βテストが終わる頃…

mitokami

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004 木

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 岬の攻撃方法を目の当たりにして思う事、多々、あぁ~、うん、まぁ、知ってた。岬の使用キャラは見た目が魔法少女だけど魔法少女ではない。因みに、岬の使用キャラは武道家のクエストで格闘術のスキルを身に着けた戦士の可能性が出て来た。って言うか、如何やら私は、魔法少女に幻想を抱き過ぎていた可能性がある。

*岬*
「この武器は棍棒と言う名ではありますが、武器として使う事はありません。この魔法のステッキで攻撃するなんて言語道断なのです!これは私のアイデンティティです!攻撃に使って耐久値を削るなんてありえません!」
(いやいや、武器として使いぃ~さ!って言うか武器として使えし!)と言う自分の心の声を飲み込んで岬の話、コメントを読む。

 その岬のコメントによると、最近の魔法少女は、戦隊ヒーローモノっぽく、魔法攻撃よりも殴る蹴るの物理攻撃がメインらしい。だから、攻撃は格闘術限定縛りなんだそうだ。

*岬*
「これで最後の決めの攻撃に波●拳とか、か×は×波的な遠距離攻撃が打てれば良かったんですけどね…」
ヒーローヒロインモノの世界では、魔法は最後の最後、〆のシーンまで無いらしい。岬がそう言うコメントを打っていた。以上の事柄から、私の魔法少女に関する知識は、紛い物に他ならなかった御様子だ。今度、暇があったら御子様タイムのアニメを巡回して見てみようと思う。(予定は未定、観ない可能性は高いけどw)

 そして、夜さんの方も、攻撃方法が普通に物理だった。回復職の攻撃方法って他のゲームでもそうなんだけれども、そう言うの以上に物理攻撃が盛大に物理だった。設定が戦士だからなのかもしれない。
僧侶とかが持ってそうな長い錫杖っぽいのの正体は槍であるらしいし、三段突きとかしてるし、杖をクルクル頭上で振り回してもいる。何だか、何て言って良いか良くわかんないけど、すげぇ~絵面に成っている。

 自由だなぁ~、悪い意味じゃなくて、ホント、βテストだからか?素敵に自由だなぁ~。
私のキャラだって、錬金術師だけど実質ガンマンって設定で育ててるんだけど、それより、あの2人のキャラが濃く強過ぎて埋もれちゃったなぁ~、あっ、そうだ!このゲームの武器屋って、マキビシとかクナイとかも売ってたし、火薬も存在するから、手榴弾グレネード的なモノとか作れないか試してみようかな♪きっと、錬金術があるから、何とかできる筈だ!(*注意*普通は出来ません。普通は、そんなゲームも無いであろうと思われます。)

 そうだ!そうだよ!手榴弾グレネードがあれば、投擲スキルも取ってるし、きっとイケルぞ!ソッチ系!ってどっち系やねん!!とか言ってみたりとかしちゃったりして♪とか思っていたら色々な種類のその手の武器ができてしまった。どうやら、製作者側に忍者関連の物をゲームに入れ込みたい御方だけでなく、ミリタリー系やサバゲー系の物も入れたい御人が存在しているみたいだ。制作台に括り罠等のワイヤートラップ系と言う製品項目や、落とし穴トラップ系と言う落とし穴の下に忍ばせる物が選べる製品項目もあって、私の心を躍らせてくれた。

 そんな訳で今回、投擲武器を作って試しに投げて爆発させていると、私宛てにコメントが表示された。
*クラマット*
「サイコロさん、剣と魔法の世界で何を目指してるんですか?」
*サイコロ*
「普通に迷走中です。誰か、爆発する手裏剣やクナイ、マキビシが御入用な人は居ませんかね?」
*亜ぁ亜*
「はい!欲しいです♪後、作り方教えて下さい!!」
*トキワ*
「私も欲しいです!」
*サイコロ*
「二人に了!明日までに数を準備してゲーム内のメールで送っときます。それと、使用には投擲スキルが必須ですのでヨロシク♪」
*亜ぁ亜*
「ありがとう❤最近、忍者を目指し出したので持っています♪」
*トキワ*
「ありがとうございますw盗賊職なので持ってますww」

 近年、転売屋テンバイヤーの横行で気軽にアイテムをプレゼントできない仕様のゲームが多い御時世。βテストだからβテストの間だけできるのかもしれないけれど、簡単にアイテムの受け渡しが出来て良かったと思った。その反面で、この機能がそのまま実装されると、危険だと思うに至る。

 因みに、基本的な対策、転売防止の観点からの防御対策はされている。送られたアイテムは送られた側の帰属と成って再転送も出来ない仕様と成ってはいるのだが、それが悪用され、送り間違えた詐欺の人に脅され、その商品の代金として金銭を騙し取られたり、アカウントを差し出すように要求されて、アカウントも個人情報も引っくるめて盗られる被害者が出る危険性が最近は存在するのだ。
願わくば、ゲームの規約に転売屋テンバイヤー対策を盛り込み、アイテム送信時に警告文を表示した上で、受け取り側にも注意喚起の警告文を表示してトラブル回避をして欲しい。けど、取り敢えず、今はドウシヨウモナイので、後で要望出しておこう。

*サイコロ*
「では、送信準備に入ります」
そして私は、ここでゲーム内離脱。ゲーム内でアイテムの整理を始める。
錬金台のレシピに色々な種類の手榴弾グレネードが存在し、それを作る為のレベル上げの為に制作した色々な種類の忍者系等の投擲武器の仕分けと、数合わせをするのだ。その後に送るメールに付けるコメント打ちに入る事に成る。

 でも、書く事は纏めて簡単。
マキビシは味方にも適用されるので注意して欲しい。黒いのは無属性で爆発のみ、土属性魔石を使用。白は氷属性で凍らせる、足止め専用。青いのは水属性で周囲を水浸しにする。黄色いのは雷属性、青いのを投げた後に御勧めだが、それをすると感電と言う地形効果で無差別の攻撃が暫く発生する。赤いのは火属性、投げた後で暫く火の海に成るので、消火用に青いのを持っていた方が良い、これも地形効果で味方に被害が出る。緑は風属性、砂嵐的な攻撃に成る。…以上……。これをコピペしてアミとトキワ両方に送って置いた。
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