絆の君 側に参りたいです

黄蝶

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神獣と共に

キャットファイトになってますかね?

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アレから数日後、彼国の王様に挨拶すべく、妖狐族 王女として入国した。
普通は賓客として、客室へ入るのだけど、警備が手薄で心配過ぎる。と言って王族区域内の王太子管轄の部屋で滞在する事となった。
ブラッディ様は気兼ねなく来れるとあって入り浸たり、公務を最短で終わらせて戻って来て居た。
「ホワイティが近くに居るのだから、最大限側に居たいと想ってはいけないかい?」
拒絶なんてしませんよ。むしろ大歓迎。

でも、良いのかな?って気持ちも燻っていた。

目的の舞踏会が開かれる。
後でブラッディ様と合流する為、エスコート役はあえて居ない。
ブラッディ様は王太子だから、何かしら理由が無いと一緒に入場出来ないのですよね~。
不貞腐れモード入りそうですわ。
「次からは一緒に入場しようねっ」
ブラッディさまの黒い笑み付きで言質取られました。
矢面に立つ事を嫌われた。と思った見たいですね。
少し気後れして居るだけですのに。
だれかれ構わず嫉妬しないで下さいブラッディ様。朝から機嫌が下降してますよ。


私は先に入場なのになかなか離して貰えず、ギリギリまで後ろから抱き込まれてガードされてました。


いざ入場。

あまり社交界に出向かない私は値踏みされまくりですね。
視線が痛い。特に女性。
私が王太子に接客されてる事は公然の秘密。
なので、知ってる人は知っている。

顔見知りの方は挨拶がてら、口説いて行ったり、巫女として自国に呼びたいとか、遊学しないかとか。とにかく私と交流を持とうと声を掛ける。白の系統が優秀な為なんだけど。
ブラッディ様がイライラして居る。
視線が一番痛い。遠くから魔力込めて抗議しないで下さい。
嫉妬かな?私は知りませんよ。放置です。
私も皇女。多少は接触を持たないと後で面倒事に巻き込まれるのですよ。我慢なさって。

僕は朝から殺気立って居た。どうも胸騒ぎがして落ち着かない。
公務の合間もホワイティをチラ見して居た。
近寄る男どもが多い事にも苛立ちが募る。
私のホワイティに近寄るな~!

人の波が途切れた私は、バルコニーへ息抜きにでて居た。
噴水が綺麗に煌めいて居た。中から光を当てる装置があるようですね。
視線を感じて振り返ると、女性の一団が出迎える。
「私に何か御用でしょうか?」

「ブラッディ様に 馴れ馴れしくし過ぎじゃございません事」
「私、ブラッディ様の婚約者筆頭をしております。ブランデと申します。」

「私は妖狐族 女王 、白の系統筆頭をして居ります。ホワイティと申します。」

「私に其れを申されましても対応致しかねます。ブラッディ様に話されてはいかが?」
ブラッディさまが離してくれないんですもの彼方に言って下さい。

「貴方にも妃の話をして居る様だけれど、聞いて居ないのね。私は正妃、貴方は第2妃
同じ妃でも、妾よ。
妾として、誘われて居るのに気付いて居らっしゃらない様だから、教えて差し上げ様と思いましたの」
この国に妾制度が有るの?無いと思って居ましたわ。
私のホワイティと言っている方が正妃以外を望むとは思えない。
私の中の黒い何かが私は妾なんだと訴える。
「貴方にはこの国内に使える力はありまして?私には強力な後援者が居ましてよ」
「?何か勘違いをして居る様ですね。私は筆頭巫女も兼任して居ります。神獣白銀様、神獣黒狼様には良しなに可愛がられて居りますよ。
今更人の子が貢献なんて入りません。
それに、私は白の系統が1人ホワイティです。
それなりの賢王の器を持って居りましてよ。」
人の貢献者なしではやはり無謀だったかしら。(ホワイティは知らない。ものすごい勢いでブラッディが貢献者候補を蹴散らし、近づく者には容赦なく鉄槌を下して居る事を)
全てを独鈷しないと気が済まないようである。
「この国のお妃教育は受けて居りまして。
まだ施されてないのならば、正妃は無理ねホホッ」

「やはりそうですか?私、賢王教育、筆頭巫女教育を受けて居ましたから、妃の教育はこれからでしてよ」
ホワイティは知らない。お妃教育寄りも最も掘り下げた難しく難解な教育を受け終わって居る事を
ホワイティはお妃教育を別分野の教育だと思って居た。
自分では正妃は勤まらないかもとしょげてしまった。
この事をブラッディが知ってしまったらこの令嬢どうなるんでしょう?
命が危ないかも知れない。

ブランデは思った。自分よりも遥かに上回る教育を受けて居ると、このままでは自分が喰われる。手を引こうと。

ただ遅すぎだ。振り返ると般若の顔をしたブラッディが高速で近づいて居た。
それでも優雅さ、笑顔は無くして居ない。
「私のホワイティに何してくれたのですか?」
最早、強迫である。
この令嬢は牢屋行き決定!
強制退場されていった。
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