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閑話
【休憩話】四者面談・・・③
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『天界で弄り対象が変わった頃・・・』
鴻上「ちょっ、ちょっと!悠麼さん!」
悠麼「鴻上さん、どうしたんですか?」
鴻上「私の裏の顔って何ですか!? 」
悠麼「持っているのでしょう?」
鴻上「いや、ないから!裏の顔持ってると言うなら康煕でしょうが!! 」
康煕「紫苑さん、矛先を俺に向けないでくださいよ!? 」
千隼「康煕が裏の顔持ってるっていうのは納得できるかも・・・」
鴻上・康煕「「は!? 」」
悠麼「千隼君、それはどういうことかな?」
鴻上「どういうところで?」
千隼「夢の中で思ったから・・・」
康煕「夢?」
千隼「えっと、そのぉ・・・(ちら)」
鴻上「あ・・・。アレか!」
悠麼「アレとは?」
康煕「千隼、何かあったのか?」
千隼「たぶん、まだ話しちゃいけない・・・よね?(ちら)」
鴻上「お~、千隼が成長してる。そだね。まだ明かしちゃいけない内容だねぇ」
康煕「・・・また、何か仕出かしたんですか?」
鴻上「そんな睨まないでよ。最初の頃の夢が酷いなって思ったから今回は違う感じにしたんだよ」
康煕「それで?」
鴻上「そうしたら、ネタで面白い感じになったんだよ」
康煕「・・・・・・」
鴻上「若干?いや、かなり?特殊な内容になっちゃってて・・・」
康煕「ほぉ~・・・」
鴻上「夢から覚めたら、康煕にバトンタッチするような内容だから怒らないでくれないかな・・・」
悠麼「・・・(これは面白いですねぇ)・・・」
千隼「えっと、康煕・・・?」
康煕「ん?」
千隼「女性をイジメたり威圧しちゃダメだよ?」
康煕「別に威圧してないが?」
千隼・悠麼「「してるよ!! (じゃないか)」」
康煕「どこが?」
悠麼「康煕、お前の目は節穴なのかな?」
康煕「あ゛?」
悠麼「鴻上さんを見てごらん」
千隼「えっ!? 」
康煕「!? 」
悠麼「康煕は大事な人と一緒にいることができているから分からないのかもしれないが、鴻上さんにはそういった相手が近くに居ないんだよ。常に相手の顔色を窺って過ごしてきているしね」
千隼「僕の性格を設定したのが鴻上さんなら、本来は今のような状態が普通なの・・・?」
悠麼「それは違うよ。彼女は優しすぎるせいで、幾度も心に闇が巣食い蝕まれ壊れてきたんだ」
千隼「え?」
康煕「・・・・・・」
悠麼「康煕、今回はお前の責任だ。何とかしなさい。状況が変わらなければ、その時は、ね?言わなくても解るよね(微笑)」
千隼・康煕「・・・・・・」
・・・康煕の父・悠麼(はるま)の微笑ほど怖いものはないと言われている・・・
その父にして、その子ありとはよく言ったものである。
千隼「遺伝って凄いよね。おじさん静かに怒るから本当に怖いんだよ・・・」
鴻上「ちょっ、ちょっと!悠麼さん!」
悠麼「鴻上さん、どうしたんですか?」
鴻上「私の裏の顔って何ですか!? 」
悠麼「持っているのでしょう?」
鴻上「いや、ないから!裏の顔持ってると言うなら康煕でしょうが!! 」
康煕「紫苑さん、矛先を俺に向けないでくださいよ!? 」
千隼「康煕が裏の顔持ってるっていうのは納得できるかも・・・」
鴻上・康煕「「は!? 」」
悠麼「千隼君、それはどういうことかな?」
鴻上「どういうところで?」
千隼「夢の中で思ったから・・・」
康煕「夢?」
千隼「えっと、そのぉ・・・(ちら)」
鴻上「あ・・・。アレか!」
悠麼「アレとは?」
康煕「千隼、何かあったのか?」
千隼「たぶん、まだ話しちゃいけない・・・よね?(ちら)」
鴻上「お~、千隼が成長してる。そだね。まだ明かしちゃいけない内容だねぇ」
康煕「・・・また、何か仕出かしたんですか?」
鴻上「そんな睨まないでよ。最初の頃の夢が酷いなって思ったから今回は違う感じにしたんだよ」
康煕「それで?」
鴻上「そうしたら、ネタで面白い感じになったんだよ」
康煕「・・・・・・」
鴻上「若干?いや、かなり?特殊な内容になっちゃってて・・・」
康煕「ほぉ~・・・」
鴻上「夢から覚めたら、康煕にバトンタッチするような内容だから怒らないでくれないかな・・・」
悠麼「・・・(これは面白いですねぇ)・・・」
千隼「えっと、康煕・・・?」
康煕「ん?」
千隼「女性をイジメたり威圧しちゃダメだよ?」
康煕「別に威圧してないが?」
千隼・悠麼「「してるよ!! (じゃないか)」」
康煕「どこが?」
悠麼「康煕、お前の目は節穴なのかな?」
康煕「あ゛?」
悠麼「鴻上さんを見てごらん」
千隼「えっ!? 」
康煕「!? 」
悠麼「康煕は大事な人と一緒にいることができているから分からないのかもしれないが、鴻上さんにはそういった相手が近くに居ないんだよ。常に相手の顔色を窺って過ごしてきているしね」
千隼「僕の性格を設定したのが鴻上さんなら、本来は今のような状態が普通なの・・・?」
悠麼「それは違うよ。彼女は優しすぎるせいで、幾度も心に闇が巣食い蝕まれ壊れてきたんだ」
千隼「え?」
康煕「・・・・・・」
悠麼「康煕、今回はお前の責任だ。何とかしなさい。状況が変わらなければ、その時は、ね?言わなくても解るよね(微笑)」
千隼・康煕「・・・・・・」
・・・康煕の父・悠麼(はるま)の微笑ほど怖いものはないと言われている・・・
その父にして、その子ありとはよく言ったものである。
千隼「遺伝って凄いよね。おじさん静かに怒るから本当に怖いんだよ・・・」
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