80 / 107
9
167
しおりを挟む
アルコールに対して、弱くもないけど強くもないだろうな、というのは口が軽くなる有都さんを見てればわかった。
白い肌をほんのり染めてグラスを傾ける様は大分色っぽくてどきどきしてしまう。
折角着替えてきたスーツは暑いと、早々に玲於さんからTシャツを借りているのだけど、そのサイズの合わなさが余計に見てはいけないものを見てしまった気にさせる。
おれが着るとちょっと合わないね、といったどころではないので、勧められたけれどそれを断ったおれはひとりスーツのままだ。
すっかり私服に着替えたふたりに囲まれて、なんだか少し浮いてる気もするけれど、今こども扱いはされたくない気もした。
ひとりだけジュースを飲んでる時点で明確にこどもだと線引きされているのだけど。
「はー、これ以上呑んだらだめな気がする……明日朝からバイトあるし~……」
「バイトはどれくらいしてるんだ」
「居酒屋と~、カテキョと雑貨屋、あと派遣で単発……」
ぽやぽやした有都さんが、今日会ったばかりとはいえ前世のせいでなんだか新鮮だな、と思ってしまう。
アルベールは基本的に、イヴとエディーの前では格好つけたいタイプだった。
それはわかる、おれだってエディーや愛莉の前では頼れる兄でいたいもの。
だからこそこうやって、イヴがいないレオンの前では多少弱さを見せたり出来ていたのかな、と思うとそれはそれで安心する。嫉妬心がない訳ではないけれど。
それでもそういうひとがいて良かったな、と素直に思うのだ。
まあ今は酔ってるせいかおれにもそんな姿を見せちゃってるけど。
施設で育った有都さんは、高校の時からバイトで資金を貯めて、それを入学金に当てて奨学金を借り、またバイトをしながら大学生をしているという。
頭が良くないおれにはそんな選択肢もなかった、奨学金なんて返せる自信もなかったし、早く家を出たかったし、愛莉の為に少しでも貯められたら、なんてことくらいしか考えてなくて、将来のことなんて考えてもなかった。
「居酒屋辞めな」
「なんでえ……カテキョの次に時給いいのに……」
「家賃と食費光熱費浮いたらその分働かなくていいだろ」
「そうだけど……え、全部負担してくれるんですか?家政夫みたいなこと出来ないですけど~……」
「いや、家事代行はこっちで頼んでるし」
そう有都さんに言う玲於さんにあれっ、と思った。おれを家政夫にしようとして、杏さんに私物化するなと言われていたのに。
本気では家政夫にする気はなかったということだろうか。
「夕飯は俺もつまみ程度は作るし、お前も作れる時は作ってくれてもいいし外食でもデリバリーでも構わないし。洗濯と風呂掃除くらいか、それも手が空いてる方がすればいい。お前はその分勉強出来るだろう」
「……」
「疲れてるから酒が回るんだよ、生活費や学費の為に必死なのはわかったから。これからまだ忙しくなるだろ、バイトを減らすくらいで丁度いいよ」
引越しが決まったらトラックも出してやるよ、と言う玲於さんに、有都さんはずっと驚いたように瞳を丸くしていた。
ずっと気を張ってたんだろうな、と思う。
だってそうしないと生きていけなかった。
イヴやレオンのことを覚えていても、探し方なんてわからなくて、会いたいとは思ってもどうしようも出来ず、自分の生活だけでいっぱいだった。
「だから今朝、広告を観た時、いてもたってもいられなくて……」
冷静に考えれば、こんなに頭のいいひとがラフな私服でアポも取らずに受付嬢に社長に会わせろと言ったところでそれが通らないことくらいわかる筈だ。
気付けなかったのは、それだけ必死だったから。
「お前も伊吹も大変だったな」
「……伊吹も?」
「や、おれは……その、有都さんに比べたら全然、」
家もあったし、高校まで行けたし、愛莉もいたし……両親が離婚してからは会えなかったけど。
でも有都さんより全然頑張ってない。バイトは単発でたまにするくらいだったし、家でゲームをする余裕もあった訳だし。
「あ、でも……」
前世から戻ってきた、というか、またこちらで瞳を醒ましたというか、その時の話もしておく。
愛莉がおれを待っていてくれたこと、伯母とその旦那がおれたちを迎えてくれたこと、そしてその伯母が恐らく母さまであるということ。
狡いと思われるかな、と思った。伊吹ばっかり狡いって。
でもそんなことはなかった。
記憶はないんだ、さみしいねえ、でも良かった、母さまもしあわせで良かったね、と有都さんは微笑んだ。
そういうひとだった、と思い出す。
アルベールは家族を優先する。家族がしあわせならそれでいいと思うタイプの人間だ。
そこに自分を捩じ込むことはしない。
おれは狡いなって思ったのに。イヴはいいなって。羨ましいなって。
そういうところが有都さんの人間性なのだろう。
「その内……会いに行っても構わないかな、こんな話はしないけれど、その、伊吹の友人としてでも、元気に過ごしてる姿を見るだけでいいから」
「勿論」
「あ、でもそうか、伊吹と結婚したら、また家族になれるね」
その言葉に、飲んでいたジュースで噎せてしまった。
向こうの世界と違い、こちらではそれは難しいことだとわかってるし、それはきっと有都さんだって理解しているだろう。
わかっていてそう思うのは、きっと願望も混じっている。
白い肌をほんのり染めてグラスを傾ける様は大分色っぽくてどきどきしてしまう。
折角着替えてきたスーツは暑いと、早々に玲於さんからTシャツを借りているのだけど、そのサイズの合わなさが余計に見てはいけないものを見てしまった気にさせる。
おれが着るとちょっと合わないね、といったどころではないので、勧められたけれどそれを断ったおれはひとりスーツのままだ。
すっかり私服に着替えたふたりに囲まれて、なんだか少し浮いてる気もするけれど、今こども扱いはされたくない気もした。
ひとりだけジュースを飲んでる時点で明確にこどもだと線引きされているのだけど。
「はー、これ以上呑んだらだめな気がする……明日朝からバイトあるし~……」
「バイトはどれくらいしてるんだ」
「居酒屋と~、カテキョと雑貨屋、あと派遣で単発……」
ぽやぽやした有都さんが、今日会ったばかりとはいえ前世のせいでなんだか新鮮だな、と思ってしまう。
アルベールは基本的に、イヴとエディーの前では格好つけたいタイプだった。
それはわかる、おれだってエディーや愛莉の前では頼れる兄でいたいもの。
だからこそこうやって、イヴがいないレオンの前では多少弱さを見せたり出来ていたのかな、と思うとそれはそれで安心する。嫉妬心がない訳ではないけれど。
それでもそういうひとがいて良かったな、と素直に思うのだ。
まあ今は酔ってるせいかおれにもそんな姿を見せちゃってるけど。
施設で育った有都さんは、高校の時からバイトで資金を貯めて、それを入学金に当てて奨学金を借り、またバイトをしながら大学生をしているという。
頭が良くないおれにはそんな選択肢もなかった、奨学金なんて返せる自信もなかったし、早く家を出たかったし、愛莉の為に少しでも貯められたら、なんてことくらいしか考えてなくて、将来のことなんて考えてもなかった。
「居酒屋辞めな」
「なんでえ……カテキョの次に時給いいのに……」
「家賃と食費光熱費浮いたらその分働かなくていいだろ」
「そうだけど……え、全部負担してくれるんですか?家政夫みたいなこと出来ないですけど~……」
「いや、家事代行はこっちで頼んでるし」
そう有都さんに言う玲於さんにあれっ、と思った。おれを家政夫にしようとして、杏さんに私物化するなと言われていたのに。
本気では家政夫にする気はなかったということだろうか。
「夕飯は俺もつまみ程度は作るし、お前も作れる時は作ってくれてもいいし外食でもデリバリーでも構わないし。洗濯と風呂掃除くらいか、それも手が空いてる方がすればいい。お前はその分勉強出来るだろう」
「……」
「疲れてるから酒が回るんだよ、生活費や学費の為に必死なのはわかったから。これからまだ忙しくなるだろ、バイトを減らすくらいで丁度いいよ」
引越しが決まったらトラックも出してやるよ、と言う玲於さんに、有都さんはずっと驚いたように瞳を丸くしていた。
ずっと気を張ってたんだろうな、と思う。
だってそうしないと生きていけなかった。
イヴやレオンのことを覚えていても、探し方なんてわからなくて、会いたいとは思ってもどうしようも出来ず、自分の生活だけでいっぱいだった。
「だから今朝、広告を観た時、いてもたってもいられなくて……」
冷静に考えれば、こんなに頭のいいひとがラフな私服でアポも取らずに受付嬢に社長に会わせろと言ったところでそれが通らないことくらいわかる筈だ。
気付けなかったのは、それだけ必死だったから。
「お前も伊吹も大変だったな」
「……伊吹も?」
「や、おれは……その、有都さんに比べたら全然、」
家もあったし、高校まで行けたし、愛莉もいたし……両親が離婚してからは会えなかったけど。
でも有都さんより全然頑張ってない。バイトは単発でたまにするくらいだったし、家でゲームをする余裕もあった訳だし。
「あ、でも……」
前世から戻ってきた、というか、またこちらで瞳を醒ましたというか、その時の話もしておく。
愛莉がおれを待っていてくれたこと、伯母とその旦那がおれたちを迎えてくれたこと、そしてその伯母が恐らく母さまであるということ。
狡いと思われるかな、と思った。伊吹ばっかり狡いって。
でもそんなことはなかった。
記憶はないんだ、さみしいねえ、でも良かった、母さまもしあわせで良かったね、と有都さんは微笑んだ。
そういうひとだった、と思い出す。
アルベールは家族を優先する。家族がしあわせならそれでいいと思うタイプの人間だ。
そこに自分を捩じ込むことはしない。
おれは狡いなって思ったのに。イヴはいいなって。羨ましいなって。
そういうところが有都さんの人間性なのだろう。
「その内……会いに行っても構わないかな、こんな話はしないけれど、その、伊吹の友人としてでも、元気に過ごしてる姿を見るだけでいいから」
「勿論」
「あ、でもそうか、伊吹と結婚したら、また家族になれるね」
その言葉に、飲んでいたジュースで噎せてしまった。
向こうの世界と違い、こちらではそれは難しいことだとわかってるし、それはきっと有都さんだって理解しているだろう。
わかっていてそう思うのは、きっと願望も混じっている。
454
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
【本編完結】処刑台の元婚約者は無実でした~聖女に騙された元王太子が幸せになるまで~
TOY
BL
【本編完結・後日譚更新中】
公開処刑のその日、王太子メルドは元婚約者で“稀代の悪女”とされたレイチェルの最期を見届けようとしていた。
しかし「最後のお別れの挨拶」で現婚約者候補の“聖女”アリアの裏の顔を、偶然にも暴いてしまい……!?
王位継承権、婚約、信頼、すべてを失った王子のもとに残ったのは、幼馴染であり護衛騎士のケイ。
これは、聖女に騙され全てを失った王子と、その護衛騎士のちょっとズレた恋の物語。
※別で投稿している作品、
『物語によくいる「ざまぁされる王子」に転生したら』の全年齢版です。
設定と後半の展開が少し変わっています。
※後日譚を追加しました。
後日譚① レイチェル視点→メルド視点
後日譚② 王弟→王→ケイ視点
後日譚③ メルド視点
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
婚約破棄で追放された悪役令息の俺、実はオメガだと隠していたら辺境で出会った無骨な傭兵が隣国の皇太子で運命の番でした
水凪しおん
BL
「今この時をもって、貴様との婚約を破棄する!」
公爵令息レオンは、王子アルベルトとその寵愛する聖女リリアによって、身に覚えのない罪で断罪され、全てを奪われた。
婚約、地位、家族からの愛――そして、痩せ衰えた最果ての辺境地へと追放される。
しかし、それは新たな人生の始まりだった。
前世の知識というチート能力を秘めたレオンは、絶望の地を希望の楽園へと変えていく。
そんな彼の前に現れたのは、ミステリアスな傭兵カイ。
共に困難を乗り越えるうち、二人の間には強い絆が芽生え始める。
だがレオンには、誰にも言えない秘密があった。
彼は、この世界で蔑まれる存在――「オメガ」なのだ。
一方、レオンを追放した王国は、彼の不在によって崩壊の一途を辿っていた。
これは、どん底から這い上がる悪役令息が、運命の番と出会い、真実の愛と幸福を手に入れるまでの物語。
痛快な逆転劇と、とろけるほど甘い溺愛が織りなす、異世界やり直しロマンス!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。