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七夜【大切なもの、守りたいもの】
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「・・・しぃちゃん・・・大丈夫・・・わかる・・・?今、しぃちゃんを抱いてるのは誰・・・?」
抱えたままゆらゆら揺らす、その揺れが、目を閉じていると催眠術のように質問に対しての答えを誘導してきて、
「・・・おぅた・・・」
「正解・・・。じゃあ、一番椎娜を好きなのは・・・?」
「・・・・・・おぅ、た・・・・・・」
「あたり・・・。じゃあ・・・椎娜に触れて、たくさん愛して、死ぬまで・・・違うな、死んであの世に行っても可愛がっていいのは・・・??」
「・・・おう・・・た・・・おうた、だけ、がい、い・・・」
「ふ・・・そっか・・・俺だけがいいか・・・。俺も椎娜にしか触れないし、さわりたくないよ・・・。じぃさんになってあっちに逝って、神様に怒られてもいちゃいちゃ、仲良くしてたいもん・・・」
髪を撫でて口づけて、そのあとに起こることを予感させる動きで、髪を耳にかけた・・・。
頬を撫でて滑る桜太の指が、黒木に触れられてパーツ交換をしたくなった顎に触れる。
「じゃあ・・・最後の質問・・・。俺は、椎娜を愛してるよっていうキスしたいんだけど、してもいいですか・・・?」
顎に添えられた指に僅かに力が込められて、タオルを取られて導かれるように上を向くと、何度も見上げた淡いブルーの瞳が真っ直ぐに私を見下ろしていた。
「・・・俺が守ってあげられなくてごめん・・・」
「・・・ぁ・・・ぅぁ・・・ち、が・・・」
「ちがくない・・・怖い思いをまたさせてごめん・・・」
「ぅ、く・・・ち、がぅ・・・っ・・・」
「椎娜・・・我慢しなくていいから・・・吐き出したいことがあるなら、全部、俺が受け止めるから・・・ぶつけていいんだよ・・・」
「ぉ・・・ぅ・・・ん・・・っ」
反論も鼻づまりの涙声も、塞いで飲み込むように口づけが落ちてくる。
押し当てて、柔らかさに少し緊張を含ませて様子を見るように、離れて、もう一度触れて、しっかりと重なる。
抱えたままゆらゆら揺らす、その揺れが、目を閉じていると催眠術のように質問に対しての答えを誘導してきて、
「・・・おぅた・・・」
「正解・・・。じゃあ、一番椎娜を好きなのは・・・?」
「・・・・・・おぅ、た・・・・・・」
「あたり・・・。じゃあ・・・椎娜に触れて、たくさん愛して、死ぬまで・・・違うな、死んであの世に行っても可愛がっていいのは・・・??」
「・・・おう・・・た・・・おうた、だけ、がい、い・・・」
「ふ・・・そっか・・・俺だけがいいか・・・。俺も椎娜にしか触れないし、さわりたくないよ・・・。じぃさんになってあっちに逝って、神様に怒られてもいちゃいちゃ、仲良くしてたいもん・・・」
髪を撫でて口づけて、そのあとに起こることを予感させる動きで、髪を耳にかけた・・・。
頬を撫でて滑る桜太の指が、黒木に触れられてパーツ交換をしたくなった顎に触れる。
「じゃあ・・・最後の質問・・・。俺は、椎娜を愛してるよっていうキスしたいんだけど、してもいいですか・・・?」
顎に添えられた指に僅かに力が込められて、タオルを取られて導かれるように上を向くと、何度も見上げた淡いブルーの瞳が真っ直ぐに私を見下ろしていた。
「・・・俺が守ってあげられなくてごめん・・・」
「・・・ぁ・・・ぅぁ・・・ち、が・・・」
「ちがくない・・・怖い思いをまたさせてごめん・・・」
「ぅ、く・・・ち、がぅ・・・っ・・・」
「椎娜・・・我慢しなくていいから・・・吐き出したいことがあるなら、全部、俺が受け止めるから・・・ぶつけていいんだよ・・・」
「ぉ・・・ぅ・・・ん・・・っ」
反論も鼻づまりの涙声も、塞いで飲み込むように口づけが落ちてくる。
押し当てて、柔らかさに少し緊張を含ませて様子を見るように、離れて、もう一度触れて、しっかりと重なる。
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