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ふと気が付けば、典型的なファンタジー世界。魔物が存在して魔法があって、それぞれ何かしらの武器を持って戦う世界。そんな世界にて、物心が付いた頃には既に父子家庭だった気がする。
住んでいる場所は自然の多い渓谷、広大な森の近くの御屋敷。その地域で我が家は、他の家より裕福で権力のある家っぽい感じ。執事や家政婦が常駐し、母親が産褥死していたとかで、私には専属の乳母が数人付いていた。
そんな環境で…、読み聞かせは学術書、赤子に魔術の基礎を身振り手振りで必死に教えようとする父親の重すぎる期待と愛情(?)に包まれ、最新デザインのドレスを普段着として惜しみ無く買い与えられ…(着心地悪ぅ~てしゃぁ~ないわ!)…、乳飲み子なのに、最高の(困惑顔と苦笑いが堪えない)家庭教師とやらを付けられ…、幼く話す事もペンを持つ事も儘ならない為、指差してで、幼児が選択肢問題を次々と熟せば驚かれ一部の人間に褒め称えられ、同時に多人数に気味悪がられ…、魔法はまだ使えない為、まだ無属性な魔力でも光らせられるランプに光を灯し父親を喜ばせ褒めて貰い無償の愛を与えられていると勘違いしながら…、この世界での最強の環境で私は育てられてきたのだが、とうとう転生者的に恵まれた生活終了の時が来たのかもしれない…って雰囲気……。
とある場所、とある会場にて置いて行かれそうになって不安に成り、必死で追い掛け父親に手を伸ばしたら、振り払われ尻餅を突くに至った。私自身が感じるのとは少し違う、幼い子供らしい絶望と悲しみと言う気持ちを私が味あわされる事と成る。
私が現在住んでいる地域、この国で決まっているルール、5才頃に受けとかなければイケナイとか言う[属性開花の儀式]とやらにて、私がどうする事も出来ない事柄で、自分の父親の期待を裏切り、今日から乳母無し甘やかし無しの生活が始まるのかもしれない現状。
そう言えば…、父親が私に執着していたのは[金髪だから複合属性の雷系の魔法を習得する可能性が高い]と言う理由からだと言うのが我が家での周知の事実だった気がする(*余談*男女で呼び名が違い男の場合は雷=トネール)…、実際の所、私に開花した属性は[電気]と言う結果で、我が父的にも世間的にも期待外れ…父親からは「金と時間の無駄だった」と言われてしまった訳だけれども…、電気って、静電気ぐらいしか概念の無い[この世界]で…電気の魔法て…確かにアカンヤツやなぁ~、俗に言うハズレスキルっぽやなぁコレ…、どうすっかなぁ~これから…とか色々と…、思い悩んでいた時間も、少しはありました……。
5才に成るまで、こんな謎の無駄知識を孕んだ思考や無駄な理解力、周囲が理解できない興味の向く方向に周りが付いていけない不可思議な行動原理、自分自身ではそれらが不可思議である事に自分で疑問を抱く事無く[ま、世の中ってそんなモノだよね]と思い、今日の今まで生きてき来てました。摩訶不思議ミステリー。周囲の人間から恐れられたり、気味悪がられても仕方なかったな、これ!知らんで気付かんかったんは私だけ!!((笑))
その謎の発覚は…、原作と言うか…元ネタ?とかの主人公であろう相手…、10年以上先の未来、学院と言う教育機関に所属する頃に始まる物語の主要な登場人物の一人との出会い……。
ゆるふわな肩までの長さのピンク色の髪、銀や銀の輝きを閉じ込めた朱色な瞳の、現在は美幼女な彼女との出会いだった。これで、自分がゲームか何かの世界へ入り込んだ転生者である事に気付く事が出来たよ。ってか私、気付くの遅っ!鈍過ぎくね?と思い。これでも羞恥心がある方なので心の中だけで[なんじゃこりゃ~]とか[なんでやねぇ~ん]的に叫び、今、手にしている現実に「ナニコレ誰得だよ」と内心のた打ち回る前、時間を遡る事、数分前の出来事を御紹介。
儀式の順番を待つ周囲の親子を押し退け、これでもか!って程に期待を込めて儀式の場所へと私を送り出した父親が、儀式の結果に怒鳴る事も、自分の思い通りの結果を出せなかった私を詰る事も無く、勝手に一人で落胆し深く深く溜息を吐き「金と時間の無駄だった」と吐き捨て、私への興味を失い、私を儀式の会場に一人残し、足早に立ち去った後の事。つまり、父親に置き去りにされたんだけど、どうよ?男親の育児放棄にも罰を与えて欲しいんだけど、誰か賛同してくれないかな?案件の真っ最中。
風に纏わる属性を持つ一族が住み、緑色系の髪色と緑系の瞳の色を持つ者が多い、この東の地域にては珍しい…、南の地域に多い赤い髪の…母親であろう女性に連れられたピンク色の髪の…会場に来てる子供等より小さく幼そうな幼女が…、人混みを搔き分けて出て来て、慌てる自分の母親無視し、私に向かって仁王立ち…、更に私の事を指で指さして「ミつけたわ!フウキイインカイショゾク、キョウケンパピヨン!」と私に呼びかけ…、ってキョウケンて…狂犬?狂犬パピヨンて、誰の事?私?っつか、何故にパピヨン…、そもそも、この世界にパピヨンって犬種いたっけか?と言う事から始まり…、色々と私が一人勝手に思い出した訳である……。
その上で彼女は私の手を取り「アンタのおじいちゃんがムカえにクるまでのミッカ、ワタシんチのセワになっているとイいわ!」と言うのを皮切りに、未来に起こりうる物語の断片を幼女は勝手気儘に話し続け、私に[将来、学園にて、自分の邪魔をしてくれるな]的な事を二日間、私を誰かが迎えに来るまでずっと、事ある毎に繰り返し繰り返し言い続けていた。彼女、自称[物語が始まる頃には巫女認定されて貴族に成る]と言う、自称[アンちゃん]ってば、ホント根気強いですね。今と違う世界の記憶を思い出した私にも、近付き難い電波系種族の人にしか見えんかったけどね。
そんな、将来は貴族へ引き取られ男爵令嬢と成る予定のアンちゃんに繰り返された話に寄ると、どうやら私は[校則違反と成る攻略に必要な行動]を取る時[障害と成るキャラクター]、恋愛シミュレーションゲームに出て来る[御邪魔令嬢]と言う立場らしい。然も…、廊下を走ったり…木に登ったり…生垣を跳び越えたり…無許可で花壇の花を摘んだり…魅了効果のある香水を使用したり…等々…、校則違反をしたアンちゃんを発見し次第、校則違反で取り締まった挙句の果てに…、アンジュをイジメたと言う冤罪を仕立て上げられ、悪役令嬢共々断罪される…、私は、可哀想なキャラクターであると言う……。
男を落とす為に校則違反が常套手段ってアカンくないの?そもそも、婚約者持ちの男を落とそうとする時点で倫理観の欠如がやべぇ~、巻き込まれる人間が不幸の極みやで!乙女ゲームて[悪女になろう]と言うコンセプトでもあるんとちがう?知らんけどw
その後も気の向く儘、時間の許す限り、色々とアンちゃんの話を聞いて、私は思う。生まれ変わる前に[恋愛シミュレーションゲーム]をプレイした記憶は無いんやけどなぁ?そう言えば聞き間違いでなければ、アンちゃんは初対面で私に対して[風紀委員会所属]とか言っていた気ぃする。でも私、学園モノゲームもプレイした記憶無いんやけどねぇ~。と思いながら、他に如何する事も出来ない現実。
私は、アンちゃんが言う[迎えが来る日]までの間、アンちゃんから出来得る限り情報を引き出す事に専念するのでありました。困った時はやっぱり、現実逃避やね!つか、アンちゃんてアンジュて言うんやな…祖父の所に行ってから知ったよ…、でも、やっぱ、そんなキャラ名の記憶に無いんやけどなぁ~……。
住んでいる場所は自然の多い渓谷、広大な森の近くの御屋敷。その地域で我が家は、他の家より裕福で権力のある家っぽい感じ。執事や家政婦が常駐し、母親が産褥死していたとかで、私には専属の乳母が数人付いていた。
そんな環境で…、読み聞かせは学術書、赤子に魔術の基礎を身振り手振りで必死に教えようとする父親の重すぎる期待と愛情(?)に包まれ、最新デザインのドレスを普段着として惜しみ無く買い与えられ…(着心地悪ぅ~てしゃぁ~ないわ!)…、乳飲み子なのに、最高の(困惑顔と苦笑いが堪えない)家庭教師とやらを付けられ…、幼く話す事もペンを持つ事も儘ならない為、指差してで、幼児が選択肢問題を次々と熟せば驚かれ一部の人間に褒め称えられ、同時に多人数に気味悪がられ…、魔法はまだ使えない為、まだ無属性な魔力でも光らせられるランプに光を灯し父親を喜ばせ褒めて貰い無償の愛を与えられていると勘違いしながら…、この世界での最強の環境で私は育てられてきたのだが、とうとう転生者的に恵まれた生活終了の時が来たのかもしれない…って雰囲気……。
とある場所、とある会場にて置いて行かれそうになって不安に成り、必死で追い掛け父親に手を伸ばしたら、振り払われ尻餅を突くに至った。私自身が感じるのとは少し違う、幼い子供らしい絶望と悲しみと言う気持ちを私が味あわされる事と成る。
私が現在住んでいる地域、この国で決まっているルール、5才頃に受けとかなければイケナイとか言う[属性開花の儀式]とやらにて、私がどうする事も出来ない事柄で、自分の父親の期待を裏切り、今日から乳母無し甘やかし無しの生活が始まるのかもしれない現状。
そう言えば…、父親が私に執着していたのは[金髪だから複合属性の雷系の魔法を習得する可能性が高い]と言う理由からだと言うのが我が家での周知の事実だった気がする(*余談*男女で呼び名が違い男の場合は雷=トネール)…、実際の所、私に開花した属性は[電気]と言う結果で、我が父的にも世間的にも期待外れ…父親からは「金と時間の無駄だった」と言われてしまった訳だけれども…、電気って、静電気ぐらいしか概念の無い[この世界]で…電気の魔法て…確かにアカンヤツやなぁ~、俗に言うハズレスキルっぽやなぁコレ…、どうすっかなぁ~これから…とか色々と…、思い悩んでいた時間も、少しはありました……。
5才に成るまで、こんな謎の無駄知識を孕んだ思考や無駄な理解力、周囲が理解できない興味の向く方向に周りが付いていけない不可思議な行動原理、自分自身ではそれらが不可思議である事に自分で疑問を抱く事無く[ま、世の中ってそんなモノだよね]と思い、今日の今まで生きてき来てました。摩訶不思議ミステリー。周囲の人間から恐れられたり、気味悪がられても仕方なかったな、これ!知らんで気付かんかったんは私だけ!!((笑))
その謎の発覚は…、原作と言うか…元ネタ?とかの主人公であろう相手…、10年以上先の未来、学院と言う教育機関に所属する頃に始まる物語の主要な登場人物の一人との出会い……。
ゆるふわな肩までの長さのピンク色の髪、銀や銀の輝きを閉じ込めた朱色な瞳の、現在は美幼女な彼女との出会いだった。これで、自分がゲームか何かの世界へ入り込んだ転生者である事に気付く事が出来たよ。ってか私、気付くの遅っ!鈍過ぎくね?と思い。これでも羞恥心がある方なので心の中だけで[なんじゃこりゃ~]とか[なんでやねぇ~ん]的に叫び、今、手にしている現実に「ナニコレ誰得だよ」と内心のた打ち回る前、時間を遡る事、数分前の出来事を御紹介。
儀式の順番を待つ周囲の親子を押し退け、これでもか!って程に期待を込めて儀式の場所へと私を送り出した父親が、儀式の結果に怒鳴る事も、自分の思い通りの結果を出せなかった私を詰る事も無く、勝手に一人で落胆し深く深く溜息を吐き「金と時間の無駄だった」と吐き捨て、私への興味を失い、私を儀式の会場に一人残し、足早に立ち去った後の事。つまり、父親に置き去りにされたんだけど、どうよ?男親の育児放棄にも罰を与えて欲しいんだけど、誰か賛同してくれないかな?案件の真っ最中。
風に纏わる属性を持つ一族が住み、緑色系の髪色と緑系の瞳の色を持つ者が多い、この東の地域にては珍しい…、南の地域に多い赤い髪の…母親であろう女性に連れられたピンク色の髪の…会場に来てる子供等より小さく幼そうな幼女が…、人混みを搔き分けて出て来て、慌てる自分の母親無視し、私に向かって仁王立ち…、更に私の事を指で指さして「ミつけたわ!フウキイインカイショゾク、キョウケンパピヨン!」と私に呼びかけ…、ってキョウケンて…狂犬?狂犬パピヨンて、誰の事?私?っつか、何故にパピヨン…、そもそも、この世界にパピヨンって犬種いたっけか?と言う事から始まり…、色々と私が一人勝手に思い出した訳である……。
その上で彼女は私の手を取り「アンタのおじいちゃんがムカえにクるまでのミッカ、ワタシんチのセワになっているとイいわ!」と言うのを皮切りに、未来に起こりうる物語の断片を幼女は勝手気儘に話し続け、私に[将来、学園にて、自分の邪魔をしてくれるな]的な事を二日間、私を誰かが迎えに来るまでずっと、事ある毎に繰り返し繰り返し言い続けていた。彼女、自称[物語が始まる頃には巫女認定されて貴族に成る]と言う、自称[アンちゃん]ってば、ホント根気強いですね。今と違う世界の記憶を思い出した私にも、近付き難い電波系種族の人にしか見えんかったけどね。
そんな、将来は貴族へ引き取られ男爵令嬢と成る予定のアンちゃんに繰り返された話に寄ると、どうやら私は[校則違反と成る攻略に必要な行動]を取る時[障害と成るキャラクター]、恋愛シミュレーションゲームに出て来る[御邪魔令嬢]と言う立場らしい。然も…、廊下を走ったり…木に登ったり…生垣を跳び越えたり…無許可で花壇の花を摘んだり…魅了効果のある香水を使用したり…等々…、校則違反をしたアンちゃんを発見し次第、校則違反で取り締まった挙句の果てに…、アンジュをイジメたと言う冤罪を仕立て上げられ、悪役令嬢共々断罪される…、私は、可哀想なキャラクターであると言う……。
男を落とす為に校則違反が常套手段ってアカンくないの?そもそも、婚約者持ちの男を落とそうとする時点で倫理観の欠如がやべぇ~、巻き込まれる人間が不幸の極みやで!乙女ゲームて[悪女になろう]と言うコンセプトでもあるんとちがう?知らんけどw
その後も気の向く儘、時間の許す限り、色々とアンちゃんの話を聞いて、私は思う。生まれ変わる前に[恋愛シミュレーションゲーム]をプレイした記憶は無いんやけどなぁ?そう言えば聞き間違いでなければ、アンちゃんは初対面で私に対して[風紀委員会所属]とか言っていた気ぃする。でも私、学園モノゲームもプレイした記憶無いんやけどねぇ~。と思いながら、他に如何する事も出来ない現実。
私は、アンちゃんが言う[迎えが来る日]までの間、アンちゃんから出来得る限り情報を引き出す事に専念するのでありました。困った時はやっぱり、現実逃避やね!つか、アンちゃんてアンジュて言うんやな…祖父の所に行ってから知ったよ…、でも、やっぱ、そんなキャラ名の記憶に無いんやけどなぁ~……。
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