101 / 155
第三章 清廉なるティタニエラ
プロローグ 王女の手紙⑤
しおりを挟む
カイオディウム首都・ディフェーレス。
壮大なる聖都にして、女神教の総本山たるかの街は、かなり離れた丘から眺めてもあまりにも巨大で、凄まじい威容を誇っていた。
転々とする村の間、どこまでも広がっているような錯覚を受ける大草原の最中で首都を見やり、総司とリシアはほとんど同時にため息をつく。
「最悪の場合は、アレから盗んで、逃げるってか。おー、きっついぞこれは」
山一つが空に浮かんでいるかのようなディフェーレスの迫力は、総司とリシアの心を早くも折りそうである。盗みは最後の手段だとしても、そもそもそれが成功するのかも怪しい。
大聖堂デミエル・ダリアだけでも、中を駆け回るだけで相当な時間を要する。周囲に浮かぶ衛星のような都市まで含めたら何日かかるやらわかったものではない。しかもそれらの都市と大聖堂は、他国の者が自由に出入りできるような警備状況ではないと来た。
「久々に見たが……こんなに大きかったのか……」
「おい」
総司とリシアが何とも言えない表情で顔を見合わせ、途方に暮れていると、大きな鳥が一声鳴いた。
リシアがぱっと見上げるが少し遅かった。大きな鳥は低空飛行に入り、凄まじい速度で総司の顔に、平べったい何かを叩きつけた。ただの鳥と思って油断していた総司はしっかりと顔面で受け止めることとなる。
「いたぁい!」
「レブレーベントの……?」
総司の顔に叩きつけられたのは、レブレーベントの紋章で封が押された便箋だった。リシアが手に取り、封を開けると、そこにはアレインからの返書が入っていた。
「アレイン様からだ!」
「……マジで?」
リシアが送った手紙に対する返書だろうとは予想がついたが、まさかアレインから送られてくるとは思わず、総司が驚愕する。リシアは便箋を開き、読み上げた。
アレインらしい、冒頭のあいさつも何もない、淡々とした内容だった。
『リシアへ
まず、騎士団の除籍については却下。そもそも首都ディフェーレスに入る時にレブレーベント魔法騎士団の称号が役立つでしょうし、無かったら入れもしない可能性がある。もっと落ち着いて考えなさい。冷静に見えて割と直情的なところは、あなたの良いところでもあり悪いところでもある。利用できるものは全て利用する狡猾さを持ちなさい。国へ戻ったら私がそのあたりのことを叩き込んであげるから、覚悟するように』
リシアは自分の愚かさ加減に嫌気が差した。全くもってアレインの言う通りで、単なる旅人が簡単にこの大地から上へあがれるほど、カイオディウムの体制は簡単ではない。
アレインはリシアのことなどお見通しというわけだ。
『持ち得る全てを使って、最大限の努力をして、それでもあなたがそうするしかないと判断したのならその時は、やるべきことをやりなさい。ただし、決めたのなら躊躇ってはダメ。レブレーベントがどうとか、余計な気は回さないように。それと隣にいる馬鹿に裏を読ませて』
「……申し訳ありません、アレイン様……むしろあなたに、余計な気を遣わせてしまいました……」
リシアは一瞬、ぎゅっと目を閉じ、今は遠きシルヴェンスの主君を想う。たとえ悪行に手を染めてでもオリジンを手に入れる、その決意を固めていても、生真面目なリシアは心のどこかに引っかかるものを感じているだろうと、アレインは見透かしていたのだ。心根は優しく、しかし甘いわけではなく、そして素直でもない。しかし確かにアレインは、自分の部下でもあるリシアのことをちゃんと考えている。
リシアはちらっと裏面を見てみた。総司が怒りかねない、アレインらしいが辛辣な文章がもし書いてあったら、総司をなだめる準備をしなければと思ったからだ。
しかしリシアは首を傾げることになる。リシアの目には、裏面には何も書いていないように見えるからだ。
「裏面はお前宛だそうだが……何も書いていない」
「俺に? アイツが? それこそマジかよって」
総司にとってはあり得ないと思っていた、アレインから総司に宛てたメッセージがあるらしく、総司は便箋を受け取る。リシアに宛てた文章は総司にも読むことが出来た。その最後の文言通り、便箋の裏を見てみると、総司には確かに、総司に宛てた文章が見えた。
アレインは魔法道具を使って、「読ませようと思う相手にしか読めない」文章として、総司へのメッセージを書き記したのだ。リシアに宛てた文章とは比較にならない、短い文章だった。
『騎士見習いへ
死力を尽くしてリシアを護れ。ついでにお前も死ぬな。以上』
「……了解だ、ボス。改めて言われるまでもねえ」
「何と書いてあるんだ?」
「死ぬなってさ」
総司は苦笑して、手紙をリシアに渡す。リシアは腰のポーチへ大事そうに手紙をしまった。
「俺達はどうやら、レブレーベント騎士団を離れることは出来ないらしい。多分死ぬまでな」
「不服か?」
「まさか」
厳然と佇むディフェーレスを前に、総司は決然と言った。
「レブレーベントもルディラントも、素晴らしい国だった。カイオディウムだってそうかもしれない。まだ何も知らないんだから」
「そうだな。ひとまずは王家へ向かう。そちらへは、ビスティーク宰相閣下の書状が届いているはずだ」
「多少はマシになるかね? 王様が味方してくれれば」
「そうなるように祈るしかないな」
壮大なる聖都にして、女神教の総本山たるかの街は、かなり離れた丘から眺めてもあまりにも巨大で、凄まじい威容を誇っていた。
転々とする村の間、どこまでも広がっているような錯覚を受ける大草原の最中で首都を見やり、総司とリシアはほとんど同時にため息をつく。
「最悪の場合は、アレから盗んで、逃げるってか。おー、きっついぞこれは」
山一つが空に浮かんでいるかのようなディフェーレスの迫力は、総司とリシアの心を早くも折りそうである。盗みは最後の手段だとしても、そもそもそれが成功するのかも怪しい。
大聖堂デミエル・ダリアだけでも、中を駆け回るだけで相当な時間を要する。周囲に浮かぶ衛星のような都市まで含めたら何日かかるやらわかったものではない。しかもそれらの都市と大聖堂は、他国の者が自由に出入りできるような警備状況ではないと来た。
「久々に見たが……こんなに大きかったのか……」
「おい」
総司とリシアが何とも言えない表情で顔を見合わせ、途方に暮れていると、大きな鳥が一声鳴いた。
リシアがぱっと見上げるが少し遅かった。大きな鳥は低空飛行に入り、凄まじい速度で総司の顔に、平べったい何かを叩きつけた。ただの鳥と思って油断していた総司はしっかりと顔面で受け止めることとなる。
「いたぁい!」
「レブレーベントの……?」
総司の顔に叩きつけられたのは、レブレーベントの紋章で封が押された便箋だった。リシアが手に取り、封を開けると、そこにはアレインからの返書が入っていた。
「アレイン様からだ!」
「……マジで?」
リシアが送った手紙に対する返書だろうとは予想がついたが、まさかアレインから送られてくるとは思わず、総司が驚愕する。リシアは便箋を開き、読み上げた。
アレインらしい、冒頭のあいさつも何もない、淡々とした内容だった。
『リシアへ
まず、騎士団の除籍については却下。そもそも首都ディフェーレスに入る時にレブレーベント魔法騎士団の称号が役立つでしょうし、無かったら入れもしない可能性がある。もっと落ち着いて考えなさい。冷静に見えて割と直情的なところは、あなたの良いところでもあり悪いところでもある。利用できるものは全て利用する狡猾さを持ちなさい。国へ戻ったら私がそのあたりのことを叩き込んであげるから、覚悟するように』
リシアは自分の愚かさ加減に嫌気が差した。全くもってアレインの言う通りで、単なる旅人が簡単にこの大地から上へあがれるほど、カイオディウムの体制は簡単ではない。
アレインはリシアのことなどお見通しというわけだ。
『持ち得る全てを使って、最大限の努力をして、それでもあなたがそうするしかないと判断したのならその時は、やるべきことをやりなさい。ただし、決めたのなら躊躇ってはダメ。レブレーベントがどうとか、余計な気は回さないように。それと隣にいる馬鹿に裏を読ませて』
「……申し訳ありません、アレイン様……むしろあなたに、余計な気を遣わせてしまいました……」
リシアは一瞬、ぎゅっと目を閉じ、今は遠きシルヴェンスの主君を想う。たとえ悪行に手を染めてでもオリジンを手に入れる、その決意を固めていても、生真面目なリシアは心のどこかに引っかかるものを感じているだろうと、アレインは見透かしていたのだ。心根は優しく、しかし甘いわけではなく、そして素直でもない。しかし確かにアレインは、自分の部下でもあるリシアのことをちゃんと考えている。
リシアはちらっと裏面を見てみた。総司が怒りかねない、アレインらしいが辛辣な文章がもし書いてあったら、総司をなだめる準備をしなければと思ったからだ。
しかしリシアは首を傾げることになる。リシアの目には、裏面には何も書いていないように見えるからだ。
「裏面はお前宛だそうだが……何も書いていない」
「俺に? アイツが? それこそマジかよって」
総司にとってはあり得ないと思っていた、アレインから総司に宛てたメッセージがあるらしく、総司は便箋を受け取る。リシアに宛てた文章は総司にも読むことが出来た。その最後の文言通り、便箋の裏を見てみると、総司には確かに、総司に宛てた文章が見えた。
アレインは魔法道具を使って、「読ませようと思う相手にしか読めない」文章として、総司へのメッセージを書き記したのだ。リシアに宛てた文章とは比較にならない、短い文章だった。
『騎士見習いへ
死力を尽くしてリシアを護れ。ついでにお前も死ぬな。以上』
「……了解だ、ボス。改めて言われるまでもねえ」
「何と書いてあるんだ?」
「死ぬなってさ」
総司は苦笑して、手紙をリシアに渡す。リシアは腰のポーチへ大事そうに手紙をしまった。
「俺達はどうやら、レブレーベント騎士団を離れることは出来ないらしい。多分死ぬまでな」
「不服か?」
「まさか」
厳然と佇むディフェーレスを前に、総司は決然と言った。
「レブレーベントもルディラントも、素晴らしい国だった。カイオディウムだってそうかもしれない。まだ何も知らないんだから」
「そうだな。ひとまずは王家へ向かう。そちらへは、ビスティーク宰相閣下の書状が届いているはずだ」
「多少はマシになるかね? 王様が味方してくれれば」
「そうなるように祈るしかないな」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる