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自分の名すら、自分が知らなかった時期の御話。
「断ってんのに何て事しやがる!」と叫ぼうとしても叫べず。言葉や憤りは須らく赤ちゃんの泣き声へと変換されて、泣き叫ぶ事しかできなかった乳幼児期。夢に神が出て来て「だからね、君の使命は推すか推されるか、なんだよ♪」って言われて憤り、「何が、だからねか!」「拒否権よこせし!」「ふざけた事言ってんじゃねぇ~ぞ、コラ!」等と叫ぶ代わりに何度も夜泣きして、周囲に存在した者達をどれ程までに困らせた事だろうか?
因みに、私が泣いた所為で森を移動中に狼に襲われ、乳母が死んだそうだ。その時、母親は瀕死の重傷を負ったらしい。追加情報、狼に襲われた時、私は狼に持ち帰られたそうだが、狼に持ち帰られた私を父親が取り戻しに来てくれたっぽい。でも、私が泣いた所為で父親が死んだ。と、誰かが言っていた。
その代わりに私は、狼の元から連れ戻された。が、母親に恨まれ殺され掛け、私が泣いた所為で母親は賊と間違えられ、誤って自宅であるモブ男爵邸と言う名の砦の警備兵に殺されてしまったそうだ。
引き続き不幸は重なり、私が泣いた所為で祖母が、家に押し入った強盗に殺されたらしい。私は一時的に攫われたけど、売り飛ばされる事も無く村に連れ戻される。けれども、村には私の帰りを喜んでくれる者は存在していなかった。村在住の祖父は、私の母親が死んだ時点で、私を死神と呼ぶ程に忌み嫌っていたのだ。
そんな私の事を死神や忌み子と呼んでいた祖父も、私を殺そうとした時、私が泣いた所為で死んでしまう。噂では、私の母親と同じ様に変装していたが為に、少し前に賊が入った事から増やしていたモブ男爵邸の警備兵に賊と間違えられ、間違って殺されてしまったらしい。って、ややこしい事しはったなぁ~…、変装なんてするから賊に間違われたんとちゃうん?コレ?
その様な訳もあって、私は両親も祖父母も失った。当時の私は、まだ3才程度だったと思う。
「神は私に、どないせぇっちゅうねん!初期段階、ガキ過ぎて自分ではホンマなんも出来へんかったわ!マジ、出出しから不幸が過ぎやろ?自分で人生選択するにしいても、乳幼児には無理やぞ!今くらいからがやっと、大人からの監視の目が離れ始めて、自分で世界観ってのを知って、親にちょっと遊びに言って来るわぁ~とか言って、自由意志で行動できる所なんと違うか?(←*注意*三才ではまだ無理です。)子育てした事無いやろうとは思ってたけど、神にしては無知が過ぎるんと違う?」等と、夢で神の胸倉掴んで告げたら「立って歩いてたから勘違いした」と言う意味の分からない言い訳をされた上で謝罪された。
その言い訳とは、聖域生まれの純血種のエルフなら、二足歩行を始めた時点で物心が付いているのが普通と言う事。←ホンマか?勘違いが嘘とちゃう?でも、本当なら…、エルフって…精神の成熟が早いのな…、斑のある成熟さ加減かもだけど……。
物心が付いたら危険な目に遭わせて、攻撃魔法を覚えさせるのが当たり前。←マジでか?何処の獅子だよ?本物の獅子が我が子を本当に千尋の谷に突き落とすのか如何かは知らんけどな!
中身が大人だから大丈夫だと思い込んでいた。←人間の場合、中身が大人でも体が乳幼児なら無理ゲーが過ぎるんですけど?
本当に本当、酷過ぎるが過ぎ過ぎる。種族間で常識が違うとは言え、冗談が過ぎる御話だ。
笑えないし、無茶振りが過ぎるんではないかい?神には是が非でも、今からでも、人間を始めとして自分以外の他種族全ての事を学んで欲しい所だ。そもそも世界を創造するなら、そこは最初に学んでいて欲しかった分野だった。
そんな、残念が過ぎ過ぎる神様には、残念過ぎる事を称して残念な神[残念神]とでも命名してやろう。
それにしてもホント、親も子も選べないが、神様も選べないとは世知辛い世の中である。等と色々、夢の中で愚痴りに愚痴っていたら、「残念神とか酷過ぎる!命名し直してくれ!」と半泣きの神様に「コレもあげるから」って新たな加護を押し付けられ、強制的に夢から目覚めさせられてしまった。
そして、目を覚ますと祖父より明らかに若い祖父そっくりな白髪交じりの爺さんが私の髪を撫で、心配そうに私の顔を覗き込んでいる。
私が「誰?」って思わず口にしたら、私の祖父であるモト・ハ・モブの年の離れた弟で、大伯父のジョン・モ・モブであると言う事を教えてくれた。
私のキャラ・ハ・モブも酷い名前だが、気の所為で無ければ祖父の名前も、その弟の名前も酷く凄い名前なのではないだろうか?
因みに、これは転生直前「私はモブキャラが良いです」「モブでいさせて下さい」と願った所為、無自覚な自業自得含み案件の結果である。
近い将来、私が家の成り立ちを勉強した時、私自身が曾祖父に謝罪したく成ったり、神に謝罪させたく成る案件でもある。
・・・そんな案件の詳細・・・
平民のボブに孫が出来た頃の御話。
幾度かのホブゴブリンの討伐。及び、国王も子供の頃、ホブゴブリンに襲われ、ボブさんに命を救われていた為、国王が国王に成った年、ボブさんに準男爵の位を授ける。と言う出来事があったらしい…のだが…、しかし……。
その時、ボブさんの名前を間違え、ボブではなくモブ準男爵と貴族台帳に登録されてしまうと言う人為的事故が発生した。って、コレ!100%神の仕業じゃね?
然も、ボブ爺さんに爵位を与える事を思い付いた国王自身がボブではなくモブと書き間違えていた上、国王に対する忖度もあり発覚が遅れ、事前の確認の時、国王も気付かずスルーして、間違った情報が貴族台帳と言う名の石板に書き込まれたそうだ、発覚したのは御披露目の前日。国王がボブ爺さんを招いての席の直前。コレも神がやりやがった事じゃね?当時の国王の人が可哀想だ。
勿論、間違った記載ではあるが、石板を書き換える事は難しく、間違って書いた自覚も証拠もあるが、その証拠をその証拠として後世に残したくなくて、国王がボブ爺さんに事情を話し謝罪した上での苦肉の策で[ボブ爺さんの家系にモブ準男爵と言う人がいた]と誤魔化し、モブ準男爵の後に架空の準男爵の名前を書き加えると言う裏工作までヤラカシテ、モブ準男爵の爵位を上げ[ボブはモブ男爵に成る]と発表したのがモブ男爵始まりなのだそうだ。ボブ爺さんも国王からの申し出で断れなかったんだろうけど、何とも言えない気持ちに成った事は確かだろう。その証拠に、口外禁止の口伝で身内に真実を残していた。
因みに、当時のボブ爺さんが国の英雄で有名人だったが為に、こんな事に成ったそうだが、神よ!今からでも遅くはない、今からでも懺悔して、関係者全員に謝罪しとけよ?神様なんだから、それくらいできるだろ?
「断ってんのに何て事しやがる!」と叫ぼうとしても叫べず。言葉や憤りは須らく赤ちゃんの泣き声へと変換されて、泣き叫ぶ事しかできなかった乳幼児期。夢に神が出て来て「だからね、君の使命は推すか推されるか、なんだよ♪」って言われて憤り、「何が、だからねか!」「拒否権よこせし!」「ふざけた事言ってんじゃねぇ~ぞ、コラ!」等と叫ぶ代わりに何度も夜泣きして、周囲に存在した者達をどれ程までに困らせた事だろうか?
因みに、私が泣いた所為で森を移動中に狼に襲われ、乳母が死んだそうだ。その時、母親は瀕死の重傷を負ったらしい。追加情報、狼に襲われた時、私は狼に持ち帰られたそうだが、狼に持ち帰られた私を父親が取り戻しに来てくれたっぽい。でも、私が泣いた所為で父親が死んだ。と、誰かが言っていた。
その代わりに私は、狼の元から連れ戻された。が、母親に恨まれ殺され掛け、私が泣いた所為で母親は賊と間違えられ、誤って自宅であるモブ男爵邸と言う名の砦の警備兵に殺されてしまったそうだ。
引き続き不幸は重なり、私が泣いた所為で祖母が、家に押し入った強盗に殺されたらしい。私は一時的に攫われたけど、売り飛ばされる事も無く村に連れ戻される。けれども、村には私の帰りを喜んでくれる者は存在していなかった。村在住の祖父は、私の母親が死んだ時点で、私を死神と呼ぶ程に忌み嫌っていたのだ。
そんな私の事を死神や忌み子と呼んでいた祖父も、私を殺そうとした時、私が泣いた所為で死んでしまう。噂では、私の母親と同じ様に変装していたが為に、少し前に賊が入った事から増やしていたモブ男爵邸の警備兵に賊と間違えられ、間違って殺されてしまったらしい。って、ややこしい事しはったなぁ~…、変装なんてするから賊に間違われたんとちゃうん?コレ?
その様な訳もあって、私は両親も祖父母も失った。当時の私は、まだ3才程度だったと思う。
「神は私に、どないせぇっちゅうねん!初期段階、ガキ過ぎて自分ではホンマなんも出来へんかったわ!マジ、出出しから不幸が過ぎやろ?自分で人生選択するにしいても、乳幼児には無理やぞ!今くらいからがやっと、大人からの監視の目が離れ始めて、自分で世界観ってのを知って、親にちょっと遊びに言って来るわぁ~とか言って、自由意志で行動できる所なんと違うか?(←*注意*三才ではまだ無理です。)子育てした事無いやろうとは思ってたけど、神にしては無知が過ぎるんと違う?」等と、夢で神の胸倉掴んで告げたら「立って歩いてたから勘違いした」と言う意味の分からない言い訳をされた上で謝罪された。
その言い訳とは、聖域生まれの純血種のエルフなら、二足歩行を始めた時点で物心が付いているのが普通と言う事。←ホンマか?勘違いが嘘とちゃう?でも、本当なら…、エルフって…精神の成熟が早いのな…、斑のある成熟さ加減かもだけど……。
物心が付いたら危険な目に遭わせて、攻撃魔法を覚えさせるのが当たり前。←マジでか?何処の獅子だよ?本物の獅子が我が子を本当に千尋の谷に突き落とすのか如何かは知らんけどな!
中身が大人だから大丈夫だと思い込んでいた。←人間の場合、中身が大人でも体が乳幼児なら無理ゲーが過ぎるんですけど?
本当に本当、酷過ぎるが過ぎ過ぎる。種族間で常識が違うとは言え、冗談が過ぎる御話だ。
笑えないし、無茶振りが過ぎるんではないかい?神には是が非でも、今からでも、人間を始めとして自分以外の他種族全ての事を学んで欲しい所だ。そもそも世界を創造するなら、そこは最初に学んでいて欲しかった分野だった。
そんな、残念が過ぎ過ぎる神様には、残念過ぎる事を称して残念な神[残念神]とでも命名してやろう。
それにしてもホント、親も子も選べないが、神様も選べないとは世知辛い世の中である。等と色々、夢の中で愚痴りに愚痴っていたら、「残念神とか酷過ぎる!命名し直してくれ!」と半泣きの神様に「コレもあげるから」って新たな加護を押し付けられ、強制的に夢から目覚めさせられてしまった。
そして、目を覚ますと祖父より明らかに若い祖父そっくりな白髪交じりの爺さんが私の髪を撫で、心配そうに私の顔を覗き込んでいる。
私が「誰?」って思わず口にしたら、私の祖父であるモト・ハ・モブの年の離れた弟で、大伯父のジョン・モ・モブであると言う事を教えてくれた。
私のキャラ・ハ・モブも酷い名前だが、気の所為で無ければ祖父の名前も、その弟の名前も酷く凄い名前なのではないだろうか?
因みに、これは転生直前「私はモブキャラが良いです」「モブでいさせて下さい」と願った所為、無自覚な自業自得含み案件の結果である。
近い将来、私が家の成り立ちを勉強した時、私自身が曾祖父に謝罪したく成ったり、神に謝罪させたく成る案件でもある。
・・・そんな案件の詳細・・・
平民のボブに孫が出来た頃の御話。
幾度かのホブゴブリンの討伐。及び、国王も子供の頃、ホブゴブリンに襲われ、ボブさんに命を救われていた為、国王が国王に成った年、ボブさんに準男爵の位を授ける。と言う出来事があったらしい…のだが…、しかし……。
その時、ボブさんの名前を間違え、ボブではなくモブ準男爵と貴族台帳に登録されてしまうと言う人為的事故が発生した。って、コレ!100%神の仕業じゃね?
然も、ボブ爺さんに爵位を与える事を思い付いた国王自身がボブではなくモブと書き間違えていた上、国王に対する忖度もあり発覚が遅れ、事前の確認の時、国王も気付かずスルーして、間違った情報が貴族台帳と言う名の石板に書き込まれたそうだ、発覚したのは御披露目の前日。国王がボブ爺さんを招いての席の直前。コレも神がやりやがった事じゃね?当時の国王の人が可哀想だ。
勿論、間違った記載ではあるが、石板を書き換える事は難しく、間違って書いた自覚も証拠もあるが、その証拠をその証拠として後世に残したくなくて、国王がボブ爺さんに事情を話し謝罪した上での苦肉の策で[ボブ爺さんの家系にモブ準男爵と言う人がいた]と誤魔化し、モブ準男爵の後に架空の準男爵の名前を書き加えると言う裏工作までヤラカシテ、モブ準男爵の爵位を上げ[ボブはモブ男爵に成る]と発表したのがモブ男爵始まりなのだそうだ。ボブ爺さんも国王からの申し出で断れなかったんだろうけど、何とも言えない気持ちに成った事は確かだろう。その証拠に、口外禁止の口伝で身内に真実を残していた。
因みに、当時のボブ爺さんが国の英雄で有名人だったが為に、こんな事に成ったそうだが、神よ!今からでも遅くはない、今からでも懺悔して、関係者全員に謝罪しとけよ?神様なんだから、それくらいできるだろ?
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