徒然なる恋の話

焔 はる

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二.五夜 【想いはカタチを変えて】

2.5-21

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熱を取り戻し、硬さが戻り始めるソレに、椎娜は半泣きになっている。

「それに、そんなエロい椎梛見てたら我慢できない。」

自分でもほんと無意識に、言ってしまえば欲望のまま、本能に任せて至る所に紅いシルシを付けていた。

あ~・・・白い肌にあちらこちらに舞う桜吹雪みたいで・・・えろい・・・

・・・特に、左胸の、下乳・・・

・・・めちゃくちゃ、椎娜このこ・・・俺の・・じゃん・・・

・・・嬉しくてニヤける。

「~~っ!桜太がっ・・・!」

「いたっ!ちょっ、しーちゃん・・・っ」

腕の中で胸を叩いて抵抗をする。

耳も顔も赤らめて、ちょっと拗ねながらジタバタと抵抗する。

それを抱きしめて腕に閉じ込めた。




「ね、お願い・・・もう1回したいな・・・」




背中をなぞり、脇腹に手を這わせて、丸い小さなお尻を撫でながらゆっくりと揉み、耳元で甘えた声でねだった。

だってさ、ほら・・・まだ椎娜のナカにいさせてくれてるじゃん・・・?

「・・・ねぇ、椎娜・・・?」

「うぅ・・・ずるい・・・」

「・・・狡い?・・・そうだよ、俺は狡いんだ。やっっと、触れることが出来たんだから、椎娜を手放してなんてあげないよ・・・」

当たり前じゃない、と笑って額にキスをした。

だから覚悟しててくれないと困る。


たくさん愛されても、愛され疲れしない覚悟・・・。


再び硬くなり始めたソレを引き抜き、役目を終えたゴムを処理し、新たに袋を破り手早く被せた。

「椎梛・・・?」

ほんの僅かな時間。
きっと、1分も経っていないはず。

ベッドに座った椎娜が下腹部に手を当てていた。

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