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序章
死の秘密
しおりを挟む紅黒の髪に背は高く体格は細身ながらも丈夫。
眼光は鋭く力強さを感じさせるがどこか優しげな瞳が North End 特徴的だ。
その中にいるからなのか、そうでないのか一人だけ外見の異なる者がいる。
酥色(クリームイエロー)で毛先にかけて青緑色の髪。
眼光はとても穏やかで優しいことが人目でわかる。
その者は皆から【シェラ王子】と呼ばれていた。
話は変わるが。
この部族には最大の秘密で最大の汚点と言うべき不老不死。
心臓を貫いたところで死なない。
出血多量だとて少しだけ眠るくらいで済む。
しかし、死ぬ方法はある。
それは銀と魔法石でできた剣で首を落とすことだ。
だが、殺されることはなかった。
なぜかって?
皆この部族の存在を神話なぞと一緒にしていたからさ!
だから、不老不死だなんて思ってもないんだ。
さてさて、そろそろ私は失礼するよ?
ここからはシェラの物語だからね。
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