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24 落とし穴
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『朝だぞ、起きろ。いつまで寝てる! 散歩の時間だぞ!』
「……まだ夜です」
『朝だ』
ふざけたこと言うロッドの足を踏んでやる。
ぶんぶん尻尾を振って散歩に行くぞと急かすのだが、ロッドは眠そうな目で「まだ夜です」と繰り返す。
なにを言う。すでに外はうっすら明るくなり始めている。どう考えても、もう朝だ。
「毎日早朝に起こさないでください。眠いです。絶対フロイドさんもまだ寝てますよ」
『うるさいぞ』
珍しく饒舌なロッドは、その後も文句を言い続ける。しかしぱっと着替えてくるあたり今日は散歩に付き合ってくれるらしい。俺の子分なのだから当然だ。
『急げ! はやくしないと時間がなくなる!』
「なくなりません。ウィル様は一日中暇じゃないですか」
『暇ではない。噛みつくぞ』
勢いよくロッドの足に体当たりするが、無表情で抱き上げられてしまう。外に行けと指示すれば、ロッドは頷いて足を動かす。
そうして玄関から外に出るなり俺を地面に下ろしたロッドは、深呼吸している。
「朝は気持ちいいですね」
『そうだろう』
花壇に駆け寄って、とりあえず目についた草をかじっておく。もぐもぐしてみるが、やっぱり妙なえぐみがあってぺへっと吐き出す。
「なんで草を食べようとするんですか?」
『犬になったからな』
「犬って草を食べるんですか?」
『知らない』
ふるふると体を震わせて、庭を駆ける。澄んだ空気にはしゃぐ俺。対するロッドは俺の背後をゆったりした足取りでついてくる。
『おい、おまえ!』
スタスタ玄関まで戻って、その場でくるくるまわる。
「なんですか」
『ここに穴を掘ってみろ。落とし穴を作るぞ』
「はい。わかりました」
『よしよし』
ロッドは素直だ。
ぶんぶん尻尾を振って喜びを表現する。フロイドであれば絶対にダメと言う場面である。まだ屋敷のみんなが寝ているこの時間は落とし穴作りに好都合であった。
『これでフロイドにやり返せるぞ。ここを掘るんだ。深く掘れ』
玄関先のフロイドが通るであろう位置を示せば、ロッドがそこを靴で適当に蹴って印をつける。
「あの、シャベルとかありますか?」
『小屋にあるぞ。案内してやる』
とことこ走って庭の一角にある小屋に案内すれば、ロッドはそこからシャベルを持ち出す。そうして穴を掘り始めた彼は、俺なんかよりもずっと穴を掘るのが上手い。
俺が前に落とし穴を作った時はせいぜい地面をへこませるのが精一杯だった。一方のロッドは騎士として体を鍛えているだけはある。頼りない見た目とは裏腹にしっかり穴を掘っていく。
ロッドが掘り返した土に頭を突っ込んで遊んでおく。前足を忙しく動かして土を周囲に撒き散らす。すごい楽しい。
へへっと笑っていれば、玄関ドアの開く音がした。ちらりと視線を向ければ、大きく欠伸しながら出てくるディック兄上が見えた。まずい。そういえば兄上はよく早朝から散歩しているんだった。普段は俺も寝ている時間なので気にもしていなかった。
『まずいぞ、ロッド。はやく穴を埋めろ。兄上が来た』
「え? そんなすぐには無理ですよ」
腕まくりしたロッドは、額にうっすら浮かんだ汗を拭いながら呑気に首を傾げている。
彼の言う通り、今からの証拠隠滅は無理があった。すぐに俺たちの存在に気がついた兄上が「なんだ、はやいな」と笑いながら寄ってきた。
しかし早々に穴の存在に気がついた兄上は、朗らかな笑顔から一転して眉を吊り上げた。
「なんだこれは!!」
『穴?』
「ウィル! おまえはまた妙なことをして!」
へらへら笑って誤魔化そうとするが、難しい顔の兄上は誤魔化されてくれない。ロッドのことも睨みつけて「おまえも何をやっている!」と怒鳴りつけている。
「ウィル様に落とし穴を作れと言われたので」
『おいこら。俺はそんなこと言ってないぞ』
「言いましたよ。フロイドさんを罠にはめたいと」
口の軽いロッドは、馬鹿正直に計画をすべて打ち明けてしまう。おのれ、ロッド。おまえは誰の味方なんだ。抗議のためにも後ろ足でロッドの足を踏んづけておく。
それでも表情を動かさないロッドは、「申し訳ありません」と兄上相手にぺこぺこ頭を下げている。けれどもその表情に反省の色は見えない。なんか怒られたからとりあえず謝っている感がすごい。
「土まみれだぞ」
俺の頭を撫でて土を払い落とす兄上は、苦い顔で「今すぐ元に戻せ」とロッドに命じている。ぼんやりした顔で頷くロッドは、ちらちらと俺に視線を送ってきた。どうやら穴を埋めてもいいか俺に確認しているらしい。兄上にバレてしまった以上、悔しいが諦めるしかない。埋めていいぞと頷けば、ロッドがシャベルを手に作業へ戻ってしまう。
「勝手なことをするな」
『許可をとってからやれって話? 落とし穴作っていい?』
「ダメに決まっているだろ」
即答したディック兄上は、「フロイドになんの恨みがあるんだ」と首を捻る。
『恨みならたくさんあるぞ。あいつは俺のクッキーを勝手に管理している。許せない』
「クッキー如きでそんなに腹を立てなくても」
クッキー如きとはなんだ。俺の大事なおやつだぞ。
「……まだ夜です」
『朝だ』
ふざけたこと言うロッドの足を踏んでやる。
ぶんぶん尻尾を振って散歩に行くぞと急かすのだが、ロッドは眠そうな目で「まだ夜です」と繰り返す。
なにを言う。すでに外はうっすら明るくなり始めている。どう考えても、もう朝だ。
「毎日早朝に起こさないでください。眠いです。絶対フロイドさんもまだ寝てますよ」
『うるさいぞ』
珍しく饒舌なロッドは、その後も文句を言い続ける。しかしぱっと着替えてくるあたり今日は散歩に付き合ってくれるらしい。俺の子分なのだから当然だ。
『急げ! はやくしないと時間がなくなる!』
「なくなりません。ウィル様は一日中暇じゃないですか」
『暇ではない。噛みつくぞ』
勢いよくロッドの足に体当たりするが、無表情で抱き上げられてしまう。外に行けと指示すれば、ロッドは頷いて足を動かす。
そうして玄関から外に出るなり俺を地面に下ろしたロッドは、深呼吸している。
「朝は気持ちいいですね」
『そうだろう』
花壇に駆け寄って、とりあえず目についた草をかじっておく。もぐもぐしてみるが、やっぱり妙なえぐみがあってぺへっと吐き出す。
「なんで草を食べようとするんですか?」
『犬になったからな』
「犬って草を食べるんですか?」
『知らない』
ふるふると体を震わせて、庭を駆ける。澄んだ空気にはしゃぐ俺。対するロッドは俺の背後をゆったりした足取りでついてくる。
『おい、おまえ!』
スタスタ玄関まで戻って、その場でくるくるまわる。
「なんですか」
『ここに穴を掘ってみろ。落とし穴を作るぞ』
「はい。わかりました」
『よしよし』
ロッドは素直だ。
ぶんぶん尻尾を振って喜びを表現する。フロイドであれば絶対にダメと言う場面である。まだ屋敷のみんなが寝ているこの時間は落とし穴作りに好都合であった。
『これでフロイドにやり返せるぞ。ここを掘るんだ。深く掘れ』
玄関先のフロイドが通るであろう位置を示せば、ロッドがそこを靴で適当に蹴って印をつける。
「あの、シャベルとかありますか?」
『小屋にあるぞ。案内してやる』
とことこ走って庭の一角にある小屋に案内すれば、ロッドはそこからシャベルを持ち出す。そうして穴を掘り始めた彼は、俺なんかよりもずっと穴を掘るのが上手い。
俺が前に落とし穴を作った時はせいぜい地面をへこませるのが精一杯だった。一方のロッドは騎士として体を鍛えているだけはある。頼りない見た目とは裏腹にしっかり穴を掘っていく。
ロッドが掘り返した土に頭を突っ込んで遊んでおく。前足を忙しく動かして土を周囲に撒き散らす。すごい楽しい。
へへっと笑っていれば、玄関ドアの開く音がした。ちらりと視線を向ければ、大きく欠伸しながら出てくるディック兄上が見えた。まずい。そういえば兄上はよく早朝から散歩しているんだった。普段は俺も寝ている時間なので気にもしていなかった。
『まずいぞ、ロッド。はやく穴を埋めろ。兄上が来た』
「え? そんなすぐには無理ですよ」
腕まくりしたロッドは、額にうっすら浮かんだ汗を拭いながら呑気に首を傾げている。
彼の言う通り、今からの証拠隠滅は無理があった。すぐに俺たちの存在に気がついた兄上が「なんだ、はやいな」と笑いながら寄ってきた。
しかし早々に穴の存在に気がついた兄上は、朗らかな笑顔から一転して眉を吊り上げた。
「なんだこれは!!」
『穴?』
「ウィル! おまえはまた妙なことをして!」
へらへら笑って誤魔化そうとするが、難しい顔の兄上は誤魔化されてくれない。ロッドのことも睨みつけて「おまえも何をやっている!」と怒鳴りつけている。
「ウィル様に落とし穴を作れと言われたので」
『おいこら。俺はそんなこと言ってないぞ』
「言いましたよ。フロイドさんを罠にはめたいと」
口の軽いロッドは、馬鹿正直に計画をすべて打ち明けてしまう。おのれ、ロッド。おまえは誰の味方なんだ。抗議のためにも後ろ足でロッドの足を踏んづけておく。
それでも表情を動かさないロッドは、「申し訳ありません」と兄上相手にぺこぺこ頭を下げている。けれどもその表情に反省の色は見えない。なんか怒られたからとりあえず謝っている感がすごい。
「土まみれだぞ」
俺の頭を撫でて土を払い落とす兄上は、苦い顔で「今すぐ元に戻せ」とロッドに命じている。ぼんやりした顔で頷くロッドは、ちらちらと俺に視線を送ってきた。どうやら穴を埋めてもいいか俺に確認しているらしい。兄上にバレてしまった以上、悔しいが諦めるしかない。埋めていいぞと頷けば、ロッドがシャベルを手に作業へ戻ってしまう。
「勝手なことをするな」
『許可をとってからやれって話? 落とし穴作っていい?』
「ダメに決まっているだろ」
即答したディック兄上は、「フロイドになんの恨みがあるんだ」と首を捻る。
『恨みならたくさんあるぞ。あいつは俺のクッキーを勝手に管理している。許せない』
「クッキー如きでそんなに腹を立てなくても」
クッキー如きとはなんだ。俺の大事なおやつだぞ。
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