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prologue
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直葬にですら、道方を参加させるつもりが無かった事が分る日程。道方は愛羽さんに言われた通り、見ず知らずの母親の兄が指示した場所へと向かう事にする。
そして、母親の兄に寄って勝手に約束させられた日。職場から休暇を貰って、指示された住所を携帯電話で調べ、目的地に降り立った。
住所を検索して辿り着いた先は、森林に囲まれた神社仏閣を斜め後の方から見上げられる場所に存在する。とても辺鄙な場所。
最寄り駅は程遠く、近所のバス停ですら普通に遠い。一般的に交通手段は車な地域に、何のメリットがあって存在しているのか理解できない。何故この場所にあるのか分らない古びたアパート。
そのアパートの前にて道方を出迎えたのは…、この場所に似つかわしくない高級外車3台と…、スーツ姿の男達と称するよりも…任侠ドラマに出て来そうな黒服の男と称した方がシックリ来る感じの…見た目は柄が悪くないのに、明らか下っ端じゃないですよね?って程、ヤバイ雰囲気を醸し出す二人の威圧感が半端無い男達……。
一人は母親の兄の大和さん。もう一人は大和さんの働く病院の顧問弁護士なのだそうで、キッさんと呼ばれていた。
この二人への道方の認識は、そこで留まる事と成っている。
キッさんは、ちゃんと自己紹介したかも知れないのだが…、道方の母親が貯め込んだ預貯金に群がる疎遠だった筈の親戚縁者に邪魔され…、その親戚縁者との出会いの所為で、道方記憶に残っていない……。
一方、道方の母親の妹弟だとか言う者達は、道方の母を「誰とも分らぬ男の子供を産んだふしだらな女」と呼び、迷惑を掛けられたのだから迷惑料を貰うのは当然だと訴える。
その我が儘理論に基づいて…、迷惑の根源で、母親にすら捨てられた道方に、相続権は無い…寧ろ、生まれて来た迷惑料を払えと言のだ……。
大和さんは眉間に皺を寄せて大きく溜息を吐き、キッさんは大和さんとアイコンタクトで意思の疎通を図った御様子。「近所迷惑ですし、個人情報を公共の場で拡散するのは如何なモノかと思いますよ」と言って道方の母親の部屋へと皆を案内し、全員を部屋に導き入れた。
そして、黒いメタリックフレームの眼鏡を軽く掛け直しながら道方に「親戚が存在する事を知ったのは何時だ?」と質問する。そこで「母親が死んだと知らせが来た時」だと道方が答えたからだろうか?キッさんが水を得た魚かの如く、満面の笑みを湛え「弁護は引き受けてやるから、ヒロを含め、一族全員に育児放棄の賠償請求をしろ」と、母親の妹弟へは「名誉毀損も付け加えた額を請求させてやろう」と言って母親の妹弟の度肝を抜いて黙らせた。
更に「そもそも理事長は、縁を切った[撫子さん]の存在や主張を認めず。その資産ですら、一族内に入って来る事を認めていない。その資産が欲しいなら…」と何やら母親の妹弟を脅し、言い包め、名も知らぬ母親の妹弟をその場から退場させてくれた……。
直接的に育児放棄した両親なら兎も角、血縁者の未成年の子供を引き取る事を拒絶してでの育児放棄に対し、訴訟が可能なのか?は、高卒で法律すら学んだ事の無い道方には分らない。が、母親の妹弟が退場してくれた御陰で顔を上げ、母親が住んでいたと言うアパートの一室を見渡す事が出来た。
そこは必要最低限の物だけしか存在していない様な、到底、人様に与える程の財産など持っていなさそうで、質素過ぎる程に質素なワンルームの部屋だった。
そして、母親の兄に寄って勝手に約束させられた日。職場から休暇を貰って、指示された住所を携帯電話で調べ、目的地に降り立った。
住所を検索して辿り着いた先は、森林に囲まれた神社仏閣を斜め後の方から見上げられる場所に存在する。とても辺鄙な場所。
最寄り駅は程遠く、近所のバス停ですら普通に遠い。一般的に交通手段は車な地域に、何のメリットがあって存在しているのか理解できない。何故この場所にあるのか分らない古びたアパート。
そのアパートの前にて道方を出迎えたのは…、この場所に似つかわしくない高級外車3台と…、スーツ姿の男達と称するよりも…任侠ドラマに出て来そうな黒服の男と称した方がシックリ来る感じの…見た目は柄が悪くないのに、明らか下っ端じゃないですよね?って程、ヤバイ雰囲気を醸し出す二人の威圧感が半端無い男達……。
一人は母親の兄の大和さん。もう一人は大和さんの働く病院の顧問弁護士なのだそうで、キッさんと呼ばれていた。
この二人への道方の認識は、そこで留まる事と成っている。
キッさんは、ちゃんと自己紹介したかも知れないのだが…、道方の母親が貯め込んだ預貯金に群がる疎遠だった筈の親戚縁者に邪魔され…、その親戚縁者との出会いの所為で、道方記憶に残っていない……。
一方、道方の母親の妹弟だとか言う者達は、道方の母を「誰とも分らぬ男の子供を産んだふしだらな女」と呼び、迷惑を掛けられたのだから迷惑料を貰うのは当然だと訴える。
その我が儘理論に基づいて…、迷惑の根源で、母親にすら捨てられた道方に、相続権は無い…寧ろ、生まれて来た迷惑料を払えと言のだ……。
大和さんは眉間に皺を寄せて大きく溜息を吐き、キッさんは大和さんとアイコンタクトで意思の疎通を図った御様子。「近所迷惑ですし、個人情報を公共の場で拡散するのは如何なモノかと思いますよ」と言って道方の母親の部屋へと皆を案内し、全員を部屋に導き入れた。
そして、黒いメタリックフレームの眼鏡を軽く掛け直しながら道方に「親戚が存在する事を知ったのは何時だ?」と質問する。そこで「母親が死んだと知らせが来た時」だと道方が答えたからだろうか?キッさんが水を得た魚かの如く、満面の笑みを湛え「弁護は引き受けてやるから、ヒロを含め、一族全員に育児放棄の賠償請求をしろ」と、母親の妹弟へは「名誉毀損も付け加えた額を請求させてやろう」と言って母親の妹弟の度肝を抜いて黙らせた。
更に「そもそも理事長は、縁を切った[撫子さん]の存在や主張を認めず。その資産ですら、一族内に入って来る事を認めていない。その資産が欲しいなら…」と何やら母親の妹弟を脅し、言い包め、名も知らぬ母親の妹弟をその場から退場させてくれた……。
直接的に育児放棄した両親なら兎も角、血縁者の未成年の子供を引き取る事を拒絶してでの育児放棄に対し、訴訟が可能なのか?は、高卒で法律すら学んだ事の無い道方には分らない。が、母親の妹弟が退場してくれた御陰で顔を上げ、母親が住んでいたと言うアパートの一室を見渡す事が出来た。
そこは必要最低限の物だけしか存在していない様な、到底、人様に与える程の財産など持っていなさそうで、質素過ぎる程に質素なワンルームの部屋だった。
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