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第5章 「本当の目的と真実。」
「ついに魔法使いが....。」
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「よし、これで全員殺ったか???」
「俺....こんなに動いたの久しぶりすぎて、もう動けない。」
「それにしても、日下部さんすごいな....。あの強靱な魔族に対して素手で『オラァ~!!!!!お前らに費やしたBLの創作時間返せやぁ~!!!!!この低級魔族どもが!!!!!』って言って、魔族の顔面をこれでもかってほど、殴ってましたもんね....。」
「...はっ!!...いやっ、あれはね!!!!!!」
戦闘開始から小一時間ほどで、部屋から溢れるほどいたはずの魔族どもは、床に山積みにされ全員見事に伸びていた。
そんな魔族の様子に、一時休戦と気を緩めたルグ達は、日下部をいじりの的にして、談笑を始めていた。
「.....貴方たち、そんなことよりも、どういうつもり???私の考えたプランを台無しにして!!!!!全く、困った魔族たちね!!!!!!....でもまぁ、助かったわ???ありがとね!お礼に、マオちゃん特製ステッカーなんて『いりません!!!!』....何よ...みんなして言わなくてもいいじゃないのよ!!!」
マオちゃんの言葉に、その場にいたメンバーが一瞬凍り付いたが、にこっとした笑みを向けて、お礼を告げてくるマオちゃんに、自然と笑みがこぼれるルグ達なのであった。
「....おい、お前ら....さっきからわしが、玄関から堂々と入ってきたの見えとったじゃろうが!!!!いい加減に、わしの話を聞かんか!!!!」
『....あ~、いたの。気付かなかった。』
「...あらぁ、魔法使いもすっかり老いぼれジジイね。(笑)」
「...クッ、みんなして言わんでもいいわ!!!!全く腹の立つ連中じゃわい!!!!コホンっ、いいか???わしの名前は、魔法使いじゃ。街の人たちに悪さをするお前を倒しに来た!!!!!」
「.....。」
「おい、街の民よ!!!!あの威勢はどうしたんじゃ???」
「...あの~、大変申し分けにくいのですが...街の人々は、みんなあなたの背後で、気持ちよさそうに口から泡を吹いて倒れていますよ???」
「....ぎゃ!!!!!!ご、ゴホンっ。そんなことは想定内じゃ!!!!魔王....お前を退治して、わしはこの世界の頂点に立つのじゃ!!!!!」
こう言って魔法使いは、自身に魔法をかけ姿を変えると、若い綺麗な顔をした青年になった。
見た目だけ若くなって....一体何の意味があるのやらだが....。
魔法使いは、自身の杖を変化させ、大剣を手にすると、魔王に向かって勢いよく振り下ろしたのだった。
「魔王よ。お前に負ける俺などいない。これで終わりだ!!!!」
『...っ、マオちゃん!!!!!』
「......なんだよこれっ、体が....動かない!!!!何故だ!!!!」
「っ!!!」
剣を振り下ろした魔法使いに、急いでマオちゃんの元に駆け寄ろうとしたルグは、自身の体が全く動かないことに困惑した声をあげた。
一方、剣を振り下ろされたマオちゃんは、困った顔をしながら、目の前に落ちてきた剣の刃を、真剣白刃取りの用量で受け止めたのだった。
ルグの問いかけに、魔法使いは目の前で苦悶の表情をするマオちゃんに、にたぁ~ッと笑って、こう言葉を返した。
「ん~、だって、人数的に全然フェアじゃないから、魔王と俺の一対一で戦うっていう状況を作りたくて~。というわけで、雑魚のお前達には、暫く動きを封じさせてもらうことにしたというわけさ。」
「くそっ、魔王さんがピンチの時に、俺たちは何も出来ないという訳か...。魔法使い...今だけ顔はかっこいいが、やはりやり方が汚いな....。」
「あっ、ルグの意見に僕も賛成~。ほんとに顔はかっこいいのに、行動がブスだよねぇ~。」
「ほんとにな....喧嘩でフェアとかフェアじゃないとかごたごた言ってるのは、ブスだし...男じゃ無いよなぁ~。顔はかっこいいんだけど...。」
「俺も...「もういいわ!!!!!どんだけ性格貶したら気ぃ済むねん!!!!!!このブス魔族どもが!!!!!」....おれ....なんも言ってなかったのに....。俺は性格ブスだけど、髪の毛の色も黄土色ってセンス無いなぁ~って、言おうとしてただけなのに....。」
「お前の発言が一番むかつくわ!!!!!この髪の毛レインボー野郎が!!!!!」
『ルムの髪色...それは分かる...。』
「えっ!!!!みんなそんな事思ってたの????って、まさかの日下部さんも否定しないとか....ガーンッ...俺
もう生きていけない...。」
魔法使いの説明に、顔から下が動かせないルグ達は、魔法使いに半分以上は貶しているであろう言葉を投げかけたのだった。
そんな彼らの言葉に、魔法使いが関西弁なまりのナイスつっこみを決めた後...更に、ルムが魔法使いにほぼ100%悪口を投げかけた。
そのルムの言葉に、魔法使いだけならまだしも、ルグたちにまで、厳しい言葉をを食らい、ルムは何も言えなくなってしまったのだった。
「....んなことどうでもいいから。さっさと、戦いを再開させないか....。流石に、俺の体力が...。」
こう言って話を元に戻したのは、真剣白刃取りの体勢のまま、動かずにいたマオちゃんだったのだ。
しんどい状況になると、ニューハーフでも、男が出てしまうことがあるみたいだが....今のマオちゃんがまさにそうみたいだ。
そんなマオちゃんの姿に、忘れてたと言わんばかりの顔をした魔法使いは、マオちゃんから跳躍して距離を取ると、そのままにんまりとした顔でこう言葉を口にした。
「....っと、お遊びないし茶番はここまでにして...本題に入ろうか??魔王ちゃん???(笑)」
「くそっ、分かったわよ。ここからは、真剣勝負といきましょ???」
魔王と魔法使いの戦いは、これからどうなるのか....見守ることしか出来ないルグたちは、緊張の面持ちで二人の戦いを見守るのだった。
「俺....こんなに動いたの久しぶりすぎて、もう動けない。」
「それにしても、日下部さんすごいな....。あの強靱な魔族に対して素手で『オラァ~!!!!!お前らに費やしたBLの創作時間返せやぁ~!!!!!この低級魔族どもが!!!!!』って言って、魔族の顔面をこれでもかってほど、殴ってましたもんね....。」
「...はっ!!...いやっ、あれはね!!!!!!」
戦闘開始から小一時間ほどで、部屋から溢れるほどいたはずの魔族どもは、床に山積みにされ全員見事に伸びていた。
そんな魔族の様子に、一時休戦と気を緩めたルグ達は、日下部をいじりの的にして、談笑を始めていた。
「.....貴方たち、そんなことよりも、どういうつもり???私の考えたプランを台無しにして!!!!!全く、困った魔族たちね!!!!!!....でもまぁ、助かったわ???ありがとね!お礼に、マオちゃん特製ステッカーなんて『いりません!!!!』....何よ...みんなして言わなくてもいいじゃないのよ!!!」
マオちゃんの言葉に、その場にいたメンバーが一瞬凍り付いたが、にこっとした笑みを向けて、お礼を告げてくるマオちゃんに、自然と笑みがこぼれるルグ達なのであった。
「....おい、お前ら....さっきからわしが、玄関から堂々と入ってきたの見えとったじゃろうが!!!!いい加減に、わしの話を聞かんか!!!!」
『....あ~、いたの。気付かなかった。』
「...あらぁ、魔法使いもすっかり老いぼれジジイね。(笑)」
「...クッ、みんなして言わんでもいいわ!!!!全く腹の立つ連中じゃわい!!!!コホンっ、いいか???わしの名前は、魔法使いじゃ。街の人たちに悪さをするお前を倒しに来た!!!!!」
「.....。」
「おい、街の民よ!!!!あの威勢はどうしたんじゃ???」
「...あの~、大変申し分けにくいのですが...街の人々は、みんなあなたの背後で、気持ちよさそうに口から泡を吹いて倒れていますよ???」
「....ぎゃ!!!!!!ご、ゴホンっ。そんなことは想定内じゃ!!!!魔王....お前を退治して、わしはこの世界の頂点に立つのじゃ!!!!!」
こう言って魔法使いは、自身に魔法をかけ姿を変えると、若い綺麗な顔をした青年になった。
見た目だけ若くなって....一体何の意味があるのやらだが....。
魔法使いは、自身の杖を変化させ、大剣を手にすると、魔王に向かって勢いよく振り下ろしたのだった。
「魔王よ。お前に負ける俺などいない。これで終わりだ!!!!」
『...っ、マオちゃん!!!!!』
「......なんだよこれっ、体が....動かない!!!!何故だ!!!!」
「っ!!!」
剣を振り下ろした魔法使いに、急いでマオちゃんの元に駆け寄ろうとしたルグは、自身の体が全く動かないことに困惑した声をあげた。
一方、剣を振り下ろされたマオちゃんは、困った顔をしながら、目の前に落ちてきた剣の刃を、真剣白刃取りの用量で受け止めたのだった。
ルグの問いかけに、魔法使いは目の前で苦悶の表情をするマオちゃんに、にたぁ~ッと笑って、こう言葉を返した。
「ん~、だって、人数的に全然フェアじゃないから、魔王と俺の一対一で戦うっていう状況を作りたくて~。というわけで、雑魚のお前達には、暫く動きを封じさせてもらうことにしたというわけさ。」
「くそっ、魔王さんがピンチの時に、俺たちは何も出来ないという訳か...。魔法使い...今だけ顔はかっこいいが、やはりやり方が汚いな....。」
「あっ、ルグの意見に僕も賛成~。ほんとに顔はかっこいいのに、行動がブスだよねぇ~。」
「ほんとにな....喧嘩でフェアとかフェアじゃないとかごたごた言ってるのは、ブスだし...男じゃ無いよなぁ~。顔はかっこいいんだけど...。」
「俺も...「もういいわ!!!!!どんだけ性格貶したら気ぃ済むねん!!!!!!このブス魔族どもが!!!!!」....おれ....なんも言ってなかったのに....。俺は性格ブスだけど、髪の毛の色も黄土色ってセンス無いなぁ~って、言おうとしてただけなのに....。」
「お前の発言が一番むかつくわ!!!!!この髪の毛レインボー野郎が!!!!!」
『ルムの髪色...それは分かる...。』
「えっ!!!!みんなそんな事思ってたの????って、まさかの日下部さんも否定しないとか....ガーンッ...俺
もう生きていけない...。」
魔法使いの説明に、顔から下が動かせないルグ達は、魔法使いに半分以上は貶しているであろう言葉を投げかけたのだった。
そんな彼らの言葉に、魔法使いが関西弁なまりのナイスつっこみを決めた後...更に、ルムが魔法使いにほぼ100%悪口を投げかけた。
そのルムの言葉に、魔法使いだけならまだしも、ルグたちにまで、厳しい言葉をを食らい、ルムは何も言えなくなってしまったのだった。
「....んなことどうでもいいから。さっさと、戦いを再開させないか....。流石に、俺の体力が...。」
こう言って話を元に戻したのは、真剣白刃取りの体勢のまま、動かずにいたマオちゃんだったのだ。
しんどい状況になると、ニューハーフでも、男が出てしまうことがあるみたいだが....今のマオちゃんがまさにそうみたいだ。
そんなマオちゃんの姿に、忘れてたと言わんばかりの顔をした魔法使いは、マオちゃんから跳躍して距離を取ると、そのままにんまりとした顔でこう言葉を口にした。
「....っと、お遊びないし茶番はここまでにして...本題に入ろうか??魔王ちゃん???(笑)」
「くそっ、分かったわよ。ここからは、真剣勝負といきましょ???」
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