徒然なる恋の話

焔 はる

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八夜【決別は未来への決意】

8-28

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「あ、桜太・・・」

「・・・・・・なぁに・・・・・・?」

恨めしく返事をすれば、俺の様子なんて気にすることなく、

「あのね・・・中・・・大変だと思うから・・・おパンツ、履き替えた方がいいかなって・・・」

「!そういうこと言わないで・・・!!」


もぉぉぉぉ・・・!!

そうですよ、そうですよ・・・!!

あなたが肉体的に刺激をしこたま与えてくれたおかげで、下着の中はヌルヌルな男事情が発生してますよ・・・!!

言われなくても履き替えますよ・・・!!

この後の行動を読まれているのもかなり恥ずかしいし、俺の動きをニマニマしながら椎娜が目で追う。


あぁ・・・ほんと・・・

楽しそうなのはいいけど・・・やられっぱなしは悔しいな・・・

それに・・・性に合わない・・・


「椎娜・・・」

「・・・?」

「・・・次に抱かれる時は、覚悟しておいてね?」

「・・・!」

俺が・・椎娜を愛しつくして抱き潰すまで、セックスしよ・・・?」

「・・・・・・」

椎娜の顔から余裕の色がみるみる消えていく。

1歩踏み出して椎娜に近づき、椎娜は1歩後退する・・・

また1歩近づき、椎娜はジリっと1歩下がる・・・

「椎娜が、俺とのセックス好きなの俺知ってるし・・・感じすぎて泣いちゃうのとか、ナカに出されてイっちゃうのも知ってるし・・・椎娜が大好きなイイトコロも知ってるから・・・ね?めちゃくちゃに愛してあげるよ・・・楽しみだなぁ・・・気が狂うほど啼かせたい・・・」


椎娜の身体が壁にぶつかる。


「はい、捕まえた~」

優しく優しく胸に抱きしめて、頭を撫でてうなじに指を下ろしていく。

背中を撫でてそのまま下がり、服の裾から手を差し入れて、ホックを外した。

解放された胸の丸みを手のひらで感じながら、先端を指の腹で擦り上げる。

「んッ・・・」



我慢できない甘い声・・・。


・・・はい、俺の勝ち・・・。



「・・・ちょっと触っただけで硬くなるコレも、可愛がってあげるからさ・・・楽しみだね、しぃちゃん・・・?」


・・・あぁ・・・どうしよう、楽しみすぎていい子になんて戻ってくれないじゃんか・・・コイツ・・・・・・。


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