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八夜【決別は未来への決意】
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「んぅっ」
滑り込む舌は口内を這い、酸素を求めて口を開けば逃すまいと塞がれ支配される。
左手で桜太の胸を叩けばそれも捕らわれ桜太の手の中に握られる。
絡め取られて啜られる舌のザラリとした感触と、上顎を擦られて背中を走る淫らな感覚。
「は・・・ゃ、ぅ・・・ン・・・」
苦しい・・・
酸素の足りない頭は、与えられる感覚だけを鋭敏に感じ取り、ふわふわとした気持ちよさに身体の奥が疼く・・・。
「・・・椎娜・・・そんなに蕩けた顔して・・・キス気持ちよかった・・・?」
「・・・?」
「かわい・・・」
唇が離れ、伝う糸を桜太の舌が舐め取る。
桜太の言葉の意味もよくわからないまま、頬を撫でる大好きな手のひらに顔を寄せて口づけた。
「・・・キスだけでこんなに従順になっちゃうのに、どうして素直に言ってくれないかなぁ・・・」
・・・桜太が何か言ってる・・・
「・・・・・・好き、桜太の手・・・」
「・・・手?」
「・・・・・・触られるのも、キスも好き・・・」
「・・・好きなのはそれだけ?」
「・・・・・・・・・桜太、好き・・・・・・」
桜太の指に促され、視線と共に顔が上を向くと、熱い吐息と一緒に降りてきたのは、濃密な口づけ。
無条件に、そうすることが当たり前のように、僅かに開いた唇は、桜太の侵入を容易く許して絡み合う事を待ちわびていた。
「ふ・・・ん・・・」
・・・・・・きもち、いい・・・・・・
こうしている時は、桜太のことだけを感じて、考えていられる・・・。
桜太が少し離れようとするのを、もっと・・・と追いかければ、仕方ないな・・・と、熱い舌が深く差し込まれて絡み合う。
「・・・しぃな・・・キス、上手くなったね・・・」
「・・・?うま、く・・・?」
「うん・・・上手くなった・・・気持ちよくてずっとしていたい・・・」
「ん・・・」
三度重なる唇。
熱くて・・・
甘く、優しいのに、淫らに、与えては奪っていく・・・
それなのに身体の芯を熱くさせて、切なく疼く深い場所・・・
滑り込む舌は口内を這い、酸素を求めて口を開けば逃すまいと塞がれ支配される。
左手で桜太の胸を叩けばそれも捕らわれ桜太の手の中に握られる。
絡め取られて啜られる舌のザラリとした感触と、上顎を擦られて背中を走る淫らな感覚。
「は・・・ゃ、ぅ・・・ン・・・」
苦しい・・・
酸素の足りない頭は、与えられる感覚だけを鋭敏に感じ取り、ふわふわとした気持ちよさに身体の奥が疼く・・・。
「・・・椎娜・・・そんなに蕩けた顔して・・・キス気持ちよかった・・・?」
「・・・?」
「かわい・・・」
唇が離れ、伝う糸を桜太の舌が舐め取る。
桜太の言葉の意味もよくわからないまま、頬を撫でる大好きな手のひらに顔を寄せて口づけた。
「・・・キスだけでこんなに従順になっちゃうのに、どうして素直に言ってくれないかなぁ・・・」
・・・桜太が何か言ってる・・・
「・・・・・・好き、桜太の手・・・」
「・・・手?」
「・・・・・・触られるのも、キスも好き・・・」
「・・・好きなのはそれだけ?」
「・・・・・・・・・桜太、好き・・・・・・」
桜太の指に促され、視線と共に顔が上を向くと、熱い吐息と一緒に降りてきたのは、濃密な口づけ。
無条件に、そうすることが当たり前のように、僅かに開いた唇は、桜太の侵入を容易く許して絡み合う事を待ちわびていた。
「ふ・・・ん・・・」
・・・・・・きもち、いい・・・・・・
こうしている時は、桜太のことだけを感じて、考えていられる・・・。
桜太が少し離れようとするのを、もっと・・・と追いかければ、仕方ないな・・・と、熱い舌が深く差し込まれて絡み合う。
「・・・しぃな・・・キス、上手くなったね・・・」
「・・・?うま、く・・・?」
「うん・・・上手くなった・・・気持ちよくてずっとしていたい・・・」
「ん・・・」
三度重なる唇。
熱くて・・・
甘く、優しいのに、淫らに、与えては奪っていく・・・
それなのに身体の芯を熱くさせて、切なく疼く深い場所・・・
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