転生したら異世界の神話《蒼穹の眠り姫》に巻き込まれてしまった

リョウ

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2つの王国神話

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 転生してからもう1週間が経つ。新たな証拠として黒い布を手にした後、俺はマリアに訊いた。
 魔法の杖と鋭い目の何かを知っているか、と。しかし、マリアは首を横に振るだけで何も知らない様子だった。
 くっそ、結局何も手にしてねぇーのと一緒じゃねぇーか。
 その気持ちは今も消えてない。
 だが、あれ以降100号室が襲われることも無ければ、寮に侵入者があるような様子も無かった。
 俺が侵入している所を目にしたからか。それとも、犯人が黒い布を落としたという事実に気づきバレたと恐れているのか。何が原因かは分からないが、二日連続で来ていた犯人はピタリと来なくなった。

***

 授業科目名、童話。俺が今から受ける授業だ。担当講師は俺らが前期魔術演武祭のメンバーを決める際にいたココロ先生だ。
 ココロ先生は、チャイムが鳴ると同時に授業を始める。
 俺はマリアとイグター。それから2人の友だちだという犬顔のロッキーという男子生徒と座っている。
「えっと。今回はカーミヤくんが加わってから始めての授業ということで、まず王国の神話について大まかに説明します」
 そこで机に突っ伏す者が現れる。1度聞いたことのあるものなのだろう。ココロ先生は、わかりやすくため息をつくが、それに対して注意をしようとはせず、ただ俺にだけ視線を向けて口を開く。 
「まずね、ここをイグノアール王国って言うのは知ってる?」
 首を横に振り、知らないという意を示す。そっか、とココロ先生はこぼしてから、手元にある資料に目を落とす。そこにあるのは、数枚のA4サイズの紙。おそらくそこに授業に必要な情報があるのだろう。
「じゃ、まずはこっちからね」
 そう独りごちてからココロ先生は顔を上げる。
「王国に伝わる神話の一つに《禁忌の魔術師》ってのがあるの」
 瞬間、教室の空気が変わった。机に突っ伏していたものまでが体を起こし、その話を聞こうとしている。この話はそこまで興味をそそる話らしい。俺も、その周りの反応を見て、興味が沸いてくる。
「その魔術師の名前は、イグノアール」
「この王国の名前と……一緒?」
「ええ。だってこの世界を創ったと言われてるんだもの」
 言葉がでなかった。世界を創る? たった一人の魔術師が? そんなことできるわけが……。
 誰しもそう思うだろう。地球は、宇宙の神秘でできあがった代物だ。そこに海、大地ができ人間が生まれる。これはもう奇跡に等しい確率の上に成り立っている。それをたった一人の魔術師が成し遂げたというのだ。
 信じられるわけがない。
「その顔、信じられないって言いたそうね」
 ココロ先生は楽しそうに俺に言う。
「あたりまえだ」
 そういったその声は震えていて、驚愕が隠しきれてない。
「でも、イグノアールは天候や大地を操作する魔術を使えたらしいから、満更嘘じゃないってのが魔術協会の見解よ」
 おそらく魔術協会というのは魔術の研究をしている組織のことだろう。地球にもよくあり、合評会的なものがあり、新たな事実が生み出されていた。そこが認めているとなると、そのイグノアールとかいう魔術師はもはや人ではない。──神だ。
「それだけじゃないの──」
 そういってココロ先生は俺だけでなく、ほかの生徒にも目を配り口を開く。

 ──偉大なる魔術師”イグノアール”は、自分以外に二足歩行をし、言葉を話すものがいないという事実に気づいてしまった。寂しさを感じたイグノアールは、彼が作り上げた人ではない生き物たちに知能を与えた。そして、進化を促した。そうして、イグノアールによって生み出された二足歩行で自分の思う言葉を話す生き物”ヒト”を作り上げた。だが、ヒトになった彼らがヒトでなかったときにしていた行為をしなくなるということはなく、食欲、睡眠欲、性欲はそれまで以上に強くなったという。どこでも性行為をし、何でも食べるヒトにイグノアールは法を敷いた。名をイグノアール教典という。こうして、イグノアールは国を打ち立てた。性行為の副産物として生まれる子供。そうしているうちにイグノアールはヒトがどれほどいるかわからなくなった。そこでイグノアールは戸籍というヒトを管理する制度を作った。それからしばらくは平和な日々が続いた。その間にも、イグノアールは学問という言葉を生み出し、子供を学校に通わせるという習慣を植え付け、そこで魔術について教えたという。だが、イグノアールによって進化させられたヒトに寿命が来た。順に死んでいき、残ったのは彼らの子供や、孫となった。ここで、世界は大きく変わった。
 最初のヒトは動物的な三大欲求しか持っていないのに対して、その子供らは新たな欲求を生み出していた。独占欲、支配欲、所有欲、その他もろもろだ。こうした欲求が生まれることにより、ヒトはヒトをあやめるというそれまでにはなかった事象を起こし始めた。
 これまた困ったイグノアールは、これを「犯罪」と呼び、刑法を作り上げた。これは抑制にはなった。しかし、なくすことはできなった。
 イグノアールは何度も、何度も、呼びかけた。だが、それでも数は減ることはあってもなくなることは遂にはなかった。
 そこでイグノアールは声明をあげた。「我に叛逆ほんぎゃくする者たちを滅する」と。
 当初はそれで犯罪はなくなったらしい。だがイグノアールの声明が記憶から薄れていく頃、やはり犯罪が行われ始めた。怒りを覚えたイグノアールは、再発が一番早かった、北の大地に出向いた。イグノアールはそこで自らが創り上げた世界の理に触れ、北の大地だけを完全に氷漬けにした。北の大地はイグノアールとともに死んだ──

「これが大まかな内容よ」
 言葉が出なかった。唖然とするしかない。一人でヒトを創り、国を創り、それに飽き足らず、教典、刑法、戸籍に学校を創ったというのだ。それは日本人が何百年、何千年かけて行ってきたものだ。それを歴史の授業で習っているからこそ、俺は簡単に信じることはできなかった。
 俺が言葉を発せずにいると、不意に隣から手が挙がった。マリアだ。
「先生」
「なんでしょうか」
 ココロ先生の素早い返答に、マリアは大きく息を吸ってから口を開く。
「イグノアールとはヒト……だったのでしょうか?」
「さぁ、どうかしら。ヒトが存在する前からいたヒトだしね。神様だったんじゃないか、とも言われてるわ」
 ココロ先生は含み笑いで答えると、視線の先を俺に向ける。
「難しく考えなくてもいいよ。これは所詮、神話なんだから」
 ココロ先生はそう言った。しかし、これが単なる神話に感じることができなかった。稚拙だが、それでも筋は通っている。なんだか怖くなった。
「北の大地って、本当に凍ってるんですか?」
 この話をどうにも信じたくなかった俺は、一番嘘でありそうな部分を選んで訊く。すると、ココロ先生は眉をしかめ、ええ、と肯定する意を見せる。それから何かに怯えるように顔色を悪くする。
「ほとんど曇って見えないんだけど、陽光が当たったときには氷の中に人影が見えるらしいわ」
 らしい、という表現からココロ先生も知らないところなのだろう。でも、火のないところに煙は立たない。この話がそうさせたのか、はたまた、本当に見たものがいるのか。それはわからないが、ただ、北の大地はいまでも……。
 事実と虚像の境界があまりにも薄れている。俺はもう一週間と思っていた。でも、実際にはたった一週間だ。なにも知らない。何もわかっていない。この世界のことをもっと知りたい。いつの間にか、下を向いていた顔をあげ、俺はココロ先生に向き直る。
「イグノアール、一体どんなやつだったんだろう」
 そしてそう零した。いまなら分かる。ココロ先生がこの話をし始めた途端顔をあげたクラスの連中のことが。俺でも同じことをするという自信がある。現実味はそれほどない。イグノアールがすごすぎる。でも、そのことが逆に俺たちの心を惹く。
「さぁあね」
 誰にも分からない。ココロ先生でも分からない。だからこそ、面白いんだと俺は思う。
「そして、もう一つ王国に伝わる神話があるの」
 俺は心躍らせた。だが、周りの反応は先ほどと違う。気だるそうに頬杖をつく者、机に突っ伏す者などそれぞれがリラックスできる格好を取る。
 これは面白くないのか?
「《蒼穹の眠り姫》これが題なの。メインとなるのは、女の子なんだけど。その容姿は、カーミヤくん。今の君とかなり似ているわ」
 ココロ先生はここぞとばかりに語気を強め、俺を指差す。
「……へっ?」
 生まれてこの方少女に似ているなど言われたことはない。身長は169センチと男子にしては決して大きいとは言えない。でも、少女よりは大きいといえる自信はある。また、目は少々釣っており可愛いとは
程遠い。
「その少女ね、蒼穹の髪と瞳を持っていたの」
「えっ──」
 声にならない声だった。喘ぐようにそう洩らす。そのとき、自分の手が震えていることに気づいた。怖いのだ。干渉するはずのない世界で自分と同じ髪色と瞳の色を持つ者がいたという事実が、この上なく怖いのだ。これが日本人特有の黒だの茶色だというならばそうも思わなかっただろう。だが、蒼穹だ。青じゃなく、蒼穹。俺は、ココロ先生が続きを言うのを待つ。
 ココロ先生にそれが伝わったのか、ふぅーと短く息を吐き口を開いた。

 これは南の大地での出来事。父も母も特殊な髪色であったというわけでもないのに、生まれてきた子供は蒼穹の髪を持って生まれた。また、両親ともに整った顔立ちではあったが、特別整っているというわけではなかった。だが、生まれてきた子はお人形さんかというほど整った顔立ちをしていた。そして、もう一つ。その子の目は髪と同じ蒼穹だった。まるで、空をそのまま映したかのようで大変きれいだったそうだ。その子は、ラファーニェと名づけられすくすくと大きく成長していった。しかし、ラファーニェが10歳になる頃、ある流行病に陥ってしまう。どうにかそれを治すことができたが、ラファーニェはそれ以降病弱になったという。学校を休みがちだったラファーニェだが、ある休日に山に行きたいと両親に言った。両親は反対をした。「いまのお前は、体が弱い。もう少し元気になってからにしたらどうだ」と。
 しかし、ラファーニェはかぶりを振る。どうにも行きたいらしい。
「なら、わしがついていく」
 この日のラファーニェは、前日までと比べて顔色もよく元気そうに見えた。そこで、父親がそう提案すると、ラファーニェは癇癪を起こした。どうしても一人で行きたい、と。
 それならば行かせないと、両親はラファーニェが山へ行くことを猛反対した。だが、ラファーニェも引き下がることはなかった。両親は今まで見たことがないラファーニェの荒れっぷりに呆れ、少しだけならと許可を出した。ラファーニェは満面の笑顔を浮かべ、家を飛び出した。
 日が落ちる頃、ラファーニェはまだ帰ってなかった。心配になった両親は家を飛び出し、暗い山の中、愛娘ラファーニェの姿を探した。数時間後、父親が山の最深部で大きな生き物を見た。鋭い目に全身を覆うウロコを持つドラゴンだ。ラファーニェはそのドラゴンの中で横たわっているのだ。ドラゴンは人間に敏感で、あるゆる生き物の中で唯一言葉を理解できる知能と人間を殺すことができる凶暴性を秘めているため、両親はラファーニェに近づくことができなかった。
 少し離れたことろから、何度も何度も呼びかけた。しかし、ラファーニェは返事をしない。泣き喚きそうになる母親を父親がとめる。そのとき、わずかな寝息が聞こえた。両親にとっては聞きなれた癒される声。ラファーニェの寝息だ。
 その瞬間安堵を覚える。しかし、それも一瞬。ドラゴンの中で眠っているのだ。いつ殺されてもおかしくない。両親はより一層注意を払いラファーニェを呼ぶ。しかし、ピクリともしない。糸の切れた人形のように動かない。両親は何度も何度も、食事をすることも、眠ることもなく呼び続けた。だが、ラファーニェどころかドラゴンすら動くことはなく、両親はそのまま息絶えてしまい、少女は伝説となった。

「どうだった?」
 一通り説明を終えたココロ先生は、一息ついてから俺に訊いた。
「なんもいえねぇ」
 心に渦巻くイグノアールとラファーニェの物語。同時に胸騒ぎがする。それが一体何なのか。それは見当もつかない。だからこう答えるしかなかった。
「そう」
 ココロ先生は面白くなさそうに、そう言い放つとクラス中を見渡す。
「寝ている子は起こしてあげて」
 そしてそう言う。隣に座る生徒、はたまた後ろに座る生徒が眠っている生徒の体を揺さぶり起こす。全員が目を覚ましたのを確認したココロ先生は、口を開く。
「もうすぐチャイムが鳴るから、最後に確認しておくわ。神話は所詮、神話。でも、そこから学ぶべきことも必ずある。ここからは私の個人的な意見だけど、どちらの話も本当の話だと思う。特に、《蒼穹の眠り姫》の方はね。現に似たような人がこのクラスにもいるわけだし」
 そこまで言うとちょうどチャイムが鳴った。
「じゃあ、四日後の前期魔術演武際、優勝してね」
 そう吐き捨ててココロ先生は教室を後にした。

 そう、もう四日後なのだ。それぞれ出場競技ごとの練習は続いている。だが、絶対優勝できるという自信はつくどころか薄れていく。かなり遠くからではあるが、毎日聞こえるほかのクラスの練習の声がそうさせている。──でも、勝ちたい。
 その思いをこめて、俺は席から立ち上がる。
「さぁ、行くわよ」
 俺の講義はマリアとすべて同じ。次の講義は言わずとも分かっている。俺がここに来ることになった召還魔法の実技演習だ。
「わかってるって」
 ついこの間、イグターから使わないということでもらったところどころにほつれが見て取れる、紺色のリュックサックを背負い俺は先に教室を出たマリアの後を追った。
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