狙われたその瞳

神名代洸

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仲間達が調べていたのはリジーの周りで起こったここ数日の出来事についてだ。
どうやら事件の発端はこの展示会にありそうだ。
だが前にも展示会絡みで騒動があったばかりだ。そう立て続けに起こるはずはないと踏んでいたが、違うのか?
分からない…。
なぜこうも彼女が狙われるのか。
遺産が目的か?
ならば彼女自身を拉致すれば簡単か?いや、親族が遺産相続に関して反対しているのか?そのせいで狙われているのか?


いったい誰が?



事態が動いたのは1週間も後のことだった。


シュナイダーの自宅のポストに宛名不明の郵便物が入っていた。
郵送…なのか?
しかし局留めのポスト印が押されていない。
場所がばれたか?
仕事で家を留守にしていた為、今家にはリジー一人しかいない。
たまたま仲間も二人一緒だったので、指のジェスチャーで自宅への突入を決行した。
ドアを押すとゆっくり動くではないか。
もしかしてリジーに何かあったのか?
恐怖で頭が真っ白になっていた。
もしかして犯人がリジーを捕らえてるかもしれないと考え、音をなるべく出さないように靴を脱いで室内を歩く。
リジーはすぐに見つかった。しかしどうしたんだ?机に突っ伏している。もしかして…まさか!慌てて仲間と合流しながらリジーの様子を窺う。
しかしリジーはどうやら寝ていただけのようだった。
小さな寝息が聞こえてきた。
…にしても玄関の鍵をかけないで寝てるなんて襲ってくださいと言っているようなものじゃないか。
頼むから勘弁してくれ。
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