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六夜【求めよ、さらば救われん。】
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寝室を開けると、暗い室内は冷えていて人影はない。
寝ていると思ったのに・・・
リビングに戻り、洗っていなかったシンクのグラスやマグカップが片付けられている事に気づいて思わず顔が緩んだ。
どこにいるのか・・・
・・・そういえば、脱ぎっぱなしのジャケットがあったはず・・・
椎娜が片付けたのだろうか・・・
近づいて、座面に落ちている、と思った瞬間。
声を堪えた己を褒めてやりたい。
『・・・え、えぇぇぇっ・・・・・・』
『き・・・き、着て・・・っ・・・なん・・・っは・・・なん・・・うぁ・・・かわ・・・』
頭はポンコツだ。
ジャケットを着て、丸くなって眠っているのを見たらもうだめだった。
可愛い、可愛い、何これ・・・好き。
ほんと、好きすぎる。
・・・え、ちょっと盗撮してもいいかな・・・
やだ、もう・・・可愛いぃぃ・・・
構えたスマホに、角度を変えて撮った写真を収めた。
・・・これで酒が飲める、飯が食える・・・
俺・・・今日頑張ってよかった・・・
本気で涙が零れそうになるくらい、衝撃の愛しさ。
起こさないように触れそうになり、まだ手も洗っていないと思い出して、洗面所にそっと向かう。
・・・好きも、愛してるも、全てが増幅していて、とんでもないくらい好きだ・・・
手を洗い、うがいをして、顔を洗い、幾分サッパリと頭はやや冷静になった気がする。
・・・どうせならシャワーも浴びてしまおう。
そうしたら、目覚めた椎娜と思う存分イチャイチャできる・・・。
よし、そうしよう。
うん、そうしよう。
そんなことすら、ナイスアイデアと思うくらい、早く椎娜に触れたくて、椎娜を堪能したかった。
10分程でリビングに戻って、同じ体勢のままの椎娜の正面にしゃがんだ。
・・・なにこれぇぇ・・・
・・・・・・俺のなの?
・・・俺のなの・・・????
この子俺の??
俺の彼女・・・??
信じられない・・・。
もしかして、俺寝てんのかな・・・
そう思うくらいには、寝不足とストレス、椎娜不足で思考がおかしい。
寝ていると思ったのに・・・
リビングに戻り、洗っていなかったシンクのグラスやマグカップが片付けられている事に気づいて思わず顔が緩んだ。
どこにいるのか・・・
・・・そういえば、脱ぎっぱなしのジャケットがあったはず・・・
椎娜が片付けたのだろうか・・・
近づいて、座面に落ちている、と思った瞬間。
声を堪えた己を褒めてやりたい。
『・・・え、えぇぇぇっ・・・・・・』
『き・・・き、着て・・・っ・・・なん・・・っは・・・なん・・・うぁ・・・かわ・・・』
頭はポンコツだ。
ジャケットを着て、丸くなって眠っているのを見たらもうだめだった。
可愛い、可愛い、何これ・・・好き。
ほんと、好きすぎる。
・・・え、ちょっと盗撮してもいいかな・・・
やだ、もう・・・可愛いぃぃ・・・
構えたスマホに、角度を変えて撮った写真を収めた。
・・・これで酒が飲める、飯が食える・・・
俺・・・今日頑張ってよかった・・・
本気で涙が零れそうになるくらい、衝撃の愛しさ。
起こさないように触れそうになり、まだ手も洗っていないと思い出して、洗面所にそっと向かう。
・・・好きも、愛してるも、全てが増幅していて、とんでもないくらい好きだ・・・
手を洗い、うがいをして、顔を洗い、幾分サッパリと頭はやや冷静になった気がする。
・・・どうせならシャワーも浴びてしまおう。
そうしたら、目覚めた椎娜と思う存分イチャイチャできる・・・。
よし、そうしよう。
うん、そうしよう。
そんなことすら、ナイスアイデアと思うくらい、早く椎娜に触れたくて、椎娜を堪能したかった。
10分程でリビングに戻って、同じ体勢のままの椎娜の正面にしゃがんだ。
・・・なにこれぇぇ・・・
・・・・・・俺のなの?
・・・俺のなの・・・????
この子俺の??
俺の彼女・・・??
信じられない・・・。
もしかして、俺寝てんのかな・・・
そう思うくらいには、寝不足とストレス、椎娜不足で思考がおかしい。
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