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想田くんに夢中
高鳴る心 ※
しおりを挟む睦治に手を引かれて睦治の部屋にやってきた。
大きな本棚にたくさん本が置かれていた。
机の上にも本が積まれてて、まさに本の虫だなって思った。
「あんま見ないで」
「はーい」
睦治が俺の頬を両手で挟んで自分の方に向かせた。
その行動が可愛くてついニヤけてしまった。
照れてる睦治の唇に触れる程度のキスをした。
「睦治の服、俺が脱がせたい。」
「……」
「ほら、ばんざいして~。」
「子ども扱いしてる。」
拗ねた表情してたけど、素直に手を上げてくれたからTシャツをすぽんと脱がせた。
そしたら睦治の白い肌と胸の突起に釘付けになった。
「彰悟くん……ガン見されると怖い……」
「ごめん」
「彰悟くんもちゃんと脱いでよ。」
そう言って睦治が俺のシャツのボタンを外していって前を肌蹴させた。
「……っ、」
睦治が心臓からへそにかけてを指で撫でたから何か吐息が漏れそうになった。
「睦治の触り方ムラムラする……」
「俺……フェロモン出てる?」
他人が言ったら自意識過剰な発言だけど、睦治は心配してるんだって察した。
「俺は睦治が好きだからドキドキするんだよ」
睦治の手を俺の胸に押し当てて伝えた。
睦治の目がキラキラした。
「嬉しい……」
比喩とかじゃなく睦治の遠慮がちな笑顔は輝いて見えた。
(前は俺のことあんなに警戒してたのにな……)
睦治の腰を抱き寄せてまたキスをした。
肌と肌が直接触れて気持ちいい。
手を腰から背中にかけて撫でるとゾクゾクしたのか、睦治の腰が前後に揺れて俺のものを刺激した。
キスしながら誘導して睦治をゆっくりベッドに押し倒した。
「怖い?」
「彰悟くんだから怖くない……」
睦治の頬っぺにキスをしたら嬉しそうな表情を浮かべた。
「怖くなったらちゃんと言ってね」
「うん」
また唇を重ねて舌を撫でる。
睦治のキスも積極的になってきて俺の下腹部がじくじく反応していた。
片方の手は睦治の髪を撫でて、もう片方の手は睦治のお腹から胸になぞるように移動させた。
胸を手の平で覆って少し揉んでみた。
(男ってどこが気持ちいいんだろ?)
睦治の胸の突起を指で左右に刺激してみると少し尖ってきた。
指で潰すように円を画いて撫でたり、摘まんでコリコリさせてみた。
「彰悟くん……、それ恥ずかしい……」
「気持ちいい?」
「わかんない……」
わかんないって言うけど俺の足に睦治の硬くなったものが当たってる。
(睦治もエロい気分になってる……)
「睦治ここ舐めていい?」
「え……」
「舐めるよ?」
胸の近くで喋ると睦治は期待するような熱い眼差しで身体をくねらせて胸を突き出した。
俺が舌を這わせたら睦治が顔を歪ませて足を擦り合わせた。
舌でチロチロと刺激すると鼻から声を出して快感に耐えていた。
(エッロい……)
気分を良くして睦治の胸をちゅぱちゅぱ吸ったり、舌でツンツン刺激しながらジーンズのボタンを外した。
そして睦治のズボンに手を入れて股間を少し揉むと睦治の腰が浮き上がった。
「睦治、脱がせるよ?」
「ん……」
恥ずかしいのか顔を手で隠して答えた。
「顔隠すのダメ。」
睦治の手にキスすると素直にどけて、目を瞑ったから「あ、口にキスしてほしいんだ」ってわかって内心悶えた。
キスしながら睦治の芯を持ってきたものを握って親指で先端を撫でるように刺激した。
「んっ、ん……っ」
(あぁ……可愛い……けど、こんなエッチな睦治を知ってるのが俺だけじゃないかもしれないのが妬ける……)
先端を刺激してると、とろぉ……と先走りが溢れてきた。
(何か先走りが多い気がする……性質なのかな?)
「睦治、気持ちいい?」
「う、……や、」
「いや?やめようか?」
気持ち良くて快感を拒絶する言葉なのはわかっていたけど睦治から言葉を引き出したかった。
先走りで滑りが良くなってきたから睦治のものを上下にしごいた。
「やだ、」
「何がいや?」
「はずか、しい……っ、」
「でも、気持ちいい時はちゃんと言って、睦治が好きなことだけしたい……」
「う、しょうごくんに、触られるの、好き……」
「うん」
俺に触られるの好きなんだぁ……ってニヤニヤして、もっと熱に浮かされる睦治が見たくて刺激を与える。
「あっ、彰悟くんっ、汚いよ……っ、」
俺が股の間に顔を埋めて睦治の敏感で熱を孕んだソレを袋から先端にかけて舐めた。
「あっ、ぁ、」
気持ち良すぎるのか睦治の喘ぎ声が止まらなくなってる。
先端の裏筋を舌を動かして刺激した。
また先走りが溢れてきたから次は自分の口に頬張った。
「しょうご、くんっ、だめ」
舌で刺激して吸い上げてみた。
「ぁ、や、あ……」
睦治が腰を突き出ししてふるふる震えさせた。
(イきそうなんだ……)
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