徒然なる恋の話

焔 はる

文字の大きさ
515 / 617
十四夜【幸福のカタチ】

14-5

しおりを挟む

グチュン・・・

「ンッ・・・」

ズッ・・・ブ・・・ッ

「ふ、ッぅ・・・ぅッ・・・んっ・・・」

ヌプッ・・・

「ァ、ゥッ・・・」

ぐぶッ・・・ッ

「ん、ッぅ、・・・ッふ・・・ぅ・・・」

「もぉ・・・しぃ、ちゃん・・・声・・・やァらしぃ・・・かわいすぎて俺、頭おかしくなる・・・」


引いて、貫く・・・

その動きだけなのに、1度達した椎娜のナカは、ずっと震えて感じたままだ。

ゆっくり、というお願い通り、長いストロークでゆっくり入り口まで引き抜き、お腹側を擦りながら腰を打ち付ける。

それぞれの動きに合わせて上げる椎娜の啼き声が、甘くて・・・甘ったるくて、喘ぎ声なんてものじゃなく、耳に残り、脳みそが侵されていく。

最奥を突き上げたまま抽挿を止めて、振動を与えるように揺すると、じんわりと、椎娜のナカに満たされていくものに包まれる。


「・・・椎娜・・・奥、優しく突かれて揺すられると・・・潮吹いちゃうね・・・」

「ァ・・・ん・・・ン・・・わか、ん、な・・・ぃ・・・ッ」

「ナカ・・・じわっ・・・って、満たされてくの・・・ほら・・・」

繋がったソコに触れると、隙間から溢れた粘度のない体液が零れてびしょびしょになっている。

濡れた手を椎娜の前に見せ、舐めて見せる。


「!っ・・・や、だっ・・・」

「・・・キモチイイからこうなるの、俺が教えたんだから・・・嬉しい・・・」

「・・・うれ、しぃ・・・?」

「嬉しいよ・・・だって、好きな子がこんな風になってるの、俺のせいなのに、嬉しくないわけないじゃん・・・安心していっぱい感じればいいよ。」

「ッ!ッァ・・・だ、メ、ェッ・・・!ッぅぅッ・・・ァッ・・・ッーー・・・!!」

一定のリズムで突き続けると、必ずすぐにイッてしまう場所。

お腹を絞り体中を震わせて、悲鳴のように啼いて、ぎゅうッと俺を締め付けて椎娜は達してしまった。

「ぅ、ァ・・・ァ・・・ゃ、だ・・・ァ・・・や、ァ・・・」

「・・・よしよし・・・泣かなくていいよ・・・怖かった・・・?」


困惑と甘えて縋り頼るような、この表情・・・

愛しすぎて、こうやってイカせてしまうんだよな・・・

強すぎる快感に慣れることができずに、自分のペースではなく、俺がピンポイントで弱い場所を突いて昇りつめさせてしまうのが、『イカされて』しまうのが、『怖い』と泣くのが、可愛くて、可愛くて・・・怖がらせた後はめちゃくちゃ甘えさせて、甘やかしてやるんだ・・・。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

密室に二人閉じ込められたら?

水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

一夏の性体験

風のように
恋愛
性に興味を持ち始めた頃に訪れた憧れの年上の女性との一夜の経験

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

処理中です...