきてる感じだけど自然と表情が緩くなりつつある。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

処理中です...