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第8章 「俺達の...スタートライン。」
「運命は突然変わる。」
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「ねぇ...虎雅???...どうするの???」
「いや...どうするも何も......すぐに返事なんて出来るわけないだろ???」
そう...俺達が、必死に悩んでいるのも無理はない...。
事の発端は、俺達が練習がてら訪れていた公園で起こった。
「...あの...君たち。ちょっといいかな???失礼するよ。...私は......ウィンター・ソニックの仲巳屋 一記(なかみや かずき)というものだ。...これ...名刺だ。」
「...???...あの.....あっ、名刺、ありがとうございます。......それで、大手業界の方が私たちに一体なんのようで...??」
俺は、訝しげな顔をするみんなを代表して一歩前に踏み出すと、練習していた俺たちの目の前に突如現れた謎の男...仲巳屋さんをじっと見つめ質問した。
「...いやね、ちょうどそこの前を通りかかったんだけど...最近さ、君たちこの辺りで、楽器演奏してる子たちだよね???...そこでさ、ちょっと提案なんだけど...こんなのに興味ないかい???」
目の前の仲巳屋さんは、俺の視線に怯むことなく、にこやかな笑みをそのままに、警戒心MAXの俺にある一枚の紙を手渡してきた。
俺は見ない訳にはいかず、渋々紙の内容に目を通すと...そこには...
「...えっ......これって、ウィン・ソニのオーディション...応募用紙...。......ちょっと待ってください!!!何かの間違いじゃないんですか!????」
俺のこの問いに、にんまりと笑っている仲巳屋さんは首を左右に振ると、こう返してきた。
「まさか、間違いも何も...全部事実だよ???......まぁさ、出るか出ないかは、そこに書いてある私の携帯に連絡くれれば良いからさ!!!ねぇ、考えてみてくれないかな???...じゃあね、もうすぐお昼休み終わっちゃうから、そろそろ帰らないと...いい答え待ってるよ?(笑)」
こう言うと仲巳屋さんは、俺たちに有無を言わさず、さっさと公園を出ていってしまった。
残された俺達は......
「...ねぇ、虎雅???どうしたの???...なんでそんなに固まってるの???」
翔真は呑気そうに、じっと仲巳屋さんが去っていった方向を見つめていた俺に対して、こう言った。
そんな翔真の様子に俺は内心ドキドキしつつ、俺を見つめる翔真にこう説明をした。
「このオーディションはな.........かの有名なウィンター・ソニック社が主催している一年で一回開催される......バンドオーディションなんだ。」
「へぇ、バンドのオーディションか!!!いいじゃん!!!でよーよ!!」
翔真の相変わらず呑気そうな様子に、七緒が苦笑いしつつ、こう口を挟んだ。
「...翔真先輩......。このオーディション...ただのオーディションじゃないですよ...。......このオーディションは...。」
途中で言葉をとめた七緒の方を見ると、続きを促す目で俺を見つめていたため、俺は仕方なく決心すると、こう言葉を続けた。
「......日本で一番難しいとされる伝説の優秀バンドを決める.........最難関のバンドオーディションなんだよ。」
俺のこの言葉に、目を真ん丸くした翔真は、焦ったように俺に飛びついてきた。
「...って...えっ!????...そんなオーディションに俺達が出ちゃっていいの!????...一般的なごくふつーのバンドだよ!???」
いや、それは俺も思ったよ!!!?
俺たちなんかが出ていいところじゃないだろうって...それはもうこの短い時間に100回以上は頭で唱えていたよ!???
俺は、内心大きくツッコミを入れると、困った顔をして周りに立っている『月並み』のメンバーに、こう問いただした。
「...みんなは......どう思う???」
俺のこの言葉に...その時は、誰も言葉を返すことはしなかった...。
そうして、仲巳屋さんに出会ってから、しばらく時が経ち、そろそろウィン・ソニに出るかどうかを決めなければならない時期となった。
俺達は、まきだライブで三津さんの支えもあってか、かなりの回数ステージを使える権限をゲットすることができ、ステージに立っていた。
そんな俺達は、今日も順調にステージを勝ち取り、ライブを成功させ、疲れた顔をしながら打ち上げと題し、夕飯を食べに街中をウロウロしていた。
そんな時......俺達の耳をつんざくうるさい歓声が聞こえてきた。
あからさまに嫌な顔を作り、声のした方に向けるとそこには......
「ねぇ、リーダー。あれって......」
「ん???...うわっ!!!!かっけーーー!!!!!...あれってさ!!!!」
「えっ、間違いないですよ!!!...あれは......。」
俺以外のメンバーが驚いているのも無理はない。
俺たちの目の前にある人だかりの中にいたのは...バロック&ロックのメンバーだったのだから。
バロック&ロックは、最近人気のロックバンドで......翔真のあこがれでもあるSINさんが所属しているバンドということから、俺たちの間でも有名だった。
遠目だったが、超絶有名でノリに乗っている彼らが、こんな所で路上ライブをしていたのは......
「いえーぃ!!!!みんなありがとう!!!...今回僕達が、ここの場をお借りして、路上ライブをしていたのには、ある重大なお知らせがあるからでーす!!!!」
ボーカルの細身の男性が、観客の大半を占める若い女の人達にむかって、明るい声で話しかけていた。
それに対して、お決まりなのか、ある一人の観客がボーカルに対して、こう聞き返した。
「ねぇ、ナツ(ボーカルの名前)!!!...そのお知らせってなぁに???」
一番前に立っていた女の人から質問を受けたナツさんは、お客さん全体を見ると満面の笑みで、こう言葉を返した。
「...んーとね、それは!!!!...じゃんじゃじゃーん!!!...とな!...これだよ、こ~れ!!......なんと僕達バロック&ロックは、ウィンター・ソニック社の宣伝大使に任命されましたー!!!!...はい、みんな拍手!!!」
ナツさんの呼びかけにお客さん達は、可愛い。とか、ナツくんこっち向いて。とか...色々言っていた。
ナツさんは、満面の笑みを崩さずに、大きく息を吸うと、マイクに声を吹き込んだ。
「...ということで!!!...今年も締切間近となりました、ウィンター・ソニック社のオーディション...その名もウィン・ソニの参加者を応募していまーす!!!......ですが、今回のオーディションは、ちょっと特殊です!!...なんと!オーディションを勝ち抜き、見事優勝したグループには.........俺達と同じ舞台に立つことができちゃいまーす!!!!こんなこと言っちゃうと、自意識過剰みたいでなんだか嫌だけど...決して、そんなつもりは無いからね????...ということで、無事にオーディションを勝ち抜き、僕達と一緒にキラッキラの舞台で歌いましょー!!!!!...さぁ、では最後に...僕達の新曲......「バロッカーファスタ」...聴いてください!!!」
こう言って、楽器の音が鳴り始めた時......一瞬だけだったが...俺は、ボーカルのナツさんと目が合った。
ナツさんは、俺の顔を見つめるとニコッと微笑みを浮かべ、そのまま視線を外し歌を歌いだしたのだった。
背後に構えている『月並み』のメンバーを振り返ると、俺はメンバーの顔をじっと見つめ、勢いよく頭を下げたこう言い放った。
「...俺と......ウィン・ソニに出て欲しい!!!...頼む。」
俺の唐突な行動にみんなは、驚いた表情で俺をじっと見つめていた。
何も考えがないわけは無い。
俺がメンバーにこう頼んだのは...ナツさんが俺から目を外す瞬間に、口パクで「...バンド頑張れ!!」と言っていたからだ...。
これは俺の推測だけど......ギターをずっと肩に掛けている人は、必然的にどちらか一方の肩が下がりやすいため......それを見ていたナツさんは、俺にこういったんだと思う...。
だとしたら.........あの人は凄い。
俺は...ナツさんにこう言われた瞬間、ナツさんの元で音楽を勉強したいとその時に直感で思ってしまい......背後に控えている仲間に、バッと頭を下げることになったのだ。
俺のこの行動が、俺たちに更なる試練を与えることになるなんて、この時は考えもしなかった...。
「いや...どうするも何も......すぐに返事なんて出来るわけないだろ???」
そう...俺達が、必死に悩んでいるのも無理はない...。
事の発端は、俺達が練習がてら訪れていた公園で起こった。
「...あの...君たち。ちょっといいかな???失礼するよ。...私は......ウィンター・ソニックの仲巳屋 一記(なかみや かずき)というものだ。...これ...名刺だ。」
「...???...あの.....あっ、名刺、ありがとうございます。......それで、大手業界の方が私たちに一体なんのようで...??」
俺は、訝しげな顔をするみんなを代表して一歩前に踏み出すと、練習していた俺たちの目の前に突如現れた謎の男...仲巳屋さんをじっと見つめ質問した。
「...いやね、ちょうどそこの前を通りかかったんだけど...最近さ、君たちこの辺りで、楽器演奏してる子たちだよね???...そこでさ、ちょっと提案なんだけど...こんなのに興味ないかい???」
目の前の仲巳屋さんは、俺の視線に怯むことなく、にこやかな笑みをそのままに、警戒心MAXの俺にある一枚の紙を手渡してきた。
俺は見ない訳にはいかず、渋々紙の内容に目を通すと...そこには...
「...えっ......これって、ウィン・ソニのオーディション...応募用紙...。......ちょっと待ってください!!!何かの間違いじゃないんですか!????」
俺のこの問いに、にんまりと笑っている仲巳屋さんは首を左右に振ると、こう返してきた。
「まさか、間違いも何も...全部事実だよ???......まぁさ、出るか出ないかは、そこに書いてある私の携帯に連絡くれれば良いからさ!!!ねぇ、考えてみてくれないかな???...じゃあね、もうすぐお昼休み終わっちゃうから、そろそろ帰らないと...いい答え待ってるよ?(笑)」
こう言うと仲巳屋さんは、俺たちに有無を言わさず、さっさと公園を出ていってしまった。
残された俺達は......
「...ねぇ、虎雅???どうしたの???...なんでそんなに固まってるの???」
翔真は呑気そうに、じっと仲巳屋さんが去っていった方向を見つめていた俺に対して、こう言った。
そんな翔真の様子に俺は内心ドキドキしつつ、俺を見つめる翔真にこう説明をした。
「このオーディションはな.........かの有名なウィンター・ソニック社が主催している一年で一回開催される......バンドオーディションなんだ。」
「へぇ、バンドのオーディションか!!!いいじゃん!!!でよーよ!!」
翔真の相変わらず呑気そうな様子に、七緒が苦笑いしつつ、こう口を挟んだ。
「...翔真先輩......。このオーディション...ただのオーディションじゃないですよ...。......このオーディションは...。」
途中で言葉をとめた七緒の方を見ると、続きを促す目で俺を見つめていたため、俺は仕方なく決心すると、こう言葉を続けた。
「......日本で一番難しいとされる伝説の優秀バンドを決める.........最難関のバンドオーディションなんだよ。」
俺のこの言葉に、目を真ん丸くした翔真は、焦ったように俺に飛びついてきた。
「...って...えっ!????...そんなオーディションに俺達が出ちゃっていいの!????...一般的なごくふつーのバンドだよ!???」
いや、それは俺も思ったよ!!!?
俺たちなんかが出ていいところじゃないだろうって...それはもうこの短い時間に100回以上は頭で唱えていたよ!???
俺は、内心大きくツッコミを入れると、困った顔をして周りに立っている『月並み』のメンバーに、こう問いただした。
「...みんなは......どう思う???」
俺のこの言葉に...その時は、誰も言葉を返すことはしなかった...。
そうして、仲巳屋さんに出会ってから、しばらく時が経ち、そろそろウィン・ソニに出るかどうかを決めなければならない時期となった。
俺達は、まきだライブで三津さんの支えもあってか、かなりの回数ステージを使える権限をゲットすることができ、ステージに立っていた。
そんな俺達は、今日も順調にステージを勝ち取り、ライブを成功させ、疲れた顔をしながら打ち上げと題し、夕飯を食べに街中をウロウロしていた。
そんな時......俺達の耳をつんざくうるさい歓声が聞こえてきた。
あからさまに嫌な顔を作り、声のした方に向けるとそこには......
「ねぇ、リーダー。あれって......」
「ん???...うわっ!!!!かっけーーー!!!!!...あれってさ!!!!」
「えっ、間違いないですよ!!!...あれは......。」
俺以外のメンバーが驚いているのも無理はない。
俺たちの目の前にある人だかりの中にいたのは...バロック&ロックのメンバーだったのだから。
バロック&ロックは、最近人気のロックバンドで......翔真のあこがれでもあるSINさんが所属しているバンドということから、俺たちの間でも有名だった。
遠目だったが、超絶有名でノリに乗っている彼らが、こんな所で路上ライブをしていたのは......
「いえーぃ!!!!みんなありがとう!!!...今回僕達が、ここの場をお借りして、路上ライブをしていたのには、ある重大なお知らせがあるからでーす!!!!」
ボーカルの細身の男性が、観客の大半を占める若い女の人達にむかって、明るい声で話しかけていた。
それに対して、お決まりなのか、ある一人の観客がボーカルに対して、こう聞き返した。
「ねぇ、ナツ(ボーカルの名前)!!!...そのお知らせってなぁに???」
一番前に立っていた女の人から質問を受けたナツさんは、お客さん全体を見ると満面の笑みで、こう言葉を返した。
「...んーとね、それは!!!!...じゃんじゃじゃーん!!!...とな!...これだよ、こ~れ!!......なんと僕達バロック&ロックは、ウィンター・ソニック社の宣伝大使に任命されましたー!!!!...はい、みんな拍手!!!」
ナツさんの呼びかけにお客さん達は、可愛い。とか、ナツくんこっち向いて。とか...色々言っていた。
ナツさんは、満面の笑みを崩さずに、大きく息を吸うと、マイクに声を吹き込んだ。
「...ということで!!!...今年も締切間近となりました、ウィンター・ソニック社のオーディション...その名もウィン・ソニの参加者を応募していまーす!!!......ですが、今回のオーディションは、ちょっと特殊です!!...なんと!オーディションを勝ち抜き、見事優勝したグループには.........俺達と同じ舞台に立つことができちゃいまーす!!!!こんなこと言っちゃうと、自意識過剰みたいでなんだか嫌だけど...決して、そんなつもりは無いからね????...ということで、無事にオーディションを勝ち抜き、僕達と一緒にキラッキラの舞台で歌いましょー!!!!!...さぁ、では最後に...僕達の新曲......「バロッカーファスタ」...聴いてください!!!」
こう言って、楽器の音が鳴り始めた時......一瞬だけだったが...俺は、ボーカルのナツさんと目が合った。
ナツさんは、俺の顔を見つめるとニコッと微笑みを浮かべ、そのまま視線を外し歌を歌いだしたのだった。
背後に構えている『月並み』のメンバーを振り返ると、俺はメンバーの顔をじっと見つめ、勢いよく頭を下げたこう言い放った。
「...俺と......ウィン・ソニに出て欲しい!!!...頼む。」
俺の唐突な行動にみんなは、驚いた表情で俺をじっと見つめていた。
何も考えがないわけは無い。
俺がメンバーにこう頼んだのは...ナツさんが俺から目を外す瞬間に、口パクで「...バンド頑張れ!!」と言っていたからだ...。
これは俺の推測だけど......ギターをずっと肩に掛けている人は、必然的にどちらか一方の肩が下がりやすいため......それを見ていたナツさんは、俺にこういったんだと思う...。
だとしたら.........あの人は凄い。
俺は...ナツさんにこう言われた瞬間、ナツさんの元で音楽を勉強したいとその時に直感で思ってしまい......背後に控えている仲間に、バッと頭を下げることになったのだ。
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