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第一章 アルムハイト王国
男装王女は変わりたい
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お、男に…?この私が?
この10年間血の繋がりのある姉様達としか会話をせず、この1年で少しはマシになったものの自分よりも小さい子としかろくに話さなかったこの私が??
ダメだ、思考がまわらない
一旦落ち着こう
「………ン"ン"ッ……それで、どうしてそんな話に?」
「それはの、敵にはお主の容姿はほとんど伝わっているわけじゃろう?」
「あー…………」
確かに、まるで1回会ってるかのように正確な伝わり方………
「あ、」
「なんじゃ、心当たりがあるのか?」
あー………あの時襲われた黒い奴かなぁ………
そう言えばしっかり姿見られてたんだっけ……
顔の半分が隠れるほど伸びた前髪を弄りながらスっと目をそらす
「まぁ、分かってるのなら話は早い。今のお主じゃ『捕まえに来てください』って言ってるようなものじゃからのう……変体の魔法でも使えれば良かったんじゃがのう………」
「え、変態は、ちょっと………」
「そっちの変態じゃないわい!!姿形を変えるほうじゃよ。お主は魔法が使えないからのう。せめて性別だけでも偽るべきじゃ。」
「性別だけって………そんな無茶な………」
「国を、救うんじゃろう?」
「……………………分かったよ!でも男の人っぽくするのなんてわかんないからそこは教えてよね!」
----------------------------------------
それから1週間、牧師に男の何たるかを叩き込まれたれた私……僕は、人前に出ても何とかやって行ける程まで上達した。
同時に何かを失った感も拭えないがな!
「この1年と1週間、本当によくやった。お主はわしの自慢の弟子じゃよ」
「いつ弟子になったんだよ………まあ、色々、助かったよ。ありがとう。ハリス牧師。」
「……男姿のお主に言われてものぅ………」
「なんだよ!!人がせっかく…………まぁいいや、じゃあ、行ってくる」
「短い間じゃったが、お主はわしの娘のようにも思っておる………いつでも帰ってこい。」
「…………!!…ありがとう、牧師」
そうして僕、アリアナ・エレンシア改め、アレンは首元のペンダントを強く握りしめ、次なる場所へと向かうのであった。
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お、男に…?この私が?
この10年間血の繋がりのある姉様達としか会話をせず、この1年で少しはマシになったものの自分よりも小さい子としかろくに話さなかったこの私が??
ダメだ、思考がまわらない
一旦落ち着こう
「………ン"ン"ッ……それで、どうしてそんな話に?」
「それはの、敵にはお主の容姿はほとんど伝わっているわけじゃろう?」
「あー…………」
確かに、まるで1回会ってるかのように正確な伝わり方………
「あ、」
「なんじゃ、心当たりがあるのか?」
あー………あの時襲われた黒い奴かなぁ………
そう言えばしっかり姿見られてたんだっけ……
顔の半分が隠れるほど伸びた前髪を弄りながらスっと目をそらす
「まぁ、分かってるのなら話は早い。今のお主じゃ『捕まえに来てください』って言ってるようなものじゃからのう……変体の魔法でも使えれば良かったんじゃがのう………」
「え、変態は、ちょっと………」
「そっちの変態じゃないわい!!姿形を変えるほうじゃよ。お主は魔法が使えないからのう。せめて性別だけでも偽るべきじゃ。」
「性別だけって………そんな無茶な………」
「国を、救うんじゃろう?」
「……………………分かったよ!でも男の人っぽくするのなんてわかんないからそこは教えてよね!」
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それから1週間、牧師に男の何たるかを叩き込まれたれた私……僕は、人前に出ても何とかやって行ける程まで上達した。
同時に何かを失った感も拭えないがな!
「この1年と1週間、本当によくやった。お主はわしの自慢の弟子じゃよ」
「いつ弟子になったんだよ………まあ、色々、助かったよ。ありがとう。ハリス牧師。」
「……男姿のお主に言われてものぅ………」
「なんだよ!!人がせっかく…………まぁいいや、じゃあ、行ってくる」
「短い間じゃったが、お主はわしの娘のようにも思っておる………いつでも帰ってこい。」
「…………!!…ありがとう、牧師」
そうして僕、アリアナ・エレンシア改め、アレンは首元のペンダントを強く握りしめ、次なる場所へと向かうのであった。
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