徒然なる恋の話

六夜【求めよ、さらば救われん。】

6-24

｢･･･お仕置き、されちゃうの？俺･･･｣

｢･･････されちゃう、かも･･･｣

｢･･･ふぅん･･･｣

｢お仕置き、嫌･･･？｣

｢･･･痛いのはいや。｣

｢･･･じゃあ･･･可愛がってあげようかな･･･？｣


･･･！！


ねぇ･･･！！何･･･？！


椎娜が、可愛がってくれる、ってなに･･･！！？？


お仕置から、可愛いがるって、なに？！


そんな１８０度転換てあるの･･･？！


｢！･･･桜太･･･っ、また反応した･･･｣


｢それは仕方なくない･･･？椎娜から、可愛がってあげる、って･･･何されちゃうの俺･･･？｣


｢ふふ･･･なんでしょぉか･･･？｣



もぉぉぉぉっっっ･･･！！！！


ねぇっ！
可愛すぎて、俺爆発しそうだよ椎娜･･･！！カッコ悪くて言えないけど！！


｢どうしよっかなぁ･･･｣

｢ちょ･･･し、ぃなっ･･･考えながら撫でないで･･･っ｣

椎娜は、２人の身体の間で勃ち上がったソレの敏感な先端を、強すぎず優しすぎす、緩急をつけて手の平で撫で回す。

｢ちょっ･･･ぁ･･･っ｣

｢･･････桜太かわい･･････｣

椎娜の手は躊躇いもなく先端から、張り詰めた肉芯を撫でて根元の柔らかさまで滑り降りた。

思わず訪れた刺激に声が出た上に、椎娜に翻弄されるなんて正直感情が迷子だ。

椎娜は、驚いて目を見開いたあと、ニヤっと悪い笑みを浮かべて、手を上下に動かしてゆっくりと撫でる。

｢･･･おぅちゃん･･･声、可愛いね･･･｣

｢･･･椎娜･･･っ･･･なんで･･･？今日、いじわる、じゃな･･･い･･･？さ、わっ･･･て、くれる、の、っ･･･初めてっ･･･なのに･･･｣

･･･っやば、い･･･緩急が絶妙っ･･･

｢･･･ちがうよ･･･私も可愛がりたいの･･･桜太を気持ちよくしたい･･･。いつも桜太に気持ちよくされちゃうから･･･今日は、私がさわりたいの･･･。｣

｢っ･･･｣

俺の肩を押してベットに座らせて、

｢･･･下、脱いで。｣



･･･なんだよそれ･･･逃げられるわけない、官能的な命令とご褒美じゃん･･･。