LEVELZERO

ジャンマル

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LEVELZERO

新戦力

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―― 一週間後 ――

「今日は転校生を紹介するぞー!」

 取り戻した日常。平和な日常。しかし、それは新たな戦いの幕上げでもあった。

 あの後、レベル制度は廃止。そして、能力者たちは狩られることのない平和な日常を取り戻した――はずだった。つい先日、能力者による大規模なデモが起きた。能力者による支配をもくろむ新たな集団、「レビスト財団」。能力研究の最先端を行く財団でもある。が、それは表向きの姿である。裏の顔は、能力者を使い国を潰していくテロ活動。正直、こいつらとはやりあいたくはないな。だって、怖いし。

「どうも、始裂翔です」
「始裂さん!?」
「なんだ、知り合いか?」
「え、ま、まあ……」
「仲良くなー」

 そう言って、転校生を迎え入れた新生2年9組は、能力者による教室。LEVELWARSを結成していた。もちろん、学校側の許可も取っている。それに、学校側から是非とも。と、申し入れられたのだ。

「さてさて、どうしますか?」
「決まってんだろ……レビスト財団を潰す」

 ここ数日、レビスト財団は大きく動いていた。能力者が狩られていた。それも、レベル3以上。そうだ。前回の一件とは真逆なのだ。
 だが、どうする? どうしようもないよな……なら、潰すしかないだろう。弓越憑――彼女とは合流できなかった。いや、もう死んでいるのかもしれない。
 だが、新しく転校生として彼を迎え入れた僕たちの教室は、確実に戦力的には大きいだろう。
 1~39(始裂を迎えて40)人全員がレベル3以上で新たに構成された。それも、うんと強い能力者達だ。

 それを統べるのが僕ということだ。
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