ニート息子の言霊録~信じるしかないじゃん、だって家族だもん~

かねい彪子

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*N21 H48のこと

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N21が幼稚園のとき、H48が離婚し我が家は母子家庭となった。今年の春、大学生になったばかりのS18(N21の妹 18歳)はまだ未就園児というか、2才に満たなかった。

金銭的にも精神面を支える意味でも親としては不足だったろうと思う。

しかし、一応はN21を大学、専門学校へと進学させた。事情があって(学費が払えないとかではなく)どちらも卒業せずに現在に至っている。

H48は最近話題になった「底辺仕事ランキング」の中にランキングされている職種についている。一般的にみて難儀なわりに収入が少ないとされる仕事だが、正社員であり賞与をいただくことができる職場はありがたかった。

働きながらこの分野でとれる国家試験や、その他の資格をとって資格手当てを貰うことができた。目指すことができる限りの最上位資格まで得たので、気持ちも満たされている。たしかにそれでも他職種に比べれば給料が安いとされる仕事だが、それでもだ。

しかし

N21は「大金を稼ぐ気もなし、やりたいこともなんもなくて、ずっと下を向いて生きてきてそのままでいいの?」

と、よく言う。

ちがう、そんなことないのに…と言ってもどうしてもことあるごとに「惨めな人」認定されてしまう。
N21だけではない、私の肉親でも私を認めない、そういった意思を明らかにしてくる人がいる。目に見えて裕福ではないけど、教育ローンもあるけど、なんとかギリギリで生活できていて職場に不満もなく、私としては満ち足りている。それを、そうではないだろうと刺激してくる人のたちのその心理は何なのか、最近はそればかり考えている。
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