ダメな私と吸血鬼〜我が屋敷へようこそ〜

日向 ずい

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第4章 「過激なパーティーの始まり。」

4-9話 「屋敷に帰ってきたのは。」

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 そうしてニーソンとポチは、エピーヌがいると思われる...とある屋敷へと来ていた。
 中に入ると...ラグルの屋敷よりも倍以上も広い廊下をグルグルと歩き回り...誰かのすすり泣く音がポチの耳に微かに聞こえ、ポチはそれをニーソンに伝えると急いで声のする方へ向かった。
 ある一室の扉を開くと...そこには、嗚咽混じりで泣きじゃくる檻に閉じこめられたエピーヌの姿があった。
 その傍らには、牙をたてられた痕が首に痛々しく残っているアイラの姿も...。
 ニーソンとポチは、状況が理解できず、泣きじゃくるエピーヌに近づくと、ニーソンが一歩前に出て...優しく声をかけた。
「エピーヌ??...良かった、エピーヌが無事で...。それで、この状況は...!??(汗)まずは、エピーヌを檻から出さないといけないね...。鍵は誰が持っているのか分かる??(汗)」
「...うっ...うう...ニーゾン~...!!!ブルゾン~!!!...それお笑い芸人さん~!!(泣)ラグルが...ラグルじゃないのよぉ~~!!!(泣)」
「...うっ...うん、分かったから、とにかく鍵の在処(ありか)を教えてくれるかな??(汗)(いやいやいや...まって、この物語ってさ...俺の考察が間違ってなければ、ファンタジーだよね???(汗)...なんでお笑い!?(汗)というより、エピーヌ...君は一体何者なんだ???そして...俺も一体何者なんだ???(汗)...なんて俺がぐるぐる思考してる場合じゃないない!(汗)))」
 ニーソンのこの言葉に、アイラに指をさして鍵の在処を伝えたエピーヌの頭を優しくヨシヨシと撫でると、小さく『ちょっと待ってね。』と囁き、アイラの元へ歩いていった。アイラの傍らにしゃがみ込むと、ニーソンはアイラが鍵を持っていないかと魔石をかざして探し出した。
 だってね~...さすがに、女の子の体に触るのは、真面目なニーソンでも抵抗があったのだろう。(...でもって言うとあれだけど、あながち間違ってないわよ??(笑)...ニーソンの部屋を散策した時があって、なんだか...あやすぃ~ピンク系の本を見つけたことがあったわね...。(笑)Byエピーヌ。)
 エピーヌに好き勝手思われているなんて全く知らないニーソんは、鍵を見つけるとアイラから鍵をとり、エピーヌの檻の鍵を開けた。
 鍵を開けたニーソンは、檻の扉を開くとエピーヌに手を差し出した。
「...怖かったね。立てるかい??(汗)(アイラさんって...意外とスタイルいいよな...。(笑)...って!俺は何考えて...!!(照))」
 ニーソンの声に足に力を入れて立ち上がろうとするが、エピーヌはさっきのラグルの姿ですっかり身体が恐怖に飲み込まれてしまい、立つことさえままならない状態になっていた。
 そんなエピーヌの様子に、優しい表情をエピーヌに向けたニーソンは、次の瞬間、エピーヌの檻の中に入っていき、エピーヌを抱き上げると、おりの外にいるポチに『エピーヌのことを屋敷まで積んで帰って欲しい。』と頼むと、自らは他の部屋の探索へと向かった。
 そんなニーソンの後ろ姿を見送ったポチは、背中にエピーヌを乗っけるとゆっくりと屋敷から出て、ラグルの屋敷を目指すのだった。
 ポチの背中に揺られながら、ふとさっきのニーソンの様子が気になったエピーヌは、ポチに質問を投げかけた。
「ねぇ、ポチ...さっき、どうしてニーソンは、一緒に帰らなかったの???(汗)(まさか...アイラさんに手を...!???(汗)なんてハレンチなの!??(汗)...家に帰ったら屋敷の仲間に言いつけてやるんだから!!)」
「うーん、なんでだろうな??(汗)俺にもさっぱりだ...。(まさか...アイラさんに手をかけようなんて...。(汗)確かにスタイルバッチグーな女だったが...。って!俺は何を考えているんだか...!!(照)...だが、ニーソンさんが少し羨ましいことも確かだ...。)...だが、ニーソンさんの考えたことだ。なにか意味があるに違いない。エピーヌと俺は、とにかくラグルさんの屋敷に帰ることが先決だ!(笑)」
 こう言うと、背中に乗るエピーヌを少しでも楽しませたい(自らの思考がバカ極まりなかったのを忘れたいのが主だが...。)と思ったポチは、羽を駆使して空を飛んで帰ろうとエピーヌに提案して、エピーヌの返答を待たずに暗い空を低空飛行しだした。
 ポチが急に空を飛んだので、エピーヌは、叫び声を上げたが、やがて楽しそうにキラキラした目を地面に向けて、空中散歩を楽しんでいた。
 そんなエピーヌの様子に満足そうに微笑むポチは、どことなく嬉しそうに見えた。...実際、自らの最低な考えをエピーヌに見破られなくてすんでホットしている方が多かったが...それは、内緒である。
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