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十三夜【溺れるものは真夜中に溶け合う】
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しおりを挟む桜太の帰宅前にシャワーを済ませて、クローゼットから拝借した桜太のワイシャツを纏う。
鏡に映る姿は、白いワイシャツの下に胸も下半身、おしりも透けて、下ろした髪に眼鏡姿。
太腿まであるワイシャツは『彼シャツワンピ』のよう。
「忘れちゃった、じゃないよ・・・」
「っあ・・・ッ」
「ほら・・・ヌルヌル・・・・・・すごいね・・・トロットロじゃん・・・」
しゃがんだ私を抱き寄せて、無防備なソコに指を割り込ませると、クチュッ・・・と大きく響いた濡れた音。
「・・・椎娜のココ・・・準備万端。すぐ入りそう。」
「ぅ、ン・・・ぁ・・・ッ」
ヌチュッ・・・グチュ・・・
わざと音がするように、ほんの少し指先を埋めたり、秘裂を滑らせたり・・・
スイッチの入った桜太は、壁に寄りかかって座った自分を私に跨がせ、
「椎娜・・・ね、お願い・・・」
「ん、ン・・・な、に・・・??」
「・・・脱がせて・・・?」
見た目にもわかるくらいズボンの仲で質量を増し、存在を主張する自身のソレに視線を落とし、私の左手を導いて触れさせる。
「ね・・・くるしぃ・・・椎娜・・・」
悪戯に、楽しげに輝く瞳。
カチャカチャと響くベルトを外す音・・・
・・・桜太に補助されながらジッパーを下ろし下半身を寛げると、腰を浮かせた桜太がスラックスを下げ、下着の中で窮屈そうに膨らむソレが現れる。
「・・・やらしぃなぁ・・・喉、鳴ってたよ・・・」
揶揄うように言うのに、私の髪に指を絡めて、抱き寄せたまま後頭部を撫でる手は、まるで「よしよし、偉いね」と褒めてくれているようで・・・
「ァ・・・ッ・・・ん・・・ぉ、ぅた・・・ぁ・・・」
「ん・・・」
自分でもわかるほど蜜を零し、内腿まで濡れているのがわかる。
・・・ほしい・・・
・・・・・・身体のナカで感じたい・・・・・・
「ね・・・ココ・・・切ないね・・・俺の指を飲み込もうとして椎娜、腰動いてるよ・・・」
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