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35 相談
ラーシュと気まずいまま朝を迎えてしまった。
仕事に行くというラーシュの後を追いかける。不思議そうにしているラーシュに、ゾイに会いに行くのだと告げたら納得してもらえた。
隣を黙々と歩くラーシュは、俺に合わせてゆっくりとした歩調。たまに俺のことを一瞥して、ついて来ていることを確認してくれる。その優しさに、油断するとまた涙が出てしまいそうになる。
わざわざ俺を役所まで送ってくれたラーシュは、心配そうな目を向けてきた。
「帰りはひとりで大丈夫だね?」
念を押すように言われて、俺は頷く。道のりは覚えているのでひとりでも帰宅できる。でも俺の世話をこまごま焼いてくれていたラーシュにそんな突き放すような言い方をされると動揺してしまう。ひとりで帰れないって言ってしまいたい。でもそんな我儘は口にできない。
仕事に行ったラーシュの背中を見送って、俺はゾイに会いに行った。
「どうしたんですか、イツキくん」
今日も忙しそうにしているゾイは、俺を見るなり仕事の手を止めてくれる。いつもの部屋へ通されて、ソファに腰かけた。
「元気ないですね。なにかありました?」
向かいを陣取ったゾイが、控えめに尋ねてきた。
迷った末に、俺はぎこちなく頷きを返す。
「……」
でも続く言葉が出てこない。なんて説明すればいいのかわからない。
控えめに視線を彷徨わせていると、ゾイが温かいお茶を淹れてくれた。
「俺、冒険者登録したんですけど」
「はいはい。この前の」
仕事で忙しいゾイを俺の弱音に長々と付き合わせるのが申し訳なくなって、ぽつぽつと説明する。危うく狼に襲われかけたと聞いたゾイは、まるで自分のことのように顔色を悪くした。
「でもラーシュさんが助けてくれたから」
慌てて付け足すと、ゾイが胸を撫で下ろす。ゾイは優しい。なんでみんなこんなに優しいのだろうか。俺は自分のことで精一杯だというのに。
「そこから、ちょっとラーシュさんと気まずくて。俺が悪いんですけど」
しょんぼり肩を落として、罪悪感に襲われる。
心配そうに眉を寄せるゾイは、俺の拙い言葉に耳を傾けてくれる。
「ラーシュさんが、俺の保護者やめたいって」
「え?」
目を丸くするゾイは、途端に焦った顔になってしまう。思わずといった様子で立ち上がったゾイは、「それ本当ですか?」と困惑気味に尋ねてくる。
「はい……」
「どうして急にそんな話に」
責任感の強いラーシュらしくないと、ゾイも戸惑っている。
ゾイは納得できないらしいが、ラーシュがそんなことを言い出した理由ならわかる。俺のことが面倒になったのだ。ひとりでまともに留守番もできない俺に、うんざりしたのだろう。
「俺、ラーシュさんに嫌われた」
「そんなことないですよ」
俯く俺に、ゾイが優しく声をかけてくれる。
「とりあえずこの件は僕に任せてください。ラーシュさんに確認してみますから」
ゾイに小さく頷いてみせて、役所をあとにする。ゾイが心配そうに「送っていきましょうか?」と言ってくれたけど、そこまで迷惑かけるわけにはいかない。
役所を出て、とぼとぼ歩く。
騎士団本部の前で足を止めた。中にラーシュがいるはずだ。
ラーシュが仕事復帰した際、寂しくなったらいつでもおいでと言ってくれたあの優しい微笑みを思い出す。あの時はそんな恥ずかしい真似できないと思ったが、今の俺はどうしようもなく寂しかった。
ぼんやり突っ立っている俺は、相当不審に見えたらしい。本部前の警備にあたっていた騎士たちの視線が突き刺さっていることに遅れて気がついた。
騎士のひとりと目があって、慌てて踵を返す。
別に悪いことをしているわけではないのだが、後ろめたい気分になってくる。そのまま帰宅しようと思ったのだが、背後から「イツキくん?」と軽い調子で呼び止められた。
「スヴェンさん」
「おー、どうした。ラーシュに会いに来たのか?」
ニマニマしながら寄ってくるスヴェンは、「入るか? 入ってもいいぞ」と俺の背中を押す。今ならラーシュも中にいるぞと告げてくるスヴェンに、俺は眉尻を下げた。
「もう帰ります。今日はゾイさんに会いに来たので」
「なんだ。つまんねぇな」
ちょっとラーシュのこと揶揄っていけばいいのにと意地の悪いことを言うスヴェンに、警備の騎士が不思議そうな目を向けている。
「お知り合いですか?」
騎士の問いかけに、スヴェンが「ラーシュのな」と片手をあげて応じている。そのまま俺に視線を向けたスヴェンは、「ラーシュのこと呼んできてやろうか?」と口角を上げた。
ふるふると首を横に振って、「もう帰ります」と言って歩き出す。ここにいたって仕方がない。
しょんぼり肩を落としながら歩みを進めていると、スヴェンが隣に並んできた。なんだろうか。疑問に思いつつ歩いていれば、騎士団本部が見えなくなったあたりでスヴェンが俺の頭に手を伸ばしてきた。
「う、わ」
わしゃわしゃと雑に撫でられて、頭を持っていかれる。バランスを崩してよろける俺の肩を掴んで支えたスヴェンは「どうしたぁ?」と笑いかけてきた。
「ラーシュと何かあったのか?」
「どうして……」
「朝からラーシュの機嫌が悪かったから。おまけにイツキくんも元気がないときた。こりゃ何かあったと思うのが普通だろ」
ラーシュの機嫌が悪い?
今日の朝はいつもより素っ気ない感じだったけど、不機嫌というほどでもなかった。
「ラーシュと喧嘩でもしたのか?」
「喧嘩というわけでは」
ちょっと考え込んだ俺は、スヴェンを見上げる。
先程ゾイにも相談したばかりなのだが、なにも状況が変わらない今、俺は不安でいっぱいだった。
「あの、ラーシュさんが俺の保護者やめたいって」
「は?」
スヴェンに話だけでも聞いてもらいたい。
ぽつぽつ語る俺に、スヴェンが盛大に顔をしかめた。
仕事に行くというラーシュの後を追いかける。不思議そうにしているラーシュに、ゾイに会いに行くのだと告げたら納得してもらえた。
隣を黙々と歩くラーシュは、俺に合わせてゆっくりとした歩調。たまに俺のことを一瞥して、ついて来ていることを確認してくれる。その優しさに、油断するとまた涙が出てしまいそうになる。
わざわざ俺を役所まで送ってくれたラーシュは、心配そうな目を向けてきた。
「帰りはひとりで大丈夫だね?」
念を押すように言われて、俺は頷く。道のりは覚えているのでひとりでも帰宅できる。でも俺の世話をこまごま焼いてくれていたラーシュにそんな突き放すような言い方をされると動揺してしまう。ひとりで帰れないって言ってしまいたい。でもそんな我儘は口にできない。
仕事に行ったラーシュの背中を見送って、俺はゾイに会いに行った。
「どうしたんですか、イツキくん」
今日も忙しそうにしているゾイは、俺を見るなり仕事の手を止めてくれる。いつもの部屋へ通されて、ソファに腰かけた。
「元気ないですね。なにかありました?」
向かいを陣取ったゾイが、控えめに尋ねてきた。
迷った末に、俺はぎこちなく頷きを返す。
「……」
でも続く言葉が出てこない。なんて説明すればいいのかわからない。
控えめに視線を彷徨わせていると、ゾイが温かいお茶を淹れてくれた。
「俺、冒険者登録したんですけど」
「はいはい。この前の」
仕事で忙しいゾイを俺の弱音に長々と付き合わせるのが申し訳なくなって、ぽつぽつと説明する。危うく狼に襲われかけたと聞いたゾイは、まるで自分のことのように顔色を悪くした。
「でもラーシュさんが助けてくれたから」
慌てて付け足すと、ゾイが胸を撫で下ろす。ゾイは優しい。なんでみんなこんなに優しいのだろうか。俺は自分のことで精一杯だというのに。
「そこから、ちょっとラーシュさんと気まずくて。俺が悪いんですけど」
しょんぼり肩を落として、罪悪感に襲われる。
心配そうに眉を寄せるゾイは、俺の拙い言葉に耳を傾けてくれる。
「ラーシュさんが、俺の保護者やめたいって」
「え?」
目を丸くするゾイは、途端に焦った顔になってしまう。思わずといった様子で立ち上がったゾイは、「それ本当ですか?」と困惑気味に尋ねてくる。
「はい……」
「どうして急にそんな話に」
責任感の強いラーシュらしくないと、ゾイも戸惑っている。
ゾイは納得できないらしいが、ラーシュがそんなことを言い出した理由ならわかる。俺のことが面倒になったのだ。ひとりでまともに留守番もできない俺に、うんざりしたのだろう。
「俺、ラーシュさんに嫌われた」
「そんなことないですよ」
俯く俺に、ゾイが優しく声をかけてくれる。
「とりあえずこの件は僕に任せてください。ラーシュさんに確認してみますから」
ゾイに小さく頷いてみせて、役所をあとにする。ゾイが心配そうに「送っていきましょうか?」と言ってくれたけど、そこまで迷惑かけるわけにはいかない。
役所を出て、とぼとぼ歩く。
騎士団本部の前で足を止めた。中にラーシュがいるはずだ。
ラーシュが仕事復帰した際、寂しくなったらいつでもおいでと言ってくれたあの優しい微笑みを思い出す。あの時はそんな恥ずかしい真似できないと思ったが、今の俺はどうしようもなく寂しかった。
ぼんやり突っ立っている俺は、相当不審に見えたらしい。本部前の警備にあたっていた騎士たちの視線が突き刺さっていることに遅れて気がついた。
騎士のひとりと目があって、慌てて踵を返す。
別に悪いことをしているわけではないのだが、後ろめたい気分になってくる。そのまま帰宅しようと思ったのだが、背後から「イツキくん?」と軽い調子で呼び止められた。
「スヴェンさん」
「おー、どうした。ラーシュに会いに来たのか?」
ニマニマしながら寄ってくるスヴェンは、「入るか? 入ってもいいぞ」と俺の背中を押す。今ならラーシュも中にいるぞと告げてくるスヴェンに、俺は眉尻を下げた。
「もう帰ります。今日はゾイさんに会いに来たので」
「なんだ。つまんねぇな」
ちょっとラーシュのこと揶揄っていけばいいのにと意地の悪いことを言うスヴェンに、警備の騎士が不思議そうな目を向けている。
「お知り合いですか?」
騎士の問いかけに、スヴェンが「ラーシュのな」と片手をあげて応じている。そのまま俺に視線を向けたスヴェンは、「ラーシュのこと呼んできてやろうか?」と口角を上げた。
ふるふると首を横に振って、「もう帰ります」と言って歩き出す。ここにいたって仕方がない。
しょんぼり肩を落としながら歩みを進めていると、スヴェンが隣に並んできた。なんだろうか。疑問に思いつつ歩いていれば、騎士団本部が見えなくなったあたりでスヴェンが俺の頭に手を伸ばしてきた。
「う、わ」
わしゃわしゃと雑に撫でられて、頭を持っていかれる。バランスを崩してよろける俺の肩を掴んで支えたスヴェンは「どうしたぁ?」と笑いかけてきた。
「ラーシュと何かあったのか?」
「どうして……」
「朝からラーシュの機嫌が悪かったから。おまけにイツキくんも元気がないときた。こりゃ何かあったと思うのが普通だろ」
ラーシュの機嫌が悪い?
今日の朝はいつもより素っ気ない感じだったけど、不機嫌というほどでもなかった。
「ラーシュと喧嘩でもしたのか?」
「喧嘩というわけでは」
ちょっと考え込んだ俺は、スヴェンを見上げる。
先程ゾイにも相談したばかりなのだが、なにも状況が変わらない今、俺は不安でいっぱいだった。
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「は?」
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