俺の兄貴、俺の弟...

日向 ずい

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...お前に捨てられちゃうのか?(都和目線です。)

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 俺は...会社で仕事を終え...家に帰ってきた...。
 今日は、色々あったし...たけるに癒してもらおう。(笑)
と思い、玄関を上がるとリビングに向かったんだ。
 でも、リビングは真っ暗で尊ももう帰ってきているはずなのに...と不思議に思いながら、部屋の電気をつけると...ソファにうずくまる尊の姿が...。
俺は咄嗟に
「...たける!?...暗い部屋で何してるんだ...??(汗)」
と言って尊の肩を触ろうとした瞬間...
「...触るな。(怒)」
と言って出した手を叩かれた...。
 俺が首をかしげて
「...えっと...たける???...どうしたんだよ...??(汗)」
と言って尊を見つめると尊は、俺を睨んで
「...裏切り者...(怒)」
と言ってさらに続けたんだ。
「...今日、兄貴の彼女さんにあったんだ...付き合っている人がいるなんて...俺知らなかった...なんで言ってくれなかったんだ...なんで...いつも俺を傷つけるんだよ!!(怒)」
と言って俺を、突き飛ばしてきた。
俺は、よろけて床に倒れ込むと、そんな俺を無視して...走って行こうとしたから俺は咄嗟に
「待ってくれ!!それは、何かの誤解だ!!(汗)」
と言ったが、聞く耳を持ってはくれず
「もうやめてくれよ!!(怒)兄貴のその優しさが俺を傷つけるんだよ!!(怒)もう、俺たち終わりだ...明日からは、恋の家にでも、泊めてもらうから...。」
と吐き捨てて、自室に戻ったかと思ったら、荷物を抱えて玄関を飛び出していった...。

 残された俺は
「...たける...お前がいないと...俺は...。(泣)」
と言って静寂に包まれる部屋の中ですすり泣く声が響き渡っていた...。
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