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第一章 夢見の城
悪夢の中①
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気付くと光季は洋館の玄関に立っていた。外への扉は閉まっていて、開けようとしたがびくともしなかった。
「なんか、逃がさないようにしてるみたいでやな感じだな」
ひとりごちながら、光季はさっきと同じ道筋で二階の部屋に向かった。
同じ廊下を通っているのに、まったく違う場所みたいだ。
薄汚れていた床は磨きたてのようピカピカで、壁のひび割れも無いせいだろう。
廊下の天井に吊るされた電飾には明かりが灯っていた。
幽霊に招かれて訪れた夢にしては、明るすぎる。
二階の最奥の部屋の扉を開ける。天蓋つきのベッドに寝ているはずの自分の姿はない。
かわりに、栗色のふわふわした巻き毛の美少女が座っていた。
ふわりとした白いワンピースの裾を揺らしながら、少女が無邪気に足をぶらつかせる。
「こんにちは、お兄さん。ねえ、ここで眠っていって。素敵な夢をみせてあげる」
外見年齢に相応しくない艶やかな微笑を浮かべて、少女が甘い声で誘惑する。
これが夢に出てくる幽霊か。
じろりと少女を観察すると、光季は不敵な笑みを浮かべた。
「あいにく、見たい夢なんておれにはない。夢より現実が好きなんだ」
「現実なんて、辛いことばかりでしょう。ね、夢の中の方がずっと楽しいわ」
「創りものだから、都合良くて楽しいことばかりかもな。でも、おれにはそんな虚構は必要ない。他の眠った連中も、そう思ってる。今は楽しさにながされてるけど、そのうち起きたくなるはずだ。さっさと解放しろ」
「……わからずやめ」
甘い声が老婆のようなしゃがれた声に変わった。
光季は警戒して、姿勢を低くする。
少女の正体は未だに解らないが、話が通じる相手ではないようだ。
「くるならきやがれ。おまえを倒して、他の連中を解放してやるぜ」
「生意気な。ここは夢の中。アタシには誰も敵わない」
「ほざけ。さっさとかかってこいよ」
「ふふ、威勢がいいわね。でも、そんな非力な状態でどうやって戦うの?」
長い爪に指差されて、光季は自分の姿を確認した。
換装した状態だったはずなのに、いつの間にか制服姿に戻っていた。
耳に触れるが、いつものひんやりした感触がない。
イヤリングのオーブまでなくなっている。
ぐにゃりと世界が歪んだ。
激しい眩暈が起きて、光季は地面に膝をつく。
眩暈が治まって顔を上げると、洋館ではなく古ぼけた映画館の真ん中の方の席にポツンと座っていた。
中学校の近くにあった映画館だ。
二年前の春、まだ夜鴉に入る前に映画部で訪れた時のことを思い出して、光季はぞっとした。
あの時、悪趣味なホラー映画を退屈げに眺めていた光季は、古びたスクリーンの幕の横に妙な手を見た。
ぬるりとした感触がしそうな、だぶついた白い手だ。
ぎょっとして見ていると、顔なのかなんなのか解らない、目も鼻も口もない白い楕円形のものが手の横に現れた。
白い楕円に爪痕のようなものが二つ浮かんだ。
爪痕がゆっくりと開く。
横たわった卵色の半月の中でいくつもの黒い瞳がぎょろぎょろと動く、奇妙な目だった。
目があった瞬間、頭の中に『みつけた』という機械音に似た声が響いた。
同時に白いものがずるりとスクリーンの裏から全身を現し、追いかけてきた。
光季は隣に居た京弥にトイレに行くと告げ、走って逃げだした。
あれは他の奴らではなく、自分を狙っているとわかっていたからだ。
ダックスフンドみたいな短い手足が無数に生えた、巨大な芋虫のような白い肉塊が這って追いかけてきた。
ベトベトという不快な足音が後をついてくる。
光季はトイレに逃げ込み、息を顰めた。
それが功を奏したらしく、足音はあっさりと通り過ぎていった。
だが、安心はできない。
今度はここをいつどうやって出るかに悩まされた。
ドアを開けた瞬間目の前に居る、なんて事態は避けたい。
もうすぐ上演が終わることをスマホで確認しながら、どうしたものか考えていた。
すると、過ぎ去ったはずの足音が戻ってきた。
ぎぃぃ、ばたん。ぎぃぃ、ばたん。
繰り返し、ドアが開いたり閉じたりする音が聞こえる。
まるでこちらに態と音を聞かせていたぶっているように、ゆっくりドアが開閉される。
自分が篭る個室のドアは次だ。
ドアが開いたら、体当たりをして逃げよう。
そう決心したがドアはいっこうに開かない。
途中で飽きてやめたのだろうか。
光季はゆっくり顔を上げた。
その瞬間、無数の瞳がじっと光季を見下ろした。
「みぃぃつけたぁぁっ」
にぱっと真っ赤な口を開いて化け物が嗤った。
蠢く手が伸びてきた瞬間、京弥が様子を見にきてくれて、化け物が消えて助かった。
それから暫く恐怖で映画館に行けなかった。
まさか、あの時の再現をしているのか。
恐る恐る、スクリーンに目を遣った。
そこにはぶよぶよとした白い手があった。
「どこがいい夢なんだよ、ふざけんなっつーの!」
思わず吠えた光季に、瞳が沢山ある黄ばんだ目がぎょろりと視線を注いだ。
歪な笑みを浮かべた化け物がずるずると重そうな体を引き摺りながら這い寄ってくる。
「くそ、なんで霊体になれねーんだよ」
光季は肉体の時の運動能力が高くない。肉弾戦などできるはずもなく、ひたすら逃げるしかなかった。
夢の中だからか体が異常に重く、足が縺れた。息が苦しくなる。
化け物の気配がどんどん迫ってきている。
久しぶりに恐ろしいという感情を思い出した。
もし捕まって、夢で死んだらどうなるのだろうか。
やはり一生目覚めないのだろうか。
嫌な考えがつき纏う。
「しっかりしろ、水瀬光季。これは夢だ。なんでもない、ただの夢だ」
周囲の景色がまた歪みはじめる。
映画館の景色がぐにゃぐにゃと崩れ、今度は廃墟となった卸業者の事業所に光季はいた。
ここも見覚えがある。小学校四年生の時、ここで陽平や他のクラスメイト達と七人ぐらいで隠れ鬼をしたことがあった。
事務所に倉庫が併設されたこの場所は、絶好のかくれんぼスポットだった。
「もーいいかーい」
鬼をやっていたはずの光季に、隠れ鬼の決まり文句が告げられる。
振り返ると、ぼさぼさの髪を振り乱した、切れ長の瞳と赤い唇の美しい女がゆらゆらと背後で揺れていた。
美しい造形だけに、異常者めいた笑みが余計にアンバランスで恐ろしい。
瞳は爛々と輝き、赤い唇の両端が吊り上がって弧を描いている。
ぼろの着物と乱れた髪が恐怖を煽った。
妙な節をつけて、女がまた「もういいかい」と尋ねる。
一向に答えないのを了承と取ったのか、女がぐらぐらと左右に揺れながら、足をドタバタと動かして走り寄ってきた。
光季は鋭く息を飲み、走り出した。
足を踏みしめる度に、靴の下でじゃりじゃりと不快な音がした。
鬼ごっこではないのに走りまわる足音が聞こえるのを不思議に思った友達が隠れていた場所から顔を出す。
光季が引き連れている奇妙な女に怯え、友達は一目散に逃げ出した。
女は四つん這いになったり、首を振り回したりしながら、甲高い奇声を発して追い続けてくる。
頭の中で四年生の時の光景を思い出しているのか、それとも夢を見ているのか。
喉が締め付けられるような苦しさに喘ぎながら、光季は必死に廃墟を走り回っていた。
ふと自分の手を見ると、高校一年生とは思えないほど小さくて丸みのある手をしていた。体が子供に戻ってしまったみたいだ。
今の自分のことを心の中で反芻する。
高校一年生、夜鴉で式神として活躍する強兵。
身長は173センチ。こんなに小さな手をしているはずがない。
それに、逃げ回る必要もない。妖怪と戦えるだけの力を持っている。
走りながら目を閉じて、数秒視界を何もない闇にしてから、また目を開く。
腹を決めると、光季は足を止めて振り返った。
まだ奇妙な女は追ってきている。
今自分が纏っているのはシャツにハーフパンツと頼りない私服だ。
でも、戦える。
あの強さと孤高を示したような派手なロングコートでなくても、戦えるはずだ。
光季の周囲に、蛍に似た光が無数に浮いた。
武器なんかなくても、体に眠る膨大な霊力は使える。
霊力の量とコントロール力に優れた、光季の強みだ。
「いつまでも弱いガキのまんまじゃないんだよ。くらいやがれ!」
光季は無数の光弾を奇怪な女にぶつけた。視界が土埃で遮られる。煙の中から醜い悲鳴が聞こえた。
「おれを悪夢に引き摺り込むつもりだったんだろうけど、残念だったな。もう観念してでてこいよ。ボロボロにしてやるよ」
光季は光弾を掲げる。
周囲の景色が黒く塗りつぶされていった。
黒が全てを消し、また別の景色が現れる。妖怪退治にきた洋館の玄関だった。
扉が開き真白い光が目を灼いた。
「忌々しい餓鬼め、二度と来るな」
光が消える瞬間、しゃがれた声が忌々しげに吐き捨てたのが聞こえた。
「なんか、逃がさないようにしてるみたいでやな感じだな」
ひとりごちながら、光季はさっきと同じ道筋で二階の部屋に向かった。
同じ廊下を通っているのに、まったく違う場所みたいだ。
薄汚れていた床は磨きたてのようピカピカで、壁のひび割れも無いせいだろう。
廊下の天井に吊るされた電飾には明かりが灯っていた。
幽霊に招かれて訪れた夢にしては、明るすぎる。
二階の最奥の部屋の扉を開ける。天蓋つきのベッドに寝ているはずの自分の姿はない。
かわりに、栗色のふわふわした巻き毛の美少女が座っていた。
ふわりとした白いワンピースの裾を揺らしながら、少女が無邪気に足をぶらつかせる。
「こんにちは、お兄さん。ねえ、ここで眠っていって。素敵な夢をみせてあげる」
外見年齢に相応しくない艶やかな微笑を浮かべて、少女が甘い声で誘惑する。
これが夢に出てくる幽霊か。
じろりと少女を観察すると、光季は不敵な笑みを浮かべた。
「あいにく、見たい夢なんておれにはない。夢より現実が好きなんだ」
「現実なんて、辛いことばかりでしょう。ね、夢の中の方がずっと楽しいわ」
「創りものだから、都合良くて楽しいことばかりかもな。でも、おれにはそんな虚構は必要ない。他の眠った連中も、そう思ってる。今は楽しさにながされてるけど、そのうち起きたくなるはずだ。さっさと解放しろ」
「……わからずやめ」
甘い声が老婆のようなしゃがれた声に変わった。
光季は警戒して、姿勢を低くする。
少女の正体は未だに解らないが、話が通じる相手ではないようだ。
「くるならきやがれ。おまえを倒して、他の連中を解放してやるぜ」
「生意気な。ここは夢の中。アタシには誰も敵わない」
「ほざけ。さっさとかかってこいよ」
「ふふ、威勢がいいわね。でも、そんな非力な状態でどうやって戦うの?」
長い爪に指差されて、光季は自分の姿を確認した。
換装した状態だったはずなのに、いつの間にか制服姿に戻っていた。
耳に触れるが、いつものひんやりした感触がない。
イヤリングのオーブまでなくなっている。
ぐにゃりと世界が歪んだ。
激しい眩暈が起きて、光季は地面に膝をつく。
眩暈が治まって顔を上げると、洋館ではなく古ぼけた映画館の真ん中の方の席にポツンと座っていた。
中学校の近くにあった映画館だ。
二年前の春、まだ夜鴉に入る前に映画部で訪れた時のことを思い出して、光季はぞっとした。
あの時、悪趣味なホラー映画を退屈げに眺めていた光季は、古びたスクリーンの幕の横に妙な手を見た。
ぬるりとした感触がしそうな、だぶついた白い手だ。
ぎょっとして見ていると、顔なのかなんなのか解らない、目も鼻も口もない白い楕円形のものが手の横に現れた。
白い楕円に爪痕のようなものが二つ浮かんだ。
爪痕がゆっくりと開く。
横たわった卵色の半月の中でいくつもの黒い瞳がぎょろぎょろと動く、奇妙な目だった。
目があった瞬間、頭の中に『みつけた』という機械音に似た声が響いた。
同時に白いものがずるりとスクリーンの裏から全身を現し、追いかけてきた。
光季は隣に居た京弥にトイレに行くと告げ、走って逃げだした。
あれは他の奴らではなく、自分を狙っているとわかっていたからだ。
ダックスフンドみたいな短い手足が無数に生えた、巨大な芋虫のような白い肉塊が這って追いかけてきた。
ベトベトという不快な足音が後をついてくる。
光季はトイレに逃げ込み、息を顰めた。
それが功を奏したらしく、足音はあっさりと通り過ぎていった。
だが、安心はできない。
今度はここをいつどうやって出るかに悩まされた。
ドアを開けた瞬間目の前に居る、なんて事態は避けたい。
もうすぐ上演が終わることをスマホで確認しながら、どうしたものか考えていた。
すると、過ぎ去ったはずの足音が戻ってきた。
ぎぃぃ、ばたん。ぎぃぃ、ばたん。
繰り返し、ドアが開いたり閉じたりする音が聞こえる。
まるでこちらに態と音を聞かせていたぶっているように、ゆっくりドアが開閉される。
自分が篭る個室のドアは次だ。
ドアが開いたら、体当たりをして逃げよう。
そう決心したがドアはいっこうに開かない。
途中で飽きてやめたのだろうか。
光季はゆっくり顔を上げた。
その瞬間、無数の瞳がじっと光季を見下ろした。
「みぃぃつけたぁぁっ」
にぱっと真っ赤な口を開いて化け物が嗤った。
蠢く手が伸びてきた瞬間、京弥が様子を見にきてくれて、化け物が消えて助かった。
それから暫く恐怖で映画館に行けなかった。
まさか、あの時の再現をしているのか。
恐る恐る、スクリーンに目を遣った。
そこにはぶよぶよとした白い手があった。
「どこがいい夢なんだよ、ふざけんなっつーの!」
思わず吠えた光季に、瞳が沢山ある黄ばんだ目がぎょろりと視線を注いだ。
歪な笑みを浮かべた化け物がずるずると重そうな体を引き摺りながら這い寄ってくる。
「くそ、なんで霊体になれねーんだよ」
光季は肉体の時の運動能力が高くない。肉弾戦などできるはずもなく、ひたすら逃げるしかなかった。
夢の中だからか体が異常に重く、足が縺れた。息が苦しくなる。
化け物の気配がどんどん迫ってきている。
久しぶりに恐ろしいという感情を思い出した。
もし捕まって、夢で死んだらどうなるのだろうか。
やはり一生目覚めないのだろうか。
嫌な考えがつき纏う。
「しっかりしろ、水瀬光季。これは夢だ。なんでもない、ただの夢だ」
周囲の景色がまた歪みはじめる。
映画館の景色がぐにゃぐにゃと崩れ、今度は廃墟となった卸業者の事業所に光季はいた。
ここも見覚えがある。小学校四年生の時、ここで陽平や他のクラスメイト達と七人ぐらいで隠れ鬼をしたことがあった。
事務所に倉庫が併設されたこの場所は、絶好のかくれんぼスポットだった。
「もーいいかーい」
鬼をやっていたはずの光季に、隠れ鬼の決まり文句が告げられる。
振り返ると、ぼさぼさの髪を振り乱した、切れ長の瞳と赤い唇の美しい女がゆらゆらと背後で揺れていた。
美しい造形だけに、異常者めいた笑みが余計にアンバランスで恐ろしい。
瞳は爛々と輝き、赤い唇の両端が吊り上がって弧を描いている。
ぼろの着物と乱れた髪が恐怖を煽った。
妙な節をつけて、女がまた「もういいかい」と尋ねる。
一向に答えないのを了承と取ったのか、女がぐらぐらと左右に揺れながら、足をドタバタと動かして走り寄ってきた。
光季は鋭く息を飲み、走り出した。
足を踏みしめる度に、靴の下でじゃりじゃりと不快な音がした。
鬼ごっこではないのに走りまわる足音が聞こえるのを不思議に思った友達が隠れていた場所から顔を出す。
光季が引き連れている奇妙な女に怯え、友達は一目散に逃げ出した。
女は四つん這いになったり、首を振り回したりしながら、甲高い奇声を発して追い続けてくる。
頭の中で四年生の時の光景を思い出しているのか、それとも夢を見ているのか。
喉が締め付けられるような苦しさに喘ぎながら、光季は必死に廃墟を走り回っていた。
ふと自分の手を見ると、高校一年生とは思えないほど小さくて丸みのある手をしていた。体が子供に戻ってしまったみたいだ。
今の自分のことを心の中で反芻する。
高校一年生、夜鴉で式神として活躍する強兵。
身長は173センチ。こんなに小さな手をしているはずがない。
それに、逃げ回る必要もない。妖怪と戦えるだけの力を持っている。
走りながら目を閉じて、数秒視界を何もない闇にしてから、また目を開く。
腹を決めると、光季は足を止めて振り返った。
まだ奇妙な女は追ってきている。
今自分が纏っているのはシャツにハーフパンツと頼りない私服だ。
でも、戦える。
あの強さと孤高を示したような派手なロングコートでなくても、戦えるはずだ。
光季の周囲に、蛍に似た光が無数に浮いた。
武器なんかなくても、体に眠る膨大な霊力は使える。
霊力の量とコントロール力に優れた、光季の強みだ。
「いつまでも弱いガキのまんまじゃないんだよ。くらいやがれ!」
光季は無数の光弾を奇怪な女にぶつけた。視界が土埃で遮られる。煙の中から醜い悲鳴が聞こえた。
「おれを悪夢に引き摺り込むつもりだったんだろうけど、残念だったな。もう観念してでてこいよ。ボロボロにしてやるよ」
光季は光弾を掲げる。
周囲の景色が黒く塗りつぶされていった。
黒が全てを消し、また別の景色が現れる。妖怪退治にきた洋館の玄関だった。
扉が開き真白い光が目を灼いた。
「忌々しい餓鬼め、二度と来るな」
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