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番外編
悩み事3
久しぶりに会うゾイは、相変わらずきらきらしていた。いつもの小部屋で向かい合って座ると、最近のことを尋ねられた。ラーシュとは、それなりにうまくいっている。そう告げると、ゾイは柔らかく笑った。
「仲良くやっているようで安心しました」
「ご心配をおかけしました」
以前、ゾイにはラーシュが俺の保護者を辞める云々という相談をした。あの件で、ゾイには相当心配をかけてしまったらしい。
「ラーシュさん、いい人でしょう?」
にこりと問われて、迷うことなく頷いておく。ラーシュはすごくいい人だ。だが、いい人すぎて俺は悩んでいる。きっとラーシュは、俺を面倒だと思っている。でも優しいからそれを表に出さない。
「イツキくん?」
ぼんやりしていると、ゾイが訝しげに俺を呼んだ。ハッとして顔を上げると、ゾイが小首を傾げた。
「なにか悩み事?」
言い当てられて動揺する。俺ってそんなにわかりやすいのか?
慌てて「なんでもない」と誤魔化しておく。スヴェンには相談できたが、ゾイに相談できるような話ではない。
「俺、もう帰ります」
「はーい。気をつけて帰ってくださいね」
にこにこと見送ってくれるゾイと別れて、街に飛び出した。
あてもなく街をふらふらしていると、前にラーシュと気まずくなったことを思い出す。あの時のラーシュは、俺を完全に手放そうとしていた。
でも今は違う。どちらかといえば俺を手に入れようとしている。やっていることは正反対なのに、俺は同じような気分で落ち込んでいる。俺ってすごく面倒くさい人間だな。
自分で自分が嫌になって、俯きがちに歩く。
足元だけを見ていたから、前に立ち塞がっていた人物に気がつくのが遅れた。
ガシッと両肩を掴まれて、驚きのあまり足を止めた。驚きすぎて、咄嗟に悲鳴も出なかった。
「なにしてる?」
聞き覚えのある声に顔をあげると、そこには訝し気な顔をするエミルがいた。
「あれ、エミルさん? なんでここに」
「昼は? 食ったのか」
「ま、まだですけど」
「よし!」
お昼は家で適当に食べるつもりだった。
俺の返答を聞くなり笑顔になったエミルは、俺の手を引いて歩き出す。
「あ、えっと。エミルさん」
「ラーシュは仕事?」
「仕事です」
「そうか」
エミルは隣町に住んでいる。
なぜここにいるのか。不思議に思っている間にも、エミルは大通りの店であれこれ食材を買い込み始めた。
そのまま当たり前のように家までついてきたエミルは「あいつ、昼飯くらい作っていけや」とぶつぶつ文句を言いながらキッチンに立った。
「いや、お昼は自分で作りたくて」
ラーシュが俺を放置しているわけではない。
さすがにラーシュに甘え過ぎだと思って、お昼は適当に食べると言い張っているのだ。ラーシュは悪くない。
「ふーん」
雑に相槌を打つエミルは、手早く昼食を用意してくれた。
「ほら食え!」
「ありがとうございます」
エミルの作る料理は野菜がたっぷりで美味しい。エミルとふたりで食べる間、彼はきょろきょろと室内を見渡していた。
「元気ないな。どうした。ラーシュと喧嘩でもしたか」
「えっ」
前触れなく言われて、狼狽えてしまう。やっぱりと言わんばかりにニヤリと笑ったエミルは、残りのご飯をかき込む。
「イツキくんはわかりやすいね」
「そ、そんなに? そんなにわかりやすいですか?」
「考えてることが全部顔に出てるよ」
「えぇ」
俺は一体どんな顔をしているんだ。
思わず両手で頬を包むと、エミルが食器を洗い始める。
「俺が後で洗うので」
「イツキくんは荷物の準備しな。着替えと、えっと、まぁそれだけあればいいか」
「え? 着替え?」
意味がわからず聞き返すと、エミルが「今夜はうちに泊まりな」と笑った。
「どうして」
「ラーシュと喧嘩したんだろう?」
「喧嘩したわけじゃ」
「いいからいいから」
エミルに促されるが、勝手に泊まりに行くわけにもいかない。ラーシュが驚いてしまう。突っ立っていると、食器を洗い終えたエミルが「置き手紙でも書いていけ」と言ってそこら辺にあったメモ用紙を押し付けてくる。
最近文字を覚えたばかりの俺は、エミルに言われるがままに手紙を綴った。「おー、上手いぞ」と褒めてくれるエミルは、手紙をテーブルに置くと満足そうに頷いた。
「行くぞ、イツキくん」
「あ、はい」
エミルは、俺のことを完全に子供扱いしていた。
そうして再び隣町にあるエミルのお店に連れて行かれた俺は、出迎えてくれたデイブにぺこぺこと頭を下げた。何度も突然押しかけて申し訳ない。
「すみません。またお世話になります」
「いいんだよ。どうせエミルが無茶言ったんだろう?」
気にせずゆっくりしてねと言ってくれるデイブは、エミルに向かって「ラーシュにはちゃんと言ってきたんだろうな?」と険しい顔で声をかけた。
「メモを置いてきたから大丈夫だ」
素っ気なく応じるエミルは、盛大に伸びをした。お店の営業は夕方からなので、昼過ぎのこの時間、店内はしんと静まり返っていた。
暇そうにカウンター席へと座ったエミルは、先程からノートに数字を書きつけている。おそらく売上の計算でもしているのだろう。
デイブは仕込みをしているらしく、先程から調理スペースで慌ただしく動き回っている。
暇を持て余していた俺は、エミルから少し離れた位置に座ってちびちびとジュースを飲んでいた。
この場で俺に手伝えるようなことはなさそうだし、第一俺が動こうとするとエミルが「ちょろちょろ動くな!」と一喝してくるのだ。怖くて迂闊に動けない。
そんな中、お店のドアが開け放たれた。「どうもー」と間延びした声と共に入ってきたのは少年だった。
十代前半くらいか。俺より確実に歳下であろう茶髪の少年は、両手で木箱を抱えていた。
「おー、ご苦労だったな。マルコ」
さっと立ち上がって木箱の中身を確認するエミル。中身は野菜だ。
マルコと呼ばれた少年は、木箱を置いて店を見渡す。その視線が、俺で止まった。
「……誰?」
首を傾げるマルコに、エミルが「あぁ」と瞬きをした。
「イツキくん。えっと、僕の弟の息子。仕事が忙しくて育てられないって言うからしばらくうちで預かることにした」
とんだ大嘘だ。
びっくりしてエミルを凝視すれば、マルコが目を丸くしていた。
「エミルさんの弟って。ラーシュさん? あの人結婚したの?」
「いいや、独身だ。わけあってイツキくんをひとりで育てている」
「えぇ、マジで?」
なんかとんでもない誤解が生じている。
というか、俺がラーシュの息子なわけないだろう。どう見ても年齢が合わない。
「イツキくん、こっちに友達いねぇから。マルコ、おまえ遊んでやれよ」
「今日は配達あるから無理だよ。明日な、明日」
待て待て。
なんで俺がどう見ても歳下のマルコに遊んでもらわないといけないんだ。
適当なことを並べるエミルに抗議しようと口を開くが、言葉を発する前にマルコが俺に向かって片手をあげた。
「じゃあまた明日」
「え、あ、うん」
え、本気で明日来るつもりなのか?
俺はラーシュが迎えにきたらすぐに帰るつもりなんだけど。
「仲良くやっているようで安心しました」
「ご心配をおかけしました」
以前、ゾイにはラーシュが俺の保護者を辞める云々という相談をした。あの件で、ゾイには相当心配をかけてしまったらしい。
「ラーシュさん、いい人でしょう?」
にこりと問われて、迷うことなく頷いておく。ラーシュはすごくいい人だ。だが、いい人すぎて俺は悩んでいる。きっとラーシュは、俺を面倒だと思っている。でも優しいからそれを表に出さない。
「イツキくん?」
ぼんやりしていると、ゾイが訝しげに俺を呼んだ。ハッとして顔を上げると、ゾイが小首を傾げた。
「なにか悩み事?」
言い当てられて動揺する。俺ってそんなにわかりやすいのか?
慌てて「なんでもない」と誤魔化しておく。スヴェンには相談できたが、ゾイに相談できるような話ではない。
「俺、もう帰ります」
「はーい。気をつけて帰ってくださいね」
にこにこと見送ってくれるゾイと別れて、街に飛び出した。
あてもなく街をふらふらしていると、前にラーシュと気まずくなったことを思い出す。あの時のラーシュは、俺を完全に手放そうとしていた。
でも今は違う。どちらかといえば俺を手に入れようとしている。やっていることは正反対なのに、俺は同じような気分で落ち込んでいる。俺ってすごく面倒くさい人間だな。
自分で自分が嫌になって、俯きがちに歩く。
足元だけを見ていたから、前に立ち塞がっていた人物に気がつくのが遅れた。
ガシッと両肩を掴まれて、驚きのあまり足を止めた。驚きすぎて、咄嗟に悲鳴も出なかった。
「なにしてる?」
聞き覚えのある声に顔をあげると、そこには訝し気な顔をするエミルがいた。
「あれ、エミルさん? なんでここに」
「昼は? 食ったのか」
「ま、まだですけど」
「よし!」
お昼は家で適当に食べるつもりだった。
俺の返答を聞くなり笑顔になったエミルは、俺の手を引いて歩き出す。
「あ、えっと。エミルさん」
「ラーシュは仕事?」
「仕事です」
「そうか」
エミルは隣町に住んでいる。
なぜここにいるのか。不思議に思っている間にも、エミルは大通りの店であれこれ食材を買い込み始めた。
そのまま当たり前のように家までついてきたエミルは「あいつ、昼飯くらい作っていけや」とぶつぶつ文句を言いながらキッチンに立った。
「いや、お昼は自分で作りたくて」
ラーシュが俺を放置しているわけではない。
さすがにラーシュに甘え過ぎだと思って、お昼は適当に食べると言い張っているのだ。ラーシュは悪くない。
「ふーん」
雑に相槌を打つエミルは、手早く昼食を用意してくれた。
「ほら食え!」
「ありがとうございます」
エミルの作る料理は野菜がたっぷりで美味しい。エミルとふたりで食べる間、彼はきょろきょろと室内を見渡していた。
「元気ないな。どうした。ラーシュと喧嘩でもしたか」
「えっ」
前触れなく言われて、狼狽えてしまう。やっぱりと言わんばかりにニヤリと笑ったエミルは、残りのご飯をかき込む。
「イツキくんはわかりやすいね」
「そ、そんなに? そんなにわかりやすいですか?」
「考えてることが全部顔に出てるよ」
「えぇ」
俺は一体どんな顔をしているんだ。
思わず両手で頬を包むと、エミルが食器を洗い始める。
「俺が後で洗うので」
「イツキくんは荷物の準備しな。着替えと、えっと、まぁそれだけあればいいか」
「え? 着替え?」
意味がわからず聞き返すと、エミルが「今夜はうちに泊まりな」と笑った。
「どうして」
「ラーシュと喧嘩したんだろう?」
「喧嘩したわけじゃ」
「いいからいいから」
エミルに促されるが、勝手に泊まりに行くわけにもいかない。ラーシュが驚いてしまう。突っ立っていると、食器を洗い終えたエミルが「置き手紙でも書いていけ」と言ってそこら辺にあったメモ用紙を押し付けてくる。
最近文字を覚えたばかりの俺は、エミルに言われるがままに手紙を綴った。「おー、上手いぞ」と褒めてくれるエミルは、手紙をテーブルに置くと満足そうに頷いた。
「行くぞ、イツキくん」
「あ、はい」
エミルは、俺のことを完全に子供扱いしていた。
そうして再び隣町にあるエミルのお店に連れて行かれた俺は、出迎えてくれたデイブにぺこぺこと頭を下げた。何度も突然押しかけて申し訳ない。
「すみません。またお世話になります」
「いいんだよ。どうせエミルが無茶言ったんだろう?」
気にせずゆっくりしてねと言ってくれるデイブは、エミルに向かって「ラーシュにはちゃんと言ってきたんだろうな?」と険しい顔で声をかけた。
「メモを置いてきたから大丈夫だ」
素っ気なく応じるエミルは、盛大に伸びをした。お店の営業は夕方からなので、昼過ぎのこの時間、店内はしんと静まり返っていた。
暇そうにカウンター席へと座ったエミルは、先程からノートに数字を書きつけている。おそらく売上の計算でもしているのだろう。
デイブは仕込みをしているらしく、先程から調理スペースで慌ただしく動き回っている。
暇を持て余していた俺は、エミルから少し離れた位置に座ってちびちびとジュースを飲んでいた。
この場で俺に手伝えるようなことはなさそうだし、第一俺が動こうとするとエミルが「ちょろちょろ動くな!」と一喝してくるのだ。怖くて迂闊に動けない。
そんな中、お店のドアが開け放たれた。「どうもー」と間延びした声と共に入ってきたのは少年だった。
十代前半くらいか。俺より確実に歳下であろう茶髪の少年は、両手で木箱を抱えていた。
「おー、ご苦労だったな。マルコ」
さっと立ち上がって木箱の中身を確認するエミル。中身は野菜だ。
マルコと呼ばれた少年は、木箱を置いて店を見渡す。その視線が、俺で止まった。
「……誰?」
首を傾げるマルコに、エミルが「あぁ」と瞬きをした。
「イツキくん。えっと、僕の弟の息子。仕事が忙しくて育てられないって言うからしばらくうちで預かることにした」
とんだ大嘘だ。
びっくりしてエミルを凝視すれば、マルコが目を丸くしていた。
「エミルさんの弟って。ラーシュさん? あの人結婚したの?」
「いいや、独身だ。わけあってイツキくんをひとりで育てている」
「えぇ、マジで?」
なんかとんでもない誤解が生じている。
というか、俺がラーシュの息子なわけないだろう。どう見ても年齢が合わない。
「イツキくん、こっちに友達いねぇから。マルコ、おまえ遊んでやれよ」
「今日は配達あるから無理だよ。明日な、明日」
待て待て。
なんで俺がどう見ても歳下のマルコに遊んでもらわないといけないんだ。
適当なことを並べるエミルに抗議しようと口を開くが、言葉を発する前にマルコが俺に向かって片手をあげた。
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